漢語の「塔」というのは tower ではなく、 墓というのが原意らしい。 卒塔婆とか言うし。 金字塔というのは「かね、きん」という即物的に素晴らしい物という 意味ではなく、 「金」という字形の塔ということで、ピラミッドのこと。 ピラミッドが墓でなければ、 「金字塔」という言葉がなかったかもしれん、のかな。
通勤に使っているクロスバイクから 折れたドリンクホルダーと ペダルのシューストラップを取り去った。 いずれも年単位でつけていたものだが、 ツーリングのための機能はロードバイクに移譲し、 街乗り機能に特化した方が便利だと判断した。
ムスメを保育園に送ったあと、 歯医者の予約時間まで図書館。 予想外に専門書がよく揃っており、 大学図書館にない本があったので 2冊貸りた。
研究の下調べをしまくった。 方針がおおよそ定まった。
dviconcat で dvi を結合できる。 dviconcat */*.dvi で pdf を経由するより高速に結合できるが、 こうして出来たファイルは画像ファイルの相対位置が変わるので 使い物にならない。 やはり pdf 経由でやる必要がある。
明日の授業準備だけは終わらせた。 今年の授業分担は前半に集中している。 まあその方が気分的には楽だ。
ランニング 7.5 km を 50分で。
プリンタはやはり買い替える方針になった。 日曜くらいを目処。
靭公園でえほんピクニックというイベントがあったので それに出掛けてみたものの、 雨予報のため明日に順延とのこと。 なので近所の公園で遊んだ。 こんなこともあろうかと、シャボン液を持って来ていて良かった。
昼食、昼寝のあと起きたムスメに指摘された。 「ひるねしたあと、キッズルームにいくっていってたよね」。 うん、確かに言った。 ということでキッズルームで遊ぶ。
えほんピクニック。 カミサンがムスメとムスコと敷物の準備などをしている間に イベントのシステムを偵察しにその場を離れた。 すぐ戻るつもりだったが、思ったより本部が遠く ルールが複雑ですぐに戻れなかった。 それくらい見越して一声かけてから離れるべきだったと反省。 絵本はほとんど貸し出されていたが、 何とか1セット借りられた。 その後見た時には全ての絵本が貸し出されていた。 早めに家を出て良かった。
気温が高く、 水場でムスメと同じくらいの歳の子が遊んでいた。 ムスメの着替えを持って来ていたカミサンから ずぶ濡れ許可が出たので全力で遊んだ。 私はそんなには濡れる気がなかったのだが、 ムスメが私に水をかける真似をすると周囲で別に遊んでいた子も それに倣い、 私が反撃態勢に入ると火に油を注ぐ結果に。 結局ずぶ濡れ。 帰宅してカミサンが子供の様子を見ている間に私はシャワーを 浴びたのだが、浴びて初めて体が冷えていたことに気付いた。 ムスメも一緒にシャワーを浴びさせておくべきだったんだろうなあ。 昼寝中ムスメは「さむい」と言っていたらしく、 体温が戻るまで少々時間がかかったようだ。
ムスメの好き好き光線が眩しい。 父親として嬉しいが、 「お父さんとずっと手を繋いでるんじゃなくて、 同じ歳の子と遊ぶようにせんと」という カミサンの言葉も正しい。
夕方、実家に夕食を頂きに上がるか、というところで ムスメは疲れているのか、行かないということに。 私一人で上がる。 ムスメを風呂に入れるため、20:00 には帰宅。 私は『劇的ビフォーアフター』が結構好きなんだが、 2時間スペシャルで 21:00 までだったので、 最後まで見て行けなかった。
姉夫婦は大阪マラソン前のトレーニングのピークの時期で、 今日は 30 km 走って来たらしい。 すげえ。
土日の夜は両方 9 時間ばかり眠れた。 これで今週も戦えそうだ。
授業準備で勉強することで新しい知識が増えるという側面はある。 日本刀を題材にするかもしれん。 『ヱヴァンゲリヲンと日本刀展』に行っておけばよかったかな。
ランニング、8.4 km を 55分。
キリン本絞りの吊り広告で、 果汁が沈殿してるので缶をゆっくり逆さにして飲め、とある。 コーンポタージュとかツブツブオレンジとか、 昔こういうのはプリント柄の下面側に飲み口を付けていたように 思うのだが、最近は違うのか。 あるいは炭酸で強く振りすぎるとやばいからかもしれんな。
