船橋海洋少年団ヨットクラブ
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Since 1971
最終編集日 2013.6.13
浚渫中の船橋潮見町先の海洋占有水域
いとしのポートビラ・船橋港紹介
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東京湾の最北部に位置する船橋港は、江戸時代、幕府直轄の領地とし江戸の食料補給基地として徳川幕府の手厚い庇護の元、
東京湾富津岬以北の広大な海域の漁業権を与えられ漁業の村として栄えた土地です。 その時代の名残は、 お祭りのときに踊られる「ばか面踊り」や、船橋大神宮境内に現存する市重要文化財の木造灯明台、今なお残る漁師気質にその面影が残ります。 近代に入り、 東京湾が埋め立てられ、陸に上がった漁師も多く、船橋の漁業人口は減少した時期もありましたが、築地に最も近い漁港として鮮度が命の江戸前の魚介類の需要は根強く、巻網漁、底引漁の近代漁業化による鰯、カレイ、スズキ漁、あさり、海苔等の水揚げで賑わいます。特に、鱸の水揚げは日本一でその活躍はしばしTVなどでで紹介されています。 そんな船橋港の最西奥、三番瀬公園に行く潮見大橋の袂にひっそりと佇む県係留地が我が団の占用水域です。 |
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クラブの沿革
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昭和40年代、船橋市湊町で外科医院を開業していた峰岡医師が、
自宅前の海面に小さなデンギィーを係留しヨットを楽しんでいたのがクラブの始まりです。この時代は、まだヨットやモーターボートの数も少なく係留問題もない良き時代でした。 1962年に堀江青年が「太平洋ひとりぼっち」でシングルハンドで太平洋横断を成し遂げ、アメリカで最大級の賞賛を受ける。 この時代の日本は、と言うと、経済的にやっと成長が始まったばかりで1ドル360円の時代でしたので海外旅行は夢のまた夢の時代。小さなヨットが海外渡航への大きな可能性とロマンを育み、第一次ヨットブームの到来となります。 船橋みなとにも、 太平洋横断や南太平洋巡航を夢見て、ヨットを始めた若人が峰岡医師の元に操船術や航海術を習得したいと門を叩いたのです。 |
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手作りヨットクラブ作り
Simple is Best
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ヨットは、セーリングに、クルージングに、仲間との語らいに、我々に至福の時間を与えてくれます。 しかし、未整備の港でヨットを管理する事は大変な苦労を伴います。特に、 台風の来襲する時には、風浪に耐える愛艇を見守るときには、成すすべもない自然の脅威に晒され、眠れぬ夜を過ごします。それは、何十年経ている今でも少しも変わる事はありません。 安心して艇を係留出来るハーバーが欲しいと、自然発生的に仲間が集まりクラブを作ります。船橋セーリングクラブの誕生です。 若い部員たちは本格的な係留設備を目指し活動を開始します。部員の中には土木、建築、鉄鋼の専門家もいて図面を引き、 もやいロープのスプライスやチエーン、アンカーの準備をして、2ケ月余掛けて設置しました。 また、 古いポンツーンを市から借受け、5月の大潮の引潮時に皆で塗装し設置をしたり、プレハブのクラブハウスを立て、手作りヨットクラブの建設に励んだのです。 ところが、計画の時には予想もしなかったことが起きてきます。 万全を期して敷設したアンカーの舫が次々に切断したりする事故が発生します。クラブのシンボルであった市から借り受け敷設した大型ポンツーンの係留索が切れ他の港湾施設や船舶に多大な損害を与える心配と不安が高まります。 また、クラブハウスの清掃管理等々・・・・。クラブの設備を拡大した為にクラブ員に当番として勤労奉仕を強いることになります。 しかし、仕事の都合で参加が出来ない者が出たりして勤労奉仕には限度があります。 やがて、拡大独自路線を歩もうとするクラブはやらねばならぬ作業に追われ、楽しいはずのヨットライフが失われ当初のロマンから大きくはなれ、求心力を失い、クラブの一大危機を迎えることになるのです。 昭和55年、この現状を見かねた、初代会長の峰岡先生は、「自からの船は自分で守れ」、「可能な限り簡素に・・・Simple is best・・・」を提唱され我々を諭したのです。 この教訓を現在のクラブ規程のバックボーンとして以後この規程を忠実に守って現在に至っているのであります。 |
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海洋少年団ヨット部の創立
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やがて、船橋港にも近代化の波が押し寄せて来ます。 漁港の建築工事が始まり、一時的にクラブの係留場所は近くの潮見町に移転し、漁港の完成を待つ事になります。 船橋港にも時代の波がやって来きたのです。 当然、係留問題も起きてきてこれからのクラブのあり方が問われます。 我々は船を置かせて頂く地域社会に奉仕活動を通じ青少年の育成に貢献すべきと言う海洋少年団長や、漁協組合長、先輩諸氏からご指導と誘いを受け昭和57年、船橋海洋少年団へ編入、船橋海洋少年団ヨット部が創立されたのです。 |
ハーバー今昔物語
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海洋少年団ヨット部活動紹介
