8月1日(水)
朝から....
AM4:30起床
荷物をくくり付けに駐輪場へ。自分が使っているネットはやや小さめで、一生懸命引張っていた
ら不意に力が抜けて 「ピュー」 といった感じに引張っていた方向とは逆に戻ってしまい、ネッ
トを留めるフックが脇の茂みに入ってしまう。
まだ空は暗くフックを探すのに一苦労。5分後、後輩が発見しとても助かった。
(フックは6個ありまして、1つくらい無くなっても実際は大丈夫です。)
すると今度は友達。彼も自分同様荷物をくくりつけていると
「ガシャーン!!」
バイクが倒れました。暗闇の中、バイクが不安定な状態にあることを把握できず
「ガシャーン!!」
という結果に。
バイクを引き起すとクラッチはものの見事に曲がりました。
僕はくくりつけたばかりのカバンから
工具を取り出し、彼はクラッチを直す作業に入りました。
直し方は簡単です。
道路の端にあるドブの穴にクラッチを差込みます。
そしてテコの原理でグニッと戻すわけです。
100%元の状態には戻りませんがある程度直すことが出来るのです。
しばらくすると彼が僕のところに来ました。
「元ちゃん!!元ちゃん!!」
僕に何か手伝ってくれということなのでしょう。
彼の力になろうと表の道路に出て見ると、
アレ? アレレレ!!
すぐに状況がわかりました。まさかのまさかです。
彼はクラッチをドブに落としました。
「ドブの蓋を開けるのを手伝ってくれー」というヘルプです。
蓋はすぐに開いたのですが、クラッチはというとドブに沈んでまったく見えません。
彼は近くに落ちていたプラスチックハンガーで
クラッチをすくおうと試みます。
「あった!あった!」と彼は手応えを感じすくってみると、
ちょっとデカめの石。
石の重さに耐えきれずハンガーは砕けてしまいました。
しかたなく彼はドブに手を突っ込み、無事クラッチを拾うことが出来ました。
曲がったクラッチは再びドブの穴を使いテコの原理で今度は落とすことなく直りました。
(後日わかったことですが、曲がってしまったクラッチレバーの直し方はドブの穴に 差し込むのではなく、地面に曲がったクラッチレバーを置いて近くに落ちている石など でトントンと叩いて少しづつ戻すそうです。これもテコの原理。ドブの穴の直し方はやはり落とす人が沢山いるようです。)
AM8:30 日光にて朝食
僕達がなぜ朝早くに出発したかというと、
・日が暮れる前に会津に着きたかった。(見知らぬ土地で暗いところを走ると迷うかもしれないから)
・R4が渋滞すると聞いていて、早朝の空いている時間に距離を稼ぎたかった。
などがあります。目的地に早く着いて困ることはありません。よっぽど日が暮れる方が恐いです。
実際はとても快調でした。あっという間に日光です。店ひとつ開いていません。
朝食をとりたいけど、やっぱりどこも開いていません。
仕方なくセブンイレブンにて朝食。ただのおにぎり。これがなぜか ウマイ。
食事をしながら彼が実家に電話をすると、あと3時間程で着くとのこと。 意外とペースが速いぞ。
日光街道
走っているうちにわかったのですが、僕はトンネルが嫌いです。 長くて暗いトンネルが一番嫌いです。
そんなトンネルあるのか?そう思うでしょうが、 田舎にはあるんです。
片側1車線 で 暗くて3km ぐらいあって 時速100km で走るようなトンネルが。
そんなトンネルを抜けたらもうすぐ会津でした。
突然の通り雨に近くの無人駅で休憩
PM1:30
無事に会津に着きました。とても遠いと思っていたせいかとても近くに感じ、あっという間でした。
でもやっぱり疲れていて3時過ぎぐらいまで昼寝しました。
北海道じゃないよ。会津の農道だよ。
北綾瀬 → 環7 → R4 → R352(R121) → R118 →会津(到着)