きづき(日記)

きづき、またかんがえたことをしるす (いっぺい)

2011年10月01日(土)

ムスメがアンパンマンチーズばかり食べる。 これだけだとだめだ。 ヨメの作ったチーズハンバーグも口をつけない。 とろけるチーズを加えてチーズ増量してみた。 やはり最初は口をつけなかったが「アンパンマンだよ」 というと食べた。 ウソも方便。

B1 とか、English とか、Mc Donald とか、 何でもアルファベットを見れば「えーびーしー」。

標識の絵を見て「でんしゃ、とらっく」。 なお、「でんしゃ」は本当は大型車でバスの絵。

擬音語・擬態語などの同じ音の繰り返しが日本語の根っこではなかろうか。 大和言葉の多くがこういう語から生まれている気がする。 以下、適当に。 勿論語源を調べたりはしていない。

炭水化物が恋しい。 マラソンが終わったら腹一杯食うんだリスト。 包蛋、カツ丼、うどん、カレー、餃子、チーズバーガー、たこ焼き。

心拍計のセンサがうまく働かないのは 電極に油膜がつくからかな。 服で拭うとちょっとマシになる気がする。


2011年10月02日(日)

同僚とランニングの会。 今日はマラソンコースの一部をなぞった。 そのあとタクシーをワリカンで動物園前のスパワールド。 なかなか面白かった。 スパワールドの入場料は、 通常料金が 3000円くらいで、今キャンペーンで 1000円。 でもこのキャンペーンってほぼ常にやってるんじゃないかなあ。 風呂に3000円ってのはなかなか出せないだろう。 たとえば大阪でオリンピックが開催されたときとかだけに 通常料金になるのではないか、と愚考する。

義兄の将棋講座。 暫く指していなかったので囲いをまるっきり忘れてしまっていた。 香歩問題を少し出してもらった。 奥深い。 こちらが打ってみると、それに対する応手を義兄が すっと出してくれる。 本で学ぶよりよほど迅速で楽しい。


2011年10月03日(月)

授業、気が重いなあ。 俺の性質的に、学生の理解速度を越えて高速に内容を進めてしまいそう。 今年から開講される授業なのでシラバスとの不整合は少々大目に見てもらおう。

論文も書かなきゃなあ。


2011年10月04日(火)

なんかいろいろガタガタやな。

人を採るって難しいんだろうなあ。

テキストフィルタ作成支援っぽい感じの Ruby gem を探してみたが、 ないみたい。


2011年10月05日(水)

時間の感覚がない人は、困るなあ。

何か越えるべき障害があったときに、 人を動かそうとするか、自分が動こうとするか。 私自身はまず自分が動くことを選ぼうとする。 他人を動かすのって面倒だし。 ただ仕事上では人を動かさざるを得ない事も多い。

中2日の休養で膝の痛みは覿面に軽くなった。 関節系ではなく、筋肉系の障害だろう。 大丈夫っぽい。

一度帰ってから走りに出る。 知らない道を選んで西へ西へと走った。 電車で行ったことはあるが、正確な位置関係を知らなかった いろいろな地点が結びついた。


2011年10月06日(木)

トレーニングの効果を上げるためにプロテインは有効だが、 計算してみると結構高い。 2 kg 1万円、1食 20 g ということは 100円くらい。 午前の食間、午後の食間、寝る前の 1日 3食すると 300円。 しかし今程度のトレーニング強度だったら それほど多くのプロテインを摂取する必要もなさそうだ。 寝る前は特に有効だろうから摂るとしても、 それ以外の午前午後はもっと減らしても良いかもしれん。

人間は歴史に学ぶことができるが、 実際に学ぶ人間は少数だ。

明日の初回授業に向けての最終的な調整を済ませ、 それ以降の授業準備の下拵えを進めた。 下拵えは残り最後の1回分まで来た。 そのうち、もうちょい学問っぽい講義を持ちたいなあ。

