手宮のバスターミナルから煤田山(ばいでんやま)の項上にある末広中学校までは、1km弱で、地上からの標高差は83メートル、最大のこう配は24%あります。車ではあっという間の道のりも、徒歩で登ると約20分もかかります。この坂を登るとき、当時の人は、他人が困っていたならば手を貸し、慰めの言葉をかけながら登ります。よって「励ましの坂」と命名したものだと思います。そして、この坂を登りつめると目の前には石狩湾の海原が広がっているのです。
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