今年8月に布原に立ち寄った。三十数年前に見た景色とあまり変化がないのに驚かされた。信号所の回りにある家々が茅葺きから瓦葺き屋根になったのと地道から舗装路になった程度である。家の数は変わっていない。ただし、山の木々が大きく成長し、人手不足から手入れが出来ていない様子であった。以前は山に登るとちらこちらから線路が撮影が出来たが今は困難である。

 信号所のあった場所に行ってみる。以前とまったく同じである。ホームも昔のままのようであった。しかし、当前であるが残念ながら無人の信号所となり、駅舎は撤去され、機械が入った小さな建物が建っていた。

それでも無人の信号所は、今は「駅」となり、芸備線の単行キハが停車する。また、何本かの列車も交換している。あの有名な「サンライズ出雲」と「やくも4号」はここで交換となる。

2004/8/16
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編集後記
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