HIDにしてみました(その2)
小型スクーターのヘッドライトは交流らしいです。
HIDには直流12Vをつっこむ必要があります。
でも、エンジンOFFの時には消えて欲しいので、
バッテリーから直に電源を持ってくるのは・・・

 バッテリーから直に電源を持ってくると、スイッチの切り忘れをして、間違いなくバッテリー上がりを起こしてしまうので、エンジンが掛かっていないとヘッドライトが点かない配線にしました。参考にさせていただいた、Webページの通りヘッドライトに来ている交流をダイオードで整流して、リレーを動かすことにしました。
 自分は電気屋でないので、詳しいことは分かりません。詳しく知りたい人は、ネットで「全波整流」で検索すると、いろいろ出てきますので、ソチラを参考にしてください。

 電気(電子)工作が好きそうな職場の先輩にお願いして、ジャンク箱のなかから探してきてもらい、頂いたブリッジダイオード。これまた思いっきりピンボケ。
 何にも書いてないけど、200V2Aくらいのものでしょうか?ちょっとオーバースペックっぽいですが、タダなので文句は言えません。コイツに自分のジャンク箱に転がっていたコンデンサ(50V3300μF)を繋いで整流させます。

 手持ちにあったPIAAのリレー。バッテリーから20A(根拠なし)のヒューズを介して2sqのケーブルをひき、このリレーに繋ぎました。


 非常時に電源を切れるようにしておくため、スイッチを入れました。
 これが、のちのち役に立つとは・・・

 全部結線が終わったところ。バラストはホーンの裏側。ホーンで押さえてあるだけです。配線の長さの都合でココしか置けません。線細工して伸ばせばいいのだけど、高電圧が掛かるトコなので、なるべくいじらない方がよろしいかと。今気が付いたけど、防水対策なんにもしてない・・・リレーはホーンを止めてるボルトで共締めしてあります。リレーの横にうっすらと見えるのが、整流回路(回路って言うほどのものでもないけど)です。自己融着テープでぐるぐる巻にしてタイラップで留めてあります。

 試しに点灯させてみました。笑っちゃうくらい明るいです。つうか、今までが泣いちゃうくらい暗かったのかも。っが、ちと拡散しすぎてるような気も・・・光軸はバッチリなんだけど。
 発光部位置の再調整か、バーナーの遮光が必要なのかもしれません。いろんなWebページを見ると、ペンキ塗ったり、筒付けたりして遮光するのが当たり前みたいです・・・でも対向車にばしばしパッシングでもされない限りこのままにしちゃいましょう。<オイオイ

 あー明るくなって良かったね!で終わるはずが・・・
発電量が足りないみたいです。連続点灯30分でバッテリーが息絶えちゃいます。通勤の行きはライトOFFでバッテリー充電、帰りにライトON家まであと10分ってところでHIDが消えちゃいます。消費電力押さえるためにウィンカーを余り点けないとか、ブレーキ掛けてる時間をなるべく短くするとかしてるのですがダメみたいです。全開で走っていればOKなんですが・・・

 取りあえず、今後の対策としてテールランプ、ストップランプ、ついでにウィンカーやメーター内のインジケータもLED化してヘッドライト以外の消費電力を抑えてみようと思います。これで、帰宅時に連続点灯できれば、まぁ良しとするかなーってことで。当初の予定に反してドンドン金使うことになりそう (-_-;)

 それでダメなら、ステーターコイルの巻き直しかぁ・・・どっかやってくれるトコあるのかしら??

なので、「テールランプのLED化」へつづく



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