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クリンゴン語講座
KLINGONESE COURSE 



クリンゴン語での年月日・時刻の表し方を解説します


年月日


クロノスの暦については詳しくは判っていません。
TNGでは「マクタク」という「月」が登場していますが、一方でDS9では「カーレス暦999年53日」という「月」の概念がないかのような描写がなされています。


とりあえず、年・月・週・日・時・分・秒、および「世紀」はクリンゴン語で以下のように言います。


DIS [ディシュ] 
jar [ジャる] 
Hogh [ホゥグ] 
jaj [ジャジ] 
rep [れプ] 
tup [トゥープ] 
lup [ループ] 
vatlh DIS poH
 [ヴァトゥル・ディシュ・ポゥフ]
世紀





これらはあくまでクリンゴンの暦で使われるものです。 地球暦を表す時はtera' (地球)を前に付けます。
現時点で、クリンゴン暦の1年が何日から成るのか、1ヶ月、1週間が何日なのかは判っていません。



使う時の語順は以下のようになります。


jar cha' 2月
cha' jar 2ヶ月


実例として以下のような表現があります。(地球暦)


tera' DIS wa' Hut Hut loS 地球暦1994年
tera' vatlh DIS poH cha'maH wej 地球暦23世紀


「1994」を wa'SaD Hutvatlh HutmaH loS(一千九百九十四)と言わず、
wa' Hut Hut loS(一九九四)という点に注意しましょう。



また「今年」「今月」「今週」は以下の通りです。


DISvam [ディシュヴァム]  今年
jarvam [ジャるヴァム]  今月
Hoghvam [ホゥグヴァム]  今週


ただし「今日」には jajvamDaHjaj の2つがあり、
「今日は死ぬには良い日だ」のような、「今日」が主語になる文では jajvam を使います。


DaHjaj は、時間を表す説明語として使います。
例えば「今日、私は本を3冊読んだ」 DaHjaj wej paqmey vIlaDpu'. という風にです。


また「今朝」「今夜」などは以下のように「DaHjaj +時間帯」の形を使います。


DaHjaj po [ダフジャジ・ポゥ]  今朝
DaHjaj DungluQ [ダフジャジ・ドゥーングルーク]  今日の正午
DaHjaj pov [ダフジャジ・ポゥヴ]  今日の午後
DaHjaj ram [ダフジャジ・らム]  今夜
DaHjaj ramjep [ダフジャジ・らムジェプ]  今日の深夜
DaHjaj pemjep [ダフジャジ・ペムジェプ]  今日の日中
po=朝、DungluQ=正午・昼、pov=午後、ram=夜、ramjep=深夜、pemjep=昼間・日中)

 

「昨日」「明日」「明後日」などは以下のようになります。

wa'Hu' [ワッフーッ]  昨日
cha'Hu' [チャッフーッ]  一昨日
wa'leS [ワッレシュ]  明日
cha'leS [チャッレシュ]  明後日
wa'leS ram [ワッレシュ・らム]  明日の夜


Hu' は単に「x日前」、leS は「x日後」の意味なので、cha'maH chorghleS で「28日後」という意味で使えます。
また Hu'leS の仲間とも言える、以下のような言葉もあります。


ret [れト]  x前(過去)
pIq [ピク]  x後(未来)
wen [ウェン]  xヶ月前
waQ [ワク]  xヶ月後
ben [ベン]  x年前
nem [ネム]  x年後


wenwaQbennem は、 Hu'leS と同様、数字を前に置いて使います。


cha' wen [チャッ・ウェン]  2ヶ月前
cha' waQ [チャッ・ワク]  2ヶ月後
cha' ben [チャッ・ベン]  2年前
cha' nem [チャッ・ネム]  2年後


retpIq はその前に「数字+時間の単位」を置くことで、「x秒前」「x分前」「x時間後」「x週間後」などを表すことが出来ます。



vagh tup ret [ヴァグ・トゥープ・れト]  5分前
cha' Hogh ret [チャッ・ホゥグ・れト]  2週間前
cha' Hogh pIq [チャッ・ホゥグ・ピク]  2週間後
vagh lup pIq [ヴァグ・ループ・ピク]  5秒後
wej DIS pIq [ウェジ・ディシュ・ピク]  3年後


ret は過去の「x分前に〜した」という表現に使うもので、「自爆3分前」という意味では使えませんので注意してください。
(クリンゴン語では、これは恐らく「3分後に爆発する」という言い回しになると思われます)

