2004年 3月17日   「ボレットの演奏」

先日のN響アワー(?)で、ボレットの演奏を聴いた。
曲はラフマニノフのピアノコンチェルト3番。
何と言っても、まずあの巨体に驚いた。あれだけ手がデカければ、さぞ弾きやすいことがたくさんあることだろうと思った。 
その上、身体や腕の使い方の何と合理的なこと!! 参考になる部分が山ほどあった。73歳という高齢のせいか往年のスーパーテクニシャンのイメージは無く、テンポも遅いが、その集中力ときたら、獲物を狙う獣のようだった。
Baldwinというピアノもすこぶるご機嫌なピアノだった。一度弾いてみたい。

5/9に向けて少しずつ前進。現在、壁をまた一つ乗り越えられる予感…

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