◆現在の名称:豊後国分寺
◆所在地 :大分市大字国分
◆宗派 :天台宗
◆交通 :JR 久大本線 豊後国分駅 前
大分から久留米に向かう「久大本線」に乗り、4つ目の駅が「豊後国分」で、ホームに降りると目の前に大きな「大分市歴史資料館」の建物が見える。駅は畑の中であり、まわりには商店の一つも無い、「豊後国分寺跡」に降りるための駅のようである。
「国分寺跡」は資料館の奥に非常に良く整備された状態で見学に供されている。礎石の復元はないが、「講堂跡」、「金堂跡」などが土盛りされ復元され、また、回廊、側溝なども砂利で整地し位置を復元している。さらに「跡」全体を史跡公園としている。
資料館の中、ホール中央には「国分寺七重塔」の10分の1の模型がかざられており、その他、古墳時代の発掘品、「大友氏」、「松平氏」の時代の遺品も展示されている。
「豊後国分寺跡」は「歴史資料館」も含め見学に値するところの一つである。
1992/6