きづき(日記)

きづき、またかんがえたことをしるす (いっぺい)
Last-modified: 2016/04/25 00:47:27.

2015年07月01日(水)

夢。 なんか他所の家に私が養子に入ることになって、 ガスコンロを使って朝食の準備とか。 その家は土産物屋で、 ウチの大学の学生が弟になるようだ。 私はムスメの朝のお送りをできなくなったことにふと気付いた。 ムスメのお送りをできるのは、この一年間が最後なのだ。 悲しくて、声を上げて泣いた。 その辺で目が覚めた。

エビが1匹死んでいた。 4匹になったわけで、 4匹全て同性の確率は 1/8。 繁殖できない可能性が無視できない程度にある。 エビを追加すべきか。 今追加しても次の繁殖シーズンの前に死なせてしまうかもしれんし、 もうちょっと様子を見て飼うことの練習をしてから追加すべきだろう。 追加するなら、次の繁殖シーズンのちょっと前くらいがベターかな。

金魚の餌、エビのエサ、 ムスコの登園準備という仕事が増えて、 朝がせわしなくなってきた。

もう一つ水タンクを見つけてきた。 前のより側面が平滑で、深さが少ないからエビの観察や 水草の CO2 取り込みに有利かもしれない。 しかし PET の肉が薄くて剛性が低く、持ち難いし亀裂が生じ易い。 最善ではないので繋ぎのつもりで使う。

バケツに水を汲んでベランダに置いておくと、 隙を見てムスコが舐めようとするらしい。 これはいかんので、アクセスしにくいベランダ奥に配置がえ。 また、風呂水をプランターに運ぶためのペットボトルも 蓋を外して舐めようとする。 これも雑菌がかなりヤバいので廃棄した。 風呂水の再利用で見込める経済的効果は数百円/年程度だろう。 ムスコが腹壊したり病気したりのリスクに比ぶるべくもない。 シャボン玉セットの蓋を噛んでいたらしい。 これは蓋を飲み込むと窒息の危険がある。 どうも椅子の上に置いてあったようだ。 これはたぶん洗面所で乾かしたあとにカミサンが私の椅子の上にポイ と置いてしまったのだろうとは思うが、 そのような状態を見つけて私が高い所に置くべきだったんだろう。

鰯の梅煮。 これで母の遺産の梅干しを消費しつくした。 余った梅醤油を冷凍してみた。 梅風味炒飯でも作ってみるか。

納豆を仕込んでみた。 鍋で 4時間煮るのはかなり面倒。 圧力鍋なら20分程度で済むらしいが、 このために 1 万円以上もかけるのはなあ。


2015年07月02日(木)

職場 PC と同様に自宅 PC もメッシュパネルに載せる形にして結構経った。 その結果余った筐体を押し入れに入れっぱなしにしていたが、 これを職場へ持って行く。 学生に使ってもらおう。 机上のスペースがなんぼか広がるだろう。


2015年07月03日(金)

子供向けの短編伝記集にモーツァルトが入っており、 ムスメはピアノをやっているだけに印象深かったようだ。 ムスメと話していると、モーツァルトがよく話題に出てくる。 ドヴォルザークも話題に出てきたが、これは名前が格好良いらしい。 濁音多いしな。

エビが2匹死んでいた。 残り2匹のうち1匹も元気がなさげ。 エビ水槽の水深が浅い方が良いらしいとカミサンから聞いたが、 何故だろうな。 鑑賞性の問題のような気がするが。 とりあえず、 そう考えている人がいるということは、その実験はする価値があるということだ。 やってみよう。

レッドチェリーシュリンプは 5匹 1200円で買った。 死なせて試して、というのをやっていたら財布が持たない。 ミナミヌマエビはもうちょい安く、魚釣りの生き餌はもっと安い筈。 仮に 30匹 100円くらいで売ってたらすごい助かる。 安いもので飼育実験と練習をしてから高価なものに移るべきだ。 考えてみれば、釣りの生き餌というのはエビが動いて 魚に生きてるアピールする必要があるので、 生きがよくなければだめだ。 歩留まりはさほど悪くないんじゃないかな。

定期検診。 20才ころは身長 180〜181 cmの間だったが、 今は 181〜182 cmの間。 本当にちょっと伸びたんだろうな。 血圧は前回 136-70 でいつもそのくらいなのだが、今回 94-67 だった。 低すぎだろ。何かミスったんじゃないのか。 視力は左右遠近全て 1.5。

納豆作りは成功して、ちゃんと納豆だった。 だがもう少し小粒の納豆を使った方が好みだな。 スーパーで売っている納豆は 45g x3 パックが 100円程度で、 およそ700円/1kg 程度。 大豆を水で戻すと 2.3〜2.4倍程度になるらしいので、 納豆1kg 作るのには乾燥大豆がおよそ 420g 必要。 大豆 1kg が 500 円くらいとして、240円。 1kg の納豆を作っても、460円程度の節約にしかならんのか。 光熱費や手間もかかる。 1kg だと 1日あたり5パック分(225g)食っても 5日くらいかかる。 量産の経済的効果もあまり期待できない。 どうもあまり良い方策とも思えない。 まあ作ってみる経験としては良かったと思う。

挽き割りは試してみても良いかもしれない。 仮に粒が 1/8 サイズになれば 深さ方向が 1/2 程度になり、 拡散速度を考えると 1/4 程度の時間で済みそうだ。 また、煮る時間も最適化できるだろう。 今回丸大豆で4時間煮てみたが、レシピによっては 2時間〜6時間と 幅があった。 煮る時間を半分くらいに出来るかもしれない。 これらを組み合わせれば、 単純計算では 30 分煮るのでも出来る筈だということになる。 あるいは炊飯器の保温モードで煮えてくれるのならば手間は大分減る。

今年始めてのプール。 40分で 1200m。 久しぶりなので腕がダルい。

帰宅してみると、 チェーンがかかっていた。 カミサンに電話して開けてもらう。 ムスコが脱走しようとするのでチェーンを掛けていたらしい。


2015年07月04日(土)

ムスコは外に遊びに行けずにストレスがたまっていたらしい。 ムスコは一人で勝手バギーに乗って、玄関の錠を開けられるようになった、 なってしまった。 ムスコが勝手に外に出ようとするのであぶない。 ムスコは2つの鍵に加えてチェーンも切り替えることができるのだが、 カミサン的には 3つかけておくと外に出られる確率が減るということだろう。 カミサンも、どう防いで良いのか分からず、 参っていたようだ。 その話を聞き、思い付いてバギーを畳んで寝かせてみたら、結構効果的だったようだ。 ムスコが玄関でウンウン考えている。 たぶんムスコは、居間から椅子を持って行けば彼にとっての問題が解決することに 気付いている。 しかしそれをすると止められることも分かっているので、 どうすべきか考えているのだと思う。

他人の物を勝手に捨てるということに頓着しない人が世界に一人以上存在するとする。 その手の人がそれを改善するにはその痛みを知らねばならないとする。 また、既にその痛みを知っている人は教育のためとはいえそこまでのことは出来ないとする。 上記3件を条件とするモデルに従えば、 世界中の人全てがその痛みを経て改善されることはないということになる。 いやまて。 世界に2人だけ残ったそいつらが、同時にお互いの物を捨てれば成立するぞ。 なので結論を導くには 「同時には一人だけが廃棄をできる」という条件が不足していたということになる。

カミサンも淡水エビの飼育について調べてくれているのだが、 何もしなくても増えてた、という意見がしばしばあるらしい。 しかしこれは、たぶん上級者の何もしない、であろう。 彼らが意識せずとも当然のこととしてやっていることがありうるわけで、 私のような初心者がそれをそのまま受け取るのは危険だ。


2015年07月05日(日)

今時、電池を1本だけで使うことは多くない。 電子回路を動かすには 1.5 V では不足だからだ。 2本で動くものや3本で動くものはザラにある。 複数本の電池を使うときに新旧を混ぜて使うべきではない。 これは電池一個ずつに書かれているくらい普遍的な注意事項だ。 その事を考えると、 残りの電池の本数が1にならないようにストックを使っていくべきだ。 混ぜて使うとどうなるか、の前にまず電池の保存について知らなければならない。 電池は未開封のまま使わなければいつまでも保つものではなく、 自己放電によって容量が少しずつ減少していく。 防災用の長期保存電池なんかは自然放電しないように工夫し、 使うときだけ水を入れたりする。 逆に言えば、普通の電池は自然放電のために数年で使えなくなるのだ。

ということで素性の異なる電池は基本的に持っている容量がそれぞれ異なることになる。 さて、半分の容量になった電池 Aと新品の電池 B をそれぞれ1本ずつ混ぜて 直列に使ったとしよう。 このとき、A の容量が空、B の容量が半分になるまで使える。 電池の容量がゼロになると電気を通さなくなるため、 A が空になった時点で回路に電流が流れなくなる。 よって、B の容量が半分ムダになる。 しかし問題はこれだけではない。 B はまだ起電力を持っているので、 A に無理矢理電流を流そうとする。 条件が揃ってしまったら、 前者にも無理矢理反応が進んで過放電になり、ガスが発生したりする。 ガスが発生するというのはよくて液漏れ、悪くて破裂するということ。 過放電で怪我するところまではまず起こらないが、 液漏れと錆で機械が故障することはしばしば起こる。

