職場に出るつもりだったがやめて、とにかく寝てた。
アニメの OPED 切り出しを始めた。
5円玉と 50円玉は世界でも珍しい穴あき硬貨だという話を聞いて、 中に紐を通して貯めてみたくなった。 でも両替で一気にやっても今イチなので、 日常生活で得る釣り銭でちょっとずつ貯めている。 まだ数日分だが、 50 円玉の方が速度が速いようだ。 1円単位切り捨ての商品だけを買う機会があるからだろう。
10時間睡眠。
午後、実家の買い物の運転手。
学生が自ら勝手に成長する仕組みはどうすれば作れるんだろう。 Wiki を用意しておく、というのはやっておくべきだが、 それだけでは弱い。 卒業をエサにして走らせるのは普通にやることだが、 ストレスがかかる。 教員の研究ではなく自分の研究だと、学生に思わせること、 それを楽しいと思わせること。 理屈では分かるのだが。
私自身にもストレスはかかっているが、 まあ精神を壊さないように適当に力を逃がすことを 知っているし、 そもそもそんなに強いストレスでもない。
学生の論文草稿チェック。
職場泊。
図書館で借りた相対性理論の入門書を読んでいる。 相対性理論は光速度不変の原理から理論が組み立てられる。 原理というのは「証明が困難だが正しいと見做すもので、 理論の基礎を為すもの」であり、 ユークリッド幾何学の5つの原理(公理)のように、 原理を組み合わせて他の法則などを構築していく基礎となるもの。 光速度不変の原理を受け入れればそこから先の論理に 自信を持てるのは分かる。 だがその基盤となる原理を確認できないまま、 日常的な感覚からは一見荒唐無稽に見える理論を発表できるだろうか。 私ならば、何かしらの実験的な証拠を 確認しないままに発表することを躊躇するだろう。 アインシュタインはこれを実験の証拠がないまま発表したわけだ。 何と怖ろしい男だろう。 そのハートの強さに畏怖を覚える。
週1回程度、母にムスメのお送りをお願いしている。 私が毎朝感動していることを、母も同様に感動してくれている様子。 ムスメは電柱の「貼り紙禁止」の字が隠れているのをすごく面白がる。 「貼」が隠れていると「り紙禁止、だね」とか 「紙禁止、ってなんなんー」とか笑ったり。 「9時に時計が見られるように、4Cで行こう」と 自分から言い出したそうだ。 4C というのは駅の一番近い出口番号。 「〜〜するために〜〜する」という目的のための行動というのが 理解できてきたな。 ムスメはその時計が 9 時に動くのをよく見ているが、 母と見たのは今日が始めて。 そのことを喜んでいたらしい。
今日やったのは環境と情報整理系の仕事だが、大分進んだ。
職場で寝ていて、夢の中で思い付いたこと。 犬は人につく、猫は家につくというが、 これナワバリや狩のスタイルから来てる習性じゃないかなあ。 犬は集団で追い詰める狩猟スタイルなので、 定期的に広い縄張りを移動していくだろう。 猫は一匹伏せて待ち構える狩猟スタイルなので、 比較的狭い縄張りに居続けることが多いだろう。 このため、犬は狭い場所にはあまり執着せず、 群としてのルールを重視する。 猫は狭い場所に執着し、他者はあまり重視しないのかもしれん。
人間は長距離走が滅法得意で、 全動物の中でも断トツらしい。 動物を延々追い掛け回し疲れて走れなくなった獲物を狩るスタイルで、 持久狩猟という名がついているらしい。 このスタイルの狩猟を行う補佐役としては、犬の方が向いている。 そういうことで犬は古くからパートナーになっていたのではなかろうか。 人間の狩猟スタイルに猫は向かないので、 ペットにしかならなかったのではなかろうか。
長距離走が得意であるためには、 上昇する体温を下げなければならない。 このため、汗をかく機能が重要なのだが、 犬や猫のように長い体毛を持つ獣は一般に汗をあまりかけない。 人間が長い体毛を失ったのは持久狩猟のために 汗をかくのに有利だったからか。
職場データの天災対策バックアップを 家にも置いておくという手は考えられる。 しかし、データを失うリスクよりも漏洩のリスクを重視すべきだな。 データを失った場合の損失は自分で止まるが、 学生の個人情報なんかを漏洩させると自分だけでは止まらない問題になる。 オンラインのバックアップを行うならば、個人研究のデータだけにとどめるべきか。 職場データを置いておくのも、年1くらいで DVD-R に焼き、 これを家に置くくらいなら良かろうし、これくらいがベターな気がする。
