きづき(日記)

きづき、またかんがえたことをしるす (いっぺい)
Last-modified: 2016/04/25 00:47:20.

2015年02月01日(日)

ムスコになんか咳が出て、 オムツ替え時の姿勢維持など行動の各所がくったりとしている。 今日はムスメのピアノの発表会のリハーサルで、 本当は家族全員で行くつもりだったんだけど、 ムスコの体調が良くないのでムスコと私は留守番。

ムスコの寝室と居間の間のドアが閉まるとノッチがかかり、 ドアノブに手が届かないムスコは自分では開けられない。 そこでノッチに養生テープを貼ってノッチがかからないようにした。 これで居間に入る方向はムスコはドアを押すだけで入れるようになった。 さらに、居間から出る方向にはドアノブに紐を取り付けた。 ムスコはすぐに使い方を理解し、紐を引っぱってドアを開けるようになった。 行動の自由度が増え、 ドアの開閉自体が遊びになった。

ムスコが眠っているとき、 ドアのノッチの音も気を使うので、 ドアノブを捻ったままドアを閉じる。 今回ノッチがかからないようにしたので、 ドアが自動的に閉まるのに任せても音がしなくなった。 これが私にとって地味に嬉しい。

夜遅くなってしまったし、 明日午前も行くので母の見舞いは今日はなし。 姉が行ってくれたしな。


2015年02月02日(月)

2048 というゲームにプチはまる。 いかんいかん。

風邪だ。 この時期はやばい。

私の部屋にムスコが入り、自分でドアを閉める。 今迄はドアノブに手が届かず自分でドアを開けられなかったが、 今日、背伸びして届いた。 自分で閉めて自分で開けられるようになった。


2015年02月03日(火)

ムスコは昨夜18:00 から今朝 7:30ころまでガッツリ寝たらしい。 起きてお腹が減ったのか、朝食をバクバク食べる。 しかしその合間にまだ眠そうな表情を見せる。 いいぞ。寝て食え。 それが最大の健康法だ。 そして大きくなれ。

留守電の「ばーちゃんですー」の声を ムスコが真似たらしいが、聞き逃した。

インスタントじゃないラーメンを初めて作ってみた。 自分でスープを作ると塩分を控えるので、かなり優しい味になる。 店とかインスタントのスープは、どんだけ塩入ってるねん。 ついつい焼豚(約200円/100g)を買ってしまったが、 鳥はむを使えばいいんだな。 仕込みに時間がかかるが、冷凍して置いておいたら良い。

野菜屑がたまったら鶏ガラスープを作る、というサイクル。 実際の頻度は 2〜3週に一度。 その間に昆布鰹節の合わせ出汁を一度作って、交互になる感じ。 最近、鶏ガラスープより和風出汁の方が好きだと気付いたので、 鶏ガラスープの頻度を減らしたい感じ。 野菜くずの処理として鶏ガラスープではなく、 量少なめの単純な野菜スープにしてもいいかもしれん。


2015年02月04日(水)

ムスコの足にポツポツが出来て、カミサンが心配している。

私の今回の風邪は、咳が出るものの症状はさほど酷くはない。

今年見ている学生は実に真面目。 嬉しい。


2015年02月05日(木)

同僚の身内が亡くなられたとのこと。 葬式、通夜などがあり、普通は忌引きで仕事を休む。 大変だから休む、という側面はあるが、 日本古来のケガレの思想に繋がっていて 出勤できるとしてもすべきではない、 とどこかで読んだことがある。

いつからあるのか分からないカレールーのかけらを使って カレーっぽいものを作った。 最近はもう面倒になってきて、具材を炒めることすらしなくなってきた。 刻んで鶏ガラスープで煮て味付けする。 それでも十分美味い。

職場にモニターアームを導入した。 机が広い!

