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 なぜ、手作りをしているか

私がスキンケアに使っているのは、手作りの化粧水です。
市販の化粧品を拒否している訳ではないので、メイクアップ化粧品は市販の化粧品を使っています。

何で、手作りをしているかというと、祖母の影響が大きいと思います。
私の祖母は50年間、アロエやヘチマを利用した手作りの化粧水だけを使っていました。
その祖母の素肌は見事なほどシワもシミも目立たず綺麗でした
★この人があんずのおばあちゃんです★

この祖母の素肌を知っている私は、こういうケアをしていれば肌は綺麗に保てるんだと
いつの間にかそう考えていたんだと思います。
防腐剤や合成界面活性剤などを使わなかったこと、
必要以上のスキンケアをしなかったことが、シワやシミの少ない美肌を作ってくれたんだと思います。

私自身は基礎化粧品は最小限に使うことが美肌への近道だと思ってます。
化粧品の重ね塗りは、肌を過保護にして新陳代謝を鈍らせてしまいます。
ですから、肌に良い物をいっぱい付けるよりも、肌に悪い物を極力つけない努力をした方が美肌を保てると思っています。

なぜシンプルケアがいいかというと、新陳代謝を活発にして古い角質を自然にはがし、
肌本来が持っている力を利用する、一番効果的なお手入れ法と言えるからではないでしょうか


あれも良さそう、これも良さそうと思って化粧品を買って満足していても
ある日、鏡の中の自分を見て、あれれっ??私の肌ちっとも綺麗になってないじゃん
こんなにお金をかけて、いろいろつけて、本当に肌にいいことをしているんだろうか??
と首をかしげた経験がある人、一度シンプルケアを体験してみませんか


しかし、全ての人に私がやっている方法を押しつける気持ちは全くありません。
有名な高級化粧品を使うことが楽しみで
そういう化粧品でケアすること自体に楽しみや安心感を持っている人は、
シンプルにこだわらずケアしてもいいと思ってます。
そういう心の満足感もとても大事と思うからです。


【材料に関する説明はここにあります】




ジェル状 ★ アロエ化粧水の作り方
材料 蛇口をひねるとジャージャー出る水道水
板ゼラチン
お菓子作り用の材料
アロエエキス
:ネットの【太陽のアロエ社】で買っています。720ccで3300円です。
尿素
:園芸店で売っている園芸用肥料。500gで300円位
グリセリン
:薬局で売っている。100ccの瓶で500円位。
作り方 1・鍋に水150cc1.5グラムの板ゼラチン2枚を入れて10分間ゼラチンをふやかす
2・鍋に火をつけ、沸騰したら弱火にして3〜5分煮る
●●ゼラチンは沸騰させると固める力が弱くなるが、沸騰させた方がコラーゲンの
●●分子が小さくなり、表皮に吸着されやすい。
3・ゼラチン水が冷めたら、尿素小さじ2杯を入れてかき回し、尿素の粒を溶かす
4・アロエエキス150cc
グリセリン1cc〜5ccを入れてよく混ぜる。
5・ポンプ式の容器に入れて冷蔵庫に入れる。一晩置くとジェル状の化粧水ができる。

◆ゼラチンを煮る時に弱火で10分間煮ると、とてもなめらかな化粧水が出来ます。
●●その場合は容量が減りますので水は200ccにしてください。
●●この方法はYahoo掲示板でcheer_tirolさんが間違って10分煮たら、付け心地が良かったと
●●報告してくれたので、私もやってみたところ、とても滑らかなジェル状化粧水ができました。
使い方 ポンプ式の容器を利用すると、ポンプを押した時に、ジェル状の化粧水が
ニュルニュル出てきますからコットンにとって肌につけてください。
出来上がった化粧水は、ウィダーインゼリー位の固さです。
コットンに取ったときにコットンが水分で濡れて、
その上につぶつぶのゼリーが乗っている位がいいです。
肌につけると、体温でゼリーが溶けて水分となって肌に染み込みます。

肌質によって、ゼラチンに対してベタベタ感やバリバリ感がある人がいます。
そういう場合は薄くオイルを塗ると解消します。掌にオイルを数滴たらして、
掌をこすり合わせてから、掌を顔に当てます。
塗るというよも油っぽい掌を顔に押し当てるって感じがいいです。



液状 ★ アロエ化粧水の作り方
材料
蛇口をひねるとジャージャー出る水道水または精製水
アロエエキスネットの【太陽のアロエ社】で買っています。720ccで3300円です。
尿素
:園芸店で売っている園芸用肥料。500gで300円位
グリセリン
:薬局で売っている。100ccの瓶で500円位。

作り方
1・水150cc尿素小さじ2杯を入れてかき回し、尿素の粒を溶かす
2・アロエエキス150ccグリセリン1cc〜5ccを入れてよく混ぜる。
3・ポンプ式の容器またはスプレー式の容器に入れて出来上がり。

使い方
ポンプ式の容器に入れて、コットンで化粧水として顔につけても良いし、
スプレー式の容器にいれて身体に吹きかけても良い。

また、この液状化粧水で充分パッティングしてから、仕上げにジェル状化粧水をつけるとかなり潤います。
ジェル状の化粧水をつけてベタベタやツッパリを感じる人は、先にジェル状化粧水をつけてから、
最後に液状化粧水をつける方法もあります。




ヒアルロン酸入り ★ アロエ化粧水の作り方
効果
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乾燥肌・シワ・タルミ・皮膚の老化防止をしてプルプル肌になろう