1次元パラメータの最適化問題。 パラメータ x に対する評価方法 f(x) が既に定まっており、 パラメータの特定の区間の極大値を求めたいとする。 f(x) は実験手段などを想定しており、微分ができない。 細かく区切っての線形探索は愚かな手法だ。 2桁の精度を出すために 100 点の実験が必要になる。 基本的には二分探索に近い方法が良いことは自明だが、 1段階で区間を何点に区切るべきか。 これを式展開して計算をしてみた。 最初に求めたときは中1点〜中5点くらいであまり差がない結果となってしまったが、 これは両端の点の評価を重複してカウントしたため。 この点を考慮して計算してみると 中1点という結果になった。 やはり二分探索が最善か。


2011年10月07日(金)

テキストフィルタ系のプログラムはよく作るので、 コマンドライン解釈と出力回りをライブラリ化してみる。 今テストのコーディング中。 上書きオプションを使用可能にしようとしているのでちょっと面倒。

Ruby の Tempfile が便利。 フィルタコマンドの上書きオプションにも使えるし、 テストのコーディングにも使える。

STDOUT と $stdout の違いを理解した。 STDOUT は定数なので出力先が変更されることがない。 $stdout はグローバル変数なので出力先を変更することができる。 $stdout に StringIO クラスインスタンスを入れることで 標準出力への出力形式がテストできる。

前提と仮定の違いを分かってないと話がこじれる。 理念がある人と理念がない人は文字通り、話にならない。

前もって情報を持っていたとしても、 情報を持っていることを秘匿すべきことがある。 たとえば、リークしてくれた人に迷惑がかかる場合。 何も情報がない状態で聞かされて怒るような話は、 「ここで怒らないと俺じゃないよなあ」とか思いながら怒りを見せる。

授業。 いくつか改善すべき点が浮き彫りに。 来週の授業に活かす。

帰ってからランニング。 地下鉄沿いに西にずんずん進んで、 そこから隣の国道を通って帰ってきた。 11 km。 途中に牛丼屋、カレー屋、ラーメン屋などが並ぶ。 ああ、炭水化物が恋しい。

ひらしょーに倣って関数の括弧の内側にスペースを入れていたが、 この作法はやめよう。 普通の文章における括弧の作法は、 「括弧の外側にスペースを入れて、内側にスペースを入れない」 なので、内側だけでも同じルールになる。


2011年10月08日(土)

ヨメが剥いておいたオレンジをムスメが食べる。 果肉が歯に残って気持ち悪いのか、指でとって私の太股にすりつける。 ムスメよ、すりつけても消えないぞ。 この世界には質量保存の法則というものがあるんだ。

「おとうさん、とわぞう、プール、プーさん、じゃぶじゃぶ」 「とわぞう」はムスメを呼ぶ時の呼び名の一つ。 最後にプール行ったの2ヶ月くらい前なんだけど、よう覚えてるなあ。 ということで、自分の名前を文に含めることができるようになってきた。

「ききゅう」と言うのでムスメの指差す方向を見てみたら、 その建物の 1F ロビーの照明が気球を模した吊り下げランプだった。


2011年10月09日(日)

公園でムスメと遊ぶ。 「おとうしゃん、がんばる」は、すべり台をのぼってくれ、という意味。 「おとうしゃん、がんばらない」は、すべり台をおりてくれ、という意味。

マンションのエレベータのカゴの中に操作パネルが3枚あり、 1つ押すと全てでその数字がつく。 「17、17、17。おとうしゃん、17 たくさん、いっぱい」。 到着階で「17階です」とかアナウンスがあるのも良いな。


2011年10月10日(月)

姉夫婦と朝ランニング。 10km を 70分程度で。

義兄行きつけのチーズ屋でランチの会。 日本酒ですげーのがあった。 香川の凱陣、たぶん これ。 古酒だけど鮮烈。

桃白白って、もものぱいぱいなんだなあ。

自分の日記をうまく扱うスクリプト開発。 その目的だけだったら適当に正規表現でひっかけたらそれで終いなんだが、 後々色々力になりそうなので Nokogiri を勉強してみることにした。