昔に買った電池はいつ買ったものか忘れているので揃え難い、 というのも素人が陥り安い錯覚なのだろう。 同時に買った電池は、 どれも同様の経時劣化を受け続けるので、 基本的に条件が揃ったままであり、そのまま一緒に使える。 液漏れ等のリスクは格段に低い。 使いさしのものから優先的に使用して新品を温存したくなる気持ちは分からんでもないが、 その間に新品の容量も目減りしていくのであまり意味がない。

容量的な最善はストックを置かずに常に新品を買ってくることとなる。 だが、まとめ買いによるコスト効果、 切れてから買いにいくまでの不便、 災害などの品薄状態へのリスク軽減もあるので 適当に持っておくのが良いだろう。 ただし、その時点で家にストックしてある中からどれをどのように使うかは 電池保存の特性を理解しておいた方が好ましい。

行政書士、税理士さんと相続税の相談。

キッチンで水漏れ。 上水道のコックから蛇口に伸びるメタルホースから漏れていた。 コックより下流で、しかも下水側でもないので、 コックを捻って水を出さなければ漏れない。 緊急性という観点では比較的マシだが、不便なのに変わりない。 蛇口のメーカーに電話しても繋がらない。 あとで聞いたところでは、そのメーカーは倒産していたようだ。 可能ならばホームセンターで同等品のホースを買って来て 交換とかしたかったが、 器具の外し方が分からなかった。 水のトラブル工事についてカミサンが調べてくれて、 まずは無料見積りをお願いした。 結局、その場で交換工事を依頼することにした。

工員のおっちゃんがとてもいい感じだった。 興味本位の私の質問にも面倒がらずに答えてくれ、 メタルホースの構造など水回り仕組みをよく理解できた。 メタルホースの内側が水色だったので私はてっきり緑青(銅酸化物)が 溜まっているのだと思ったが、これはビニル管だった。 工員さんはこのためだけにわざわざメタルホースを切って見せてくれた。 使っていたメタルホースはある程度伸縮する。 これの主目的は伸縮ではなく保護と柔軟性だろう。 メタル部分自体は伸縮するための隙間があり、水密性を持たない。 メタルホース内部のビニル管が水密性を持ち、水を輸送する。 このビニル管入りメタルホースは TOTO 製が白眉で、 20年レベルで保つのは TOTO 製でしか有り得ないそうだ。

メタルホースで引き伸ばせる蛇口は、 遊び部分をシンク下の開放容器に格納するようにしてある。 万一漏水があったとしても、この容器である程度は水が受けられるように なっている。 ホースには末端保護と最大長調節のためのストッパが付いている。 長く伸ばせるようにしすぎると伸ばした際に 開放容器からホースが外れてしまうので、 そこまで行かない程度の長さにすべき、と教えてもらった。

古い方の蛇口では、ハンドルを右端にすると水、 左端にすると熱湯でその間が混合状態になる。 ハンドルが右端からちょっとでも外れると、 湯が流れてボイラーが点くので不経済。 そのため蛇口を右端に寄せるように気を払っていたが、 蛇口は中央が一番使い易いのにここで使えないのが隠れた不満点だった。 新しい蛇口は eco シングルという仕組みになっている。 中央から右の範囲が全てで水のみになっていて、 左に回してカチッとなったところから湯が混じる。 これだよ、俺が欲しかったのは!

新しい蛇口は蛇口の向きを変え易い。 古いのは一度引き出して再装着の時の角度を調整するというやり方しか できなかったが、 今回のはつけたまま捻るだけで良い。 同じ方向にグルグル回しても歪みがたまらず、気にしなくても良い。

ブルーレットおくだけはすばらしいが、 便器の水廻り部品の保持としてはよくないらしい。 パッキンなどのゴム部分が常時薬漬けになるので 劣化が早いとのこと。

今回の故障の最後のトドメになったのは恐らく、 私がシャワーヘッドを引き出してシンクの掃除をした時の事だったと思われる。 経年劣化があったので遅かれ早かれ壊れていただろうが、 壊れたのが日曜日の今日で良かったとは言える。 私はたまに平日朝の時間があるときにシンク掃除をするからな。 平日に壊れていたらエラいことになっていた筈。 シンク掃除しておいて良かったと思うのは、 工員さんに今朝まであった黒い水垢を見られずに済んだということかな。 金はかかったが、大家の姉が出してくれるとのこと。 ということで結果的に色々良い方向に進んだと言える。


2015年07月06日(月)

母の最後の原稿の出版に向けての作業。 内容に関しては母の同僚の先生が見てくれるが、 後書きは私達がやらなければならない。 そのためには内容を一通り読まなければならない。


2015年07月07日(火)

図書館に本の返却。 エビの本の他、ムスメ向けに ファーブル昆虫記とライト兄弟の学習漫画、 言葉遊びの本、漢字の本、 ぐりとぐら。 エビはやっぱり水質の変化に敏感なようだ。 水を換えたのが良くなかったんだろうなあ。 金魚でも1/3〜半量交換なのに、 水槽を換えるのでついつい全水交換してしまった。 反省。

図書館ついでに数値解析の本を借りる。 まず書棚でざっくり数冊選別してデスクに運び、 そこで平行に読み比べながら理解を進めていく。 大体良い感じに掴んで、2冊選んだ。


2015年07月08日(水)

スーパーで売ってるような安価な蜂蜜は大抵中国産。 元々中国産の食べ物は避けているのだが、 蜂蜜は特に大気の汚染に敏感な印象があるのであまり口にしたくない。 ジャムにするか。 子供のころはブルーベリージャムがあまり好きではなかったけれど、 今なら美味しく食べられるかもしれない。

発注していたノート PC が届く。 USB DVD-ROM ドライブブートでは相変わらずブートが出来ず、 インストール作業ができない。 DVD-ROM ドライブの所為かもしれない。 しかしとりあえず替えのドライブがないので 解体して SSD を取り外し、 別マザーで Ubuntu をインストールすことにした。 libretto や Aspire one で経験を積んでいたので、 小一時間程度の格闘で SSD を取り出せた。 インストールは無事に済み、 Windows 7 も温存できた。 skk, icewm の調整はまた明日。

icewm を使い続けるかは若干悩ましいところ。 手に馴染んではいるが、 gnome と一長一短。 icewm の問題点の1つは、logout ができないこと。 logout コマンドを明示的に指定すればいけるという記事を見つけ、 これでいけた。 ctrl と caps を交換する点については、 『 Λlisue's blog, CapsLockをCtrlにするまとめ』によくまとまっていた。 今一つの問題点は、gnome でインジケータに出ている ネットワーク管理のアイコンが出ないこと。 icewm でも使えたらいいのになあ。

水泳 1.2 km。 プールサイドに手に付ける補助具が置いてあったので借りて使ってクロールしてみた。 水を掴みやすいので、手の平をどういう風に動かすべきかが体感として分かり易い。 水につけたあとの手はまず手首を曲げて水をかく角度を作るのが最優先で、 リカバリーに水上に上げる手前のところでも最後のひとかきが効く、 ということが分かった。


2015年07月09日(木)

ムスコ 2歳の誕生日。

ムスコは月・水・木と英語保育園。 今日は私・ムスメ組もカミサン・ムスコ組と一緒に出ることができた。

自宅往復で考えると、 ムスメのお送りは40分、ムスコのお送りは25分かかる。 自宅→保育園→職場で考えると、 ムスメのお送りは70分、ムスコのお送りは45分余分にかかる。 ムスコの保育園は私の出勤方向と重なって乗り換えが一つ減るので より効率的。 私とカミサンでの手分けを考えると、 今やってるように私がムスメ、カミサンがムスコとしたら のべ時間は 70 + 25 = 95分、 逆の担当にしたら 45 + 40 = 85分、 で、夫婦全体としてはこちらの方がわずかに効率的。 しかし朝昼晩ずーっと大変なのはカミサンだし、 一度帰宅してから昼過ぎにムスコを迎えに行くまでの 家事も時間がタイトだ。 10分程度の効率のために、 負担をさらにカミサンに偏らせるのは良くない。 効率も大事だけど、負担の均等も大事なことだ。

