ヤマハ NS−C105
定価\15,750 (1997年発売、使用期間97年9月〜2005年7月)
ナチュラルな音質であらゆるスピーカーとのマッチングが取れる
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主な特徴
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・ウーハー:10cm×2,ソフトドームトゥイーター:2.5cm,密閉型
・仮想同軸配置で明確な音像定位
・再生周波数帯域:65Hz〜20kHz,能率:90dB
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音 質
★★★
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本機は一般的な2way、同軸配置も最近では珍しくはない。
コーンやトゥイーターにも特殊な加工はされていないようだ。
ごくごくオーソドックスなスピーカーということになろう。
さてその音、センター単独で聴くと、ハイ上がりの音調で、低域は軽い。
密閉型というのも関係しているかもしれない。
センタースピーカーというと、活躍するのはサラウンドということになるが、
5.1再生では先ほど受けた“軽い”という印象は消える。
セリフも、効果音も問題なく再生、音場の形成に多大な貢献をしてくれる。
センターの有無では、音場の大きさ・立体感、セリフの聞こえやすさ、
といった点で断然センター有りの方が有利。
デザイン・端子等
★★
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本機は低価格、それなりである。「SC−V707」と同じ値段であるが、
同じブラックでも本機の方は普通の塗装。キャビネットはMDF。
端子はバナナプラグ対応ではあるが、金メッキでもない。
仮想同軸配置で、見た目のバランスはいい。
本機がどうこうと言うよりは、DENONが高C/Pだと言うべきであろう。
総 評
★★★
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このスピーカー、1本15,000円の割にはよく鳴っている。
端子・仕上げはそれなりだが、それをこの価格で求める方が酷だろう。
部屋が広くなると音質に不満を感じてくるかもしれないと思っていたが、
意外と健闘してくれている。
クオリティーアップのために「SX−LC33」を導入したため、友人K田氏に譲った。
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