計算が途中で止まることはしばしばあるが、 これに対処するのが面倒。 大きな研究の中の一つの計算という捉え方だと、 対症的になんか頑張らなならんという感じで億劫になる。 これを一個の問題に捉え直して別ディレクトリに分けてしまうと良い。 一つの問題として解決するのに集中し易くなる。 解決したときに片付いた感で気持ち良い。 また、それについて調べる過程をキチンと書くようになり、 情報を蓄積するようになる。
私は作業メモなどをかなりこまめに取る方だと思う。 今迄は主に手元テキストファイルでやっていたが、 ハイパーリンクのあるなしで見易さが全く違う。 私はデザイン屋ではないので HTML 直打ちなんて必要なく、 情報を記述するには Wiki で十分だ。 Wiki でもデータのバックアップやスナップショットを 取れるようにしたおかげでデータ損失の怖れがほとんどなくなった。 そのため、より積極的に Wiki で書くようになった。
ここんところ情報整理に労力をかけており、 かなり過去の情報を整理し直し、 また新たに書いている。 情報を整理することの威力により、 計算の対処が面倒だという意識が減った。
4次元やら多次元というと理解しにくいもののように聞こえるが、 空間的に把握しにくいだけであって こういう情報を扱うこと自体は普通に行われている。 物件を決めるときに、 広さ・職場までの時間・駅までの距離・スーパーまでの距離、 で評価するならば、 これだけで評価軸すなわち次元が 4つだ。 情報を整理するときにその次元が幾つであるか、 ということを把握すると便利であることが多い。 表は情報を整理するのに便利なスタイルだが、 これはそもそも2次元でのまとめ方だ。 多次元の情報を2次元で押し込めるためには その評価軸を2つしか選べず、残りを無視するということになる。 表を作る際には、 まずその情報が何次元の情報から構成されているかを把握し、 その中から どの2次元を優先するかを明確にすべきだ。 役人タイプの人間には、表こそが至上で表を作ることが仕事、 理想の表は1つに定まると盲信している人もいる。 そういう人は何も考えずに「僕の考えた理想の表」を出してくるが、 表に使用する評価軸の選択には思想が入りうるものであり、 それは往々にして他者との摩擦のもとになったりする。 違うだろう。 生の情報が第一で、表はその見せ方にすぎない。 理想の表なんてものはそもそも存在しない。 評価軸なんてのは 利用者にとって便利なように評価軸を変えた別の表が 用意されることもありうる。
大卒の人が働くことが期待される社会はおおよそ文書で動いているので、 文章を書けないという人は相応のレベルと見做されうる。 学生を見てると本当に文章を書けない人がいる。 数日かけて正味増えた文章量が1ページ以下というようなレベルの人もいる。 それでは仕事が終わらない。
日記を書くというのは良いトレーニングだとつくづく思う。 学生にも是非奨励したいところだが、 日記を書けと強制するわけにもいかない。 公開せずに自分一人で読むだけのものを書いても 文章に向き合う姿勢はほとんど変わらず、 磨かれない。 ある程度自己顕示欲がないとあかんのやろなあ。 私自身について考えてみると、 学生時代の研究室の共用 PC で日替わり壁紙を作ったり、 Wiki で UNIX の Tips を書いたりしてたのを考えると、 やはり自己顕示欲がそれなりに強い方なんだろう。 この日記は私の自己顕示欲を適度に発散させるためのものでもあり、 そのため読み手を意識の片隅に置きながら書いている。 だからこそ読み易くなるように心を配ろうと意識する。 私が日記を書き始めたのは中学生の頃に手書きでだったが、 これはほぼ純粋に個人的な記録に留まり、文章としては実に低質だった。
昨夜、帰宅時に雪が積もり始めていたので 今日はムスメと雪遊びができるかと期待していたが、 朝起きると雪は残っていたものの天気は雨に変わっていた。 残念。
カミサン美容院の間、子供の世話。 布団に寝かせたムスコが、1時間後に頭側の布団の外に落ちて泣いた。 ずりずり動く力が強くなってきたわけだ。 うつぶせから四肢をつっぱって四つん這い状態ができるようになった。 ムスコは全体的にムスメより力強い印象。
ムスコ、服こみで 9kg 成長曲線中央よりやや重めだが十分すぎるくらい普通。 素晴らしい。 ムスメは 20.5kg。