銀行で母の住民税などを支払った後、ダイソーに行く。 水槽の水替えに使う塩ビホースを探すが見あたらなかった。 一時探していた片耳イヤホンはダイソーに売ってたんだな。 今はランニングの必要性が低いので買わなかったが。 結局、何も買わずに東急ハンズへ。 塩ビホースが 63円/m で売っていたので 2m 購入。 3000円の折り畳み傘も購入。 私の折り畳み傘は骨が折れており社会人として相応わしくないレベルにくたびれていて、 最近ムスメに「お父さんの傘はボロボロで格好悪い」と言われていたのだ。 70cm のジャンプ傘も買うべきか、迷った。 ただ、最近はカッパを使用することが多くなって傘をあまり使わないし、 私はしばしば電車で失くす。 この程度の効果とリスクに 4900円 はちょっと高すぎる。 フードプロセッサは前回来たときから気持ちが変わらなかったので 6000円のものを購入。 普通に使っていても数年で壊れるものなので、 まあそこまで最善を求めなくても良いだろう。 野菜の微塵切りが主目的だが、 アタッチメントで手持ちでも使えるというのは、 ヨーグルト作りにも使えそう。

ムスメの保育園の運営法人が、姉妹保育園を近所に作るらしい。

ノート PC で icewm を試してみたが、 日本語キーボードを英語キーボードとして使う、 ctrl と capsを交換する、 あたりで躓いたので諦めて gnome を使うことにした。 これを通勤での使用にデビューさせた。 タイプ感が若干悪く左 shift キーの反応が鈍いが、 これはそのうち慣れるだろう。 以前のノート PC は解像度が 1024 x 600 だったが、 新ノートは 1377x768。 普段デスクトップで使っているターミナルと同じ幅で表示できるのが嬉しい。 また、LaTeX 編集中に xdvi をターミナルと重ねずに表示できる。 コンパイルも速い。


2015年07月10日(金)

ムスメと登園。 朝顔が咲くのは朝早くなので咲くのを見られない、 昼顔の方が見られて良い、とムスメ。 先日蝶が蜜を吸っていた小さな花5cm くらいの範囲に十数輪がまとまって咲いていた。 その中心付近に四角い物があり、ムスメが何かと問う。 たぶん、蕾だろう。 あとで調べてみたところ、この花はアジサイ(ガクアジサイ)の仲間だったようだ。

論文作業。 total energy は計算点ごとの値の積分値。 これまではこれを単純な総和で考えて誤差を評価していた。 すなわち、メッシュ間隔の1乗に比例すると。 周期関数では長方形近似でも台形近似でも大きくは変わらないと思っていたのだが、 ざっくりネットで調べていると、 台形積分の誤差がメッシュ間隔の2乗に比例するという記述を見つけた。 ホンマかいな、ということで先日図書館に行って確認した。 テーラー展開を使った美しい評価方法がそこにあった。 関数の近似を高い次数まですることで精度の次数が上がるのだ。 でも各項の足し合わせは端以外では1になるし、 十分に細かくなれば両端の効果は微小になると思う。 ここの理屈が完全には納得できていない。

第一原理バンド計算の エネルギーの足し合わせは実は状態密度にしてから積分するようだ。 その足し合わせには、これまで使っていた Gaussian smearing や Methfessel-Paxton よりも Tetrahedron method が良いという記述を見つける。 Tetrahedron method は台形積分を3次元空間に拡張したもので、 誤差がメッシュ間隔の2乗に比例するということを元となった論文から確認した。 ということで今書いている論文がかなり書き変わることになった。 まあいいんだよ。 勉強になったし。


2015年07月11日(土)

ムスコは親の隙を見てズボンを脱ごうとする。 小さい頃のムスメが、 パンパンになったオムツを交換しようとしたら 脱ぎたがらず「かたいー」と言って逃げ回っていたのと対照的。

私がピアノを弾くと、確実にムスコに中断されるので私は練習ができない。 ムスメの上達に負けないように練習する、という計画は頓挫。

工作。 だるまおとしは油粘土を使う。 他の何を使うより油粘土が合理的だと私は判断したが、 カミサンの許可を得られず。 ムスコが口にすると危険、というのはまあ一理ある。 しかし、だるまおとしではパッキングして外部に露出しないので 残りの保管だけ気をつければ良いのでさほど問題でもないと私は思う。 私にはこれ以上進められないので、 カミサンが代替物を探すということでカミサンに引き継ぎした。 ある程度の質量と剛性とを持っていて、 油粘土より安全でそれなりに安価でなければならない。 結構難しいと思うんだけどな。

後で考えたが、頑張れば紙粘土を充填することは可能かもしれない。 やや比重が不足するが、これは石を詰めればカバーできそう。 ただ紙粘土を作るのはかなり大変なんだよな。 ムスコが口にする問題が劇的に改善されるわけでもないし。

今回、ボール紙がなかったので牛乳パックを開いたものを使った。 ボール紙でもそこそこ金がかかるし、 購入したとしても手持ちの資源が有限であることが気になり、 失敗したくないという気持ちが働いてしまう。 それに対して牛乳パックは元々廃棄するものだったので完全にコストゼロで、 廃棄待ちストックが 数十枚あるのでバンバン失敗できる。 工作は完成品だけが目的ではなく、過程での学習効果も狙っていくべきだ。 失敗を極度に恐れるというムスメの短所を軽減するために、 ムスメに失敗の経験を積ませて失敗に慣れさせるのを狙いたい。 今回、「私だったらこうする」というような直接的なアドバイスを出さずに、 ムスメ自身に試させるようにした。 そして、ムスメに失敗させることに成功した。

もうひとつ、リリアン編み機を作った。 編み針はクリップをラジオペンチで捻って私が作った。 毛糸もなかったが、 ムスメが凧糸を見つけてきた。 編み方を教えると、ムスメは上手に編んだ。


2015年07月12日(日)

家族全員で市民プール。 ほとんどの時間、 ムスコはプールサイドをとことこ歩き、私はその後を付けていた。 日射しがカンカンだったので、日焼けで肩が痛い。 ムスメのスイミング友達と一緒に遊ぶ約束だったが、 私はムスコにつきっきりだったのでその子とはほとんど遊べず。

最近カメラのフラッシュが開きにくくなっていたのは、 粘っこい何かが付着していたためだったようだ。 拭いたら直った。 よかった。 まだこいつで戦える。

「あんなー」とムスコ。 ムスメの呼び掛け語の真似だ。

夕食の食材を買いにスーパーへ。 もう暗くなりつつあったので「お留守番する?」とムスコに聞いたら 「はい」と答えたのでそのつもりだったが、 再度「やっぱり買い物に行く?」と問い掛けると「はい」。 急いで準備をしてカミサンと一緒に出る。 ムスコと外を歩くとき、手をしっかり繋がないと危ない。 奴は何とか手を離して走り出そうとしてするので、 手首をぎゅっと掴む。 手を繋ぐじゃなくて、手首を握るのだ。 最近のムスコは力では叶わないと諦めたのか手を振り払おうとしなくなった。

カミサンとムスメが夕食の食材を買っている間、 私とムスコは水草用の土を見にいく。 水草用として水に沈めるには木質の混じった腐葉土はダメだろう。 赤玉土が良いと聞いていたので探してみたが、 スーパーの貧弱な品揃えでは無理だった。 職場近くの川っぺりから砂を採取してくるかな。 土を見るのに付き合ってくれたムスコのご褒美に「1個だけだよ」とお菓子を買ってやる。 ムスコは不二家のチョコを一つ選び、カゴに入れた。 そのあとムスコは子供用の小さなカゴを新しく取り、それにも1つ入れた。 おいおい、「1籠に1つ」解釈か? お父さんはそれは許さないぞ、と一つ戻した。 その上で、ヨーグレットを買ってやった。 ヨーグレットは乳酸菌だから良いという謎の言い訳を自分にした。

「浮いて待て」。 水難事故に遭ったときの心得だ。 泳いで積極的に助かろうとせず、 体力を温存して救助を待った方が生存確率が高い、ということらしい。 さて、 息を吸い込んで静止していれば、 人体はおよそ 2% 程度が水面上に出るらしい。 頭を立てているとすぐに 2% を使い切って口が水面上に出ない。 仰向けになって後頭部を水に漬けるのが大事。

来週に海に行く。 「海は塩水だから浮き易く、泳ぎ易い筈だよ」と言ったカミサンはしかし、 ムスメの「なんでなん?」に答えられなかった。 さて、物が浮くというのは周りの物質よりも軽いからであり、 重ければ沈む。 厳密には質量ではなく比重の問題だが、ここでは軽重は比重のことを指すとする。 石1kg より木材2 kg の方が質量は大きいが、前者は沈み後者は浮く。 石は水より比重が高く、木材は水より比重が低いからである。 同様に、ボールが水に浮くのは水よりも比重が低いからである。 「空気が入っているから浮く」というのは間違い。 中に空気があることは直接は関係がなく、 木材や油は中に空気が入ってなくても浮く。 空気が水より軽く、ボール全体としての比重の低下に寄与するという意味では、 間接的な理由にはなっているが。 空気の泡が水中で上昇するのは水に空気が浮くということで、 逆に言えば空気の中で水の滴が沈む(落ちる)ということだ。 空気より軽いものは空気の中を浮かび上がっていく。 ヘリウム入りの風船が身近なものだろう。 また、水蒸気が大気中で上昇し、上空で雲を作るというのもその現れである。 比重というのは言わば物が沈もうとする力の事であり、 それは同時に他の物体を浮かび上がらせようとする力とも言える。 水よりも重い物があれば、それは中の物体をより強く浮かばせようとするものになる。 塩水は純水よりも重い。 このため塩水である海水は淡水のプールよりも浮力が強くなる。

