きづき(日記)

きづき、またかんがえたことをしるす (いっぺい)

2011年09月01日(木)

「歯を抜いた跡にカサブタができるので、 それは取らないでくださいね」 と言われたが、 食後に違和感があるとそれがカサブタなのか食べカスが 残っているのか判断がつかない。 歯が抜けた痕というのは何というか、 イボが取れたような快感があるので見てみたくなる。 しかし見ようにも見難い。 無理に見ようといじると予後に響く。 そこでグーグル画像検索で他人のを見てイメージを補完する。 私の親不知は体の後面方向に傾いて生えていたが、 検索画像を見てると親不知って体の前面方向に傾いて生えてる人が 多いみたい。

帰宅ランニング。 その前に、 ジョギングシミュレーターというサイトで 1km ごとの地点を確認し、 グーグルストリートビューで目印を決めた。 この区間ごとにラップタイムを測ってみよう。 結局歩きも含めて約 80 分で 10 km。 歩いてない区間は 7分 / 1 km くらいで走れてた。 時計は買おう。 今ストップウォッチを持っているが、 ラップタイムが取れず、 毎回頭の中で引き算せなならんことが分かった。 どうせ買うなら、心拍計付きのも視野に入れよう。 1.5万円くらいまでなら買う。 GPS や PC 接続機能はたぶん要らない。

走ってる最中は母指球に荷重をかけることを意識した。 左足の甲は完治したようで全く気にならない。 一歩一歩に腰骨の回転を使う意識。 腹筋が左右の足の一部であるようなイメージで、 ピッチをゆっくりめにすると丁度つながった感じ。 8.5 km 地点でまた左膝が痛んだ。 0.5 km くらい歩いてから走ると痛みがなくなっていた。 やはり疲労系の痛みか。 うん、42 km 走るっていっても完全に走り続けなくても良いや。 8 km ごとに 0.5 km 歩くのを 5回繰り返してゴールに辿り着いても良い。 それくらい気楽にやろう。

背荷物が重い。 この重量が膝をいじめている事に気付いていなかった。 もっとウェイトを削ろう。 ノート PC がないと翌日の出勤電車で困るが、 まあ何とかしよう。

左ヒラメに右カレイ。 ほとんどの魚は腹を手前に、頭を左に盛り付ける。 これはたぶん箸でほじくるのに便利なようにという配慮だろう。 ただカレイだけは 頭を右にして盛り付ける。 ヒラメもカレイも、海底にいるのと同じように、 目玉を上にして皿に盛る。 昔バイトで得た知識。 ルールとしては、 腹(に見える側)を手前にするのが最優先、 これに反しない限り頭を左にする、と考えれば覚え易い。


2011年09月02日(金)

米を食うときは砂糖の入った飲み物は摂りたくない。 無糖であってもコーヒーは香りが強すぎて米に合わない気がする。 相手に聞けば良いのに、とも思うが、 そこに問題意識を持ってなかったら 聞かずに済ませてしまいがちだわな。 たとえば私の場合は酒を飲みながら米を食うことが平気なので、 他人にも聞かずに米と酒を出してしまいそうだ。 各々が押し付けず、また自分の意思を伝えることが、 各々にとってそのコミュニティを気持ち良くする。

図書館で『経営者の条件』(ドラッカー) を借りてきた。 来週の出張中に読もう。

走って帰りたかったが台風接近のため果たせず。


2011年09月03日(土)

ムスメは風邪の病み上がりで食欲がない。 ふかし芋を入れた小鉢を持ってムスメに食わせようとすると、 イヤイヤとそれを払いのけた。 その拍子に小鉢を持つ私の手がすべって、 小鉢を落として割ってしまった。 ガシャンという音にびっくりし、 ムスメは「悪いことをした」という風にうつむいて 私の足にしがみついた。 「うん、ムスメは反省している」。 と、私はここで満足してしまった。 あかん。 たぶんここはキチンと叱る形を見せるべきところだった。 叱るべき時に叱れない親は、 叱るべきでない時に叱る親と同様悪い親だ。 これでは子供が悪の道に歩むルートを断つことができない。

