給食のひみつを探ろう
YU先生の小学校教育実践
総合的な学習実践!
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化学肥料を使わない自然に優しい肥料作りをする。
元婦人会の活動として「ボカシ」作りをしていたHさんを講師に招いた。初めに
「ボカシ」の意義・作り方や材料等について具体物を用いて説明を受けた。
1.ねらい
2.活動の様子
《その1〜「ボカシ」を作ろう》
いよいよぼかしづくりに挑戦。ブルーシートを敷き,その上に材料を広げ
ゲストティーチャーの指導のもと全員で交代して混ぜ合わせて作った。
手順は糖蜜を溶かしてEM菌を入れる。油かす・魚粉・米ぬかを混ぜ合わせ
さっきのEM菌を振りかける。
ボカシづくりに挑戦/その1
ボカシづくりに挑戦/その2
(次のページへ続く)
「ボカシ」ってなあに?
「食の問題」について考え,自分たちにできること
を実践することができる。
U.ねらい
V.経過・概要
T.単元名
「食について考えよう」
食育の重要性が叫ばれている時期なので,5年生は1年間かけて
このテーマにじっくり取り組み,いろいろな角度から食の問題に
年間計画へ戻る
十分湿らせてから米の袋に入れてビニールの袋にもう一度入れて口をしばること
だった。児童は体重計を用いて材料を量ったり自分たちで用具を探し出して工夫
しながら混ぜ合わせたりしていた。
児童からは「ボカシがどうして安全なのか」「EM菌を使うのはなぜか」等の
質問が出された。また玄米と白米の違いを実物を用いて説明してくれた。
ついて考えさせた。また学習支援として,町の食生活改善推進員
・学校栄養士・児童の祖父母等をゲストティーチャーとして招い
たり,保護者からサポーターを募集したりした。
ちょうど社会科で「米作り」の学習をしている時期だったので,児童は興味深げ
に見ていた。
途中で積極的に講師に教えを請う児童が何人も見られた。
数日後に「ボカシ」が乾いたので袋に入れて保存した。サツマイモ等の野菜作り
やカランコエの栽培等に活用した。