遺伝子操作を神の領分と言う人達がいる。 胎児の遺伝子を調べて選別することを自然ではないと言う人達がいる。 しかし現代の人間は淘汰の圧力をほとんど受けておらず、 言ってしまえば自然な状態ではない。 むしろ淘汰圧をどうにかしてかけないと 生存に不利な遺伝子が後世に残り易くなってしまわないだろうか。 地球の環境がこれからずっと今のようであるとは限らないと私は思う。 まあ私の子供が障害を持って生まれることが確定しているなら、 悩むだろう。 何とかして生かしてやりたいと思うだろう。 しかしその悩みを取り上げるのは余計なお節介だ。


2011年10月11日(火)

授業準備の下拵え完了。 あとは前日くらいに組み立てれば良し。 明日はプログラミングに集中する。

Nokogiri を使うことは諦めた。 これは厳密なデータ形式である XML には好適だが、 データ形式としての定義が曖昧な HTML には本来向いていない。 HTML でも同種のタグでがっさり刈り取るみたいな用途には使えるけれども、 日記のように中の文書の順序とかを適切に取り扱いたいときには あまり便利でなさそうだ。 さて、自前パーザを作るか。


2011年10月12日(水)

プログラミングよう進んだ。 あと3日くらいこういう日が取れたら大分形になるんだけどな。 やっぱり、丸一日他に何の用事もない日が必要だな。 そういう日をできるだけ沢山作れるように 自分のスケジューリングを工夫しよう。

作っているライブラリで公開しよう欲がでてきた。 ライブラリの公開って社会貢献の側面もあるので、 大学教員としては一応胸を張れることだ。 まあ業績としては扱えないが。


2011年10月13日(木)

毎週土曜日にヨメが仕事に出て、 家を出る時間がムスメの起きる時間よりちょっと早い。 ムスメが起きたときに「お母さんお仕事に行ったよ」と言ってやる。 今日ムスメが起きてきたとき、 ヨメは台所にいてムスメからは見えず、 洗面所で顔を洗っていた私を最初に見たので、 「かーち、おしごと、いっちゃった」と言った。 いやいや今日はかーち、おうちにいるよ。

マラソンまであと3週間を切った。 レースで 42 km も走っていると体の中のグリコーゲンが枯渇するので、 走り出す前に炭水化物を蓄えておく。 これがカーボローディングと言う調整方法。 ということで、この期間に牛丼とかカレーとか食える。 食える食える食えるぞ、米が食えるぞ。 この計画をそろそろ立てる。 金哲彦の本によると、過激な方法と穏便な方法とがあるらしい。 前者は1週間前に3日間くらい炭水化物を断って、それか補充する方法。 生花をすぐに花瓶に活けて水をやるのではなく 一晩くらい水を与えずに干してやることで水を吸う力を強めたり、 田圃を一度干すことで稲の根を強く張らせる感じに近かろう。 しかし炭水化物を完全に断ったら日中仕事にならんので、 今回この過激な方法は取らない。 後者の穏便な方法は1〜2週間前から炭水化物を増やしていく方法。 ただあまり早く開始しすぎるとただ脂肪に変わるだけだろう。 7日前くらいからとしておこう。 ちなみに体重は現時点で 72 kg で、おおよそ目標体重を達成。 4/29 時点で 81 kg だったので、9 kg 落とせた感じ。 残り2週間でもう1 kg 落としたらキリが良いとは思うが、 どうだろうな。

確定事項から枠を埋めていくって、 そんなに稀有な能力なんだろうか。

突発的な飲み会。


2011年10月14日(金)

他の授業でどんな所まで習っているのか知らないので、 私は自分の授業で「他の授業でこういう所は習っているか?」 と聞いてしまう。 しかし、これは無駄だ。 学生はほとんど何も知らない。 少数名知っている人がいたとしても多数は知らないので、 それを前提としても良い。 もし習っていたとしてもきちんと理解できていなかったりする人の方が多かろう。 わざわざ聞かずに説明してしまってた方がテンポ良く進められる。 授業ではこういうテンポも結構大事だろう。