学生実験第1回、終了。 1回やってしまえば後は繰り返しなので随分気が楽になる。
『ためしてガッテン』で紹介されていたという「すいすいパスタ」 というのを試してみた。 書いてあった方法は、精製スパゲッティ乾麺を 1〜2時間水につけ、 1分間茹でるという方法らしいが、 職場環境にアレンジして 全粒粉パスタで 3時間水戻し、5分電子レンジでやってみた。 水道水が悪いのかなんか臭くて、正直マズかった。 まあ工夫を重ねればそれなりにはなるんだろうが、 それをやっても今よりも美味くなったり手間が減ったりといった メリットが大きくは見込めない。
理屈の上では、餅の水戻しと同じで ベータ状態のまま内部まで浸水させ、 その後に加熱でアルファ化ということだろう。 考えてみれば所謂アルデンテと言われる状態は、 麺の外側がアルファ化し、そこで水を遮断して内側がベータ状態の ままということなんかもしれん。
石油の無機生成説が正しいとすると、 石油中の炭素と循環炭素とでは同位体の比率が違う筈じゃないかなあ。 そういう話が出てこないということは、 同位体の比率が同じで、 これが決定的な証拠とならないということなんだろうか。
ひらしょーテトリス本『プログラムはこうして作られる』読了。 「本当の初心者」向けなんだが、 下手に変数や関数や参照という単語を見たことある人には、 却って混乱しそうな気もする。 他の本を最初に選んで挫折してその後でこの本を選んだ人、 というのも読者に相当数いそうな気がする。
私の授業に関する学生からの意見で 「教員から学生への質問がない方が良い」という提案が 少数ながらもあったので 私から学生への質問を封印して授業してみた。 やはり、学生がどの程度分かっているか全く分からん。 ジャブを封印してボクシングしてるようなもんで 距離感がさっぱり掴めない。 授業していて私がつまらないというのも問題。
矢印は1文字でアクションを表現できる強力な記号。 方向や順序を示す場合には問題ないが、 論理の方向を示す場合には その向きがどちらでもそれなりに納得できてしまうことが多い。 「原因と結果を矢印でどう結ぶか?」と聞かれれば大半の人は 「原因→結果」と描くが、 「原因から結果を推測する場合にはどうするか?」と聞けば おおよそ半々に分かれ、 プレゼン資料を作った本人に 「この矢印は反対では意味が通じないか?」と問えば「通じる」と 答える。 このどちら向きでも成立するということは、 矢印の向きは情報として機能していないことになる。 プレゼンテーションの場合には、上から下に読んでいくというのは 当たり前のことだ。 だから上のことから下のことが言える、という程度のことで 矢印を使っていると矢印が氾濫し、効果を薄める。 変化や働きかけを生じることを表現する、 短くて視認性が良い表現が他に少ないから仕方ない事ではあるが。
矢印は単純な文字ではなく、二項演算子だと考えるべきか。 文章中にあっても違和感が少ないということと、 縦・横・斜めなど自由に配置し易いというのが特徴だな。 = は 縦にすると別の記号に見えるし、 + は斜めにはできない。
ムスメがテンプレートで自分で円を書こうとした。 これまでは自分では上手く描けないので「おとうさん、やって」 ばかりだったのだが。 良き哉、良き哉。
ムスメの運動会。 去年はカミサンと一緒じゃないと心細くて泣きじゃくっていたが、 今年はキチンとこなせた。 去年は通園3ヶ月だったのが今年は 15ヶ月という違いもあるが、 3歳児クラスでやはり泣いてる子がいたことから 普通に1年の成長と見るのが妥当だろう。 ムスメは3歳児クラスでトップクラスに足が早いということを 他の園児の親から聞いた。 体がデカいから当然と言えば当然。 それよりも、我が家ではそういう話がされたことがなかったので、 その園児は家でそういう話をしてるんだなあと思った。
運動会は 2時間で、昼前には帰宅した。
家でムスメがドリンクをこぼした。 どうしたのか聞くと泣きじゃくった。 あとから情報を総合すると、 ペットボトルにプリキュアの玩具を落とし込んでしまい、 それを取るために逆さにして液体がこぼれた、ということのようだ。 あのギャン泣きは お気に入りの玩具をもう取り出せないと思い込んだのと、 床を汚して親に叱られると思ったのが主因だろうが、 疲れも影響しているのだろう。
