きづき(日記)

きづき、またかんがえたことをしるす (いっぺい)
Last-modified: 2013/12/31 14:58:42.

2013年11月01日(金)

眠い……。 が、まあ明日は思う存分眠れる筈。

ソフトボール大会。 若くないなあ。 バットが重い。

プリキュアの女児への請求力、浸透力はすごいな。

ねむい。

ムスメがパジャマに腹巻して寝てる。 これが可愛すぎる。 というか腹巻の機能美に惚れる。 私も欲しくなった。


2013年11月02日(土)

24時間中 13 時間ほど寝まくった。


2013年11月03日(日)

プリンタ買い替え。 Canon の MX923 という複合機。 重視したのは 有線 LAN が使えること、 液晶モニターがあること、 スキャナがついていること。 マニュアルが良く出来ていて感心した。 全ての機能を書き出すとぶ厚くなって読んでいられなくなるところを、 インターネット上のページに飛び易くしている。


2013年11月04日(月)

年を取ると一度寝ただけで疲れが取れないとはよく聞くが、 分かるようになった。 延々寝続けるのもなんか疲れるので起きてしまうが、 睡眠自体は足りてない。 Wizardry の宿屋のように、 少しずつ回数を重ねて疲れを取っていく感じ。

布団を干したら雨に降られた。 まあ庇があるので問題なかったが。


2013年11月05日(火)

離れの部屋をネットワークで繋ぎ、 建物としては離れているが 同一のネットワークのように見えるようにしたい。 直線距離が短いので無線で飛ばすことを考えた。 電波としては届く事を確認したけれど、 離れの部屋の窓とか壁とか電源の配置の関係でどうも無理っぽい。 離れの部屋の人に UNIX を使えるようになってもらうのが 最も低コストではあるが、 まあ無理だよな。 どうすっかなあ。

よく知らない人、実務をしない人ほど適当な願望を言う。 私もそうなんだろうなあ。

授業準備。 今週実質2日しかないので時間的に難しい。 しかし時間をかけすぎて他の仕事を圧迫してもダメだから、 その程度の時間で済ませるべきだと思うことにした。

やばいやばい。


2013年11月06日(水)

学生時代にコーヒーを入れる事を覚え、 そのときにコーヒーフィルターのを互い違いに折るという事を知った。 しかしその理由を知らなかったのでググった。 底が広がってドリッパーの受け皿に密着し、抽出が早くなるらしい。


2013年11月07日(木)

京都で研究会みたいなの。 幾つか質問してみたのだが、 スパッと答えてくれたらいいのにゴニョゴニョ言われるとなあ。 その辺の応対が喧嘩腰みたく見えてしまうのはちとまずい。 ポジションを作るための言葉遊びみたいなのは 気に食わんというのは確かに心の中にあったが。

データベースの検索システムについて、 上の人が作った物を有り難く使わせてもらう、 という仕組みはあかんと思う。 全く日本のお役人的で、5年も保たないだろう。 API を公開して自分用のシステムを自分でプログラムできる環境を 提供するくらいしないと、 生き残れないと思う。

元上司に呼ばれて古巣に行き、 学術的に高尚な(!)話をした。 そのあとよこちょう。 今日の出張は元々誰と会う予定もなかったので 一人で行くつもりだったが、 先輩かつ後輩の一人と帰り路が一緒だったので誘ったら乗ってきた。 やっぱり美味かった。 学生時代、いいところで働かせてもらえたなあ。 私の人巡りの運はとても良い。 おかげで素晴らしい人生を歩ませてもらっている。 その分、良い仕事せんとなあ。

材料科学が分かって中級レベルのプログラミングができるというのは なかなかに希少な資質と言えるようだ。


2013年11月08日(金)

ねむいーねむいー。 授業は何とか。 でもええかげんやっつけないとなあ。


2013年11月09日(土)

たこやき器を買いに一家総出でビックカメラへ。 ホットプレート交換式の物を選んだ。 プレート交換でヤキソバもできるという観点もあるが、 取り外して洗い易いというのが私にとって決定的に大きい。

玩具売り場。 ムスメがプリキュアの電子ゲームなパッドに夢中になっていた。 バンダイの商魂には感動すら覚える。 ムスメが遊びに夢中になっている間に クリスマスプレゼント選定。 ムスメの目に触れないようにリュックに入れて持ち帰り、 物置に入れておいた。