『バルバラ異界(萩尾望都)』。 話の繋がり方がすごい。 面白かった。


2015年02月06日(金)

今年の4年生はよく育っている。

坊ちゃん刈りのムスコがかわいい。 ムスコが「かあち」と呼ぶようになってきた。 腹に力が入って「があぢ」に近いが。


2015年02月07日(土)

ムスメの中で、ウンチとチンチンがマイブームらしい。

小さな頃のムスメは 砂場の扉を締めると柵に囲い込めて安心だったのだが、 ムスコは扉を開けて出たがるのでそう楽はさせてくれない。

ムスコは扉を通ったあと、必ず閉めてから次の行動に移る。 でも冷蔵庫の扉は閉めないことが多い。

DVD を見せようとして、 テレビの入力切り替えをしようとしたらリモコンが見当らない。 どこかなー、と探していたところでムスコがリモコンを渡してくれた。 これを親に渡せば 『えいごであそぼ』が見られるということを理解しているのだ。

母の代理で BEGIN のライブ。 ライブハウスというカテゴリで良いのか分からないが、 そういう感じの場所を初体験。

ライブでのリクエストは他の観客の多数が聞きたいと思っている曲や アーティストが演奏したい曲の空気を読んでリクエストすべきだ。 自分が聞きたい曲を我侭に主張すべきではない。 たとえばバラード尽くしというテーマで銘打ってあるライブで コミカルな歌は不適当だ。

ボーカルの栄昇さんの歌声も素晴しいが、 キーボードの上地さんの演奏も素晴らしい。 丁度鍵盤と手の動きが見える席だったので見入っていた。 腕と指の動きが滑らかだ。 キーボードだからか、鍵盤を叩くというよりは押さえる感じで優しく 弾いている。 黒鍵を弾く時は手の位置が前方に動く。 横方向と縦方向の動きが分離していて、 まず横の位置を合わせてから縦の移動をしているように見えた。

音楽やってる人って、音をどう捉えてどう覚えてるんだろう。 ピアノの鍵盤感覚と暗譜は、 ひょっとしたら PC のキーボードを叩く感じに近いのかもしれない。 PC で「わたし」と打つ場合、まず「わ-た-し」とひらがなに分解し、 「w-a-t-a-s-i」とローマ字に分解してキーを打つ。 なれてくると、これらの変換をすっとばして「わ」を打つときの 指の動作がローマ字への分解なしにできるようになる。 ピアノの演奏もこういう感じなのかもしれない。

家の墓に家系の外の人を入れるという話。 私個人としては「別にええんちゃうん」と思っていたところ、 「猫を墓に入れとするとどうだろうか」と指摘された。 なるほど、猫を家の墓に入れるのは何か抵抗がある。 この抵抗感はおそらく家の繋がりから離れた、 敬意の対象とならないペットであるということに因るのだと思う。 祖先の霊とともにペットの霊を、自分の子孫が祀ってる事になる。 家系の外の人とペットとの違いは何か。 結局、数代後の子孫には「この人誰?」みたいなことになってしまい かねない。 自分が無意識に持っていた思想の矛盾点が明瞭になる良い指摘だった。


2015年02月08日(日)

冷蔵庫から出したペットボトルを持っていたムスコが、 ふと気付けばペットボトルの蓋をあけて口飲みしようとしていた。 自力であけたということか。 蓋を口に持っていこうとしたのを制止したら、 ちゃんといけないことだと理解した様子。

午前は風呂掃除。 午後は出勤。 ムスメはスケートに行きたかったらしい。 しまったな。 また埋め合わせしよう。

母の命の上限を決めているのは肺癌と脳腫瘍。 寝たきり状態とかでバタバタしているうちに忘れてしまっていたが、 今回の入院の主因は感染症だった。 血液検査の結果、感染症に対しては回復傾向にあるらしく、 退院もありうる話となってきた。 ひとまずは目出度い話なのだが、 実際そうなると同時に介護の問題がリアルに押し寄せてくる。


2015年02月09日(月)

保育園でムスメと別れるとき、 ムスメの垂直跳びで私の手にハイタッチするのが習慣になっている。 最近はそれを見て他の子たちもやりたがるようになってきた。 子供が最初にするジャンプは、 膝を軽く曲げてちょこんと跳ぶ感じであまり上手じゃない。 膝を深く曲げて腕を後ろに振って、タイミングを合わせて跳ぶ、 というのは経験で獲得するものなんだな。 ムスメは一番早くからやっていたのもあって、 他の子に比べて随分上手い。 ジャンプとそれに付随する筋力は、色んなスポーツに有利に働くだろう。