さて、塩水は純水よりも重い、というのはそれだけで納得してしまいそうだが、 ちゃんと考えると少し論理が危うい。 子供向けには溶けている塩の分だけ水よりも重いというのが簡単な説明であり、 それで納得してくれたら良いが、 聡い子には注意が必要である。 確かに質量という意味では水と塩の質量の単純な加算で良いのだが、 先に述べたように浮力は比重で考えなければならないのだ。 水と塩の体積がどうなるかについて考えなければならない。 これは中学校レベルでも説明がなされなかったと思うが、 体積については加算則が成立しない。 たとえば 1 L の砂に 100 ml の水を加えても、 100 ml 分溢れるという現象は起こらない。 砂の隙間に水が入り込んでしまうため、全体の体積はほぼ 1 L である。 水に塩が溶けるときもこれと同じで、 水分子の隙間に Na イオンと Cl イオンが入り込んでしまう。 このため体積はほとんど変化しない。 体積が変化せずに質量が増すため、 塩水は単純に塩の分だけ比重が増すと考えて良い。

さて、淡水に人体が入ったとき全体の 2% が水面上に出るとする。 3%塩水である海水では、3% 分比重が高いので、合計で約 5% 程度水面上に出ることになる。 浮く効果はおよそ 2.5 倍の強さに感じられる筈だ。 なお、 浮力は液体の比重に依存するため、 油や気泡がたくさん混じった水などの比重の軽い液体に入ってしまった時には、 より沈み易くて危険である。

ムスコは Open Shut Them の歌がすき。 DVD を再生すると、合わせて手を叩く。

ムスコの「おとうさん好き好き光線」が眩しく、嬉しい。

私はどうやら、ムスコのハミガキがカミサンよりも上手のようで、 ムスコは結構おとなしくされてくれる。 オムツ替えも私がやるときはころんと寝転がるが、カミサンだと逃げ回るらしい。

ムスメに潔癖性っぽい感じがでてきた。 たとえば風呂で先に入っていた私が体を洗ったか気にして、 ムスメ自身は体を洗ってから湯船に漬かる。 私はかかり湯をしてから湯船に漬かり、体の汚れは一度湯に漬かってから洗う。 冬は特に体を温めてからでないと寒いし、 垢も湯でふやかしてから擦った方がよく落ちる気がする。 かかり湯で最低限のほこりは落ちるし、 湯船の湯の汚れも家庭で数人が入る程度ならそれほど気にするほどでもないだろう。 仮に体を洗ってから湯船に漬かったとしても、 その間にも汗や脂は出ているのだ。 この辺の精神的な汚れ感覚は人によるから私は強制しないが、 ただ気にする人に合わせるのは必要だとも思う。 相手が大人だったら私が気を使うべきなんだろうが、 相手がムスメなので 世の中にはそういう人もいるという諦めを感じさせて、 過度に潔癖にならないようにした方が 彼女の今後の人生のためになるんじゃなかろうか。

ムスメが泣くとき、大抵はムスコが髪の毛を引っぱってる。 そして大抵はその原因はムスコが欲しいものをムスメが渡してやらないこと。 ムスメが叩いて仕返ししないのは本当エライと思う。

私が撮ったカミサンの写真はかなり美人に写っていると思うのだが、 カミサンは可愛くないと言う。 カミサンとは美的感覚が結構違うと言えるが、 同時に幸せなマッチングだとも言える。 うむ、マリアージュというべきか。


2015年07月13日(月)

日焼けで肩が痛い。

「きゅうりって、何できゅうりって言うの?」というムスメの質問に、 「『きゅうり』は後ろに『うり』と付いているように、瓜の仲間だ。 胡という国から来たからそういう名前が付いたんじゃないかなあ。 スイカ、カボチャも瓜の仲間で、今朝お父さんが貰ったゴーヤも瓜の仲間」 とか言っておいた。 ムスメ「カボチャって、何でカボチャって言うの?」 に対しては、 カンボジアから来た瓜だからだと思うよ、と答えておいた。

胡瓜について後で調べてみた。

【きゅうりの語源・由来】 きゅうりは、「きうり」の発音が長音化で、現在では緑色の果実を食用としているが、古くは熟して黄色になった果実を食べたことから、黄色の瓜で「黄瓜(きうり)」といった。 長音化された「きゅうり」の発音は、明治以降といわれるが未詳。 きゅうりの漢字「胡瓜」は、「胡麻(ごま)」や「胡椒(こしょう)」、「胡桃(くるみ)」と同じく、中国の周辺外地を意味する「胡」で、「胡の瓜」という意味から「胡瓜」となった。 ( 語源由来辞典)

スマホのビデオ撮影。 脇を締めて、手先で向きを変えて対象を捉えるのではなく、 体の向きを変えて対象を捉えると手振れしにくい。

ゴミ捨て場に水槽が廃棄されていた。 しかも今の金魚水槽より一回り大きく、ガラス製のしっかりしたもの。 少なくとも水草水槽やエビ水槽になるし、 フタさえ準備すれば金魚により大きな環境を用意してあげられそう。 ネットで検索したところ、12k円クラスの9点セットの構成の一点のようで、 水槽だけでも 4〜5k円くらいの価値がありそう。 とりあえず漏水がないかチェックする為に、水を張って一晩置いておいた。 最近は私のこういう貧乏性趣味にもカミサンは理解を示してくれているが、 いつか「ええかげんにせえ」と言われないか少し怖れている。 拾ってくる事が子供の教育に良いかと言えばグレーだしな。 そういう事もあって私は子供の前では「手に入れた」とか 「いつもの場所」のように言葉を濁すようにしている。


2015年07月14日(火)

思い付いて、水草アナカリスから切った先端 2つを土に挿し木してみたが、 萎れてた。 圧倒的に水が足りないな。 少なくともある程度根が伸びるまでは、水上に上げるのは無理だ。 豆腐のケースに土を入れて水を張ったら、水が多すぎた。 ケースに穴をあけてなかったので、水を捨てるのも難しい。 土持ちのケースには穴をあけておき、もう一枚水を張った器に乗せるべきだな。

普通に大気中のプランターで水草を育てられるという書き込みをどこかで見たことがある。 本当に可能ならば、私の手持ちのプランターの一角を使ってでもやるべきだろう。 成功した時に見込まれる経済的効果がとても高い。

植物を増やす手段は種だけではない。 人工的には挿し木というのもよく行われる。 ローズマリーなんかは茎の一部を土に埋めて固定しておくと、 そこから根が生えてくるらしい。 このことから私は、水に富んだ環境にある細胞が根に分化するのだと思っていた。 さて水草のアナカリスだが、水に揺蕩わせるだけではあまり根は生えず、 水中の土に埋めていた部分から根が伸び易い。 これも挿し木と同じ性質を利用したものと思われるのだが、 このトリガーになるのは何だろうか。 水草は植物体全体が水中にあるのに土中か否かで反応に差が生じる。 ということは水だけではなく、 光がないことも根に分化する条件なのではなかろうか。 この仮説を検証するために、 アナカリスの根本側の切り口に黒いスポンジを巻いて固定してやる実験を思い付いた。

カミサンから貰ったゴーヤを使ってゴーヤチャンプルーを作ったら めっちゃ美味くできた。 カミサンがゴーヤの苦味が苦手なのは過去に食べたゴーヤチャンプルーがとても苦かった トラウマかららしいのだが、 これはゴーヤの個体差と苦味抜きが上手く行ったかどうかに大きく依存すると思う。

水泳1.1km。 バタフライ 50m。 最後までかくのではなく、肘から抜くようにしたらとりあえず航続距離が伸びた。

水槽は得られたが、フタがない。 元気の良い魚はたまにジャンプして水槽から飛び出して自殺するので、 フタを準備してやるべきだろう。 などと考えていたところ、丁度プラスチックの網が捨ててあったので回収して帰宅。 新しい水槽の上部の凹みのサイズに合わせて切って、 ポンプのホースを通すための切り欠きも作った。 キッチリはまって気持ち良い。 カミサンは「切らずに上に置いておくだけで良いんじゃない?」と言っていたが、 キチンと嵌る形にしておかないと手が当たったりして落ちるし、 特に内側に落としてしまうと金魚に怪我をさせる怖れもあるので神経を使うことになる。 ストレスがマッハで私が死ぬ。 ともあれこれでフタができたので、不安なく新しい水槽に移行できる。


2015年07月15日(水)