さてムスメの良くなかった点は、 ドリンクを飲んでいるときに玩具を扱っていた事、 落とし込んだ時に親に正直に言わなかった事、 出すための方法を間違った事、の3点。 これら全てを叱るとムスメは次から隠蔽しようとする。 見つからなかったら叱られないからだ。 ムスメからすれば、落とし込んだ時点で 「見つかったら叱られる」と思ったからこそ、 誰にも言わずに自分で解決を試みたのだろう。 だけれども、 親はそこで正直に言ってもらうような性質を育むべく仕向けるべきで、 そうであるならば「正直に言ったなら叱らない」というように すべきだ。 老荘思想のように人間かくあるべきという理想論で人は育たない。 荀子のように個人個人が合理的に動くことを前提に策を立てるべきだ。 なので、親の普段の心掛けとして 「叱るべきは叱るが、正直に申告した場合にはそのことは褒める」 というのが大事。 でなければ正直に生きることが習慣として根付かない。 やんちゃをしても、 放っておけば親が気付かなかったかもしれないことを 正直に自分から申告すれば叱らないことがあってもいい。 それくらい大事なことだ。
バレエ観劇。 知人がバレエをしていて、母がそのチケットを3枚買っていた。 母、私、姉、義兄、ムスメ、で都合の良い人が行く つもりだったので3人くらいにはなるだろうと読んでいたが、 姉夫婦に予定が入り、ムスメも運動会直後で疲れているのでやめといた。 結果、私と母との2名で行き、チケットは1枚余らせた。 まあ良し。 観劇してからの感想としては、ムスメには早すぎるなあ、と。 これを理解するのは無理っぽい。 途中で飽きるだろうし、行かなくて正解だったと思う。
演目は白鳥の湖。 本当に綺麗で良い舞台だった。 衣装の色合いが鮮やかで、 背景の書割も衣装を映えさせる美しい色使いだった。 遠目からも分かる肉体的な強さには毎度ほれぼれする。 たまにバレエを見るのは、自分の背筋が伸びて良い。 主に肉体的な意味で。 バレリーナは重心を意識した体の使い方が本当に上手い。 長距離走を走らせても上手に走るんちゃうかなあ。 長距離走は重心の上下を減らしてエネルギーを前方向に使うのが肝要なので。
広い人通りのない通路で店に入るか迷って立ち止まったら、 車椅子を押していたおっさんに背後から怒鳴られた。 曰く、通路で立ち止まるな、ということらしい。 あるいは全ての人は背後に車椅子がいることを 常に知覚しているべきということ主張したかったのかもしれん。 それよりは自分が前を歩く人の直後につくのではなく、 少し後方か横に離れたところで進めば良いと思うんだけどな。
母とビアホールで数杯干して帰宅。 実家には姉夫婦が不在らしかったので、 無理に風呂に入らないように言っておいた。 母はたまに体力ギリギリの時にも風呂に入って 眠りかけてしまうことがある。 風呂に入って死んだ人は多いが、 風呂に入らずに死んだ人はごく少数の極端な例しかない。
カミサンが子供を連れて義実家へ。
ランニング。 2時間で10.7 km をダラダラと。
時計の電池を購入し、自分で交換。 日記によると、2年弱くらい持ったようだ。
墓参り。 考えてみればムスコが生まれてからは初だった。
やまやで全粒粉スパゲティなどを購入。
リュックがそろそろ限界。 こいつは 2008, 9 年あたりからだから、4, 5年か。 縫い合わせてやればもうちょっとごまかして保たせられるだろうが、 たぶんもう1年以内くらいで限界が来るだろう。 さて、次のをどうするか。 通勤時に食料を運んだりするのでそこそこの容量が必要だが、 大きすぎるのも却って不便。 ランニングや自転車トレーニング用に、 背中に当たる面に土手のついた通気性の良いものも欲しいが、 この手のものは一般に容量が小さめ。 2つ別個に持つべきだろうか。 難しいな。 まあのんびり探そう。
パズルを解くプログラミングを思い付いた夢を見た。 答えの候補を保持するオブジェクトを持っており、 ループを回してうんたらかんたら。 数独なんかにはそのまま使えそう。 そういうアイデアを起きてメモするところまでがいつも通り夢。
