<プリメインアンプ>Victor AX-S313 定価\34,000(94’春発売、交際期間:94’12〜97’9)ローコストながら音質に全力投球したハイC/P機。 ○主なスペック
― 音質 ☆☆☆☆ ―高校に入り、今まで雑誌を指を加えて見ていた時期は終わり、バイト代をAV機器に充てられる時が来た。本機は3万円台ということで、入門機になる訳だが、 そこに投入された技術には目を見張るものがあった。 高級アンプだけに許されたA級増幅、歪のない音質を得られる反面、効率の低さが弱点だった。 本機は入力信号に応じてバイアス電流を変えることで効率よいA級増幅を可能にした。 また高剛性Zシャーシ、強力な電源部なども魅力的だった。 さて、その音。ダイアトーンのDS-200ZAとの組合せだが、 最初に聴いた時は、すごいエネルギーだ!と感動した。 低域から高域まで、全ての音にエネルギーが詰まっている! ― 操作性等 ☆☆☆ ―リモコンがないのが不満だが、まあ音質に全力投球ってことで割り切るべきか。ツマミが大きく、操作感もいい。これは○。 ― デザイン ☆☆☆ ―対称形のデザインはいい。ブラックの色使いともあいまって引き締まって見える。― 総評 ☆☆☆☆ ―2チャンネルでは不満がなかった。今聴いたらどうか分からないけど。― 別れた原因 ―サラウンド対応を図ってAVX-1000DSPを購入したことで別れとなった。その後友人のR.M宅で愛された。 |