ハンガーを外に置いておくと埃が付着し、 そのハンガーを使うと洗濯物が汚れる。 私はその汚れの量は高が知れていると思っている。 これを気にするのなら、 昼間外気で干す間に付着する埃も馬鹿にならんだろうし、 また物干し竿の方がより汚れている筈で、 これにシーツや衣類を直に掛けて干す事もできなくなる。 風で揺動してベランダの壁面やエアコン室外機に触れても 汚れるが、これを完璧に防ぐことはまず無理だろう。 元々我々はある程度の汚れを許容して洗濯物干しをやっている、 ということだ。 しかし衛生関係のものは「そんな気がする」というのも重要な要素だ。 精神的な衛生というのは馬鹿にできない。

ハンガー外置きについては、 蓋付きの大きめの入れ物がタダで手に入る事があれば、 その時にまた考えよう。


2015年02月10日(火)

ドラゼミの問題で、 ムスメはなかなか考えを出せなかったらしい。 ちょっとふざけてるような素振りもよくあり、 そのために実際に考えているときもカミサンに伝わらず、 「まじめにやりなさい」と急かされるようだ。 カミサンにもちょっと急かしすぎの傾向はあるようには思うが、 ムスメも自分が今どういうことを考えていて、 もうちょっと待ってほしいとか伝えられるようになって欲しいな。

「どんな星座があったら楽しいか、自分で考えてみよう」 という問題。 ムスメは「好きな物が星座にあったら良い」と考えるのではなく、 「まず星の形を考えてから星座を決めるべき」と思ったようだ。 好きな物を星座にして良いのならば「好きな物は何」 という質問で良い筈で、 わざわざ「星座」と聞いているのだから 星の形についての思考を要求している、と思ったのではなかろうか。

ムスメはトマトの中に走っている筋に気付き、何かと尋ねた。 いいぞ、良い気付きだ。 それは維管束で、人間の血管に相当するものだ。 この辺、カミサンもキチンと理系の人間なのでちゃんと答えられる。 頼もしい。

病院へ行くのに車より徒歩の方が時間がかかるだろうと 思い込んでいたのだが、計測すると徒歩の方が時間が節約できた。 駐車場の出場・入場のタイムロスが大きい。

思い付いて姉夫婦がよく利用するという肉屋に寄ってみた。 鳥むね肉 68 円/100g。 ちゃんと国産と銘打ってあるし、 業務スーパーの産地不明品よりよほど安心。

ズボンが全滅状態に近付いてきた。 明日スケート行くときにでも買ってきてくれ、 とカミサンに言われたが、 ムスメと一緒に行動しているときに買い物はしにくい。 試着室に入っているとどうしてもムスメから目が離れる。 ムスメの時間を使ってしまうのは申し訳ないというのもある。 ということで仕事の行き掛けにユニクロ寄って買ってきた。

ネットで見かけた意見に 「現代人は栄養が余っているので 無理に栄養を取ろうとするよりは 有害なものを取らないようにする方が良い」というのがあり、 成程と思った。 野菜や果物の皮をスープ用に取っているが、 もっと捨てる方向にシフトしよう。


2015年02月11日(水)

スケート。 ムスメは片足で滑れる時間がちょっとずつ長くなってきた。

ひょうたんバックは足を広げる力と閉じる力とで後退するのだと 昔教わった記憶があるが、実際は足の力じゃなかなか進まない。 重心を考えたときに、その説明が間違いだと気付いた。 体を後傾させて、重心が接地点より後ろに来たところで 逆ハの字にした足で氷を前に蹴ることで後ろへの推進力を出し、 慣性を使って足を閉めるのがスムーズ。

昨日のうちにズボンを購入していた、 その迅速性をカミサンに褒めてもらおうと思っていたが、 ムスメの「そのズボンかっこ良いね」という発言で なんか言いそびれた。 それで伝わった気がしたのは明らかに錯覚だ。

「可能性がある」というのは、 そうなってもならなくても、嘘にはならない。 なのでそんなに気にせず使ってしまっていたが、 「退院する可能性がある」 という言葉は医師以外は使ってはいけないらしい。 科学の世界と違うのだなあ。 「可能性がない」というのは強い断言だが、 「可能性がある」というのは比率の問題にすぎない。 「可能性がある」と 「可能性があると思う」というのは、 科学においてはほとんど同じことを言っていて、 簡潔な表現である前者が好まれる。

