浄土宗 既成山 願行寺
きせいさん がんぎょうじ
住所:品川区南品川二 最寄駅:京浜急行新馬場駅
2003/11
しばり地蔵
地蔵堂には承応元年(1652)に開眼した、俗に「しばり地蔵」と呼ばれる石の地蔵がある。病に苦しむ人が来て荒縄で縛れば、ご利益があると信じられている。現在の像は天保12年(1841)に再建されたもので、地蔵の首が外せるようになっている。現在は願をかける人は首を持ち帰って祈願し、病気が治ると首を二つにして奉納するようになった。
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願行寺
心海寺に隣接し、西に海蔵寺が並ぶ。本尊阿弥陀如来。鎌倉光明寺の八世長蓮社観誉祐崇によって開創された。寛正3年(1462)に品川の海辺に念仏聖が結ぶ庵があって、それを文明年間に観誉がこの地に移したとされる。
江戸時代の願行寺は除地六反六畝余・年貢地五畝余。境内に地蔵堂・弁天堂・鐘楼があり、塔頭として顕性院・正聚院・長松庵・月庵・林庵の五院があったが、長松院以下の三庵は正徳年中(1711-16)に廃された(風土記稿)。
(同上)
しばり地蔵
祈願成就した信者が納めた地蔵の首
(左右、下にもあるが、30個程度。
ちょいと少ない感じだが)
願行寺は品川宿の山の手の寺院群中にある
門
地蔵堂
地蔵尊
(首は取り外しできるもの)