明日はムスメが保育園のお当番。 「明日は早く行かないといけないよー」と言うと、 何故か今日も早く行こうとさっさと準備して早く出ることになった。 お当番にプレッシャーを感じて、その練習のつもりだったのかな。

FF2 について。

魔法使いと戦士を両立させにくくするならその方が単純だったはずだが、 なぜ体力にしたのだろう。 ( だだもれ 2015/07/05)

精神→力→知性 という関係は覚えてるが、知性→体力の関係は記憶になかった。 精神が上がると力が下がることがあり、 力が上がると知性が下がることがある。 魔法系のパラメータが精神と知性に分かれているのが特徴で、 力と知性は一対一対応ではない。 力が上がったときに精神と知性の両方を下げるべきだろうか、 という辺りに理由がありそうな気がする。 プログラム上で「上がったときに下がる可能性があるパラメータ」を一つだけ 設定するようにしていたのかもしれない。 何せ変態スーパープログラマのナーシャ=ジベリだ。 そういう妙な対称性を入れてプログラムの構造をシンプルにしそうな気がする。 あるいは何でもできるスーパーキャラを作り易くしたのかなもしれない。 この順番にステータスを上げると過去に上がったパラメータを下げずに済む。

FF2 は鍛えて強くなっていくのが数字で見えて、そこが楽しかった。 小一時間の作業で最後まで戦い抜ける攻撃力が得られる。 FF2 のゲームデザインですごいのは、 こうやって鍛えてしまうと最終的な難易度が却って高くなるということ。 攻撃力と HP が上がるのが子供にも分かり易い。 仮に、これだけを上げたとしよう。 高攻撃力のためにほとんどの敵を 1ターンで殺す。 すると冒険中に攻撃対象になる回数が減り、 そのためこの回数に依存する素早さと回避率があまり上がらない。 ブラッドソードを使ってくる敵(デスライダー)がいて、 1 ヒットあたり最大 HP の 1/16 を吸収される。 8回ヒットすれば、どんなに高い HP を持っていても HP の半分以上を持って行かれる。 回避能力が上がらないとデスライダーが非常に大きな脅威になる。 難関であるデスライダーに対する長ターン耐久性が低くなり、 事故率が上がる。 ケアルの回復力は頭打ちなので、長いラスダンを踏破するには高い最大 MP も必要になる。 というように、 HP、 ブラッドソード、 回避能力、 攻撃力、 ケアルの回復量あたりが見事に絡んだシステムだったと後から知った。 ブラッドソードというたった一種の武器がシステムに大きな影響を与えている。 だが、ちょっと薬が効きすぎだ。 これはバランスブレーカーで、ラスボスも 16ヒットすれば一撃だったりする。

帰宅後、 古い 12L 水槽から拾ってきた 22 L水槽に金魚を移す。 本当はカミサンがいるところで一緒にやりたかったが、 今日やっておかないと暫く機会がないのだ。 明日はムスメが保育園のお当番でちょっと早めに出なければならないし、 そうでなくても朝の 15分程度しか余裕のない時間で作業をするのはタイトすぎる。 今週末は白浜に行くし、そのあとカミサンは義実家と病院だ。 次の週にするとその分金魚に広い環境を与えるのと、 水草水槽セットが遅れる。 白浜からの帰りついでに生き餌のエビを買えるかもしれず、 その場合に水槽が既にあった方が良い。 夜に私一人でやるしかない。

朝にバケツ 2個に水を張ってカルキ抜きをしておいた。 バケツは 1個 5L 強なので、2個で10L 強。 この新しい水が半分と古い水が半分ということで、おおよそ半量の水交換と同等となる。 まず温度を合わせるために、 金魚を古い水ごとポリ袋に入れて 新しい水を入れたバケツに浮かべておく。 その間に夕食、風呂を済ませる。 そしてポンプを洗い、砂利を洗い、これらを新しい水槽に移し、 古い水とバケツ2杯分の新しい水を新水槽に入れる。 改めて金魚ポリ袋を新しい水槽に数分浮かべて、 それから金魚を放った。 1時間程度の作業。 水の容量が約2倍になり、 金魚も余裕を持って泳げるようになった。 ああ、金魚の入った新しい水槽のなんと美しいことか。 今回の水槽導入にかかった費用がゼロであるだけに、余計に惚れ惚れする。 今後の課題は、砂利をもう少し増やしてやること、 水草を増やしてやること、 流木などの目隠しを作ってやること、 くらいかな。

旧金魚水槽を水草水槽に役割変更。 砂利を入れて水を入れ、水草の切り口を砂利に埋める。 そこで思った、これは田植えだ。 私は実際にはやったことがないけど、こういうことだろう。 夜中のヘッドライトではあまり精密な作業ができないので、 そこそこで今夜の作業はおしまい。


2015年07月16日(木)

たとえば「15日、16日に泊まりで」と言われたときに、 2泊3日であると思う人間はどれくらいいるのだろうか。 私は素で1泊2日だと思うし、 それとしてコミュニケーションが成立することが私の周囲では多い。 しかし「2泊3日であるのが当然で、1泊2日と誤解する方が悪い」と考える人が 世の中にはいる。 そういう人に対するときはどっちの意味かこちらから確認するのを怠ってはいけない、 ということだ。 逆に、自分が言う時には何泊何日か言うべきだというわけだ。

Milkode を導入してみた。 よさそう。 これまで調べてコーディングして、 ついでにメモを書くということをやっていたが、 自分のコードの全文検索がラクになればコードだけで済む。


2015年07月17日(金)

台風通過に伴う雨。 長靴を履いていこうぜ、とムスメに呼び掛けたが、普通の靴を履きたがる。 以前は長靴を喜んで履いたものだったがなあ。 「雨が降っているから電車で行こうか」と提案してみたが、 「傘がもったいない」との返答。 傘を使う折角の機会なので使いたいらしい。

「雨→川→浄水場→上水道→家庭→下水道→川→海→雲→雨→(以下ループ)」という水の循環 を教えた。 雨と光がいい感じに交互に来ると植物が育ち易いことを説明。

科学計算に対して「二位じゃダメなんですか?」と発言した議員がいたが、 私がその場にいたら呆れて物も言えなくなったかもしれない。 こちらが「話にならない」とやってしまえば、 たぶん相手は勝利宣言して思い通りに事を進めるだろう。 それじゃダメだ。 相手がどんなレベルであってもそれに合わせて説明できなければならない。 仮に小学生が「二位じゃダメなの?」と聞いてきた場合には、 ダメな理由をきちんと説明しようとするだろう。 たとえば、科学的名誉や産業的利益には Winner takes all の面があり、 児童会選挙で 2位になるようなものだ、とか。 相手の発言に呆れた場合には、相手を大人ではなく小学生だとでも思うのが 自身の精神操作に効果的っぽい。 とにかく、説明を諦めないこと。 私には直接は関係しなかった古い話だが、 なかなか良いイメージトレーニングの題材となった。

水草水槽の水を張り替えた。 古い水は肥料やらが入ってしまっているので、エビを入れるのに不安だから。 既に水草を植えてしまっているので全水交換はせず、 9割方の水を抜いて新しく水を入れた。 まあ肥料の成分はそれほど多量ではなく、 これまでにも水草が吸収しているだろうから、 エビに大きな害はなかろう。 カルキ抜きしていない水道水そのままでやったが、動物がおらん限りは問題なかろ。 どうせ半日もすればカルキは抜けるし。

ついでに、水草の田植え(?)の続き。 アナカリスの根本切り口に黒いスポンジを巻いてみた。 ある程度の空気を追い出しても、スポンジに浮力があるので浮く。 買ってきたときにはスポンジにおもりが巻いてあったが、あれはやっぱり必要なんだな。 これが成功したら 釣具屋とかで板おもりを買って来るべきか。

誤差解析のプログラミング。

運転を誰かにやってもらうのが当然、という考えを持つ人がいる。 私はそういう人がまず自分で運転すべきだと思うのだが、 そういう考えを持つのは大抵免許を持っていない人だったりする。 学生時代に学会で出張して免許を持っているのが私だけという状況があった。 「運転して当然」、というよりも「運転させてやるよ」という反応をされたので、 その時 私は運転を拒否した。 運転って普通にしんどいし、貰い事故でも責任を問われるリスクがある。 せめて感謝だけでもされなきゃやってられないよ。


2015年07月18日(土)

カミサンが仕事から帰宅するのを待って、白浜へ。 猪が高速道路の真ん中であがいてた。 轢かれたんだろうなあ。 どうしようもない。

花火の最後の一発が車から少し見えたが、ムスメはそれを見逃したようだ。 ムスメは夜の海に行きたいと言ったが、却下した。 夜の海は危ないもの、という意識を植え付けておくべきだろう。 「夜の海で泳いだら、沖の方から『おいで、おいで』と呼ばれるよ」とムスメに教えたら、 カミサンに「せっかく海に来たのに怖いことを言わないで」と止められた。