「可能性がある」というのは、一般人も使う日常的なフレーズだが、 私のような医療関係者以外の一般人も医療関係のルールに従った 言葉遣いをしなければならない、ということだろうか。

私のような素人は転院とは言っても その病院からは出るので退院と言ってもさほど間違いではないと 思っていたが、 転院と退院は違うということ。 移転先が病院というよりは、 ケアホームに入ることもありうる話なんだがな。

姉に指摘されて思い出したが、 医師が退院について述べていたわ。 退院するとなると介護の問題がリアルに迫るため、 思考がぶっとんでしまっていたようだ。 非日常が迫ったときには細かい情報が抜けるなあ。

報告が自分の望む形でなされない事に対する非難よりは、 まずは依頼された仕事を片付けた事に対する感謝を心掛けよう。

祝日だが、学生の論文指導をしないといけないので 17:00 くらいに出勤。

昔作ったコードとそのテストを改善するときに、 ついつい勿体無い精神が働いて残そうとしてしまう。 結果、解読に時間がかかり、却って時間を無駄にしている。 あかんな。 昔のコードは所詮その時点でのスキルで作られたもので、 品質が悪い。 捨てる技術も大事。

学生の論文指導でも、どこがどう変わったか丁寧に追跡するのは、 それが有効な箇所だけに限るべきだ。


2015年02月12日(木)

論文指導ー。

落とし所を見つける、という行動を取らない人がいる。 そういう人相手に落とし所を模索して妥協案を提案しても、 延々追い討ちやつっこみを続けられる傾向がある。


2015年02月13日(金)

食品庫を漁ると 賞味期限が切れた古い食材が出てきた。 うどん乾麺、変わったパスタ、インスタント味噌汁、茶漬の素。 私が買った物もあれば、カミサンがどこかから貰って来たものもある。 職場で使って家のスペースを空けよう。

『だんご三兄弟』が、タンゴとかけた洒落であることに唐突に気付いた。


2015年02月14日(土)

ムスメのピアノの発表会。 遠目だったのでよく見えなかったが、 それほど緊張した感じではなかった。 義父母も応援に駆けつけてくれた

義父母と一緒に夕食に行けて良かった。 先方にとっても、 少なくともムスコ相手の人手が増えたのを喜んでくれたと思う。

黄昏時に出勤。 学生の発表練習前のスライドチェック。


2015年02月15日(日)

学生の発表練習。

他の教員の指導した学生の卒業研究と比較すると、 私の要求水準は相当高いのだと思う。 学生は大変だ。 しかしまあ、それだけの教育効果はあるんじゃないかな。


2015年02月16日(月)

仕事の精度が低い人が集約すると、 コピペするだけの仕事に何度も何度も修正を指示せんならん。

母の見舞いに病院。 採血などが重なり、あまり母と話できず。

鰯の天麩羅を買って、 1年切れのうどん乾麺で天麩羅うどんに。 美味い。 しかし、夜中までカロリーが残ってる気がする。

ある居酒屋の主人が、 嗅覚障害になって日本酒の利き酒ができなくなり、 日本酒主体の酒屋はできなくなったらしい。 美味い酒を見つける才能のある店主だったのに、 またご本人も日本酒が好きだった筈なのに、 悲しいなあ。


2015年02月17日(火)

職場の電子レンジがかなりポンコツで、 タイマー設定が渋く毎回相当イライラさせられるので買い替えた。 新しいのが到着して古い方はもっと本格的に壊れても良くなったので、 故障のリスクのある実験をしてみた。 酸化鉄の還元実験で、上手くいけば学生実験の教材になりうる。 調べたところ、 木炭を粉砕して酸化鉄と混合し、電子レンジで3分ほど加熱する、 とある。 保護メガネをかけてビクビクしながら加熱してみると、 「パキン」と音がして 30秒くらいで乗せていた皿が割れた。 熱のせいだ。 耐熱坩堝ならいけるのかな。 新年度になったら坩堝を購入して試してみよう。


2015年02月18日(水)

プレゼンの質疑応答は基本的には分からない所を質問するものだ。 「ちゃんと分かってから質問しろ」という意見は、 根本的に勘違いしている。 そもそも本当は、聴衆にとって分かるように 発表者が説明しなければならない。