停電前準備作業。

今日は走ろうと思っていたが、激しく雨。


2011年10月15日(土)

ガンダム AGE。 なんだこれ。

ムスメがベッドに向かって駆けて行ってぶつかった。 ムスメが静かに「いたかった」と言った。 あーもう可愛いなあ。

ムスメ「だいしぇいこー!」。

雨が降っているので公園には行かずマンションの集会室で遊ぶ。 ムスメと2人きりなので私は結構大きな声で歌を歌ってやる。 発音の練習も兼ねて英語の歌。 今日は位置的にたまたま鏡に向かっていた。 こうして歌うと自分の口の形がはっきり分かって良いな。

ピンポン玉でのピッチング練習。 腰の回転が大事っぽい。

ヨメの帰宅後、私が走りに出る。 往復 6 km くらい。 ついでに仕事で使う物品を購入してきた。

今週はウィークデーに走れなかったので中4日も空いてしまい、 今日走ってみるとかなりしんどかった。 走り方を少し忘れてしまっている感じ。 義兄とそういう話をしていたところ、 その側面もあるだろうけれど、 普段と違う時間に走ってしんどかったという点もありそうだ、と 指摘された。 成程、私は普段 夜更けに走るからな。 レース当日は午前から走り始めるので、 朝に走る習慣作りをした方が良いかもな。

深夜食堂 というドラマ。 姉が録画していたのを一緒に見せてもらったが、中々良い。 ドラマとしての作り方が上手い気がする。 漫画が原作らしい。 姉が買いそうなので買ったらカンパという形かな。


2011年10月16日(日)

レースに向けてランニングシューズを新調することにした。 古いシューズはソールが摩滅しており、これはレースで使えるレベルではない。 店に行くと色々迷うが、私の足の形は甲高で幅広なので、 足の形で大体絞れる。 幅広に強いメーカーはミズノとアシックスが代表格らしい。 色々なメーカーで試そうと思っているので、 今回はミズノを外してアシックスにしてみた。 店員のおにいさんにつらつら質問したりして、 試着 2足目で決めた。 ミズノよりしっくり来る気がする。 野球部時代のスパイクも、アシックスを多く選んでいたような記憶がある。

クレヨンしんちゃんのオトナ帝国の奴を姉とか義兄とか母に見せる。 謎の感動。 私は何度見ても涙が出る。 ムスメが生まれてからは、見てなかったな。


2011年10月17日(月)

ライブラリを充実させ、総当たり的に計算すること。 これ上手くまとめれば外部資金の申請まで昇華させられるかも。


2011年10月18日(火)

新しくレース用寄りのランニングシューズを購入したので、 今迄のランニングシューズで日常使いも兼ねる事とし、 今迄の日常使いの 5年物スニーカーを捨てた。 捨てる前に観察してみると踵のソールが広範囲に摩滅し、 その上クッションが直接地面に擦ってこれまた摩耗していた。 重心が偏っているから偏った摩耗をし、 その偏った摩耗が足の姿勢をまた偏らせるという 悪循環だったかもしれん。

科研費の申請に今年も『科研費 LaTeX』を使う。 毎年のことながら、素晴らしいものを用意してくれると感謝する。 で、相変わらず TeX の EUC-JP と UTF-8 の間ですこしはまったり、 Rakefile をそれ用に作らなならんなあとか考えたり。 しかし LaTeX システムの Unicode 化は何とかならんもんか。 TeX システムの深いところは自分では決して触りたくないので 誰かが何とかしてくれるのを待つばかりだが。 私は根っこのところで TeX が好きではないのだろう。 ただ現状取り得る選択肢の中で、よりましの極限というだけで。

