◆現在の名称:伊勢国分寺跡
◆所在地 :三重県鈴鹿市国分町
◆宗派 :
◆交通 :JR関西本線 かわの駅 車
東名阪自動車道「鈴鹿インター」を降り、国道1号線に出て四日市市方面に向かう。「鈴鹿市」を越え「四日市市」に入ってから間もなく「右鈴鹿市考古博物館」の案内が出、そちらに向かう。「博物館」の近くに行ったら「本日休館日」とあった。そこで、少し戻り途中バスを待つ人に「国分寺跡」はどこですかと聴くと「床屋さんの脇を入る」と教えてくれた。が、「国分寺跡」を示す石碑はあるが車は通れない。それでもう一つ手前の道に入った。ここも車が1台やっと通れるところで、跡には出ず。苦労してユーターンさらに農作業の人に聴くと何のことはない「博物館の裏」でいけるという。さっき行ったばかりだ。車でいけるように案内板を出して欲しい。
たどり着くことには苦労したが本日大ラッキー。発掘作業をしているところが見れたのである。
職員の方もおいでになり説明してくれた。発掘場所は中門から西に伸びた「回廊の西角」と思われるあたりで、うずもれた「瓦」が現れるところまでの発掘だそうである。青いビニールシートの下には壊れた瓦が出ていた。先ず埋もれた瓦の全体像を見てそこからさらに下を発掘していくようである。
寺域の大部分は確保されており今後時間をかけて整備していくということである。
考古博物館は立派なもの。中は見れなかったが、それはホームページで我慢することにしよう。
2001/06
中門近くから見る講堂方向
発掘現場
「跡」を示す石碑
「跡」の石碑と説明版