◆現在の名称:三河国分寺

◆所在地  :愛知県豊川市八幡町八幡本郷
◆宗派    :
◆交通    :近鉄名古屋本線 国府(こう)駅 車


豊川市国府(こう)は三河国府のあったところで岡崎市と豊橋市の間にあり、駅は国道1号線に面している。国道1号線を岡崎から東に向かい、国府駅の少し手前で国道から外れ、豊川稲荷へとつながる県道にはいる。この県道は名鉄豊川線にほぼ沿ってはしっているのであるが、県道に入って間もなく西古瀬川にかかる橋のてまえを左折し、さらにすぐまた左折、畑の中に入り小高い丘の途中に「三河国分寺」がある。
要するに主要な目印がなく、地図を頼りに行ってもまるで判らないところであり、数人の人に聞きながらようやくたどり着けるところである。

古代の国分寺寺域内には現国分寺があり、その周辺が市の史跡指定地域として確保されているが、発掘された礎石もなく、整備されてはいない。
「三河国分寺跡」、「三河国分寺塔跡」という2つの石碑が立っているだけである。

1990/10

関連リンク
   三河国府と国分寺         ひろろさんが三河をご案内します
       http://9.photo-web.cc/~ho/toyokawa/index.html
   豊川市観光協会          国分寺跡、国分尼寺跡が紹介されてます
       http://www.toyokawa-map.net/history/index.html

江戸時代の三河国府
東海道分間絵図  御油宿
絵図には国府の関連として「三河のこう」だけが記入されている。ただ、この「こう」も古代の国府をいうのではなく、東海道に沿う「こう」という集落を示すものであろう。古代の国府は秋葉街道の先の方にある。またその先に「国分寺」がある。
現在の国分寺跡の位置
2003/03