朝食で出されたおにぎりをムスメがほとんど食べなかった。 それだけなら体調と躾けの問題でいいんだが、 なんか冷蔵庫で保存したみたいにボソボソだった。 冷蔵庫で保存したのでなく、 最近気温が低下しているので 室温保存でもそうなったのかもしれないし、 冷凍庫でも冷気の回りが悪くてベータ化してしまったのかもしれない。 ベータ化して人間に消化できない状態に変化していたのなら、 ムスメの味覚の方が正しいことになる。 難しい。 味覚は人間が体内に取り込む物質の 状態を選別する最も根源的な感覚の一つ。 苦味や酸味は本来食品の腐敗などを示すシグナルで、 子供が苦手なのはそのことに因る。 ベータデンプンは消化できないだけで毒物ではないので、 そういう刺激はないが、アルファデンプンのような旨味がない。 この手の味覚は学習によって上書きでき、 人間は成長するにつれて酢の物やビールは安全だと学習する。 異物に対する感覚は持っておいた方がムスメの危機回避能力として良いのだが、 これは出された物は全て食べるという躾けと背反する。 出された物は全て食べるということは、 食事の提供者を完全に信頼するということ。 家庭内ではそれでいいが、 学校給食や店でも痛んだ食材や異物が混入していた、 という事例がしばしば報道される。 学校給食に異物が混入していたとしても、 それが明確にならない限り教師はただの好き嫌いと判断して 取り敢えず残さず食べろと指導するだろう。 ムスメの感覚を信用しすぎて食べられる食材を忌避するようになれば 栄養的な観点からムスメにとって損失になる。 まあそういう危険な食材に当たる確率は高くないし、 100%信用してとにかく食え、と躾けた方が良いのかもしれない。
プログラミング言語に Perl と Ruby というのがあり、 真珠(pearl) とルビーになぞらえられることが多い。 ふと、C(炭素) の単結晶がダイヤモンドだなあ、と思い付いた。
科研費申請書、ぴんち。 共同研究にかかる人との打ち合わせが金曜日になりそう。 その前に形にしないと……。 まあ締切力がないと仕事力が落ちるのも痛感している今日この頃なので いい機会だと思って頑張ろう。
ムスメがハミガキの後のうがいをせずに、 水コップから廃液コップにそのまま流し込もうとした。 ズルも覚えてきたということで、これも正常な発達段階ではあるが、 ズルしないように躾ける必要がある。 これまでは出来ないからムスメをよく見ていたところだが、 丁度できることが増えて手がかからなくなり、 見る必要性が減ったように感じてきた時点だった。 ここでズルしないように見ていてやるのが大事なんだな。
「ズルしちゃいけない」という強制でやらせるように仕向ける他に、 「うがいしたらスッキリするね!」とか言ってやって、 「うがいしないと気持ち悪い」というような感覚を植え付けるのも 効果的だろう。 必要性を感じさせるのがルールを守らせる上策。
科研費申請書の重みが増した。 金曜日はなくなったが、 とりあえず 22日に人に見せられる形にする必要あり。
省力化のために自作したプログラムを どこまで学生に使わせるかって悩ましいなあ。 キチンと中で何やってるかが分かるように文書を整備しながら したら良いのかな。 今の状態は自分専用にカスタマイズしているので どうすればいいか説明し難いし 汎用的な知識にならない。
今週末は土日出勤確定。 金曜夜は泊まり。
ムスメがごはんをなかなか噛まない。 米とか関係なく、サンドイッチやトマトでも食べない。
月曜くらいまでは暑かった気がするのだが、 台風が通り過ぎて急に寒くなった。
徒歩20分くらいの保育園まで歩くのが、ムスメのマイブーム。 体が鍛えられて良し。
カミサンが「フードを取ったこの服を着せていく」とだけ発言したのに 対して、ムスメが適切な情報を追加した。 フード付きの服は走りまわったときに枝にひっかける事があるので 避けてくれ、と保育園から言われたようだ。 なるほど、なるほど。 ムスメの情報伝達能力が上がっている。
研究室泊。
科研費申請書やばいやばい。
