<BSデジタルチューナー>

  MASPRO BDT300   定価\オープン(01’発売、交際期間:2002年1月〜2002年11月)

    コンパクトなBSデジタルハイビジョンチューナー。

BDT300

○主なスペック

  1. BSデジタル放送・BSデータ放送・BS音声放送すべてに完全対応
  2. i-LINK端子2系統、AAC対応光デジタル出力

― 画質 ★★★★★ ―

BSアンテナ等で有名なマスプロ電工の製品であるが、松下からのOEMである。
正月の2日に、ぶらっとコ○マ電器に行ったんです(この時点で常人ではない)。
そしたら、本機が現品処分でサン・キュッ・パ!!もう衝動買いしちゃいました。
最初に本機でハイビジョンを見たときの感動は今でも忘れることができない。
写真のような精細さ、それが動くのよ?!これが感動せずにいられますか!
例えるなら100万画素デジカメが地上波。300万画素デジカメがハイビジョンである。
べっぴんアナウンサーがホントにキレイ!スタジオ収録のTVではカワイイ姉ちゃんに目は釘付け!
自然ドキュメンタリーでは、森がキレイ、水がキレイ、鳥がキレイ、山がキレイ。
野球中継ではバッターの表情が見える、野手の表情が見える、観客の顔が見える。
音楽ライブなんぞ見ちゃった日にゃ口あんぐり。衣装が、光線が、アイドルがキレイ。
「ハイビジョンというのはこれほどまでに凄いものだったのか・・・(@_@;)」と心から感動した。
『細かいところが見えると、そんなに感動するのーー??』というアナタ!
いっぺん見てみ!?理屈抜きにすごいって!
解像度が高い他、色もキレイである。 地上波等のNTSC方式では色の帯域が狭くなっている、
輝度信号と色信号の分離が完璧ではない、等の理由で色純度の低下、色解像度の低下が起きているが、
ハイビジョンではそれらがないため色もキレイ。
さて、以上はハイビジョンのインプレッション。本機としてのパフォーマンスは?
と言われてもこれ以外見たことないので分かりましぇん。

問題は、ハイビジョン見ちゃうとDVDでもどこか物足りなさを覚えてしまうこと。
慣れってコワイですね。いい物を知ってしまうって、コワイですね。(^^;

― 音質 ★★★★★ ―

ハイビジョンでは音もいい。 ダイナミックレンジが広がり、左右のセパレーションがいいのか、
地上波に比べステレオ感がある。なお、AACはまだ未体験である。

― 操作性 ★★★★ ―

BSデジタルでは様々なデータ放送を提供し、近未来のサービスを先取りしているが、
その操作性にも配慮をしている。子供から年配まで使えるようにと、
放送の制定段階からリモコンの形状まで検討を加えていたことは知る人ぞ知る。
さて、データ放送は、具体的には番組内容を文字で確認できたり、EPG(番組表)を見れたり、
野球・サッカーでは選手のプロフィールが見れたりする。
データ放送、使いたい時に使えるというのは便利である。 EPGのレスポンスがやや遅い。
ボタン操作は、DVDのように十字キーで動かして決定キーで選択、戻るキーで戻る、
慣れるのに時間はかからないだろう。

― デザイン  ―

本体はヤワである。まあ回路しかないからヤワでも関係ないけど。
デザインも安っぽい。畏れ多くもハイビジョンなんだから、も少し高級感があっても・・・。

― 総評 ★★★★ ―

ハイビジョンが見れる、それ以外に言うことはないでしょ。
これがサン・キュッ・パですよ皆さん!・・・とジャパネット高田の高田さんのようになってしまった。
この画質で言うことなし!

― 別れた原因 ―

いくらキレイとは言っても、見たい番組がなかったら意味がない。
稼動機会が少ないため、YAHOOオークションで売却。
BSチューナーを買って実感したのは、「やはり放送の中心は地上波なのだなぁ」。
また、チューナーが単体というのは使いづらかった。
使いやすさという点では、やはりTVやビデオなどに内蔵した方がよい。
HDDとBSデジタルチューナーのコンボが欲しい。




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