人を支えるということと、 無菌室に入れて保護することは違う。 キチンと支えられてない人には、キチンとした質問はできない。

私が指導する学生の研究に対する意見は、 どんな手厳しいものでも私は嬉しい。 研究の粗や、指導不足の点が浮き彫りになる。


2015年02月19日(木)

3:30 まで論文添削。

ムスメのお送りのあと、病院へ。 午後に担当医の先生との面談があるので病院に滞在。 睡眠時間より長くいたぞ。

母はいつポックリ逝くか分からんリスクが常にある。 今年の夏は難しいかも。

自分だけの原理原則でやってはいけない、という意見は理解できる。 だが、そう言い捨てて対話を放棄する人は、 自分の行動が自身の非難に該たるのだということに気付いてない。

卒論がなんとか形になる。 肩の荷がおりた。

ねむい。


2015年02月20日(金)

7時間睡眠。 かなり回復。

ムスコの手が便所のドアノブに届くようになる。

睡眠中のムスコが物音に敏感になったか。

個人的コーディング規約のインデント幅を変更する。 以前 2→4 に変更したのは、 Python を使う理由があって Python 文化圏ではインデント幅 4 が標準的だからだ。 しかし結局 Python はあまり使ってない。 私がメインで使ってる Ruby 文化圏ではインデント幅 2 が標準的。 自分のコーディング規約を1つ定めてそれを 全てのコードに当て嵌めるのではなく、 書くコードによって規約を変えた方が良いだろう。

かやくご飯、失敗。 吸水は真水でせんとあかんのか。 勉強になった。

かやくご飯の「かやく」は「加薬」で薬味を加えるという意味だと 知ったのは20歳を過ぎてからだったかな。 それまでは「火薬」だと思っていた。


2015年02月21日(土)

Ruby 関西 勉強会に参加。 当初は子供の世話を母に見てもらうつもりだったのだが、 入院中という状況なので姉にお願いした。

良い刺激を受けた。 というか、講演したいなあ。 初心者が中級者に上がるところをターゲットにすると、 私は向いてると思うんだ。


2015年02月22日(日)

まだ皆が起き出していない朝、 ムスコが寝室から居間に行き、 冷蔵庫からジュースを取り出してまた寝室に戻って来たらしい。 同じ年頃だったムスメよりも、この辺の行動力があるように見える。

ムスコは椅子を持ってどこにでもいき、 高いところのものを取ろうとする。 椅子を風呂に持ち込んで乗ろうとすることもあったという。 この辺の組み合わせの発想力と行動力もムスメより目立つ気がする。 我々大人は湿気で椅子が痛むというのを無意識に避けているが、 幼児にそんな常識はない。 ある意味、大人の自分がとらわれていた常識を認識することになって興味深い。

棚に置いてある物から紐が伸びていたらそれを捕もうとする。 カメラなんかとても危ない。 結構重くて固いし、ガラスも使ってるので頭に落ちたら相当危険だ。 同時に、ムスメは随分育ったんだなあ、と思う。 一人で放っておいても危険なことはしないし。

カミサンと子供らは義父母と神戸でショッピング。 私は家で仕事と睡眠補充。

ムスメがぶんたんを食べていた。 落とした房を「おちた。(ムスメ)ちゃん、からだ小さいー」と私に渡してきた。 理解にちょっと時間がかかったが、こういうことだ。 普段 子供がちょっと落とした食べ物を捨てるのも何なので私が食べる。 しかし、それを子供が真似するといけないし、 下手すると「大人は良くて子供はやっちゃいけない」という理不尽な ルールと解される恐れがある。 そこで 「大人は体が大きいのでちょっと悪くなった物を食べても平気だけど、 子供は体が小さいのですぐに体調を崩すので、 子供は落としたものを食べてはいけないよ」と 教えていたのだった。 だから体が小さいから食べてはいけない、 体の大きな大人に渡す、ということなのだ。

ムスメ「黄色と緑色まぜたら何色になるんやろなあ」。 カミサン「黄緑やろ」。 テンポがすごく良かった。


2015年02月23日(月)

ムスメが早起きし、 家族の朝食におにぎりを作った。

ムスコの視線に意志の力が宿り始めた。

使えれば良いという視点と、 本質を見抜く科学的な視点は異なる。

「間違ってない」という評価は「正しい」とは異なる。 しかし、立ち方としては肯定されている。


2015年02月24日(火)

