BSD物語

春の行楽シーズンを迎え、列島中がごった返すようになった

せっかくだしどこかへ出かけようと言う意見が出、検討した結果

恐竜展へ行くことになった
 
 

ＣＨ３８：恐竜展
 
 

管理人：「ティラノサウルスにトリケラトプス……この辺は定番だな」

ティナ：「メジャーですし、化石標本も多いですから」

レイナ：「こっちはプテラノドンです、良くこんなので離陸できましたねぇ」

管理人：「翼竜はまだよく分かっていないところも多いし、なにぶん化石しか
　　　　　残っていないからなぁ」

ティナ：「始祖鳥の類も随分増えましたね」

管理人：「ようやっと比較研究が出来るくらいに揃い出したらしいけれど
　　　　　そうそう、なんでも最近は始祖鳥って鳥の先祖じゃないらしいし」

ティナ：「このネズミみたいなのは？」

管理人：「そっちは、我らのご先祖様。昔はこんな感じだったんだ」

ティナ：「『我ら』って私たちの場合は『Multics』ぐらいは言っていただかないと」

管理人：「もうちょっと一般向けに『ENIAC』ぐらいじゃだめ？」

レイナ：「それは『恐竜』ではなく『アメーバ』ぐらいまでもどりますわ」

む〜、周囲が引いているなぁ。
ま、しょうがない。ネコミミ美少女二人をつれた
むさい男がティラノサウルスを前にこんな話題をしていたらそりゃ引こうって物か

土産に恐竜クッキーを買いみんなで帰宅したのだった。
 

　　（　続く　）
 

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あとがき代わりの駄文その３８

管理人：「あれ？ブロントサウルスは？」

ティナ：「ご存じ無かったんですか？　アパトサウルスとブロントサウルスが
　　　　　同一だと分かったので、先に発見されたアパトサウルスに統一されたんです」

管理人：「じゃ、ティラノサウルスなんかも……」

レイナ：「ええ、改名される可能性がありますね」

管理人：（今更改名したらまじぃだろ……）