回転寿司で、ムスメは9カンも食った。 帰宅して昼寝。

「のみこめたよー」。 ムスメがミカンの薄皮を飲み込めた。 今迄は飲み込めず、噛んだ後のものを出していた。 いいぞいいぞ。 食物繊維でお通じに効く。

最近ムスコを抱っこで寝かしつけたりする。 「久々にムスメも抱っこしてみるか」とやってみたら、デカイわあ。 もうお姫様抱っこに近い。 ケタケタ笑って、むしろ興奮して眠りから遠のいた。 大きくなったなあ。 父ちゃん嬉しいよ。

「はしる、すべる、みごとにころぶ」とムスメが歌った。 キン肉マンだ。 保育園でタイヤキくんとかは聞いたことあるので、 保育園で古い曲を聞かせてるんだなあ、と思った。 しかしそうではなく、カミサンが教えたらしい。 カミサンも昔のアニメの記憶がそこそこあるらしい。 こないだは Gu Gu ガンモが話題にでてきた。

将棋で義兄に最初に教わった戦術が棒銀だったので 比較的シンプルなのだと思ったが、 実は高等戦術だった。 まあ厳しい検討を経てなおプロの戦術で採用される事もある訳で、 決定的な穴がなく複数の展開を睨むくらいの懐がなければ そうはならないとも言えるだろう。

カミサンが子供と義父母と一緒に夕食を食べに行く。 ムスメに「おとうさんはどうしていかないの?」と聞かれて、 返答に困った。 カミサンに聞いてもらうしかないなあ。


2013年11月10日(日)

タコヤキパーティ的昼食。 想像以上に上手にできた。 ホットプレート式は火力が足らんと思っていたのは誤りだった。 十分に強力。

ムスコが食卓デビュー。 今までムスメが使っていたベビー椅子をムスコ用に。 まあムスコは食べるわけではないが、家族一緒の連帯感。

お昼寝時間開始から 1時間も経ってから、 ムスメがねむれないと泣いて起きてきた。 カミサンに言わせると、しばしばこういうことがあるらしい。 ムスメは何でも比較的上手にできるのだが、 何か上手にできないことがあると過度に気にすることがある。 そのため、練習が必要なちょっと難しいことでも、 練習のために失敗するのが嫌で練習しようとしないこともある。 なお、実際には眠れていた模様。 ムスメが1時間もじっとしていられるわけないし、 横で寝ていたカミサンも目を瞑って眠っているのを確認していた。


2013年11月11日(月)

「工事」の看板を見て、ムスメは「エだね」。 なるほどと思った。 「カタカナのエと形は同じだけれど、これは漢字で工事の工」 と言うと、 「カとタも、かんじとおなじだね。カはちから、タはゆうがた」。 ムスメは賢いなあ。 あとカタカナのロと漢字の口に気付いたので言ってみたら、ムスメは 既に知っていたらしく、「でぐちのぐちだね」と言った。 すごい。

幼い頃の私は、 ひらがな・カタカナといった表音文字的な考えしかなく、 漢字の「中」の字が「なか」と「ちゅう」の別の読み方がある、 というのを聞いて信じられなかった。 複数の読み方があるのなら、その時々でどちらで読んだら良いか 分からないじゃないか、という感じ。 その「中」の字を4歳上の姉が小学校で習って来た頃の筈で、 だとすれば私が 3〜4歳くらいか。 丁度今のムスメくらいの歳ということになる。

学科のソフトボール大会の日だということをサッパリ忘れていたが、 研究室にスパイクを置いていたので何とかなった。 しかしグローブがないので借りることになった。 私は高校時代に外野手だったため自分で持っているのは 外野用グローブ。 自前のグローブを持っていたら 他人のグローブを借りることは基本的にない。 その借りたグローブが内野用の良い奴ですごく使い易かった。 外野用と全然違ってゴロをファンブルしにくい。 内野用グローブを使ったのは実は初めてかもしれん。 おかげで守備がキレキレ。 いつものグローブを忘れて却って良かったかもしれん。 グローブが欲しくなった。 でもまあ取り敢えず、来年春の試合とかでも外野用で戦ってみて、 パフォーマンスの違いを再度実感してからかな。

まず リーグ戦で5試合やって、4勝1敗。 1敗した相手に決勝戦で逆転勝ちで優勝、という漫画みたいな展開。 合計5勝のうち、私が打った逆転サヨナラホームラン2本 (2ラン、3ラン)。 すごい快感。 しかしバッティングは全体的に若干不満が残る。 打ち取られたバッテリーは、 後から聞いたらコースの組み立てとかやってたらしい。 そこまでやる奴がいるとは思ってなかったが、 確かにこいつは授業とかでも賢い奴だった。 脱帽。