帰ってから走った。 北へ北へと進み、母校の高校に縄をかけるようなコースで走ってきた。 義兄によると片道 3.5 km くらいと聞いたような感じだったので 往復 7 km くらいの軽めのランニングにしようと思ったが、 淀川此岸が 4km、川を渡ると 5km、 高校の一番奥で 6 km、往復してみると 12 km コースだった。 全然軽くねえ。

走ったあと、計量すると 71.1 kg。 明日からグリコーゲンを蓄えに入るので今日あたりが底だろう。 ということでこれまでの体重履歴をまとめる。

02/1283.1kg過去最大。
04/2981.0kgランニング開始。
07/1281.3kg2ヶ月半で体重減らず。筋肉が増える時期。
07/1579.8kg体重が減り始める。筋肉増量による基礎代謝増、高負荷トレーニングが可能に。
07/3178.9kg7月全体で -2 kg。
08/1777.3kg8月全体で -2 kg。
09/0575.9kg学会直前。
09/0978.4kg学会の間の懇親会などで +2.5 kg。
09/1574.4kgしかし水気が多かったのか、すぐに落ちる。
09/3073.2kg9月全体で -3.5 kg。
10/1871.1kgランニング開始から -9.9 kg/5.5ヶ月。 過去最大から -12.0 kg/8ヶ月。

youtube で見た、 ロッテの岡田の守備おかしいおかしい超おかしい。


2011年10月19日(水)

出張で遅出になるので、 それまでムスメと公園に遊びに行く。

ムスメがブランコになかなか乗れず、「むずかしな」。

ブランコをゆらしてやると喜ぶ。 降りるために止めて欲しい時に「おりる」と言った。 また、私が降ろしてやろうとすると「じぶんでおりる」。 そのあと、「じぶんでおりたー。じょうずじょうず」。

名古屋出張。


2011年10月20日(木)

授業準備。 授業は学生に多く質問をし、 意見を聞くことで双方向コミュニケーションっぽくなっている。 そのことを評価している学生も多い。 しかし KPT で口頭で答えずに紙にだけ書くことが、 私から見れば単方向コミュニケーションになってしまっているということに、 彼らは気付いていないのだろうな。

『鴨川ホルモー』(万城目学)読了。 土地の縁が個人的に強すぎるため、 芸術としての正当な評価が私にはできないが、とりあえず面白かった。 関わる人の数は多いが、主人公を中心に少数名のみ掘り下げ、 重要でない人は名前すら出さない。 こういう割り切りが実に丁度良いスケール感を醸し出している。 2年に1代という設定は、 実際に過去に在学していた学生にとって、 その間の年代のためにそこに加われされなかったという エクスキューズを用意しているのか。


2011年10月21日(金)

起きて出勤準備。 今は既に休養を長く取る時期に入っているので あまり走るつもりはないが、 帰宅時に少しウォーキングくらいはするかと準備していた。 見ると、ランニングウォッチの画面が真っ白になっていた。 えー、まだ買って2ヶ月経ってないよ! 充電ケーブルをつなぐと充電中の画面にはなる。 ちょっと調べる。 アマゾンで輸入品として買ったので、最悪英語で問い合わせだなあ。

授業はそこそこ好評っぽいんだが、 やっぱりテストをどうするかが問題。 「とにかく勉強しろ」と教員が言ってしまうのは簡単だが、 学生にとっても有限の時間をやりくりして勉強しているわけで、 無駄な努力を払わせるべきではない。 KPT は何人か飽きてきたみたい。 毎回やるんじゃなくて、 飛び飛びにするか、もっと軽くするとかかなー。

科研費申請。 細かいことを考えずにゴリゴリやるべきだ。

家に帰ってウォッチを20分ほど充電してみると、Battery low と表示が出た。 ということは電池が放電しきっていただけかも。 GPS の初期位置確定までが遅いとか、心拍計の検出ミスとか、 このウォッチにはちょっと不満な点がある。 まあ GPS と心拍計が一応ついてこの値段なのだからやっぱり文句を付けるべきでは ないだろう。 保証期限を越えて壊れるまでは使うが、 その先は別の物をもうちょい真面目に探すことになるだろう。


