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BSD物語

師が走ると書いて師走

走るほど忙しいのは師に限らないわけで・・・
 

Ch15:年末大掃除
 

年末恒例の大掃除にて予想通り管理人はティナと共に家中の汚れと格闘すること
になったのだった。
 

ティナ:「ご主人様、窓ガラスとカーテンレールの上の掃除はお任せします。
     その間に私はカーテンの洗濯をしてますね。」

管理人:「ティナ〜簡単○イペット切れたけど替えどこ?」

ティナ:「そこのテーブル上にまとめておいてあります。今、手が放せないので
     交換はご自分でお願いします〜」

管理人:「う〜ん今まで一人で住んでいたときには手を抜いていたところ
     もあったけれど、実際こうやって家中大掃除するとなると
     本当に大変だなぁ。」

ティナ:「そちらの掃除が終わったら一息つきましょう」

朝からずっと掃除しずめだったこともありもちろん賛成する。

管理人:「ティナ、何か甘いものない?」

ティナ:「パンプキンパイなんてどうですか?さすがに焼きたてではないです
     けれど・・・」

管理人:「パンプキンパイ?おぉ〜ではさっそく頂きます。
     ・・・あれ?何か微妙に違うような気が・・・」

ティナ:「はい、使ったカボチャは西洋カボチャじゃなくて日本古来の
     カボチャを使いましたから少し違うと思うんです。」

管理人:「これはこれでおいしいけれど・・・どしてこのカボチャを?」

ティナ:「大した理由じゃないんですが、風邪防止にはいいかな思いまして
     ほら昔から言うじゃないですか冬至の日にカボチャを食べると風邪
     を引かないって」

管理人:(・・・おばあちゃんの知恵袋か??)

冷蔵庫にしまってあったため、少し堅くなっていたパンプキンパイを食べながら
一体どこからそんな知識を仕入れてきたんだと疑問に思った管理人だった。

  ( 続く )
 

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あとがき代わりの駄文その15

ティナ:ほらほらがんばらないと大掃除終わりませんよ

管理人:よく考えてみれば何で私も手伝わなきゃいけないんだ?

ティナ:そうですか・・・それほどまでに私の電波を浴びたいと。
    遠慮はいりませんから存分に浴びてください
    (ぢりぢりぢりぢりぢりぢり)

管理人:わ〜〜〜なんか出力当社比200%な感じ〜〜〜
    ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

ティナ:管理人が虫の息になったところで今回は終わりにしたいと思います。
    さて、掃除の続きをしないと。

管理人:今回もこんなオチなのね・・・