一度審判した。 打てる実力を持っている奴でも 明らかなボールを振って打ち取られる事が多い。 傍から見れば、私もそうなんだろうなあ。

私は結構厳しめのキャラで通っているので、 こういう遊びの場でよく遊んでおくのが 学生の印象的に良い効果がありそう。

クリスマスプレゼントはもう買ってしまったが、 ムスメの喜びを最大化するために 手首に飾るアクセサリーとか欲しいよねーとか ムスメの洗脳作業をすべきだろう。 でも早すぎるのもいけない。 焚き付けすぎて クリスマスを遠く離れた時期に欲しい気持ちがピークになってしまうと ムスメに無駄な我慢を強いることになったり、 欲しい気持ちが薄れてしまったりしそうだ。 12月に入ったくらいで 「手首を飾るアクセサリーがあったら可愛いね」とか 「名前が入れられたら格好良いね」とかさりげなく会話に練り込もう。 また、良い子にしてないとサンタさんは来てくれないよ、と言うのも アリだ。 まあ親にとって子供は健康でいてくれるだけで 最高の良い子ではあるとは言えるが、 その上で躾けも大事だしな。 利用できるものは最大限利用する。

なんか忙しいなあ。 授業準備が面倒だ。 共同研究の準備もあるし、 計算機整備も他に関係者のいるタスクになったし。

マラソンの準備ががが。 全然走れてない。


2013年11月12日(火)

保育園の玄関の掛け時計は、9:00 にチャイムが鳴って人形が踊る。 いつもムスメは 9:00 を少し回ることが多く、 このチャイムに間に合うのは丁度良いレア感。 今日はこのチャイムに間に合うように少し小走りになったりしながら 行ったが、時計が修理に出されていた。 残念。

良い写真を撮ろうとするのならば、 写真を撮る時に物を撮ろうとするんじゃなくて 奥行と空間を撮ると良いのかな。


2013年11月13日(水)

授業準備ガリガリ。 前任者のテキストを参考にしているが、 不親切で変数名の説明や前提条件がキチンと書かれていない。 それをキチンと理解し 図面を引き直して、とやっていると時間がどんどん取られる。

バンクーバーに住んでいるプログラミング関係の友人が 里帰りで来日するということで迎撃飲み会。


2013年11月14日(木)

最近ムスメが歩いて保育園に行きたがる。 とても良いことだ。 電車を使わないのでムスメを抱っこする機会が激減。 さすがに4歳なのでもう抱っこ卒業に近く、 ムスメを抱っこする最後の瞬間がもう近いんだろうなあ。

私が昔使っていたバイク用の革ジャンパーと革ズボンを ずっと押入に仕舞っていたが、もう10年くらい使ってない。 私がまたバイクに乗ることはあるかもしれないが、 それは決して近い将来ではない。 子供が成人して勤め始めるか、 私が引退して稼ぐことがなくなるか、それくらい先だ。 また、革ジャンパーは買った時にジャストサイズにしてしまったので、 そのあと縮んで の体には小さくなってしまっている。 処分してしまって、次の機会があればその時に買った方が良い。 そう考えつつも捨てる気になれず放置していたのだが、 昔の教え子がバイクに乗り始めたということで、譲ることにした。

その彼は数年間メーカーに勤めていたものの最近退職し、 次は教員資格を取って教師になることを目指しているらしい。 しっかり考えることができるし、 精神的にもしっかりしていて 心を壊す前に逃げることをきちんとできているので 私はそんなに心配していない。 ともあれ社会の荒波について色々聞けたのが 私にとっても興味深かった。


2013年11月15日(金)

授業準備はギリギリまでかかった。 また来週の準備が迫ってくる。

日曜日に職場が停電。 そのため、事前にネットワーク停止。 いつもはネットワークが止まると仕事しにくいので 金曜日に計算機を止めてさっさと帰ってしまうのだが、 今回は土曜日に職場に来る用事があるので もう1日計算機をブン回すことにした。

先日のソフトボール大会の 優勝賞金を飲んで使ってしまおう、という打ち上げ。 学生から企画を聞いたのが 17:00 で、カミサンが夕食を既に 作ってしまっていた。 カミサンには申し訳ないが食事は明日朝に食う事にして。 せっかくなので打ち上げに参加することにした。 腹にたまるものは精々カラアゲ数個。 他に食事的な何かはなく、酒と乾き物の会だったが、 楽しかった。


2013年11月16日(土)

ねむいが出勤。

亡父は5人兄弟の末弟。 その4人いる伯父の次男、三男が特に似て来た。 並んでいると分かるんだけど、別個だと実に判別しづらい。 通勤途中の駅で似た人を見かけたんだけど、 どちらの名前で呼ぶべきか悩んで声をかけられなかった。 まあ赤の他人かもしれんが。

