◆現在の名称:牛堂山国分寺

◆所在地  :姫路市御国野町国分寺
◆宗派    :高野山真言宗
◆交通    :JR山陽本線 御着(ごちゃく)駅 徒歩

京都から新幹線で姫路へ、そして各駅停車に乗り換え1つ戻ったところが御着駅である。
姫路から大阪方面に向かって左手、御着駅の少し手前で「播磨国分寺跡」という大きな看板を見ることが出来る。駅を出、歩いている人に「国分寺へはどう行くといいのですか?」ときいたら、「そこの工場の中を通って行くと近いよ」と教えてくれる。
そこで無断で(失礼)工場の中を通過すると、その少し先で「播磨国分寺塔跡」と書かれた場所に出た。

たしかに少し盛り上がった場所があるが、丈の高い草に被われてそれらしい様子は全く見えない。また、そこから西の方にかけて広い空き地があり、どうやら発掘する気はあるのだが、、、というところか、全面的に雑草に被われている。

現在の国分寺は昭和に建てられたもので古さを感じさせるものは何もない。お寺の人に「パンフレットがありませんか?」ときいて、持ってきてくれたのはB4の1枚のもので、ほんの「さわり」を書いただけのものであった。

1990/9