2011年10月22日(土)

マンションにはエレベータが複数機備えられている。 そしてカゴによって操作パネルが 2つ備えられているものと、 3つ備えられているものがある。 ムスメとエレベータに乗っていて、 「17、17、もひとつどこいった?」と言った。 そのカゴには操作パネルが 2つしかなく、17 階ボタンが1つ少なかったからだろう。

手を洗うのはムスメも結構好きでやってくれるのだけれど、 手を拭くのは何故か嫌がる。 濡れた手のまま目のあたりをこすったりする。 濡れた手のまま布団とかを触ってはいけないということは理解している模様。

ムスメはブランコを自分ではまだこげない。 なので私がブランコを掴んで、大きく振ってやる。 これはいつものことだが、今日は「いち、にー、さーん」と決まったリズムでやってみた。 そうするとムスメはいつもの 3割増くらいおおはしゃぎ。 期待感の盛り上げ的効果だろう。 この方法は数を数えるということの教育的効果もありそう。


2011年10月23日(日)

同僚とランニングの会。 今日は 住之江公園駅(33 km 地点) からインテックス大阪(42.2 km)までの 約 9 km を走る。 それからニュートラムで住之江公園に戻り、スパスミノエで風呂。 温泉はいいねえ。 んで王将で食いまくる。 カーボローディング、カーボローディング。

帰って少し学生の原稿を見て、昼寝。 夕食後、義兄の同僚の兼業大工さんが実家に来られたので、 ついでにウチの台所を見てもらう。 シンクの消音を考えているが、プロから見ればどんくらいの見積りになるようなものか。 聞けば 1000 円以下くらいで良い詰め物があるらしい。


2011年10月24日(月)

学者にとって大事な資質は、知識に貪欲であることだと思う。 知識に貪欲であればこそ他人の指摘に対して感謝することができる。 指摘に対する謝意を伝えなければ指摘してくれる人はどんどん減り、 自分の知識は更新されなくなる。 また学者にとって大事な資質は、知識に誠実であることだとも思う。 新しい知識と古い知識を贔屓目なしに比較し、 擦り合わせ、自分の新しい知識として更新する。 大学の先生はある種のステータスがある。 だから「自分は偉いんだ」と振る舞い、 指摘や知識を拒絶することも可能ではある。 しかしそうやって益体もないプライドを守る人は知識の更新ができない。 その人は学者になるべきではないと思う。

勝手にルールを決めておいて自身でそれを破る人は、 自分のことをどう見てるんだろうなあ。

ファイルのバージョン名に安易に 最終版 とかつけるのは問題のもと。 人間が作るものにはどんなミスが潜んでいるか分からない。 foo-最終版.doc のファイルにミスが見つかって更新したとき、 どんな名前をつけるか? foo-最終版2.doc みたいなバージョン名をファイルにつけられると困る。 最終版 であると確定するのは、それが使用された瞬間であり、 それまでは最終版とか付けるべきではない。

今日は外食。 中華、包蛋で炭水化物補充。


2011年10月25日(火)

科研費申請書作成がなかなか進まない。

終電近くに帰宅。 帰宅後に少しウォーキングかジョギングできたらいいなと思ったが、 思い直して翌朝 1時間早く起きてそうすれば良いと思い立ち、 25:00頃には床に就いた。 がキンキンに目が冴えて眠れなかったので、 27:00過ぎまで申請書を書いていた。 その後やっと眠れた。


2011年10月26日(水)

6:15 の目覚しで目は覚めたが、 3時間睡眠で運動するのはどう考えてもマズい。 もう一度寝ることにした。 運動することよりも睡眠を十分取る方が調整として重要だろう。

納豆を冷凍してみた。 冷凍庫から出した直後は固いが、30分くらい室温に置いておけば 自然解凍できる。 味は全く区別つかない。 保存性がさらに上がるな。

2駅歩いて、終電近くの電車に乗った。


2011年10月27日(木)