ムスメと風呂に入るとき、 最後に数を数えてから上がっている。 最後の数を数えた瞬間にザバーっと水揚げする感じにするので、 数えながら数秒前に抱っこの体勢を整えたりする。 今日ムスメは、口では数のカウントを進めながら、 同時に抱っこ体勢を抑制するような指示を身振りだけで出した。 以前だったら数えるのを中断して口で指示したところだ。 並列処理ができるようになってきたということだな。


2013年11月17日(日)

ムスメが起きたのは 9:00 を回ってからで、 プリキュアに間に合わなかった。

午前中は掃除。 カミサンが掃除機をかけている間、 私も普段は雑巾掛けなどをしているのだが 今日はムスコが泣いていたのでそれをあやしてやっていた。 私は掃除機よりも、 キッチンシンクや風呂掃除、皿洗い、といった水仕事が 好きなようだ。 特に風呂掃除に適性があるようで、カミサンに褒められた。

雑巾とブラシの相補的な関係が美しい。 雑巾は面と凸角を拭くのに適しており、 ブラシは凹角を掃除するのに適している。 凹角を雑巾で拭こうとすると丸まって奥には届かないが、 ブラシを当てると毛が角の奥に進むように動いて奥に届く。 逆に平面や凸角でブラシを使うと洗いたい点から 毛先が離れるように動いて洗えないが、雑巾では容易に拭ける。 古歯ブラシは私にとって、なくてはならない相棒となった。 子供用は小さすぎて洗いにくいことが多く、 大人用の方が汎用性が高い。

万博公園が無料開放日ということで、ドライブして遊びに行く。 今回は家で昼食にヤキソバを食った後出掛けたが、 お弁当を持って行ってピクニックにするのもありだな。 まあ私にお弁当を作るスキルがあまりないので 気軽に言うわけにはいかないが。

入口のところにトランポリンなバルーンがあった。 10 m くらいの球形の中に入って飛び跳ねたりするやつ。 ムスメは「やりたい」と言ったが、 どうやら親が一緒に入ってくれると思っていたようで、 入る段になってまごついた。 「どうしても、というなら付き添いの大人も入って良いですよ」 と係員さんも言ってくれていたのだが、 カミサンが心を決めて「これくらいできるようにならなアカン」と ムスメを送り出した。 カミサン GJ。 ムスメは中に入ってしまうとすごく楽しそうに飛び跳ねていた。

到着する前からの ムスメのお目当て(としてカミサンが目を付けていた物)は 変わり種自転車と足こぎボート。 私がムスコと並んでいる間にカミサンがムスメとすべり台、 自転車スペースには私とムスメが入り、 カミサンとムスコが外で観戦、30分間。 次に 4人乗りボートに 家族全員で乗り込み、 ムスコは私が抱っこしてムスメがハンドル。 30分間、こぎまくって疲れた。 最後、閉園時刻一杯まで滑り台的大型遊具で遊ぶ。 沢山の子供が入り乱れて遊んでいるところに ムスメ一人で物怖じせずに行けた。 成長してるなあ。

帰途に就く。 駐車券の支払い処理を私がしている間、 カミサンに子供達の乗車を任せたが、 チャイルドシートとシートベルトがしっかり装着されて なかった。 私がシートベルトを装着させても何も言わなかったので、 おそらくただのし忘れだったんだろう。 帰り路で寿司屋でも行くか、というつもりだったが、 店が混んでいたのでやめた。 家までまだちょっと距離がある状態でムスメを起こすのも可哀想だったし。 カミサンが夕食を作ってくれて、みんなで食べた。

母と姉が喧嘩をしたらしい。 まあしばしばあることではある。 母の性格もそういうところがあるし、 仕事で追い詰められているというのは知っている。 そういうことだとは思うが、 年齢に伴う何かのせい、ということもありうる。

カミサンに言わせると、 ムスメとムスコで心の中の位置付けが違うそうだ。 将来孫が出来たとして、 ムスメの子供は家族として幾らでも遊びに来ても良いが、 ムスコの子供はその「お嫁さん」の子供という位置付けになり 遊びに来るのを遠慮して欲しい感じになるらしい。 なんか不思議だなあとは思うが、 私にはよく分からない考え方なので、 カミサンの心を私が正確に理解できていない可能性の方が高い。

私は自分のことを男性の代表としては扱わない。 男性と一言でいっても、 私が知り得て来た人たちだけでも実に多様で、 男性は一般にこう考える、という立場は抽出しにくい。 「女性はこう考える」という意見を持つ人の言葉を信じれば、 女性は男性と比べてかなり均質な精神を持つということになるのだが、 本当にそうなんだろうか。