ゴシップ誌のような週刊誌は低俗だと思っていたが、 電車の吊り広告見てると 2ch まとめサイトで見た記事が多い。 ああなるほど、あれと同種の楽しみなのか、と納得した。 はい、低俗なのは私でしたね。
ウチのマンションはそこそこしっかりした作りで 生活音があまり響かないのだが、 それでもマンション住まいなので夜歩く音にちょっと気を使うべき。 ムスメがドタドタ歩いていたので、 忍者歩きという遊びを教えた。 ぬき足、さし足、忍び足でそろそろ歩く。 普段と違う歩き方をするだけでも面白がって遊びになる。
万博公園で雪まつり。 他所から雪を持ってきたらしい。 大阪のように大きな都市だから人が多くて採算が合うということだろう。
30分ほどのアンパンマンショーでムスメをずっと抱っこ。 腕の筋が切れそうだった。 でもこの重さがうれしい。 大きく育ってくれてありがとう。
雪山で遊びたがるムスメ。 ということでムスメ、カミサンで雪山に行ってもらい、 その間私はムスコとお散歩。 なかなか連絡がないのでソリ滑りの行列に並んでいるのかと思ったが、 実は延々雪山で遊んでいたらしい。 体力の限界近くまで遊んでた模様。 楽しんでいたようで何より。
ムスコを寝かしつけようとしてできなかった。 酒臭いのが原因の模様。 がーん。 もうちょい抑えるよう意識しよう。
ムスメの成長が面白い。 何かができるようになる、というのが新鮮。 ムスコの成長でもこういう感動をもう一度味わえる筈なので、それも楽しみだ。
ムスコが力強く 四つん這い。 ムスコはビニールのワシャワシャする音が好き。 でもビニール袋は危険物なので気を使う。
パスワード入力時に私は手元を見ず斜め上とかを見てたりする。 帰途の地下鉄でノート PC のロック解除したら、 隣のオバチャンにそのブラインドタッチがすごいと感心された。 パソコンを習い始めたばかりで、 日本語変換あたりの段階らしい。 さすが大阪のオバチャン、なんか電車乗ってる間中話してた。
引き算の結果が負数になる場合がある。 小学校の範囲では、小さな数から大きな数は「引けない」 と習ったような気がする。 マイナスの概念を教わるのは中学になってからじゃなかったかな。 勿論「地球が回っている」と同様、 常識としてマイナスの存在は小学生でも知ってはいたし、 温度としてのマイナスは理科では習ったと思う。 でも演算の量的な関係を学ぶのは中学校だったと思う。
小さな数から大きな数の引き算の際に、 「前後を入れ替えて頭にマイナスを付ければ良い」 というのは既に理解している人、 またそれで覚えられた頭の良い人の対処法。 マイナスが何者か分かっていて、 (a-b) = -(b-a) という 演算の交換性を知っているからそれでいいわけだ。 幼児にこのやり方を教えてそれができるようになったとしても、 本質を理解せず、頭を使わず、 盲目的に指示に従う能力しか育たない気がする。 まあムスメは学習能力が高いのでその教え方でも覚えられるとは思うけどな。
マイナスはおろか、ゼロの概念も人類が獲得したのは比較的最近のこと。 「0個のものがある、ってどういうこと?」という 疑問もありうるものだ。 「0個のものがあるということは、ないということだ」 と頭から教えてしまうことは可能だし、 大抵の人はそれで覚え込むことができる。 でも大事な教え子のためには 「どうして表現が2つあるのだろう」などといった疑問が生じる可能性は 考慮しておくべきだ。
数学史というのは人間が数を発見してきた歴史でもある。 1つ以上の個数を数える自然数が人間が獲得した最も原始的な数である。 最初は両手の指の数で十分だったところが、 桁という概念を生み出すことで多数を簡便に扱えるようにした。 原始的にはゼロは存在しなかった。 ローマ数字ではゼロがないし、 漢数字の零もどっかから持ってきたものだろう。 そのうち、ゼロを発明し、 「ないこと」を数字で表現することができるようになった。 商業が発達し、負債を表す数として負数を使う体系が出来始めたが、 数学者がマイナスを受け入れるのには少し時間がかかったようだ。 個数ではなく、目方のような連続量を扱うために 有理数(小数、分数)という概念を生み出した。 有理数の範囲にない無理数(√2、π)などを生み出し、 実在しない数である虚数・複素数を生み出した。 普通の人間が虚数・複素数を学んだときの感覚が、 今ムスメが直面していている負数の感覚だと思う。 物理や数学を本気で学んだ人間なら「複素数は便利でいいじゃん」と 思うだろう。 それと同じモチベーションを与えること、 「マイナスって便利じゃん」という感覚を伝えることが 教育の常道だと思う。
