◆現在の名称:---

◆所在地  :静岡市片山
◆宗派   :
◆交通   :JR東海道本線静岡駅 車


静岡駅の東、大谷街道が東名高速道路と交差するところに小さな空き地があります。草に覆われた、小公園とも形容できない空き地に「史跡片山廃寺跡」という看板。「国分寺跡」を記すものはなにも無い。

TAXIに乗り、その場所を探してもらい、さらに、その土地のお年寄りに確認し、ようやくたどり着けた場所でした。

天平当時の「国分寺」は戦争、天災、等で一つとして残っているものは無いでしょう。それにしても最初の訪問地「駿河国分寺」が土地の人にも知られていないところであったのは、「古代を訪ねる旅」にふさわしい出だしと言えるのかも知れません。

「国分寺」は、七重塔、金堂、講堂、僧房、鐘楼、経蔵、南大門、中門、回廊、等からなる大規模な建造物です。

(古代国分寺を訪ねる旅の最初の訪問地でした)

1989/9    


片山廃寺跡 (1988年撮影)
「国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省」より