デスクトップでは US 配列キーボードを使っていて ノート PC でも無理矢理 US 配列として使っている。 日本語配列キーボードの利点はキーの数が多いこと、 ノートPC でキートップとキー内容が一致するということ、 授業や学生指導で日本語キーボードを使わなければならない場面での ストレスが軽減されること。 むしろ英語キーボードの利点が少ないんじゃなかろうか。 日本語キーボードに移行すべきか、と思いつつ、 こればかりはインフラ切り替えのコストが生じる問題なので なかなかそう簡単にはできない。 使っている PC のキーボードを全て同時に変更しないと 酷いストレスに晒されることになる。 今使ってるキーボードはそこそこ高級な奴で、 2万円くらいする。
vim で LaTeX 編集。 xdvi で自動再読込みすると大体良い感じなのだが、 科研費 LaTeX のデータは枠線などが別建てなので xdvi では見えず、pdf にしてからようやく見える。 PDF ビューワの Adobe Reader は自動再読込みがなく、 編集してコンパイルする度にビューワを再起動する必要がある。 sumatraPDF というのが自動再読込みを持っているらしく、 使ってみると良い感じ。 Linux や iOS 版がないのが残念だが、十分使えそう。
科研費申請書作成で職場泊。 5時間くらいは眠れた。
学生実験でいつもより1時間ほど長くかかった。 かかる時間は学生のキャラクター次第だ。 尋ねられたことに対してすぐに反応せず、 1分くらい黙って考えるとかされるとこちらも何ともできない。 分かっているところまで答えるとか、 「分からない」とか答えてくれるとこちらもヒントとかを 出せるし、そこの発言で他の学生に対する教育効果も図れるのだが。 実験の作業も注意力不足とかよくあるし。
いかんなあ。 短気だなあ、俺は。 先に自分のミスを想定しないと。
科研費ー。 今日も終電間際。 帰ってから明日朝までに R の勉強をしなきゃ。 3時間くらいは眠れるかなあ。
そろばん!とかいう萌え4コマっぽいタイトルの すごいストイックな珠算漫画とか誰か書かないかなあ。
京大出張。 学生がみんな賢そうな顔しとる気がした。 明らかに気のせいだが。 京大くらいデカいところだと科研費を通すための教員教育に 予算と人員を割けるんだなあ。
去年頑張って論文書いといて本当に良かった。
科研費申請書は文学ではない。 フォントいじりや改段落も自由で、 挿絵も自由に入れられる。 形式的にはどちらかといえばラノベに近い。 審査者に請求する事のみが目的の書類で、 そのことを意識すれば我々漫画力を有した人間はその力が有効に利用できるのでは なかろうか。 読者である審査員は少数だが、絶大な権限を持つ。 彼等の視線を誘導し、 必要な情報を短時間で読み取らせ、 読み返したい気分にさせるのだ。
寮の玄関側は大規模な工事が行われていた。 寮の建物脇に葉のついた枝が集積してあり、 それを羊がもしゃもしゃ食ってた。 寮はさらにカオス化の度合いを増している。
カミサンは本当、母親として満点だ。 ムスメをキチンと叱り、褒める姿勢は素晴らしい。 私はキチンと叱れてない。 まあ役割分担だとは思うが、 叱るという精神的負荷の高い役割を請け負ってくれているカミサンに とても感謝している。
ムスメが逆さに読める言葉に興味を持った。 「いか、と、かい、はんたいだね」。 そこで「こたつたこー、ねこがこねー」とか歌ってみたら、 ムスメにとって新鮮な感じだった。 今まで回文の歌ということに気付いてなかったのかも。 反対から読んで別の言葉になる単語と 回文との区別はあまりついていないみたいで、どちらも 「はんたいことば」みたいに言う。 「とまと」 「しんぶんし」 「たけやぶやけた」 。
同一ファイルを検出するプログラムの 処理時間の大半が sha256sum での ハッシュキー計算にかかっているので それを先にやってファイルに記録しておくことを考えた。 さあ、オプションをつけて構造を書き換える必要があるのかと 億劫な気持ちでプログラムを覗いてみたら、 その機能が既にあった。 しかも標準入力を使うという冴えたやり方。 やるなあ、過去の俺。 自分の過去の知恵に率直に感心した。
ムスコが人を識別しだしたようで、 カミサンを見るとニーっと笑う。 私が腹の上で座らせてもニコニコ笑う。 可愛いなあ。
ムスメに従い、歩いて保育園に行く。 途中、マンション建設しているところで 「たかーい」「ながーい」と言ったらムスメのツボにはまった。 「い、で終わる言葉たくさんあるねー。」 「ひろーい」 「おもーい」 「しろーい」 「まるーい」 「むずかしーい」 「おおーい」 「かたーい」 とか。 ムスメはケタケタ笑いながら「ほかには?」と、どんどん要求する。