海や山は基本的に楽しいところだが、 死を伴う危険と隣り合わせであることを忘れてはいけない。 毎年何件も痛ましい水難事故が生じている。 まあ子供一人に対して常に大人一人以上がついて見守る状態を維持すれば まず危険はないので、 楽しい印象だけ植え付けるのも可能ではある。 しかし一人での行動力がついてくる小学生くらいの頃に、 その意識のままでいるとまずい。

海のお化けに柄杓を渡すと舟に水を入れられて沈められるので、 それを防ぐために底の抜けた柄杓を持っておく、という怪談がある。 たぶん昔の舟は作りが甘く、隙間があったりして水が入り易かったのだろう。 その水を掻き出すために柄杓は重要で、 波にさらわれたりして柄杓を失った舟は染み入る水を掻き出せず そのうちに沈んでしまう、 ということがしばしばあったと想像される。 舟に水が入って溜まっていくことを、 今失ったばかりの柄杓を使って舟に水を汲み入れられている、 と感じたのかもしれない。 柄杓を失わないようにする教訓がこの話を生き残らせたのだろう。 また、底の抜けた柄杓は見る度にこの話を思い出す 注意書きのような役割を果たしたのだろう。


2015年07月19日(日)

8:00 くらいに海に行き、テントを張って荷物を置く。 あとから合流した義父母が荷物番をしてくれた。 基本的に私とカミサンで子供らをマンツーマンディフェンス。 ムスメは喜び浜駆け回り、ムスコは波を怖がって縮こまる。 カミサンを砂に埋めてドラえもんにしたり。 私自身も砂に埋まるというのをやってみた。 埋められると動けなくなるというのは知識としては知っていたが、 その重みを初めて実感した。 なるほど砂は比重4くらいあるし、空隙を考えても水の2倍くらいは重い。 2時間ほど遊んで、宿に戻る。

宿の共用スペースにある源泉かけ流しの温泉が24時間使える。 泳いだ後は体が冷えているので、これが非常に有り難い。 ただムスコには熱すぎるようで、入りたがらない。 なのでムスコと一緒のときは私も湯船にあまり漬かれない。

昼はラーメン。 和歌山ラーメン、白浜ラーメンというのが名物らしいが、 まあ普通の味。 若干大味というか、塩味でごまかしてる感じがするが、 ここの客は基本的に運動して疲れて来るからこれくらいの方が合っているのだろう。

宿から 3〜4km のところに 三段壁という名所があるらしかったが、行くのをやめておいた。 私以外の大人は全員行ったことがあるらしく、子供は昼寝優先なので行くなら私一人だし、 車はちょっと出すのが面倒な状態で駐車している。 私の好奇心を満たすよりは子供の遊びのために体力を温存しておいた方が良い。 私の体力は私一人だけのリソースではないのだ。 ということでみんなと一緒に昼寝した。

午後にもムスメと二人で海。 海に入ってすぐに「ゴーグルがない」とムスメ。 往路でゴーグルを頭につけているなあ、と思ったが、ちゃんと確認していなかった。 ちゃんと目につけさせる、もしくは首まで通させてしまうべきだった。

冷蔵によってカサカサにベータ化した寿司飯。 これがムスコが食べなかった理由だったのかもしれない。 義実家の人達は皆これを普通と思っているようで、そういう文化なんだな。 うん、特にこの時期、ベータ化米の食味と消化不良よりも、 腐って腹を壊すリスクの方がよほど重篤だ。 だからこれでいいんだろう。

夜の散歩で花火。 花火大会 以外の日でも、数十発程度打ち上げてるようだ。 誰から誰へのメッセージ、というのが1発ごとに読み上げられていた。 カミサンによれば 5000円程度でメッセージを読み上げてもらえるそうだ。 なかなか良い商売だな。 メッセージを依頼した人は確実にその日に来るだろうし、 夜だから大抵泊まりになるだろう。 メッセージを依頼していない人も見て楽しめるし、 いつ行ってもそれなりに花火が見られるということで観光の魅力が増す。 コスト的には 5000円では足りなさそうだが、 なんぼかでも回収できるだけでも御の字だろう。

運動靴で行ったのだが、 花火の最初の一発に見惚れてカメラを構えているときに 丁度大きな波がやってきて靴が濡れた。 明日この靴で帰るのになあ。 ムスコは花火の音を怖がるがムスメはまだまだ見たがるので、 ムスメとカミサンを残して先に宿に戻る。 再度風呂に入って 23:00 頃に就寝。


2015年07月20日(月)

ムスメ 6 歳の誕生日。 大きく育ってくれたものだ。

カミサン・義母は早起きして温泉へ。 私は 7:00 に起きて、ムスメと水着に着替えて海へ。 ムスメとムスコの2人を私1人で見るのはあまりに無謀。 ムスコはムスメの位置に関係なく縦横無尽に動き回る筈で、 そうなれば泳いでいるムスメのマークが十分でなくなり、 下手すれば水難事故に繋がる。 これは十分に有り得るリスクだ。 今回は義父がムスコを見てくれたのでムスメと海に行けた。 途中のコンビニで弁当とサンドイッチを購入して海岸で食べる。 キリンの浮き輪を忘れたので一度取りに戻り、 それから1時間強遊ぶ。 泳ぎ、砂あそびの繰り返し。 子供は海にいるというだけで楽しいものなんだな。

水槽に使える流木があればと探してみたが、 良い感じの物はなかった。

風呂に入り、10:00 チェックアウトに合わせて退出。 近くのとれとれ市場で買い物と昼食。 自分用にちりめんじゃこを購入した。 普段お土産を買う習慣がないので失念していたが、 いつもお土産をくれる姉夫婦に鯛でも買っておけばよかったと帰ってから後悔した。 とりあえず じゃこの半分お裾分けでごまかしたが、次の機会にでもちゃんと贈らないとな。

午前からムスメと水遊びしたこともあり、 1時間ほど運転したところで眠気が来た。 高速道路のそこかしこの看板で注意喚起されているように、 眠気を感じたら早めの休憩が運転者の心得なので、 PA でカミサンに交代してもらった。 30分ほど寝たら回復したが、カミサンがそのまま運転してくれた。 有り難い。 自宅で私と荷物が降りて、カミサンはそのまま義実家へ。

カミサンにとっては泳ぎ疲れというのは大したことではないんだろう。 カミサンにムスメと泳ぎに行ってもらうべきだったか。 まあ疲れはするものの私もムスメと遊ぶのが好きで、 きっとカミサンが行っても私も一緒に遊びに行っていた筈なので、 あまり意味のない仮定だったりする。

帰宅後、洗濯機を2回回し、浮き輪などの海道具を水につけて塩抜きして洗う。


2015年07月21日(火)

ベネッセは広告に相当力をかけている。 他社の同等の教材に比べたら、 契約者が払った費用の内訳において広告費の割合がより多いということになるだろう。 少数の契約者が広告費を支えているという見方もできる。 この見方では、契約者がいらん負担をしているので契約した方が損と言え、 体験版だけ利用するのが賢いのかもしれない。 まあ広告の分だけ数が出てる筈で、 量産効果で生産コストが下がっているのかもしれないが。

誰が言ったか「ぞんぞんびより」の語呂の良さ。


2015年07月22日(水)

「運転に自信がある、好きであり、趣味である、幾ら運転しても疲れない」 とカミサンはかつて言っていた。 そのカミサンが、自身の運転にさほど自信がない、 長距離ドライブは疲れがあるので不安と言ったので驚いた。 変わるもんだなあ。 良い方向だと思う。

他人の運転で法定速度で走るのが遅いと不満を持ったとしても、 交通違反を強制することはできない。 速度違反をしてでも急ぎたければ、自分で運転するしかない。 それでも同乗者がいるときにそれをするのは、事故に遭うリスクを高めるという 問題が残るが。 私が運転するときは、無事故が第一、無違反が第二、同乗者の乗り心地が第三で、 短時間は第四くらいの優先順位になる。

労務において使用者側の人間は、労働安全衛生関連のことをキチンと勉強すべきだ。 致命的な健康被害を及ぼしうる安全上重要な作業を、 体調・環境を考慮せず休憩なしに連続勤務しろ、とか言い出しかねない。

PRL に投稿した論文が reject された。 ちょっと凹んだが、まあそんなもんだ。 次に行こう。 reviewer のコメントは妥当なものが多かった。 先行研究の情報を集めていないのがバレバレで、それが主な理由だった。 その辺しっかりしていたら可能性はあったと思う。 まああんときの私はちょっとへばっていたので無理だった。 一つのネタで一つの論文誌に出せるのは一度、よって今回のネタで再度 PRL は無理だが、 まあなにしっかりブラッシュアップして別雑誌で再チャレンジだ。 今回の指摘事項はちゃんと教訓にしないとな。