Hu'leSwenwaQbennemは単独で(数字なしで)使うと単に「数日前」 「数日後」 「数ヶ月前」 「数ヵ月後」 「数年前」 「数年後」 となります。

 

qaStaHvIS xx は直訳すると「xxが起きている間」ですが、「xx」に期間を表す言葉を入れると「xxの間」という意味になります。 つまり「1週間」「1ヶ月間」と言う時の「間」の意味です。
「朝」「夜」などの時間帯を表す言葉を入れると「xxの間じゅう」(〜する、した)という意味になります。


qaStaHvIS cha'jaj 2日間
qaStaHvIS wejDIS 3年間
qaStaHvIS cha'Hogh maSuvpu'. 我々は2週間 戦った。
qaStaHvIS SochDIS loghDaq leng. 彼らは7年間、宇宙をさまよった。
qaStaHvIS wa'ram HIq wItlhutlh. 我々は一晩中酒を飲んでいた。
qaStaHvIS DaHjaj pemjep jIQampu'. 私は今日、日中ずっと立っていた。


 

 

時刻


クロノスでは、一日を24時間で表します。 ただし、クロノスの1時間=地球の1時間ではなく、あくまで「1日を24分割している」点が同じ、という意味です。
60秒で1分、60分で1時間となり、深夜が0時、昼が12時、24時=翌0時というのも地球と同じです。


時刻の表現は以下のようになっています。


javvatlh rep 午前6時
pagh rep 午前0時
wa'maH Hut vatlh rep 19時、午後7時
wa'maH vatlh wa'maH rep 10時10分
vaghvatlh wejmaH rep 5時30分
cha'maH vatlh loSmaH vagh rep 20時45分、午後8時45分


javvatlh rep は直訳すると「600時」です。
「午前10時」は wa'SaD rep 「千時」とは言わずwa'maH vatlh rep 「十百時」、「10時10分」はwa'maH vatlh wa'maH rep 「十百十時」と表す点にご注意下さい。

 

 



今何時だ?

現在の時刻を聞くには、いくつかの言い回しがあります。
近代のもっともありふれた表現は以下のようになります。


rep yIper! 時刻を明確に述べろ、時刻を特定しろ





また、恒星間航行が可能になる前から使われる古い表現は以下のようなものです。


'arlogh Qoylu'pu'? 何回聞かれた?
'arlogh=何度/何回、Qoy=聞く)


これは昔のクロノスで、日本の江戸時代の「時の鐘」のような、時刻を知らせるための特定の音を立てるもの(人が叫んだか、ドラムや銅鑼か、動物の唸り声か)が使われていたことに由来します。
音の鳴った回数が時刻を表すわけですから、例えば鐘が「何度鳴ったか」と聞けば、すなわち「今は何時か」という意味になるということです。
元々はこのような表現だったと考えられます。


'arlogh bey Qoylu'pu'? 遠ぼえは、何回聞かれた?


これに対する答えは、以下のようになります。


cha'logh Qoylu'pu'. 2回聞かれた。

「2回聞かれた」で、つまり「今は2時です」という意味になるわけです。



また下のような疑問文も可能です。


mamejDI' 'arlogh Qoylu'pu'? 我々が出発する時、何回聞かれる?

'arlogh Qoylu'pu'? を単純に「何時だ」と置き換えてみると、これで「我々が発つのは何時だ?」、「我々は何時に発つ?」という意味になることが判ると思います。


この質問には、やはりこのように答えることができます。


mamejDI' chorghlogh Qoylu'pu'. 我々は8時に発つ。


直訳すれば「我々が出発する時、8回聞かれる」です。
これは、省略して以下のようにも言えます。


chorghlogh Qoylu'pu'. 8回聞かれた。(=8時だ)
chorghlogh. 8回目だ。(=8時だ)






★説明の誤りや、抜けている部分は、ご指摘頂ければ訂正・追加したいと思います。

  制作・茶月夜葉 yaIba' chaDQI' (Earthdate: 0606.10 (Update: 1111.07))



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