眠い。 金曜日に締切が2つ重なっている。

ココイチのカレーについて以前 同僚が「悪くないよ」と言っていたので、 食ってみた。 まあ食える。 悪くはない。 が、俺が作ったカレーの方が美味いな。

本当にすぐ感情を昂らせるのが悪い癖だ。 相手の応対が不誠実だとか、 研究上の不備を放置していると感じると覿面。 学生の教育上良い面もあるが、悪い点でもあり、 下手すると致命的になる。 もっとマイルドにやらなあかん。


2011年10月28日(金)

科研費申請書完成。 こんなに真剣に書いたの初めてだ。 今迄はどうせ書いても落ちると思っていたが、 初めてやりたいと思う研究を思い付き、頑張れた。 で、今 5:00でこれから午後イチの授業準備。

マラソン3日前に徹夜かよ。 一応 2.5時間くらい寝られたが。 1限前に事務室に雑用、それから授業準備。 2限もちょっと仕事があった。 授業はペース配分ちょっと間違えた。 授業が終わると、締切2つをクリアしたというかなりの解放感。

マラソンの事前受付に行く為に早めに退勤。 途中、牛丼並盛を食する。 インテックス大阪で、受付の隣で協賛メーカーなどの販促イベントをやっていた。 靴とか少し見て、明日使うサプリもちょっと買って帰った。 駅コンビニでおにぎりを購入して食す。 帰宅して夕食を米たっぷりで食す。

『ホルモー六景』(万城目学)読了。 全体としては、もう一度読みたいとまでは思わないものの、まあまあ面白かった。 『もっちゃん』が良かった。 しかしこれはホルモーの魅力ではなく、 もっちゃんという人物の魅力のような気もする。 解説というのは通常ネタバレ禁止、持ち上げなければならないなど がんじがらめの制約でつまらないもんだろうが、 有栖川有栖が書いた解説は実に良く出来ていた。 『鴨川ホルモー』の解説は誰が書いたか忘れたが、 なんかキモくて不快だった。

京大生で、実際にちょんまげを結った奴が友人にいる。 万城目学も同じころに吉田キャンパスに通っていた筈なので、 その彼を目撃していた可能性もあるな。 なお私は眉なしシモヒカンとか、 落ち武者頭をやったことがあるけれど、 その頭で授業を受ける度胸はなかった。 スキンヘッドでは受けたことが一度あるけれど。


2011年10月29日(土)

私が睡眠不足なのを見兼ねて母がムスメの世話をしてくれた。 有り難い。 午前中に睡眠補充。 まだ少し不足気味だがなんとか。 昼食後、 応援に来てくれるという家族や同僚に目安の時間なんかを計算して メールを送り、明日の準備。 夕方、高校の友人の結婚式二次会に向かう。 折角だがあまり飲めんし、遅くまで居られないが。 まあ半分 同窓会みたいなもんだし。

散髪に行って、「短めに」と指定して切ってもらっても 前髪が長く感じる。 これは切る人の好みに因るものだと思っていた。 何げなく手櫛を梳いて、ふと気付いたことがある。 これはひょっとすると、重大な事実が隠れていたのかもしれん。 ……生え際が後退してる? そのせいで同じ位置までの長さが長くなったのか……。

1日 6食。 うち、移動の合間の立ち食いうどんが 3回。


2011年10月30日(日)

マラソン当日。 5:30 起床でスパゲッティを食す。 6:30 出発で 7:00 森ノ宮で応援に来てくれた同僚と落ち合い、 記念撮影。 手荷物を預けて同僚と別れ、トイレを済ませ、 8:00 前にスタート位置へ。 9:00 スタートまで肌寒い中ゴミ袋で作った簡易貫頭衣を着て待つが、 やはりその間にトイレに行きたくなる。 9:00 にスタートの号砲が鳴るも、 私の位置からスタートラインを通過するまで 20 分ほどかかった。 スタート直後のトイレは長蛇の列。 トイレは 1〜2 km 毎に設置されているので 暫く行けば空いてるのもあるだろう、 と思ったがそういうわけでもなかった。 結局 5km くらい我慢しながら走ってそこでトイレに行った。 そのトイレはコースから 100mくらい離れていて そこまで余分に行かなならんので少し空いていた。 市民ランナーにとってのマラソンはトイレとの戦い。