ムスメと お風呂の数かぞえ。 39のつぎが 50 になったが、まあよし。 こんなのはそのうち反射でできるようになるので、 わざわざ訂正するほどのことでもない。 そういえば私も小学生くらいの頃のかくれんぼでぼんやり数えていて、 一の位が 9 になった後、繰り上がる直前の瞬間に 数えていた数が分からなくなった記憶がある。

カミサンは『みつばちマーヤ』と『みなしごハッチ』を混同していた。 私はどちらもキチンと見たことがないので アニソンしかほとんど知らない。


2013年11月18日(月)

職場の居室に上がる階段で雀が座っていた。 その場所だと踏まれる可能性があるし、と拾い上げて手の上に乗せた。 逃げる力もないらしい。 自然が残酷なのは仕方ないと外に置いてくるか。 可哀想だから手当てしてやりたい気もするが、 鳥インフルなどの病原菌を持っている可能性がある。 悩んだ末、とりあえず居室まで連れて行き、 ミルクを温めてストローで嘴につけてやった。 しかしもう限界を越えていたようだ。 目を少し潰り、足を少し動かしたがミルクは飲めなかった。 タオルの布団で寝かせてみたが、 30分後には死後硬直で体が固まっていた。 職場の木が生えているあたりに埋めてやった。 せめて最期に安心して逝った事を願う。


2013年11月19日(火)

覚えるという行動はかなりコストが高い。 そういう命令をするのならば、 それに必要な期間くらいは貼り紙をしてもいいと思うんだけどなあ。

そろそろ昇進するように全力を傾けんとなあ。

仕事がつまってきた。 というより、土日も使って論文書くとかせんとあかんな。


2013年11月20日(水)

ムスメは私のことを「おとうさん」と呼んできたが、 最近「パパ」と言うのが混じってきた。 保育園の先生や友達が言うのを真似ているのだろう。 私としては「おとうさん」の方が好きなんだが、 まあ禁止するのもなんだし、好きにさせよう。

「きょうはでんしゃでいく」。 今朝も冷え込み、 ムスメは手先が冷たかったようだ。 手袋を出してやった方が良いかもなあ。 電車で久々に抱っこ。 大きくなったなあ。 手足の長さの感じが、すごいする。

東京出張。 富士山が綺麗に見えたが、 南側の座席だったので写真に撮れず。

京急蒲田乗り換え。 時刻になっても電車が来ないので案内板を見ると 別の階とある。 同じ行き先の電車が複数のフロアにあるんだ。 これは完全に意表をつかれた。 その階に行ってみたがその電車は出てしまった直後で、 元のフロアに戻って次に来た電車に乗ってしまうと別の行き先だった。 引き返してやり直し。 まあ早めに出ていたこともあって 予定時刻丁度くらいに最寄り駅に到着。

ひらしょー邸到着。 昆布と日本酒を差し入れ。 ひつじこさんが「昆布はお豆腐と食べると美味しそうだね」 と言ったのを聞いたオタマさんがしきりに 「こんぶとおとうふ、おいしそうだね」を繰り返してた。 昆布はオタマさんも食べてくれた。 良かった。

おでんと豚肉、牛肉のハム的タタキ的何か、ピスタチオうめえ。 ピスタチオはミネラルの味。

遊びに行ったのがオタマさんに結構喜ばれた。 なんか楽しみにされていたみたい。 デジイチを持って行ったのだが、 大きなカメラでバシャバシャ音がするのが良いみたいで、 写真に撮られるのを喜んでいた。 「しゃしん、とって」 とねだられる。 シノンさんを抱っこしてみた。 ムスコで鍛えたスクワットを結構喜んでくれたみたい。


2013年11月21日(木)

7:20 頃、オタマさんとシノンさんが起きた声で目覚める。 大豆パンとサラダで朝食。 異常に腹持ちが良い。 8:30 頃、ひらしょーが病院に行くのに合わせて出発。 さっさと現地に行くのもありだが時間が余っているので散歩。 多摩川が近いらしいのでそっち方向に歩き、橋に行った。 快晴の下 冷え込み空気が澄んで、富士山が綺麗に見えた。 通りがかりで富士山を見ていたおじいさんに聞いてみたところ、 いつも結構見えるもんらしいが、 今日はより綺麗にみえていたとのこと。