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【団活動】 団活動の概略は当HPの「海洋少年団活動」のページを参照ください。 【新人ヨットマンの育成】 @ヨット入門者に門戸を開いています。 日本ではヨットを始めたくともいろいろな状況からヨットを持つ事は正に高根の花と言われています。 当団のヨット部では、この要因を解消し、若者でも情熱があればヨットを持てる環境を作り上げてきました。 Aヨットマン入門者の壁とは! ヨットは、とても素晴らしいスポーツですが日本では極めて高いハードルが存在し若者の入門を妨げて います。 イ.体験が出来ない。ロ.教えてくれる人がいない。 ハ.購入費が高い。 ニ.係留費が高額。 ホ.係留場所が無い。 ヘ.マリーナは高い ト.修理代は世界一高い人件費!等など。 我がヨット部では、若いヨットマンを育てる事を目的とし環境を作って来ました。 情熱があれば誰でもがマイヨットが持てる!! 操船技術、修理技術を習得出来る環境作りを40年掛けて 作り上げてきました。 B団ヨット部の特徴 イ.いつでも体験歓迎します。先ずは乗ってみてヨットの素晴らしさを体験してください。 ロ.入部した部員に操船、メンテ等の指導をします。 ハ.安いヨットありますよ!運がよければただでくれる人もいますよ。 ニ.団は、部員に係留場所を提供しますよ。 ホ.艇のメンテや、修理はプロ以上のベテラン技術者の指導でDIY修理が出来る様になります。 C現在のヨット部の概況は、引き続きこのページでご確認さい。 |
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潮見町団占用水域 & 船橋ボートパーク
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所 属 ボランティア艇 紹 介
No : 1 係 留:潮見町 艇 名: Olive Oil 艇 長: 30フィートFRP製 機 関: ジーゼル3馬力 航 行: 台場、内房、三浦半島、 伊豆大島 新島、式根島 特 徴: 著者艇です。 定年退職後はシングルハ ンドの特訓中。 いつの日か日本周航を目 指し(年毎に短くなって・・ 汗;) 艇を別荘として使用してい お酒とカラオケ三枚です。 お近くに来られたときはお 声をお掛けください。 HAM: コールサイン JH1OVA 21mhz,50mhz 435mhz VHF:おりーぶおいる |
No : 2 係 留:潮見町 艇 名: White Dolhin 艇 長: 28フィートFRP製 機 関: ジーゼル3馬力 航 行: 三浦半島、伊豆大島、 三宅島 特 徴: シングルハンド,シングル でスピンを上げる猛 烈セー ラー、セーリングには中々 拘りがありうるさい。 当然、クラブ最速艇である。 身長180cmの強面で不法 係留艇には恐い取締役 愛車は1.2リッターバイクで 200Km超の猛烈ライダー 愛車はkawasaki1200他 数台を所有するバイクキチ でもある。 |
No : 3 係 留: 潮見町 艇 名: Richit U 艇 長: 31フィート 機 関: ジーゼル18馬力 航 行: 東京湾 特 徴: 機関と船体関係の達人で その技能はプロが相談に 来る事でも立証済み! 当HPの「アヒルの造船所」 の会長格人物、お助けおじ として人格人徳 ともに慕わ れ我クラブの至宝です。 艇のコレクションが趣味で すずき釣りの名手。東京湾 . の記録保持者。 |
No : 4 係 留: 潮見町 艇 名: Muve 艇 長: 26フィートFRP製 機 関: ジーゼル3馬力 航 行: 特 徴: 旧オーナーが健康上の 理由で引退し新オーナー が引き継いだ。 HAMの一級所有者で ベテランモールスマンで ある 海外渡航時にはハムで サポート局が出来た! 世界中を追いかけてくれ 頼もしい限りである。 これからの活躍を期待。 |
No : 5 係 留: 潮見町 艇 名: 春夏秋冬 艇 長: 30フィートFRP製 型 式: YAMAHA30C 機 関: ジーゼル6馬力 航 行: 貝殻島、内房 特 徴: 埼玉から遠距離通勤で通っ ている熱心なオーナー。 退部した三上丸を引き継ぎ ボランティア活動に積極的 に参加し部活性に一役買っ て部を引っ張っている。 今春YAMAHA30Cに乗り 換えクルージングを目指し ている。 募集中 |
No :6 係 留: 潮見町 艇 名: OceanJockey 艇 長: 25フィートFRP製 機 関: ジーゼル3馬力 航 行: 貝殻島、内房 特 徴: ヨット歴40年の大ベテラン セーラーで、船体、機関の 整備もDIY! 本格派参入で期待を持たて います。 |
No :7 係 留:潮見町 艇 名:MANTIS 艇 長:32feet FRP製 機 関:船内機16馬力 航 行:四国二尾から回航 特徴:ヨット歴は3歳から始め て30年!神子元で鍛え レースで育ったギンギン のレーサー。 クルージング派が多い 我がヨット部に本格レー サーが誕生。 泣く子も黙る3月の四国 回航し入部した。 |
No : 8 係 留:内定済み |
No : 9 係 留:予備バース 艇 名:杭補修時の予備バース 北東側アンカー係留 |
No :10 係 留:潮見町 艇 名:潮風 艇 長:28feetFRPモーターボート 機 関:ヤンマー250HP 航 行:東京湾 特 徴:ボランティア活動時の支援艇 軽量化を追及し同クラスでは高 速を誇っている。 係留は上架用母船に乗せてい 海洋汚染とは無縁の羨ましい 環境にある。 |
No : 11 係 留:ボートパーク A-48 艇 名:AURORA 艇 長:27feet 型 式:YAMAHACR27パワーボート 機 関:ジーゼル200馬力 航 行:東京湾、伊豆大島。 特 徴:大の釣りマニアの快速艇の 艇長で、ボーイスカウトと 海洋少年団に席を置くアク ティビティーの高い活動家。 HAM:JF1WHO VHF :おーろら |
No : 12 係 留:ボートパーク A-46 艇 名:たかまる 艇 長:24feet 型 式:YAMAHAモーターセーラー24 機 関:ジーゼル16馬力 航 行:遠洋 |