2007/7/14
台風きそうです。この季節お水の中にくらしてるような感じです。3年くらい前の秋、伊豆半島を直撃した22号はすごかった。最大瞬間風速67m(くらい)。雨は完全に真横に流れ、築13年の竹小屋はぐらんぐらん、なすすべなし、まわりの山々吠たえまくり、はじめてひざが嗤った。いままでこつこつとこさえて来たワイルドな小屋たちも全滅、やっぱりおいらはキリギリス、それみたことかと世間のわらいもの・・・など、走馬灯のように思いはハタめく。ベランダにかけてた古〜いプラスチックの波板二枚吹き飛ぶ。竹屋根のムネを覆っていたトタン波板ぺろりとはがれる。窓ガラスがしなっている・・・!屋根の竹、端っこのボロいとこ2、3枚飛び去る。オー神よ、おれがなにを・・・!など右往左往すること10分。なんかおさまる。あれっと思ってると風向き変わってこんどは西から襲来。どわ==などまた10分ほどしてると、またまた、あらって感じで治まったのであった。動きが早くて時間が短かったのと、うちは三方を山に囲まれててフルイ小屋は木に包まれているようなのが幸いした。でも最初は東に開いてる海の方から風直撃で恐ろしかった。築3年の小屋は窓がしなってたけど無事だった。竹の屋根は風速67mに耐えたのである。思うに竹と竹のビミョウなすきまから力がにげるのではなかろーか。被害がでたのはトタン部分、風の力を広い面積でうけるから、凧のように舞い上がってしまうのか。やはりカッチンカッチンなのは現代家屋にしろ生き様にしろ私はあんまり好きくないのである。今回は動きがゆっくりで長くなりそうだ。窓は板で覆った。あとは祈るだけであります。
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