V - eye
エディが思いつきでAVを斬る!語る!

注目の薄型アンプ&DVDレコーダー

(2004.6.19)


   前回のAV−eyeで、薄型AVアンプを購入することに決定した。
   また今夏、DVDレコーダーもチェンジする予定だ。
   今回は購入を予定している機種について述べてみる。


   ― 薄型AVアンプはONKYO! ―

ONKYO
TX−L55

  (定価 \70,350)
 

   薄型AVアンプは、ビクターとデノンに目をつけていたのだが、
   (「2004年夏・薄型AVアンプ特集」を参照)
   その後真打ちのように登場した本機に傾いてしまった。
   
   ONKYOのデジタルアンプは「Integra」の「DTA−7」で実績があり、
   本機は80W×6chのアンプを搭載している。
   6.5kgという重量は薄型AVアンプというカテゴリーの中ではやや重い部類に
   入るが、大きめの電源トランスの搭載、アルミパネルの採用などによるもの。
   電源トランスは低音の瞬発力に効くので、この程度あった方が心強い。
   
   信号フォーマットはプロロジックUxも含め全てに対応している。
   プロロジUxは2chあるいは5.1chソースを6.1chに拡張する。
   2ch→6.1chはDTS・Neo:6も同じだが、
   5.1ch→6.1ch拡張はプロロジUxだけ、結構重要だと思い始めた。
   
   他には同社得意の「オプティマム・ゲイン・ボリューム」の採用。
   小音量時に気になる「サー」ノイズを低減してくれる。
   サブウーハーとスピーカーとのクロスオーバー周波数も調整できる。
   ソースダイレクトモードの採用もうれしい。
   
   80mmという高さが、見た目の安定感につながっている。
   薄けりゃいいってもんじゃないのよ、バランスが大事。
   シルバーのアルミパネルが高級感がある。表示部が丸いのがちょっと減点。
   
   本機はデザイン・内容がピュアオーディオという感じがする。
   薄くてスタイリッシュだけど、ピュアオーディオの高級感も味わえる!
   まあ素敵★!ということで本機を購入することに決めた。
   自動音場設定機能はないが、あきらめる。
   7月12日の発売ということで、待ち遠しい。

   ― DVDレコーダーはビクター! ―

Victor
DR−MH50

  (売価 \100,000程度)
 

   現在使用中のHDD/DVDレコーダーは、パイオニア「DVR−515H」なのだが、
   以前に使用していたHDDレコーダーの「HM−HD1」が大変便利だった。
   また画質の点でもビクターは定評があるので、
   ビクターからちゃんとした製品が出たらチェンジしようとつねづね思っていた。
   
   GRT、TBC、フレームシンクロナイザー、モーションアクティブNRで
   入力信号を精錬しDVDに録画。再生時にはブロックNR、3次元NR、
   モスキートNRなどで徹底的にノイズを抑制することに成功。
   S−VHSで培った高画質のための回路を贅沢に投入している。
   
   これに加え、本機には「インテリジェント2パスエンコード」が採用されている。
   リアルタイムVBRでは、レートの可変幅がどうしても抑制されてしまう。
   設定した平均ビットレートに合わせるため、もっとレートをかけたいのに
   かけられない、逆に無駄な情報量を与えていたりということが起きている。
   広い範囲を見て最適なビット配分を行う2パスエンコードが劇的な画質向上に
   つながることは容易に想像がつく。2パスの採用により、従来と同じレートでは
   画質が向上し、従来と同じ画質であればより長い収録時間が得られることになる。
   ソフト事業を手掛ける同社らしく、DVDのオーサリングスタッフの協力のもとに
   技術を練り上げたというというから心強い。
   
   現在使用中のプロジェクター「LP−Z2」はプログレッシブ変換回路が
   あまり賢くなく、ビデオソースの視聴時に不満を感じているため、
   前後3フィールドから動き検出を行い補間信号を生成する
   「モーションアクティブプログレッシブ」の搭載が嬉しい。
   
   これに加え、EPG(電子番組表)、RW/RAM/Rのマルチドライブ、
   最大32倍速の無劣化高速ダビングも可能になるなど、
   インド人もびっくり(古い)の内容充実ぶりの本機を購入することに決めた。
   発売は7月下旬ということで、待ち遠しい。