<MDデッキ>

KENWOOD DM-7090   定価\78,000(95’秋発売、交際期間:97’6〜00’11)

   20bit REC D.R.I.V.E.を搭載し高音質を謳うMDデッキ。

DM-7090

○主なスペック

  1. 20bit REC D.R.I.V.E.
  2. サンプリングレートコンバーター

― 音質 ☆☆☆☆ ―

KENWOODのCDプレイヤー等に搭載され、好評だったD.R.I.V.Eシステム。
独自のアルゴリズムで16bitデータを20bitに拡張するというもので、
音楽の表現力がアップするという噂だった。
本機はそれを録音用にブラッシュアップしたもので、
録音する際に入力データを20bitにアップコンバート。
再生時は20bitD/Aコンバーターを経て出力される。

さてその音。私にはMDとCDの差が分からない。
差があるとしても、気のせいで片付けられる範囲であることは間違いない。

― 操作性 ☆☆ ―

本体のボタンは丈夫なものと、弱いものとがある。
ジョグダイアルの感触はいい。しかし、タイトル入力が面倒。
ぐるぐる回して文字を選ぶので、手首が死ぬ。
リモコンでも、カーソルボタンで文字を選ぶことしかできない。
リモコンのボタン配置も、同じ大きさのボタンを並べただけ。
ランダム再生機能がないのが不満。

― デザイン ☆☆☆☆ ―

本体はアルミフロントパネル、高級感がある。
ただディスク挿入部が左、センターメカの方が収まりがいいよなー。

― 総評 ☆☆☆ ―

肝心の音質は言うことがない。それ以外で不満が多い。
特に、使う機会が多い文字入力が非常に面倒。50文字以上もあるカタカナをジョグダイヤルで
入力しろというのは酷だ。ランダム再生がないのも痛い。

― 別れた原因 ―

操作性の悪さに我慢ならず、現在のソニーMDP-JE630に乗り換え。
YAHOOオークションで売却。



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