変な夢。 ムスメが運転する車に乗るのだが、 私は何故か車の屋根の上に乗って、怖い。 ムスメに言って車を止めてもらうが、 片側1車線の道の真ん中で止めてしまって難渋する。 私はムスメに止めてくれたことをまず感謝すべきなのに、 もっと他の人の迷惑にならない場所に止めて欲しいとか すべきでない愚痴をこぼす。 そこは電車の線路の横で、ムスメがふらふらと歩いていき、 まあ大丈夫だろうと放置して電車スレスレになってしまった。 ムスメの手をすぐに掴むべきだったのに。 夢で良かったし、夢で見ておいて良かった。 子供の安全確保で横着をしないぞ。

バンド計算で格子定数を求める方法で、 格子定数を直接最適化するのはイマイチ精度が出ないということだけ 知っていたが、詳しくは知っていなかった。 今迄は格子定数があまり大きな意味を持たない計算しかしてなかったのだ。 計算結果に 応力が出てくるのでこれで最適化すればいいんじゃないかと 自前で最適化プログラムを書いて実行してみたが、上手くいかない。 6変数の最適化で、それぞれが独立と見做せないためだ。 a が縮めば b, c は伸びようとする。 やるならば 1変数ごとの最適化をやり、6変数分を単位としたループを 回すべきなんだな。 さらに調べると Pulay stress というもののために応力が圧縮側にシフトして評価され、 正確な値が出ないらしい。 そこでプログラムのマニュアルをちゃんと読み直し、 そもそも何で自前で最適化しようとしたかを考え直した所、 プログラムで準備されているやり方を組み合わせてできそうだと 分かった。 色々勉強になった。 無駄なプログラミングをしたが、経験にはなった。

構造最適化と一点計算との使い分けの勘所が分かってきた気がする。 構造最適化は原子緩和を取り込んだ安定構造が得られるが、 座標が変化するため、条件同士の比較にはあまり向いていない。 何か一つだけを変えて依存性を測るのが科学的手段の基本だ。

USB メモリを HDD/SSD がわりにできると、 電源供給をデータ転送と一緒に USB ポートで行えるし、 デバイス自体を USB ポートに固定できる。 計算機の構成が簡潔になって取り回しがラクになる。 ということで 64GB USB メモリにシステムをインストールしてみた。 USB ブートで問題なく起動して操作できたが、 シェルで作業していると所々モッサリ重い。 SATA と比べて USB は段違いに遅いので、読み書きで不利なんだろう。 計算プログラムを走らせてみたら大差なかった。 ある程度以上の負荷の計算はメモリに読み込んでしまうので、 読み書きの不利がほとんど効かないのだろう。 ということで、日常業務のデスクトップ機としての使用には耐えないが、 計算機には十分に価値があるということが分かった。


2015年02月25日(水)

冷温庫が廃棄で出ていて、職場に便利かもと思ったが ACアダプタがついていなかった。 まあ職場で使うのなら買うべきか。

自転車のバルブがなくなった。 昨夜 23:00 くらいに停めて、朝7:30 の間。 バルブはなくなったらすぐに空気圧がなくなるので 乗ってる最中に振動などで飛んだとは考えられない。 誰かが故意に盗んだとしか思えない。

試験監督で、2時間くらいを数回拘束。 パソナルーム的なキツさって、こんな感じなのかな。


2015年02月26日(木)

自転車屋でバルブをつけてもらう。 最近、バルブの盗難が結構多いらしい。

研究がなんぼか進んだが、まだ足りない。

計算をラクに投げられるようにしなければ。


2015年02月27日(金)

母が大分弱ってきている。


2015年02月28日(土)

子供の世話。 ムスコの体調がイマイチなので、 公園には行かず、家の中で遊ぶ。

昼飯はうどんだが、蛋白質が足りない感じなので 卵焼きと中華惣菜で補った。

カミサンが帰宅して、子供を連れて義父母とお出かけ。 私は母の見舞いに病院。

子供を風呂に入れた。 珍しく、ムスメがカミサンと入りたがらず、私と入った。

姉夫婦と鍋をつつき、パンデミック改訂版を初めてやる。 エピデミック4枚に対する 検疫官・作戦エキスパート・通信指令員の3人チームで人類敗北。


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