羽田神社で手を合わせ、公園の休憩所で1時間ほど時間を潰す。

ネット巡回などで増え続ける画像ファイルの整理で ハッシュ値を使うことを考える。 Ubuntu で簡単に使えるハッシュコマンドは以下。

bit 数が大きいほど衝突の確率が下がるが、 同時に文字数が増えて人間が扱いにくくなる。 たとえば 128文字なんかなってしまったら ターミナルの横桁数を越えてしまって面倒。 問題はバランスポイントがどこにあるかだ。

n bit で判別するとする。 このとき、2個の異なるファイルのハッシュ値が衝突する確率は 1/2^n = 2^{-n}。 今、M 個のファイルが存在するとする。 M 個から任意の 2個を取りだし、 その全ての組み合わせのどれかで衝突が起こる確率を算出する。 組み合わせの数 c = _M C _2 = M (M-1)/2。 M が十分に大きいとして、おおよそ c ≒ M^2/2。 この組み合わせのどれかが 任意の1つのファイルとバッティングする確率
P = 1 - (1 - 2^{-n})^c
1/2^n が十分に小さいと仮定すると、
P ≒ 1 - (1 - 2^{-n} M ) = 2^{-n} M
と近似できる。 確率 P = 2^p、ファイルの数 M = 2^m のように2の冪乗で表すと、
2^p = 2^{-n} 2^m
2^p = 2^(m - n)
p = m - n

人間的尺度として 100万分の1 程度の確率は無視できると言われる。 これを P の値の目安としてみよう。 100万分の1 は おおよそ 2^{-20} なので、 p = -20。 ファイル数もおおざっぱに、100万個くらいだと考えよう。 すると m = 20。 このことから n = 40 となり、40 bit で十分ということになる。 40 bit でハッシュ化すれば 16進数表記で 10 文字。 自分でハッシュコマンドを作るならばこの辺を狙うだろうが、 作るのは面倒くさい。 Ubuntu で用意されているハッシュコマンドの方が 高速でバグも少ない筈だ。 多少オーバースペックだろうが、md5sum あたりを使った方が ラクでいい。 32文字なら許容範囲だろう。 128 bit なので n = 128 で、 m - p = 128 おおざっぱに、2^{64} 個のファイルに対して 2^{-64} の確率を許容するという程度の安全性と言える。

研究のモチベーション上がりまくり。

秋葉原から神田まで歩き、昔行ったことのある寿司屋へ行って 小腹抑え程度に食った。 記憶と違わず、美味かった。

新幹線で新大阪まで来たあと、いつもは地下鉄御堂筋線に乗る。 乗り換えが少ないし、比較的早いからだ。 大阪まで JR で行き、そこから地下鉄に乗る方法もある。 しかし乗り換えの手間が増えるし、私の PiTaPa では 梅田はマイスタイル範囲外なので結局運賃がかかる。 今日は思い付いて、 大阪駅から環状線でマイスタイル範囲内の乗り換え駅まで 環状線を使ってみた。 悪くない。 乗り換えが1回増えるが時間はあまり変わらず、 座れる区間が増え、 何より金を節約できている快感がある。 他には関空特急で天王寺まで行って引き返す手もあるが、 どちらが早いだろうか。 これらの考え方は当然往路にも効く。 職場から行く時には天王寺乗り換えで天王寺→(関空特急)→大阪→新大阪 が最適か。

東京とか大阪の鉄道網ってすごいなあ。 可能な経路が複数あるので、 最適な経路選択にパズルのような楽しさがある。


2013年11月22日(金)

寒冷前線は寒気が暖気を押してその下に入り込み、 温暖前線は暖気が寒気を押してその上をずるずる上がっていくと 中学校の理科で習った。 天気図を見ると低気圧から2本の前線が伸びていることがある。 左下に寒冷前線、右下に温暖前線。 寒冷前線の進行が早いと、 次第に前線が重なる領域が出てくる。 ここでは何が起こっているのだろうか。 寒気がくっつくんじゃないのか。 そんな疑問に対する答えをふと思い付いた。 地面では寒気がくっついていたとしても、 上空で大気の乱れがあればそれで天候は不安定になる。 その間の楔形の暖気は結局上空に押し上げられ、 雨雲を生じることになる。 さらに、両方の寒気は暖気に隔てられた別の性質を持つ空気の塊で それぞれの温度や湿度も異なり、 その境界はやはり前線として機能しうる。 ということで、前線がくっついた領域でも 結局天気が崩れる、と言えそうだ。