ヒアルロン酸はムコ多糖類の一種で、肌の水分保持力に重要な役割を果たしている皮膚内のゼリー状物質です。
わずか1グラムで6リットルの水分を抱え込むことができる、優れた保湿剤として肌に浸透し
乾燥しカサついた肌に充分な潤いを与えてシワ、タルミの改善に効果を発揮してくれます。
保湿原料の中ではNo.1の保湿力と言えるのではないでしょうか。

乾燥に悩んでいた47歳の叔母にヒアルロン酸入りのアロエ化粧水を使ってもらいました。
寒くなると、乾燥が酷くなって、ファンデをつけると口の回りだけ粉がふいてしまって、
仕方ないのでオリーブオイルをファンデの上から塗って、その上にお粉をはたいていたそうです

それが、今はファンデを塗ったときに粉がふかなくなったということです。
私自身もヒアルロン酸を入れたアロエ化粧水を使い始めてから、以前と比べると皮膚がふっくらしてきました

ヒアルロン酸は、4カ所から買い、4種類を使って比べてみました。
詳しくは【化粧水の材料】のページをみてください。

作り方
ジェル状化粧水・液状化粧水の作り方を参照し、グリセリンを入れる時に一緒に入れます。
私はヒアルロン酸1%水溶液を、化粧水300ccに対して5cc入れています。
この配合で作ってみて、乾燥に悩んでいた伯母は粉ふきが改善したので、このくらいを目安に使ってみて、
後はそれぞれの使用感で加減すると良いのではないでしょうか。

私は現在ヒアルロン酸を入れた化粧水を使っていますが、ヒアルロン酸を入れた場合と入れない場合を比較すると
ヒアルロン酸を入れた化粧水を使った時の方が潤いをしっかりと感じることができました。




防腐剤入り ★ アロエ化粧水の作り方
効果
旅行や会社にアロエ化粧水を持って行く時は、防腐剤を入れた方が安心して使えます。
そういう時に使っているのが、グレープフルーツの種から抽出された天然防腐剤の
GSE 【グレープフルーツ シード エキストラクト】です。
GSEを化粧水に入れた時の効果は、バクテリアなどを殺す殺菌作用、酸化防止、防臭作用や収れん性です。

化粧品材料のネットショップで販売しているGSEは【GSE60%:グリセリン40%】
の製品が多いので、その場合は出来上がり化粧水の1〜5%の目安で使ってください。
私は会社へ持っていったり、旅行に持っていったりするときしか使ってないので、
普段家で使う化粧水には入れていません。

GSEの殺菌作用により、菌を殺すのでニキビにも効果があると言われています。
ニキビに使用する場合は、化粧水に混ぜる他、いつも洗顔するクレンジングまたは石鹸に
5〜6滴混ぜて洗顔すると菌を殺すためよくなるようです。

GSEにはアミノ酸が含まれているのでトリートメント効果があり、
ヘアケアに使う時はリンスに数滴混ぜて使うとよいです。

GSEにはパウダーと液がありますのが、化粧水に使う場合は液の方が使いやすいです。
GSEはネットの 【マンデイムーン】 で買っています。

作り方
ジェル状化粧水・液状化粧水の作り方を参照し、グリセリンを入れる時に一緒に入れます。
入れる量は、出来上がりの化粧水容量の1〜5%くらいです。

私は会社に持って行くために、小さいスプレー容器に液状アロエ化粧水を小分けしてますが、
その場合は目分量で適当に入れてます。

使い方
会社で化粧直しする時は、直接顔にスプレーしないで、空気中に化粧水を散布してその霧の中に顔を入れます。
顔に直接スプレーするよりも平均してシットリするのでかなりGoodです。
顔に付いた余分な水分をティッシュで拭いてから、ファンデーションなどで化粧直しをするのがあんず流です




手作り化粧水を作るにあたって

デパートの化粧品売り場とかマツキヨに行けば、
コレを使えばいっぺんに綺麗になれそうなスキンケア商品が沢山並んでいます。
見た目もおしゃれな瓶に入っていて欲しくなるものがいっぱいで、
それも簡単に手に入るのに、手作りするのはナゼって聞かれたら、結局は『好きだから』なんです。

しかし、化粧水を手作りするということは、自己責任が生まれます。
防腐剤を入れずに作った化粧水は冷蔵庫に保存し、少しでも変な匂いがしたら処分して作り直す等、
きちんと管理しなければなりません。
万が一、手作りの化粧水でトラブルが発生したら、自分で責任をとらなければなりませんが、
それ以上に、いろいろ工夫してキッチンで作業する楽しさは格別です。

手作り化粧水の良さは、なんといっても自分の肌の状態に合わせられること。
化学成分などの防腐剤や界面活性剤を入れずに作れることです。
成分がはっきりと分かっているものだけを肌につけるという安心感はとても大きいですよ。

そして、一番大事なことは
使ってみて、少しでもヒリヒリ感や赤みなどが表れたら、
すぐに使用を中止するという基本的なことが自己責任であり、大切だと思います。


パッチテスト


手作りに限らず市販の化粧品も、合う合わないは必ずあります。
ですから、初めて肌に使用するする場合は、かぶれなどのトラブルを防ぐためにも必ずパッチテストをしてください。

自分でやるオープンパッチテストの正式なやり方は、二の腕の内側に1日に2回3日間塗ります。
いつも同じ場所に塗って、3日目に何も反応がなければ調べた化粧品は安心して使えます。


赤くなったり、かぶれたり、痒くなったら、合わない成分が入っていると思われます。
その場合でも、化粧水作りを断念せずに、成分ひとつひとつでパッチテストを行い、
合わない成分を抜いて化粧水を作り直す方法もあります。
使っている成分数が少ないので、合わない場合も何が合わないのが比較的分かりやすいと思います。