私は教育を業としているのでこういうことを考えるのかと思ったが、 寮生時代も同室の後輩の数学の試験勉強を教える機会に 分かり易いと評価されたことがあり、 元々こういう資質があったのかもしれない。 カミサンは本当賢い。 そして賢い人に典型的な覚え方と教え方をしている。 この教え方が有効な場合もある。 そういう意味で我が家はバランスを取り易いかもしれない。
職場で分電盤を扱うことがあるので、 きちんと知識を得ておきたいと思った。 この手の資格は電気工事士だろう。 一噌この資格を得てしまうのもアリかと思って 図書館で本を借りてながめてみたが、明らかにオーバーだ。 もっと自由度の高いところでの仕事、 電気工事士というのは架線や引き込み、 施設環境を含めた広範な知識を持つ専門家なわけで、 私がこういう勉強してもリソースの無駄遣いだ。 私は分電盤を使いたいだけなので屋外の施設の知識なんかいらんし、 分電盤は電気工事士の範囲ではないか、あってもごくわずかな部分 のようだ。
国語教育、特に執筆能力を高めるにはどうしたら良いだろうか。 まず第一に書く機会を作らないといけない。 できればそれを添削する機会を作らないといけない。 かなり難しい。
「せっかくの不正解から目をそらさない」という Z会の広告。 良い文句だな。 間違った問題こそ、自分に足りないものが浮き彫りにするもの。 試験テクニックとしては空欄は埋めておくべきだが、 勉強中の確認問題は100%の確信がある箇所以外は空けておくべきだ。
Python 勉強再開。
学生の論文執筆工程を見てると、 よく MS-Word で頑張れるなあとある意味感心する。 目次を自動生成して全体に対する位置付けを確認しながら書く方が ラクだと思うんだけど、 そういうやり方があるということを知らなければ それで我慢してしまうものだ。
大雪。 関東では大変なことになっているらしい。 大阪でも 10 cm くらいは積もった。 雪の中傘をさして最寄り駅から職場まで歩く。 建物前で傘から雪を払うと明らかに軽くなった。 雪で傘が重くなる事を知った。 80 cm の傘なら πr^2 でざっと 2平米で、1 cm 積もると雪は 20L。 積もった雪の密度が 0.5 kg/L 程度と聞くので、 ふわっと乗っただけならその半分くらいだろうか。 そのように仮定して 5 kg くらいのオーダー。 結構な重量だ。
中庭で雪だるまを作っている学生がいたので手伝った。 うん、サンダルでやる仕事じゃない。 雪玉って転がすと大きく、重くなるんだな。 情報としては知っていたけれど。 今日はカメラかスキー手袋を持って出勤すべきだったか。
5円玉、50円玉貯金を始める前は 50円の方が格好良い感覚だったのだが、 今では 5円玉の方がレアで嬉しい感覚。 ビックリマンの悪魔に対するお守りシールくらい。 あと物理学的にはやっぱり有色金属の方が無色金属よりレアだしな。
研究室泊。
B4 の発表練習。 修士の学生が頑張って質問やコメントしてくれたのが助かる。 たぶん、B4 のスライド作り過程でも コメントや指示もしてくれているのだろう。 学生のスライド作りが大分マシになってる。 こういう形は非常に望ましいが、教員が狙ってこういうコミュニティを作れるわけではない。 多分に学生の資質だ。
姉夫婦行きつけのチーズ屋の店主宅で、チーズとワインと魚鍋の会。 EPOISSES(エポワス)うめえ。
お掃除、お掃除。 台所回りの水垢取り。 ちょっと間隔が空いて水垢が溜まった頃にやるのが快感。
トイレの鍵がグラグラしていたので ネジを増し締めできないか小一時間格闘してみたが、ダメだった。 ドライバーではなく、横から輪ゴムや凧糸で摩擦するように回して やると少しマシになった。 今日はここで諦めた。 テグスを使ってやるともうちょっと良かったのかもなあ。 とりあえず構造は分かった。 ホームセンターで新しい鍵を買ってきて付けるのが早いかもしれん。 まあやるんだったら大家さんに言ってからだけど。
ディズニーの『アイス・エイジ』という映画を見に行った。 冒頭のリスが走り回るアニメーションをムスコが大喜びし、 そのあとスヤスヤと眠ってた。 ムスメはなんか怖いところがあったようで、 所々目を瞑っていた。 それでもまあ楽しい楽しかったらしい。 やっぱり良く出来ていて、大人も気軽に楽しめる。