中学校の時に授業で習った知識も今の大学での授業で使うことがある。 技術家庭なんかも使える知識が多い。

Sun Grid Engine をインストールする必要が出てきた。 ついこないだ Torque 入れたところという気がするが、 習熟すべきソフトウェアが Torque ではなく Grid Engine に依存 しているので仕方ない。 ちょっとインストール作業を始めてみたが、 今の学生は Torque を使って研究しているわけだし、 これをいじってしまうのはマズい。 来年4月で学生が入れ替わる予定だし、 私が必要とするシステムは当面数台程度で済むので、 そのためのサーバも別に作って Grid engine システムと混在させることにした。 ということでまた Linux インストール作業。 なんか不思議なことに、最新版の Ubuntu 13.10 の ISO イメージを ダウンロードしてDVD に焼いたものではブートしない。 日本語 remix があかんのかな。 12.04 LTS は無事インストールできた。

今日は帰宅しなければならないのでここまで。 あとは自宅からリモートログインでやろう。


2013年11月23日(土)

ムスメが人形劇を見に行きたいという。 しかし 3歳児以上でないとダメなのでムスコが行けず、私とムスコが留守番。 ついでなので 私の実家で 1時間ほどムスコの顔見せして、 帰宅してごはん。 ムスコはよく寝てくれた。 眠い、オムツが不快、空腹以外の理由で泣く事が滅多にないので 対処もそれほど難しくない。

ムスメとカミサンが見に行った人形劇の演題は「11ぴきのねこ」。 私が子供のころからある絵本だが、カミサンは知らなかったようだ。


2013年11月24日(日)

ムスコ、 7.5 kg くらい。 抱っこしていてずっしり感。 父ちゃん嬉しい。

家族でイオンに行って生活資材を補充。 可能ならばフードコートで昼食、という考えはやはり甘かった。 スーパーで半インスタント麺類を買って帰宅して食事。 まあ休日の特別感としては上出来だろう。

区民センターでブラスバンドのコンサート。 コンサートと銘打ってはいるが、 観客を入れて聞かせるという事よりも、 近隣に住んでいる吹奏楽経験者に演奏する機会を提供する というのが趣旨だった模様。 都市部では住宅環境的に普段演奏することも難しいだろうしな。

我々一家は特に楽器ができるわけではないので少数の純粋観客の 一員だったわけだが、 司会のお姉さんが手拍子ででも参加してくれ、と促してくれたので そんな感じで参加。 カミサンによるとタイコは叩くことが可能だったらしいんだが、 そのリハーサルのために午前から一日丸々潰すのもなあ、 ということでやめといた。 どうせイオンに行ってたしな。

ムスメは音楽そのものにはあまり興味がないみたいで、 すぐに「こうえんいく?」とか言い出した。 まあしゃあない。 知ってる曲だったらまた違ったんだろうけれど、 ジャズっぽく大人っぽい曲だったしな。 そのうち、ムスメが椅子から立って跳ねだした。 ホールの後ろのスペースが空いていたので、 ムスメは私と踊っていた。 それを見かけた司会のお姉さんが、 演台の上に上がるように促してくれて、 ムスメと私は少し演台の上で踊った。 しかし疲れてきたようで、それほど長くもなく下に降りた。 ムスメは昼寝していないのもあってトロトロになってきた。

0歳児のムスコは泰然自若と眠り続けていた。 あのデカい音のなかすごいな。 ムスコの騒音耐性はムスメのそれより格段に高い。

夜は家族タコヤキパーティ。 なかなか美味くできるもんだと感心。 オリバーのタコヤキソースが結構美味い。


2013年11月25日(月)

PC 死亡。 昨日掃除するときに持ち上げて戻したら死んだ。 ちょっとした衝撃だろう。 最近は昔に比べたら丈夫だからとやってしまったが、うかつだった。 起動時に ACPI まわりで止まるので電源が死んだか、 あるいはマザーか。 職場に持って行って余り電源に繋いでみても同じ症状だったので、 電源ではなくマザーだろうな。 日記によれば、このマザーも 8 年物。 そろそろ限界だったのかもしれん。 まあよく頑張ってくれた方だろう。

grid engine 格闘中。 ドキュメントが少なく、概念を理解するのに時間がかかる。 明日一日でなんとか片をつけたい。 qrsh が素敵っぽい。 空いてるホストを見つけてそこにリモートログインをするようだ。


2013年11月26日(火)

UNIX インストールのチェックリストを整理しなおした。 私が構築するマシンは、自宅デスクトップ, 職場デスクトップ, LDAP サーバ、ファイルサーバ、ログインサーバ、http サーバ、 研究用計算機。 それぞれで設定が共通的だったり個別的だったりする。 単純に別個ファイルにしてしまうと 同じ記述が複数箇所に現れたりする為 今迄は全部一つのファイルに記述していたのだが、 記述の中で要不要を区別する手間が馬鹿にならないと気付いた。