21 km 地点では 2時間 20分でまあそこそこ狙い通りのタイム。 ここまで「あれ、俺イケてるんちゃう?」と思うくらい順調。 しかし 23 km で違和感を抱き始める。 そして 26 km からが本当の地獄。 元々膝を痛めがちだったのもあって膝が痛くなったが、 それも含めて太股、膝、ふくらはぎ、足の甲、指、全部痛くなった。 心肺機能に余裕はあったが、 足の痛みで走れなくなりそうで半泣き状態で走り続けた。 36 km からは根性。 「ここまで走ってここで歩くなんてありえねえ」 と何度も何度も何度も自分に言い聞かせて無理矢理走った。 後半、まじで応援の力で走った感。 「抽選で外れた私たちの分も走って下さい」という看板、 エイドステーションの給食出してくれる人、 特に地元商店街のしんこ巻とか出してくれた人、 しんどいし痛いけど子供を産む女性に比べれば こんなもん屁でもねえだろうということ、 昨日会った高校の同級生をはじめ マラソン頑張れと言ってくれた友人・知人のこと。 本当に応援から力をもらった。 みんなありがとう。

3万人まじパネェ。 どこまで走っても人、人、人。 ゴールまでずーっと地方都市の繁華街くらいの人口密度で流れてた。 私は半袖シャツで走ったのだが、季節的に肌寒く、半袖の方が少なかった。 曇り空だからか、サングラス着用の人も少なかった。 携帯持って走る人は多数いた。 33 km 地点で私が半泣きで走ってる横で、 「今住之江公園、ドンキホーテがあるわー」とか元気に大声で喋ってるオバチャンがいた。 すげえ、よう喋れるわ。 「私ハーフマラソンもエントリーしたのよー」とか。 元気だなー、負けるわー。

信号は通常通りに赤青が切り替わるものもあったが、 御堂筋や四つ橋筋はオールグリーンになってた。 気持ち良い配慮。

号砲から 18分後にスタートラインを通過し、 それから 5時間13分後にゴール。 途中2回、合計10分ほどトイレ待ちしたので、 それを差し引いても結局 5時間は切れず。 残念無念。 しかしまあトイレ以外は一応休まず歩かず走り切ることができ、 満足は満足。

走ってる最中からもう筋組織がブチブチ切れてる感満点で、 ゴールの直後からちょっと立ち止まると一歩踏み出すのにも 「よいしょッ」と掛け声が必要。 生き返るのに何日かかかりそう。 ゴール付近で同僚がカメラ持って待っててくれて、 上手く見つけてもらえた。 そいでお祝いにビール一杯とやきそばを奢ってもらった。 嬉しい。 軽い打ち上げが終わって立ち上がろうとしたら、 泣きそうに足が痛かった。


2011年10月31日(月)

筋肉痛は思ったほどは出ず。 昨日の痛みの 2割引くらい。 それでもやっぱり普通に酷く痛いのだけれど。

整骨院。 カーボローディングってのはドカ食いすることじゃないらしい。 あくまで 比率をあげること。 まあ夜はギリギリまで食うべし、と言われたが。 市民ランナーレベルでは、繊維質を意識して取るべきらしい。

生徒に理解させるためのメソッドの一つとして、 「自分達で問題を作らせる」というのが 昔少しだけ読んだ『ドラゴン桜』に描かれていたのを 思い出した。 結構納得できることなので、 授業のレポートにこれを試してみよう。 使える部分ありそうだから一度全部読んでみてもいいな。


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