◆現在の名称:唐尾山国分寺


◆所在地  :広島県深安郡神辺(かんなべ)町御領
◆宗派    :真言宗大覚寺派
◆交通    :JR 福塩線神辺駅 車


山陽自動車道福山東インターで降り神辺駅に向かう。国道313号線の神辺駅を過ぎたところに「歴史民族資料館」があり、そこで予備知識を得たかったのであるが、本日の行程は長く、先の「御領」に車を進める。国道に「国分寺」という標識が有ったので安心して標識にしたがったのであるが、、、、
自転車の高校生に道を聴く。たどり着いたのは小さな山門と本堂のある現在のお寺であった。でも、現国分寺にしても結構古い。山門の「国分寺」という看板の金文字も良く見なければ判らない。そして、「備後国分寺跡」に関するものは、山門の前にあるそれを説明した看板だけであった。

ただ、興味を沸かせるのは、ここで古代の政治の動きを見ることが出来ることである。
ここは「古代山陽道」と「中世山陽道」が交差するところで、古代の道はここから西へは、西の「国府」であった「府中市」に向かう。中世の道は南西の「浅野氏広島藩」領の「三原市」に向かう。
次の「安芸国分寺跡」に向かって車を進める。

1992/10