4歳クラスでは持参物を園児自身が仕舞うように指導している。 おかげで朝のお送りがすごい楽になった。
ムスメのイマジナリーフレンドと思われる「たみちゃん」なる人物は、 ディーゼルの車に乗っているらしい。
職場のソフトボールが雨天中止。 正直、助かった。
授業準備ギリギリ。 来週も地獄を見ることになりそう。
センター試験廃止とかいう話があるけれど、 どうなんだろうな。 人間の能力が多次元的であることはその通りだが、 最終的に合否という1次元 bool値への写像になるんだから 途中段階で多次元評価しても意味がないと思うんだが。 多次元を多次元で評価するなら、 科目等履修だけを認めるとか、 専門教育だけを認めるとか、 最終結果を多様化しないと意味がないと思う。 でもそれだと一定のレベルの人に効果的に教育をするという、 教育機関として普通のスタイルじゃなくなる。
まだ明日の授業のレポート採点が残っているが、 終電なので帰宅。 持ち帰り。
レポート採点をやっつけてから寝る。
動物のお医者さんで、 レポートの評価を重量や 紙飛行機にして飛んだ距離でするという噂話が出て来たが、 普通はそういう事をしないだろう。 枚数が一番ラクだ。
起きてから洗濯物畳み、は朝の時間が取れなくて厳しい。
ムスコが体を横にするくらいまで体を動かせるようになった。 もう少しで寝返りだ。 カミサンによると、昨日一度寝返りを打てたらしい。 なお、その後もう1回できず、仰向けに戻ることができなかった模様。
先日皮膚科に行って貰った軟膏を塗っていると、 何年も持っていた左足外側の皮膚の荒れが大分改善された。 症状が軽くなるに伴い、左足内側や右足の皮膚が荒れたりしだした。 たまたまだとは思うが、 ひょっとしたらヘルペスみたいに体内の悪い物が出る場所を 探してるみたいな機構かもしれんなあ。 あと、 こういうのって完治はしないのかも、という気もしている。 皮膚の常在菌の1つとして共生するものかもしれん。
ムスメはオズの魔法使いの話をどこかで聞いたらしい。
evince も自動再読込を持っていた。 便利。 xdvi を使う理由が大分減った。
LaTeX はよく出来てはいるが、 ライブラリがごちゃごちゃしているところが良くない。 一つの系統立ったシステムとしての一貫しておらず、 個々のライブラリごとに個別学習を強いられる。 クヌースやランポートは独裁者ではなかった。 プロジェクト管理者としては共和主義的と言えるだろう。 コミュニティが広がっても、 統一した一つの TeX/LaTeX を作るという方向に動かなかった。 まだそういう時代じゃなかったのかもしれない。
現在成功しているプロジェクトとして私が第一に思い浮かべるのは Ruby と Python。 これらはトップが開発の指針や組込み・標準添付ライブラリの修正案の 採否を決める。 その結果、命名規則や引数が統一された方針に従うことになり、 全体の統一感を保ったまま開発が進行する。 ユーザにとっても学習し易い。
TeX の再発明をやるとなったら、 作りっぱなしではなく 周囲の市民が作ったものを採用、却下するという といった作業を延々続ける覚悟がないと プロジェクトとしては成功しないんじゃないかなあ。 誰かが作ってくれるのなら嬉しいが、 自分がそのために継続的に時間を捧げることになるのは ちょっとできない。
ムスコが寝返った。 ムスメは 5ヶ月程度だったのが、ムスコは3ヶ月半。 早いなあ。 男の子だと力が強いのかな。
ムスメの手指や足は体に比して大きかったが、 ムスコは小さい。 ムスメはお肌すべすべだったが、 ムスコのほっぺはすこしかぶれ気味。 ムスメは粉ミルク併用だったが、ムスコはほとんどお乳でいけているみたい。 私は粉ミルクを作り方を忘れたままでいられている。 今日は離乳食というほどではないが、 米つぶを数粒とか、桃のゼリーを少し食べさせてみた。