毎朝 私は 7:30 の目覚しで起きている。 カミサン、ムスメも大体同時刻くらいに起きてくる。 たまにムスメが早起きして 寝室からパジャマトーキングの声が聞こえることもあるが、 気持ち遅めの事が多い。 7:45 まで起きてこなかったら 私が起こしに行く感じでパターンが定着している。 今日、私が 7:30 に起きてぼんやり着替えていると ムスメがトコトコと歩いて居間に入って来た。 「かあちは?まだ寝てる?」と聞くと、「うん」。 珍しい。 ムスメ自分一人で起きられたということだ。
Python 勉強中。 良く出来てるわ。 ディレクトリ、ファイル構成がそのまま名前空間とか モジュール分割の単位になっているのは非常に良い。 Ruby のようにフラットな空間になっている言語でも どうせそのように構成するからな。
朝食後、ムスメが吐いた。 咳のはずみでケロリと吐いてしまった後、 何事もなかったかのようにケロリとしている。 まあ子供ってすぐ吐くよね。 覚えてないが、私もそうだったらしい。
10:00 開始の仕事があり、ムスメを送って行くとギリギリになるので、母にお願いした。 ただし、ムスメを送らなければ同じ時刻に出ても30分ほど余裕ができるので ムスメ、母、私で同時に家を出て、駅で別れた。
安倍首相の夕食を叩く報道。 今回は天麩羅。 前のカツカレーといい、たまに無性に食いたくなるものだ。 これ経済効果あるんじゃね?
インデントの空白文字幅を 4 にすることにした。 しばらく python を使うので、その推奨インデント幅に合わせてみた。 他の言語を使う場合でも プログラミング技術が上がって深いネスティングを避けるように なってきたので大丈夫だろう。
度数分布図。 横軸が細かすぎて最大高さが 1になるようなものは度数分布として用を足さない。 横軸が粗すぎて全ての要素が一つの区間に入ってしまうのも同様に意味がない。 これらの間のどこかに最適な描き方がある。 たとえば身長 150.0〜200.0 cm について、 10cm ずつ 5区分すれば 最大 50人のグラフが得られ、 1cm ずつ 50区分すれば 最大 5人のグラフが得られるとした場合、 どちらが最善のグラフに近いだろうか。 直感的にはその間の 5 cm で 10区分したもの(たとえば最大値が20人くらいになるもの)が最善になりそうな気はしまいか。 この感覚が何に根差したものかを考える。 まずグラフの描画領域の縦横の長さが等しい正方形グラフを考える。 横軸・縦軸の最大目盛が等しい数である場合に情報の分解能が 最大化する。 たとえば横軸を20区間に区切ったときに 高さの最大値が20 になるのが良い。 実際のデータでは横軸を何区間に区切ると最大値幾つになるかは やってみないと分からない。 ざっと横を √ N 個程度にして 「大抵は横をもうちょい細かくした方が良い」という感覚を持ちつつ 描いてみたものを叩き台とすると良いだろう。 切りの良い数であることも結構大事で、 8等分して身長 150.000〜156.25, 156.25〜162.50cm, ... とかいうのは 理屈の上では問題ない筈だが文章にすると読み難い。 10進数的に割り切り易い数(1,2,5)をベースとした数にすべきだろう。
さて、
グラフを正方形と仮定していたが、
実際にはやや横長のグラフを使うことが多い。
縦横比に決まりはないが、
私は黄金比を使うことが多い。
度数分布は正規分布っぽい形状をしていることが多かろうが、
扱いが簡単な正弦関数と近似するとサンプル数は
長方形の面積の半分になる。
この仮定のもとで 横 n 区間に分割したとき、
縦の最大値は 0.618 n 個程度になる筈である。
面積は
0.618 n^2 であり、
サンプル数 s と n の関係は、
s = 0.618 n^2 / 2
2 s / 0.618 = n^2
n = sqrt(2 s / 0.618)
n = sqrt(2 s * 1.618)
n = sqrt(3.236 s)
n = 1.80 sqrt(s)
ざっと、100点あるデータなら横方向に 18分割, 10000点のデータなら横方向に 180 分割 くらいで最初に作ってみると良さげ。 ただし、最優先すべきことは、 自分の言いたいことを説明すること。 自分の言いたいことが 「身長 1cm ごとに分類して説明」になるのならば、 1cm 刻みのグラフであることが優先される。
4:30 就寝、7:30 起床。 ねむいー。
