煙草に火をつけた俺の前で お前は一つの灰皿も出さず

俺の話をうつむき聞いてる そうさお前は嘘をついた

 

初めて会ったその時から 俺はお前に惚れていた

お前もそのうちこの俺に 愛を寄せてくれた

めぐりめぐる季節の中で 日に日にお前を愛していく

だけどもお前は日が経つにつれ 俺との愛に疲れ果てた

他に好きな人がいるの はっきり言ってくれ

 

二本目の煙草に火をつけた 悲しい心を紛らわすために

そんな事で消えはしないさ お前に惚れていた

 

突然の誕生日パーティ とてもうれしかったよ

お前と二人きりでいるときが 一番楽しかったよ

お前の心は俺の心を 道化師のように操った

道化師は幾度も愛を求めたが とうとう糸が切れた

お前のその瞳をもう一度見つめたい

 

三本目の煙草に火をつけた それを横目でお前は見てる

煙草の吸いすぎは良くないと 俺に言ってくれたね

 

良いんだよお前は悪くない 誰も悪くないんだ

ただ俺という男が つまらない男だっただけさ

新しい彼氏はやさしいかい お前を大事にするかい

きっとうまくいくさ お前が本気で好きなのならば

 

煙草の灰が今落ちてゆく 俺の心が落ちてゆく

お前は知っているのか

 

煙草の灰が今落ちてゆく 俺の心の中に落ちてゆく

そしてどこかへ消えてゆく

 

四本目の煙草に火をつける・・・

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