仏像の世界とは?・・・宇宙的に見たこの世の中心には須弥山というものがあり、その四周に香水海、七重の金山と七重の香海がとりまいている。さらにその外に戯海があり鐡園山なるものが一番外側を取巻いている。 戯海の東西南北に四つの州があり、南の閻浮提(えんぶだい)というところに我々人間が住むと云われている。 地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人間、天、の六道の衆生は、この須彌山 の周りに添って住んでいる。海の下には諸龍がある。 須弥山の頂上はトウ利天といいここには帝釈天の喜見城ある。 トウ利天の下を四天王といって、東西南北に夫々持国天、搨キ天、廣目天、多聞天の四天王がいて、四天王は帝釈天に附属して、各八将以下鬼神を従えてこの国土を守護している。これらが地居二天となる (音楽神乾樽闥婆の娘をめぐって、宿業によって阿修羅は帝釈天と戦う、阿修羅の軍勢が優勢な時には人間界に悪がはびこるといわれる。) 地居二天の上には空中に空居四天があり、まとめて六欲天という。 その中の兜率天には摩尼賓殿を中心として四十九院あり、慈氏弥勒菩薩が佛滅後五十六億7千万年の後如来となって衆生を清度するために待機している。さらにこの上には色界十八天がある。その大梵天には梵天王が住む。 色界十八天中の最高天となる色究竟天の魔醯首羅天宮では大日如来が法を説いている。(大日如来が菩薩の形をなす由来) さらに、その上に無色界四天がある。 以上が1個の須弥山世界となる。これが千集まって小千世界、小千世界が千集まって中千世界、中千世界が千集まって大千世界をなす。 一大世界は、一如来の佛国土(浄土)である。 我々の娑婆世界は釈迦如来の佛国土に属し、ここより西方十万億土に阿弥陀如来の極楽浄土がある。 寺の本尊礼拝の場を須弥壇と呼ぶのはこの須弥山世界にならっているからである。即ち、如来を中心として菩薩、諸天がとりまき隋従する ゆえんである。 このへんで終わりかな? 前のページ |
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