教育を受ける、というのは学生の権利であって義務ではない。 求める学生に適切な教育を受けさせる、 というのは教員の義務ではあるが、 そのための強制力は教員にはない。 大学に来ない学生もいるが、それは彼らの自由というものだ。 来ない学生を、教育を受けようとしない学生を できるだけあるべき方向に正そうというのは 教員の心情としてはあるが、 結局それを強制できるものではない。

社会的に不適合な人間がいたとする。 たとえば職場に出勤しない、 必要な連絡をしない、 メモを取らず同じミスを何度もする。 大学というのは最低限の社会的な素養を 涵養する場でもあると思うので、 こういう人間をそのまま卒業生として社会に出してしまうと 大学の意義に疑問が生じるのではなかろうか。

他所の分野の発表を聞いていると、 全部似たような研究に聞こえるものだ。

最悪の事態を考えておくことは大事。 職場が潰れたり、解雇になったりすることもないわけではない。 その場合に他所のどこかで雇ってもらえるだけの成果を積み重ねておく のはとても大事。

研究室で仮眠を取る。 なんか時間感覚が狂っていてあやうく終電を逃がすところだった。 あぶなかった。


2013年11月27日(水)

電子レンジにトースター機能が付属しているが、 これは上からしか加熱できないので底面側が冷たいまま、 ということがある。 皿に置いて焼くんじゃなくて、 アルミホイルに置いたらいいんじゃないかな。 皿を温める分のエネルギーの無駄が減るし。 そう考えると、 トースト専用機はなるほどよく出来ていると改めて思った。

ムスメが自分の髪の毛を自分で上手にくくるようになった。 アンテナ受信中の鬼太郎みたいに頭のてっぺんで 1本立てるのが好きみたいで、 その格好で保育園に行っている。 角度によってはちょんまげのようにも見える。


2013年11月28日(木)

ねこまんまは行儀が悪い、と私は躾けられたのだが、 子供向けの名前のついたれっきとした料理という見方があるらしい。 ネットでざっと見たところ、 行儀が悪いという意見の方が多いかな。 勿論、行儀が悪いからやってはいけない、というわけではない。 刺し箸などの箸の使い方なんかには寛容な家庭も多かろう。 TPO 次第で、 「本当は、人前ではあかんねんで」という意識があれば それで良かろう。

箸の持ち方を矯正しようとするならば、 それが歳を取ってからであるほど苦労する。 なので早い段階で正しくお箸を使えるようにさせてやりたいという 気持ちがなくはない。 しかしウチの場合、 カミサンがあまり上手でないので、 私はほとんどそれを言えない。 私一人で言っても仕方ないしな。 ムスメと食事する機会が多いのはカミサンだし、 カミサンが教える気にならなければ 私が何をやっても徒労に終わるだろう。 カミサンがムスメと一緒に箸使いの練習をする気になれば最善だが、 まあ普通そんな気持ちにはならんわな。 また、箸使いは人間の本質ではないという気持ちもある。 箸使いがどうであれ、カミサンはカミサンだしな。

今年のバジルのシーズン終了、 そして最後のドライバジル処理。 義実家に持って行ってもらおうと思ったら、 そちらは生バジルしか使わないという家庭らしい。 冬場はバジルを使わないということなのか。 潔い。

超伝導の勉強をちょっと始めた。

授業準備。 今回は実質今日一日で終わらせた。 しんどい。 次回を終わらせたら一段落つける筈。

寮時代の友人が亡くなったそうだ。


2013年11月29日(金)

授業。 レポート課題とかも考えておかんとなあ。

疲れがたまってきていたので、 早めに帰って寝た。 結構限界だった。


2013年11月30日(土)

10時間くらい寝た。

寮時代の友人の告別式。 私の2歳上で 享年38歳。 2人の子供の上が 6 歳、なんか身につまされ、いたたまれない。 法曹として仕事としていただけあり、仕事関係の人が多かった模様。 ここ10年ほど会ってなかったが、穏やかで明るい人柄の人だった。 弔事で聞いた職場での人柄を伝えるエピソードの情景が目に浮かんだ。 150人くらいいた中の 10 人ほどが寮関係だった。

故人とのお別れを済ませたあと、 元寮生で近場のレストランで飲み食い。 色んな仕事しとるのがいるなあ。 大学を卒業するのも覚つかなく、 仕事をする姿が想像もつかなかった奴でも、 結構ちゃんと社会人してたり、事業主してたりする。 まあ平均的な社会人ではないが、 やっぱ能力高いんだよなあ、こいつら。


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