英語力はもう諦めた。 機械翻訳を全力で使うよ。 機械翻訳でやっても結局原文は当たるのでそれでも英語の勉強にはなるだろう。 機械翻訳は今後ますます進歩しそうで、 ひょっとしたら10年後には完全に機械に任せられるかもしれない。 もしそうなるとしたら、自分を鍛える時間を英語ではなく研究活動に使うべきだ。


2015年07月23日(木)

ナンバープレートとか電車の車体番号とか、 4桁程度の数字を見つければムスメに足し算させてみている。 大きな和を探すゲームをしたら、もうちょっと楽しみが増すかもしれない。

新しいノート PC( mouse computer の LB-C220B) はキーボードが貧弱。 左シフトなど、押したつもりで押せてないという事が頻発する。

Gnome で Alt-Tab がアプリケーション切り替えになっていてうざい。 ターミナル 2つまでなら遷移してくれるが、 Alt-Tab 2回目 は Show desktop になって 3つ目のターミナルに遷移してくれない。 とりあえず Alt-Tab ターミナルになったまま 2秒ほどまてば アプリ内でのウィンドウ選択画面になり、Alt を押したままカーソルキーで 選択できることが分かった。

学生のためにプログラミング。 構造最適化計算に伴う構造変化を描画プログラムに読める形で書き出す。 Nokogiri の使い方がちょっと分かった。 絶対パスの xpath で呼び出して、each で個別に取り出したものを 相対パスの xpath で呼び出して、というのを繰り返す感じか。

『岳』を読んでると、登山すると 1/3 くらいの確率で大怪我をして さらにその半分くらいが死亡するような錯覚に陥る。 限界を攻めるような登山はしようとは私は思わないが、 危険回避も含めたアウトドアのスキルには興味がある。

今迄知らなかったが、、 年金型の生命保険があり、これはある程度控除があるらしい。 今の年収でも1割以上は所得税で取られているわけで、 この分だけでも十分に利得が見込める。 保険会社の説明では 預けた金を運用して利益を出すので、 目減りするわけではなく利率がかかるそうだ。 とりあえず、控除額程度にかけることにする。


2015年07月24日(金)

ムスコはちょっと下痢気味。 少し寝坊したし、 起きてもちょっとくったりいてる。 通常のムスコを「にゃんしー」と呼ぶのに対し、 この状態のムスコを「くったりにゃんしー」と呼んでいる。 なお、起きたときの挨拶は「おはにゃんしー」。 最近カミサンはムスコを「にゃんたろう」「ちびすけ」「ちび」などとも呼んでいる。

プール 1km / 40 分。 食事前で空腹だったからか、全然元気が出なかった。 バタフライは全身を使ったキックが大事だと分かったが、 ちょっと腰を痛めそう。

バジルをオリーブオイルと合わせてフープロにかけ、冷凍保存しておいたものに、 ニンニク・塩胡椒で味を整えてスパゲッティにした。 滅法美味い。

昔作った、結晶構造を povray 形式にするプログラムを整理。


2015年07月25日(土)

ムスメのピアノ発表会。 12:00 には着いて余裕を持って受付を済ませる予定だったが、 子供らの準備がやはり間に合わず、到着が 12:15 の開演ギリギリになってしまった。 姉夫婦も来てくれて、 ちょっとしたことにビデオカメラを見てくれたり、 ムスコのオムツ替えの道具を持ってくる間見てくれたり、 とっても助かった。 ムスメはとても上手に演奏していた。 小さいころはビビリだったけれど、 今は本番は本番でちゃんと開き直れるようになっている。 成長したなあ。

ムスコは、それぞれの演奏が終わるごとに拍手する。 しかしタイミングがよく分かってないのか、 まだ演奏が終わってないのに拍手しようとしたりする。 ムスメの演奏が終わる頃にムスコは飽き出したので、連れ出してホール回りを散歩。 なお、2回ブリブリウンチした。 健康でよろしい。

西九条駅のうどん屋で軽く食事して帰る。 以前からムスメは「大正駅ってどんなん?」と聞いていたのだが、 丁度駅周辺を見ることができた。 あとは門真南だが、ここに行く用事はなかなか思い付かん。 鶴見緑地なら広い公園として遊びに行けんこともないが。

帰宅して、ムスコは早々に昼寝。 ムスメは元気に遊んでいたが、カミサンが見てくれていたので私も昼寝させてもらった。 起きたら 3時間 経っていた。


2015年07月26日(日)

3時間昼寝した上で夜に7時間寝て、それでようやくスッキリ。 昨日昼寝させてくれたカミサンに感謝。

風呂掃除。 鏡に白い鱗状の汚れが乗っている。 鏡を磨く方法は何かないものかと調べてみたら、 ハミガキ粉などで研磨するのがよく行われているようだ。 次回試してみよう。

体調不良のカミサンがくったりにゃんしーと留守番し、ムスメと私が市民プール。 1.5時間ほど泳いだところで、ムスメから「上がろう」と言ってきた。

水遊びで潜ったりすると、私の鼻は水が入り易いのかちょっとしんどい。 普段、一人でちゃんと泳ぐ時には常に鼻から息を出し、 頻繁に息継ぎをするからあまり気にならなかったが。 鼻栓を買うべきだろうか。 でも家族プールで鼻栓というのもちょっと変だなあ。

キッズプラザに行く前に昼食。 モスバーガーは美味いけど、 ムスメには大きくて食いづらい。 あと店員の質の問題かもしれないが、 意図せぬポテトが注文に組込まれていたり、 どのバーガーがどれか分かり難いというのもちょっとひっかかった。 次からは注意しよう。

キッズプラザ。 鞄の中の飲み物を探しながら歩いていたら頭をしこたまぶつけた。 子供には安全な施設かもしれないが、身長 180cm の大きなお友達には危険が一杯。 中二階造りの建物は、常に屈まねばならず地味に体力を削られる。 鞄を置けるロッカールームが出口脇にあったのに、2時間くらいしてから気付いた。 入口付近にしておいてくれたらすぐに気付けて、こんな苦労をせずに済んだのに。

スタッフのネームプレートのない成人男性がずっとお巡りさんをやっていた。 害はなさそうだし、本人も子供達も喜んでいるのでいいか。

車椅子で電車に乗るシチュエーションのバリアフリー体験学習施設があった。 ムスメが入場してから暫くして、 私の番になったので車椅子に乗ろうとしてから 「大人は大人用の車椅子ですので」と準備する。 段取り悪いなあ。 親子組で親が車椅子に乗らないつもりならば、 子供に付き添って話しながら行動するだろう。 私が何のために入口で待ってたと思ってたんだろう。 そういう段取りの悪さが積み重なって待ち時間が嵩んでるんじゃなかろうか。 また、折角待ち時間があるのでその間に予習させたら良いのに。 教育において最も貴重なリソースは受講者の時間だ。 待ち時間という形ででもその時間が得られるのなら、それを有効に活用すべきだ。 注意すべき点を看板に書き出すだけでも良い。 車椅子は真横方向には移動しにくいとか、 自販機の上の方の段に手が届きにくいとか、 狭い改札は通りにくいとか。 これらは実際に体感できるはずだが、 それが言葉になった文字情報が添えてあると一層効果的だ。 自販機はそもそも気付かず素通りしている利用者が多数いた。 スタッフも設置の意図を分かっていないんじゃないだろうか。

1F 入口入ってすぐにピタゴラ装置的なボールオブジェがあって、 じっくり見たい所。 しかし入るときは一刻も早くエレベータを使って遊びのフロアに上がりたい気持ちがあり、 遊び終わった後に 出口から出てきたら近くに寄れない。 一通り遊び終わって帰ろうかとなった人が一休みしながら見れたらいいのに。 まあ、そうするとそこに人が溜まりすぎるのかもしれないが。

親子で 1900円と想像していたより入場料が高かったので、 元を取るために長めに居ることにして、結局3時間ほどいた。 ムスメはもっと居たそうだったが、 カミサンが夕食を作って待ってる筈なので、18:00前に着くように帰宅。

帰宅して夕食と風呂の後まったり過ごしていたところ、 おもむろにダイレクトウンコスタンピング。 もち、裸足。 DVD の再生が終わったところで ムスコに次の再生のために指を掴んで引かれて連れて行かれ、 DVD デッキの前に立つと丁度足をつくその場所にトラップは設置されていた。 ムスコはトラッパーの才能があるな。 カミサンによればオムツを交換したところで、 いつウンチを出したのか分からない、とのこと。 という事は人知れず、オムツを下ろしてウンチをして、 再度オムツを上げたということになる。 場所さえトイレなら完璧じゃん。 場所さえ、トイレなら!