大阪マラソン。 私は落選したが、姉夫婦が出場。 家から一番近いマラソンコースの沿道でムスメと応援。 今年のムスメは応援の声を出すことができた。 「バットマンさんがんばれー」 「魔女の宅急便がんばれー」とか。 すごい成長だ。 去年は肩車とかしたり遊びながら、 家族と話するだけだったように思う。 隣にも別の子供がいて、その子が声をだしていたのも効いたのだろう。 マラソンは仮装があった方が、応援し易いし、 周囲も盛り上げ易い。
カミサンがムスコの散歩も兼ねてそこまで来たので合流し、 昼食は外食。 そこそこ美味かったように思うが、 カミサン的にはイマイチだったらしい。 元々パンケーキの店だが、ランチも出すという位置付けの店らしい。
ムスコの寝かし付けが上手くなってきた気がする。 カミサンの手を煩わせずに済んだ時には、 何か家事の手伝いを出来て誇らしい気分になる。 ポイントは揺らすこと。 体の回りの回転させるのも効果的っぽい。 これらの動作で視界が変化し、その処理で脳に負荷がかかって目を潰ろうとし、 目を潰るので眠り易いのではなかろうか。 あと「眠ったかな」と思ってからより深い眠りに潜らせるために 数分抱っこを続けるべきだが、 この時には PC やタブレットで読み物ができる。 何かしら出来ることがあれば、 一刻も早く布団に移してしまいたいという気持ちを緩和でき、 余裕を持って布団に移すことができる。
複合材料の教科書が中央図書館にないかと思って行ったがなかった。 学問体系として比較的新しく、狭いんだろうなあ。 せっかく寄ったので R 言語関係の本を数冊借りた。
学生レポート採点。 作文技術の教育という観点で、そこそこの手応え感。
申請書作成で職場泊。
No thank you 的な、 「無用だけど、心遣い有難う」みたいな返答は大事だと 思うんだけどなあ。
申請書作成に結構ノッてきた。 書いていて、「これ通るんじゃね?」と結構思える。
耳の内側とか、どうしてこんなところにカサブタができるんだろう。
LaTeX コンパイルを非力なノート PC で行うと、 DVI 作成に 3 秒、PDF 作成に 6秒で合計 9 秒くらいかかる。 私は tex ファイルの保存をトリガーにコンパイルを自動実行 しているので、 9秒もかかると編集作業に耐えない。 3秒でもそこそこ嫌な時間だけどな。 まあ ノート PC の狭いディスプレイでは コンパイル済文書の表示も窮屈で、 LaTeX 編集自体そもそも無理がある。 元々我慢しているのに気付かないフリして作業していただけなので、 LaTeX 作業をせずに別の作業をすれば良いということだ。
xdvi だとページを跨ぐ部分で別個のページになるが、 evince は境界ごと表示できるのでとても見易い。 1つのファイルを2つのウィンドウで表示することができないが、 十分に許容範囲。 samba で共有しておけば Windows 側でも sumatraPDF で同時に 表示できるし。
Windows で何げなく Shift-Insert を押してみたらペーストできた。 Synergy の機能かもしれんが。
千日前線→御堂筋線のなんば駅での乗り換えで、 南向きホームに直接行けることが分かった。
科研費申請書締切で完徹。 8:00 に仕上り、事務の人が来るのを待つ体力もなかったので寝た。 10:30 に起きて無事提出。 そこそこのレベルに仕上がったと思う。 まあ去年までがやっつけ過ぎだったんだが。 しかし、完徹というのは随分久しぶりだな。
ごそごそと溜まっていた雑務を片付ける。 計算の仕込みもしておいた。 私のする計算は遷移元素全部じゃなくて 第4周期だけやればそれなりに OK ということに気付いた。
周期表で凹んでいる 3A から 2B までが遷移元素だと思っていたが、 1B までという分類をすることが多いらしい。 知らんかった。
さあ帰ろうか、というところで酔っ払った学生が通りかかり、 少し雑談。 彼にはそこそこ慕われているようだ。 彼によると私に対してそういう感情を 持ってくれる学生は少数のようだが。 まあいいさ。 大多数には口煩いキャラで怖がってくれた方が 学科の教育効果があるというものだ。 「先生の目標は何なんですか?」と聞かれた。 非常に良い質問だ。 有り難い。 質問ごと心に刻み込み、たまに思い出すようにしよう。
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