4年生の発表会。
プリウスでもリチウムイオン電池のがでだしたそうだ。 リチウムイオン電池の方がエネルギー密度が高いけれど、 技術者はニッケル水素電池の方が良いと言うらしい。 有機溶媒を使うことによる危険性の他にも幾つか理由がある。 ニッケル水素の方が高い電流密度で出力を稼げるらしく、 充電速度も早い。 ハイブリッドカーでは回生電流で充電するのだが、これは結構大きな電流になる。 しかしリチウムイオン電池を適切に充電できる電流はさほど大きくなく、 無理に流してしまうと過充電になる。 リチウムイオン電池の電流のボトルネックは有機溶媒を使った電解質で、 液体電解質といえども粘度が高く、そのためイオン伝導性が低くなる。 水は偉大なり。 ニッケル水素電池だとメモリー効果が気になるが、 メモリー効果も全領域で出るわけではないので これが出ない10〜30 % ほどの領域で充放電をするらしい。
何とか卒論生を終わらせた。 教員一人で見る人数が少ない方が良い教育ができる。 仮に私がより経験を積んで教授になったとしても、 5人、10人を相手に今年の彼に対するほど良い教育が出来る自信はない。 今年見た学生は打てば響くので嬉しい。 私が入れた論文の直しから、考察の勘所を掴んでくれる。 当人の地力も高かったが、 結構よく歯車が噛み合った感じで、よく鍛えられたと思う。 来年はうちの在籍ではなくなるが、 新天地でもきっと活躍してくれるものと思う。
ロードス島戦記のゴブリンは、 武具を扱う知恵があり、 復讐心という感情がある。 これってヒトだよなあ。 人種や文化、言葉の違いだとしか思えない。
学生から見れば、監督者がしっかり監督してないとやる気がなくなるらしい。 信頼して任せてくれてる、と思わないもんなんだな。
論文チェックごりごり。
2ch の一部なんかでは特定の国の人が全員アレだと言う風潮があるが、 決してそんなことはなく、少なくとも個人レベルでは良い人が沢山いる。 全体としてアレかという事の真実は私にはよく分からないが、 結局日本の 2ch みたいにそういう意見や行動が外から見え易いということが大きかろう。 外国から見れば 2ch の攻撃性だけを見て「日本人はみんなアレだ」と 判断されることもあろう。
匿名性に特徴的な行動と群集心理が同根のもののような気がした。 群集心理っつーのもみんながやってるから自分の行動が多数の中に隠れるという面があるわけで。
ムスメとムスコに舌切り雀の絵本を読んでやる。 大きなつづらからお化けが出てくるあたりで、 ムスメが目を覆って亀のように丸まった。 怖いらしい。 ああ、もう、可愛いなあ!
論文のための計算がおおよそ一段落。 頑張ろう。
LaTeX を作ったレスリー・ランポートは賢いなあ。 ちょっとプログラミングを齧ると要素の構造化をしたくなるが、 文章における要素とその子要素の関係は 必ずしも構造化に向いているわけではない。 たとえば、「セクションがサブセクションを持つ」という構造は すぐに想像がつくが、 サブセクションに所属せずセクションに直接所属する段落を 持つこともある。 要素の持ち方を一々考慮しなくても良いように LaTeX ではセクション・サブセクションの類をエンドシンボルで 閉じた構造にはせず、 現時点の文が所属するラベルを貼り替えるような扱いになっている のだろう。 文章というものをよく洞察し、簡便で効果的な構成だ。
入試業務で世間話。 職場に調理設備を用意している人がいるようで、参考になった。
2時まで論文チェック。
眠い。
23:00 頃までは在席している、と言ったら 23:00 に論文持ってきた。 この瞬間、職場泊確定。
1:30 に寝て、5:00 に起きて 5:30 に職場を出る。 図書館に本の返却をする必要があったので、 ムスメのお送りを母にお願いする手が使えなかった。
計算プログラムをどのようにラッピングするか。 偉い人が作ったツールをどう使うか。
重力の作用があるため、宇宙は不変のものではないことが帰結される。 これを否定するため、 アインシュタインは宇宙項というのを導入したらしい。 確かに、物理よりも信仰を優先しているように見えるな。
ムスメが 3+3+3+3 をスムーズにできるようになった。
ムスコが匍匐前進。 「このおもちゃをさわりたい」という明確な意志を持って移動できている模様。
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