2015年07月27日(月)

ムスコがカーペットやフローリングのそこかしこでオシッコするようになった。 もうオシッコはオムツの中にする時代ではないと、 ムスコ自身も気付いているということだな。 トイレトレーニングの緊急性が増してきた。

母の最後の本の後書き作成で時間を使う。 ま、親孝行だ。


2015年07月28日(火)

ムスメと登園。 山・川・島のつく県名を列挙したり。

水草水槽の CO2 添加について再考する。 砂糖 300円/1kg = 30円/100g。 二酸化炭素という状態を介して、 おおよそこのオーダーで質量が水草に移ると考えられる。 アナカリスの計量はしていないが、たぶん乾燥重量あたり、 600円/100g 程度だろう。 だとすれば 5%程度の効率でトントンになる計算となる。 元が取れる見込みがありそうだ。

化学式と発酵式がチープな発生装置の代表。 化学方式の特長として反応を止められる、とあるが これは酸の滴下を止めて反応を止めることになるので、 逆に言えば逐次的な滴下装置を作らなければならない。 発酵式でかけっぱなしにするのがたぶん最もラクだろう。 とりあえず実験を幾つかやってみる。 本番環境で試行錯誤しようと思うから億劫なだけで、 実験だけと割り切った環境ならば楽に試行錯誤できる。 とりあえずプロトタイプを作ってみた。 水面は発生した気泡で揺れているので CO2 が発生しているようだ。 しかしストローの先から気泡が生じない。 ストロー間のセロテープジョイントの気密がザルで、 そこから漏れているようだ。 CO2の発生速度が低いこともあり、僅かな気密漏れでも圧が逃げて輸送できなくなる。 ちゃんとホースで繋ごう。

年金型の保険を申し込みしようと思って、添付されていた学資保険の資料もついでに見る。 返戻率が 106% とかで「銀行の利率より良いじゃん」と勘違いしてしまったが、 16年かかってるからな。 年あたりで考えれば 0.3% くらいだ。 普通に定期預金なんかの方が良い。 物価の上昇もありうるし、全然メリットがない。


2015年07月29日(水)

チューブを繋ぐとちゃんとストローの先端から気泡が生じた。 石灰水を滴下して白濁することを確認。 次にせっかく発生させた CO2 を水に溶かす方法を考える。 気泡が水面で上がってしまえば、その分丸々ロスである。 CO2 ストーンという多孔体に繋げるのが定石らしいが、 わざわざ買うのもなあ、ということで色々試す。 単純なストローの先だと、5mm くらいの泡が 数十秒に1個。 ストローの先を塞いで針で穴をあけてみたら、20秒間隔くらいで間欠的に 2mm くらいの泡が連続して出た。 スポンジを巻くと2秒ごとに 2mm の泡。 PC パーツを送る時の緩衝材スポンジも良い感じ。 CO2 ストーンのメーカー写真ではサブミリくらいまでなっているみたい。 300 円払う価値はあるだろうか。 300円だったらアリだろうとは思うが、 もうちょい保留して、スポンジで戦ってみる。

泡を小さくする方向ではなく、水中に気体を留め置く方向はどうだろうか。 とりあえず、ホースの出口にビンを伏せて置いて水中で CO2 界面を保持するようにしたら それなりに効果があるんじゃないかな。

夜間酸欠になるという情報もあったが、 私は水草しか入れないし気にせんで良いだろう。 ペットボトルを黒いビニールテープで覆って太陽光で温められるようにした。 おおよそ日の当たっている間は活発に CO2 産生し、 日が沈めば不活発になることを期待。

年金型保険の件で生命保険の人が来た。 銀行引き落としでの支払いになるが、キャッシュカードがないと契約できない。 先に確認して持って来るように指示してから来れば一度の来訪で済むのにな。 予断なく、丁寧にやってる形なのかもしれないが、 無駄な労働を発生させているだけのように見える。

Kinetic Monte Carlo (KMC) とその派生の Adaptive KMC を勉強。 俺の作った方法の方が素敵だと確信しつつも、 論文にコメントをつけないといけないのでちゃんと理解する。

職場で溜まった牛乳パックを回収ボックスに入れるために、 帰宅途上で自宅近くのスーパーに寄ってみた。 この時間だと半額シールが潤沢に貼られている。 鶏ガラも置いていた。 職場近くの調達先は最近 60→100円と値上げしたのにここは 50 円で、 しかも半額シール付きだった。 終電で帰っても閉店まで余裕があるし、 ここに寄って帰るのをパターンにしても良いな。

携帯電話がそろそろヤバい。 腰につけているだけで USIM カードを認識しなくなること 3回目。 まあ 7.5年物なんで十分頑張っているとは言える。


2015年07月30日(木)

ムスコが「Tea, please」を言えるようになった。 私の口調で「ごっそうさん(ごちそうさん)」と言うらしい。 ムスコの保育園の連絡帳の今日のネタはこの辺で。

週3回、ムスコの保育園の連絡帳にコエントを英語で書くのが私にとっての良い訓練になっている。 ちょっとやっただけで、時制の意識がだいぶついた。

ムスメの髪が伸びてきて、カミサンが上手に編んであげている。 ゴムの色を誰が何色で、今日の自分は何色で、と気にする。 女の子だなあ。

ムスメと登園。 建設中のマンションの完成予想図で、 表示範囲の広さと物の描かれる大きさのトレードオフを説明。

開店前のスーパーの前を通りかかった時にセルフレジのランプが赤に点滅していたのを ムスメが見て、何故かと問われた。 たぶん客が入る前に店員呼び出し機能のチェックをしていたんだろう。 海に行く前に浮き輪がちゃんと膨らむか確認したり、 新しい水筒を買ったら水漏れがないかキチンと確認するだろう、という身近な例を挙げたら 納得したようだ。

スープカレーに炒めた小麦粉を入れてみたら、一層美味くなった。 カレーの甘味はこいつか。 これで市販のルーがなくてもそれなりに普通のカレーっぽいものが作れるようになった。 しかし、ビィヤントのカレーの透き通った味はどうやって作ってるのかな。 サッパリ分からん。

PRL への投稿では、 reviewer にキチンと理解してもらえてなかった。 しかし仮に100%理解してもらえていたとしても 物理学の論文としては不備があるという指摘には納得したし、 文章に理解度を高める工夫が足りなかったのは事実だ。 他誌にとはいえそのまま投稿するわけにはいかない。 想定する知識レベルが専門に寄りすぎていたのかもしれない。 もう少し一般の読者を想定するくらいでないと。 物理学の範囲も認識が甘かった。 数学の範囲だけではダメで、物理は実証が伴わなければならない。 特に PRL は物理学的な洞察が必要。


2015年07月31日(金)

CO2 を入れた水槽は、水草からの気泡がやはり多いように見える。

水槽内に金魚の隠れ家を作るために素焼きの植木鉢を沈めようと思ってるが、 なかなか廃棄で出てこない。 まあ気長に待つさ。 勿論買えばすぐなのだが、 植木鉢くらいに廃棄でよくお目にかかる物を手に入れるのに金を使うと 何か負けた気になる。 そのつもりで道を歩くと結構多いことに気付く。 家の前に置いている一軒家が結構多い。 多い家では20個くらい、平均的には4〜5個といったところか。 ざっくり、人口あたり1〜2個くらいありそう、と考えると 日本全国で2億個程度ということになる。 体感的には 10 個持っていたら数年に1個程度壊れる感じで、 ざっくり1/20〜1/40 個/年 程度が壊れる速度だと思う。 社会に存在する植木鉢の量が既に定常状態にあるとすれば、 ざっくりと 10万個オーダーの植木鉢が毎年作られ、 売られ、壊れ、捨てられている計算になる。 人口1000人程度の地域ならば、 その範囲に1000個程度の植木鉢があり、 1年あたり 50個程度が壊れる。 1週間に1個程度というのが廃棄される頻度ということになる。

誰かの家の前に置いてあるものはたとえ割れていても持って行けないので、 やはりゴミ捨て場を中心にチェックすることになる。 人口の集積地であるマンションが良い。 300 人が住んでいるマンションなら 1個/月程度の廃棄が見込める。

植木鉢が捨てられるケースは、 引越し、店の入替といった人の入れ替わりがあるところだろう。 人と一緒に移動するにはコストがかかるので、 そこで廃棄されることが多いと思われる。 そういう場面では移動に伴う破損のリスクもある。 引越しが多いのは 3月 なので、そのころに廃棄して 4月以降に売れるということが多いだろう。 鉢植えの植物が枯れて、 そのあと植える気がなくて廃棄ということもあるだろう。 これは植物によるが、秋〜冬が枯死のリスクが高そうだ。 これらのことを勘案すると、 植木鉢廃棄のシーズンはもう半年くらい後だろうと考えられる。 まだ焦る時期ではない。

CO2発生装置、 黒いテープで巻くのはやりすぎかもな。 CO2 発生量が多すぎてもロスになるだけだ。 気温程度に上がるだけでも十分な気がする。 場合によってはもっと塩を入れて発酵を抑えた方が、 仕込んだ砂糖が長持ちするかもしれない。

アクアリウム趣味は、 貧乏ごっことか効率厨的気質とか 工夫好きとか 水仕事好きとか、 本当私向きの趣味だ。


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