シュパールホルン(3021m) 2004年8月31日
シュパールホルンは、アレッチ氷河末端の西側にある台地
ベルアルプから登る。ベルアルプは、ブリグからバスで20分
ちょっとのブラッテン。ブラッテンから、ロープウェイ6分ほどで
ベルアルプに着く。標高はすでに2000mを越している。
アレッチ氷河を挟んで、対岸にある、氷河特急沿線沿いの
エッギスホルンやベットマーアルプは、結構知られているが、
ベルアルプとなると、ブリグのすぐ近くにあるのにあまり知られ
ていない。
シュパールホルンは、オーバーアレッチ氷河のすぐ脇にある
山の眺めの良さそうな山である。
ブラッテンに泊って、ロープウェイを使って登るのが普通だが
私はロープウェイの終点から、30分ほど歩いて、右の写真の
ホテルベルアルプをベースにした。ホテルベルアルプは何と
いってもロケーションが、最高。下の写真のようにアレッチ氷河
をタテに眺められる。設備やサービスも良く、一度泊ってみること
お薦めする。(2枚の写真は、前日に撮影したもの)。
ホテル・ベルアルプに泊った翌朝8時に出発。天気予報は
好天を伝えていたが、霧で視界が極端に悪い。下山時の
ことを考えてコースを頭の中に叩き込みながら登った。
しかし道はしっかりしており、霧の中でも、それ程心配する
ことはなかった。30分でロープウェイからの道と合流。ここ
から渓流沿いに行き、この沢を渡った頃から、少し霧が晴れ
てきた。しかしシュパールホルンは雲の中で全く見えない。
尾根に出ると左の急斜面をジグザグに登る。右側は氷河だ
と思われるが、スパッと切れ落ちているので、あまり右の方に
寄らない方がいい(下りは左側)。
傾斜は緩くなり、ガスの中に山頂らしいものが見えてくる。
しかし行ってみると、道はまだ先に続いているといったことを
繰り返していると、道は尾根の右を巻くようになる。出発して、
2時間、突然霧が晴れて目の前にシュパールホルンの頂上が
見える。山の上は晴れていたのだ。つい早足になって、10時
10分山頂着。ホテルの前の標識の2時間30分より少し早い
到着。途中ガスで写真もないが、頂上からの写真は沢山ある。
下の山頂からの写真3枚はクリックすると大画面になる。なお
下りは同じ道を1時間20分でホテル・ベルアルプへ。
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