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BSD物語

ティナはいつも通り書庫のファイル整理

僕は未整理の平積み資料と格闘していた
 
 

Ch09:他の伯爵家は?
 
 
 
どさどさどさっっっーーーーーー!!!

管理人:「ぎゃぁぁーーー!」

ティナ:「もぉ、ごしゅじんさまっ!今度はどこから資料を引っぱり出そうと
     したんですか!?」

管理人:「実は、15年前に出版された小説が読みたくなって、そこの
      シルル紀の地層を発掘していたらジュラ紀当たりから
      崩壊して・・・」

ティナ:「この際オルドビス紀もデボン紀も関係ありません!!
     どうしてそう無茶をするんですか!」

管理人:「やはり表層から慎重に発掘して行くべきだったか・・・」

ティナ:「今度からは一声かけてくださいね。お手伝いしますから」

管理人:「お手伝いといえば・・・メイドを派遣している伯爵家って
     ばーくれい家の他にもあるんだね」

ティナ:「はい、私の派遣元のばーくれい家の他に今は無き
    えーてーあんどてー 王国を発祥とするしすてむふぁいぶ家・
    北欧のウィザード、りーなす発祥のりーなくす家等ありますが
    ご希望とありましたら5日ほどみっちり懇切丁寧に隅から隅
    まで解説いたしますが・・・」

管理人:「にゃーーーっ 私が悪かったから勘弁してーーーー!」

ティナ:「残念です・・・ではその内ダイジェスト版で5時間程解説を・・・」

悪夢の如き宣言を平然として宣うティナ。ともかく、発掘調査の際はティナに声をかける事、この話題には極力ふれない事の2点を注意しようと決心した管理人だった。

 ( 続く )
 

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あとがき代わりの駄文その09

ティナ:お待たせしました。今回の懺悔コーナーです

管理人:うきゅ、リンクミスしただけじゃないか・・・

ティナ:注意力散漫なのは仕事でも出ているじゃないですか・・・

管理人:<ぐさぁ>

ティナ:管理人の息の根が止まったところで今回は終わりです(ぺこり)