星々は歌う
bom Hovmey |
qaryoq mach vIghaj, tlhoy 'IHqu' ghaH; jengva'mey Say'moHqu', 'ej juHwIj Say'moHtaH. 'op qagh muqemmeH ghargh Du' ghoS ghaH, 'ej reH wa' rep juSpa' juHmaj cheghlaH. Ha'DIbaHwIj muSIj, 'IwHIqwIj muqang, qul DopDaq ba'pu' 'ej lut Dun ja'qang. |
I had a little hen, The prettiest ever seen; She washed up the dishes, And kept the house clean. She went to the mill To fetch me some flour, And always got home In less than an hour. She baked me my bread, She brewed me my ale, She sat by the fire And told a fine tale. |
<用語解説> | |
'IH | 美しい、綺麗な、素晴らしい、ハンサムな (v) |
jengva' | 皿(単数) (n) |
Say' | 清潔な、きれいな (v) |
'op | わずかの、少量の (n)(名詞である点に注意) |
qem | 持ってくる、連れてくる (v) |
Du' | 農場 (n) |
juS | 通る、通りすぎる (v) |
juH | 家(建物としての) (n) |
SIj | 細長く切る、切れ目を入れる (v) |
'IwHIq | ブラッドワイン (n) |
qang | (容器から他の容器へ)注ぐ(brew の代わり) (v) |
qul | 火 (n) |
lut | 話、物語 (n) |
Dun | 素晴らしい、素敵な、見事な、とても良い (v) |
※男が女性に求める理想像をめんどりに喩えて唄にしたらしいです。 クリンゴンの鳥の一種で borghel というのもあります。 これは「卵が美味しい事で知られるとても小さい鳥」という事で、一番「めんどり」に近いとは思うんですが、「とても小さい」というのはスズメぐらいの大きさじゃないとピンと来ませんよね…。 しかしスズメだと皿を洗ったりする絵に無理があるので、これではなく qaryoq を使いました。 これは「言葉を真似する事が出来る鳥」です(大きさは判りませんが、大体オウムや九官鳥の大きさではないでしょうか?)。 ちなみに複数形の接尾辞は、「 -pu' を使う人もいるが、ほとんどの人は -mey を使う」という事です。 ちなみに、qaryoq [カるヨゥク] は「カラオケ」から付けられた、オクランド博士のジョークでス。 単数の「一枚の皿」を jengva' と言います。 「複数の皿」は ngop です。 さらに、jengva' に複数形接尾辞の -mey を付けて jengva'mey とすると「そこにある全ての皿」という意味になります。(ただし、成人前の子供が言った場合は、単に「複数の皿」(= ngop )の意味になります) 原語の seen/clean、flour/hour、ale/tale の押韻に合わせて ghaH/-taH、ghaH/-laH、qang/-qang で韻を踏んでみました。 動詞接尾辞の -qang は「進んで〜する」「快く〜する」と言う意味で、原詩にはありません。 原詩の「粉ひき場へ小麦粉を取りに〜」は「ガーグ農場へガーグを〜」に、「パンを焼く」は「肉を切る」の意味に、それぞれ変えています。 茶月夜葉 2003.10.18 (Last Update: 1203.08 挿絵追加) |
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