乾電池で光る LED を見て、 ムスメ「きれいねー。しゅごいしゅごい」。

ムスメ「おとうしゃん、おぼうし」と私に帽子を渡す。 私はそれをかぶって見せて、「にあう?」と聞く。 ムスメ「にあうー」。

治りかけていた私の左肘にムスメがダイブ。 いたい……。 出張から帰ったらまた整骨院だな。

コイルストラップについていた鈴が邪魔なので スチールラックの柱にぶら下げている。 ムスメがそれを見ると手で叩いて鳴らし、 「コンコンしゃん」と行って柏手を打って拝む。 ヨメと一緒に、お稲荷さんによくお参りしてるんだろう。

エアロバイク 1時間。

私は親不知を 4本とも抜くべきと歯医者に診断された。 (抜かなくても良いと診断した歯医者もいたが。) 無前提に多くの人がそういうもんだと思っていったが、 母、姉、義兄はそれなりに残っているようだ。 私は1本1本の歯が大きいのかもしれない。

ランニングウォッチをアマゾンでポチった。 GARMIN の FORERUNNER 110、 23600円。 結局 GPS 機能付きを選んだ。 私は GPS 機器を一つも持っていないので、 その価値があると判断した。 例えば登山の際などに大きな力を発揮し、 緊急時での生存率も上がる筈。 また、腕時計も持っていないので、 そういう意味でも価値は見出せる。 定価よりも 5000円ほど安く買えたので、 スポーツショップで買うよりも お買い得だったと思う。


2011年09月04日(日)

数を数えるというのは、誰もがいつかは必ずできること。 それよりも r と l、s と th といった発音の違いを 幼少時から叩き込む方が将来的に役に立つと思う。

ランニング 10 km / 70分。

怒ると叱るの違いは、 それほど理解されていない事らしい。 私の分類では、「怒る」は感情の発露で、 「叱る」は相手の教育がその本質。 自分の意図と反したことを誰かがすると人間怒ってしまう。 ある程度は自然なことなので無理に抑制しなくても良いが、 熱くなりすぎると叱る効果に悪影響を与えることがある。 「叱る」は自分が怒っていてもいなくても要件を満たしうるのだから、 できるだけ怒らずに叱るのが理想だと思う。

good cop と bad cop のような躾けにおける役割分担も 知らない人が多そうだ。 アメリカの警察では刑事 2人で容疑者1人を取調べする。 刑事2人の1人は強面に容疑者を威圧する役割、 刑事のもう1人は柔和に強面と容疑者の間に立って 強面を宥めたりする役割。 そうすると容疑者は柔和の方を味方だと無意識に感じて 真実を語り易くなる。 両方が強面に接すると容疑者の態度は硬化するだけだ。

子供を叱る場面では、狙う効果が違うものの構図は似ている。 子供を叱るときも両親が同じベクトルで叱ると 子供にとっては逃げ道がなくなる。 一人が叱り、一人が少し庇うような役割分担ができると 常に家の中に子供にとっての味方がいる。 ムスメはまだキチンと叱れる段階ではないが、 もう間も無く叱れる段階に達するだろう。 ヨメが叱る時、私も実は「ヨメが正しい」と思っていても、 敢えて子供の側に寄って庇うようにしたい。 外見上ヨメに反論しているように見えるかもしれないが、 子供を真っ直ぐに育てるために一見そう見える立場を取るだけだ。 その日が来たら察して欲しい。 私が叱る時にヨメもそれが正しいと思ったとしても、 子供を庇うようにしてやって欲しい。 寧ろもう一人の親が子供を庇ってやってくれることが分かっていると、 キチンと叱れるような気がする。

今ふと思ったが、これ研究室の学生の教育にも 使える手法かもしれんなあ。


2011年09月05日(月)

ランニングウォッチ到着。 まず充電。 普通の時計と違って GPS や心拍計で電波のやりとりをするので エネルギーをより多く使うのだろう。 レース中に電池切れすることを 回避する効果も見込んでいるのかもしれない。 説明書を見て少しいじってみる。 心拍センサーは別売だった。 仕方ないのでポチッた。 8583円。 合計で 32183円か。 ちょっと値が張ったな。 趣味として長続きさせよう。

明日から金曜まで出張、 来週は月・火と出張なので、研究室で幾つか準備。

昨日も走ったし、なんか気忙しいしで 帰宅ランニングするか迷ったが、 「とりあえず途中から電車に乗ればいいや」と軽い気持ちで 走り始めた。 すると案外最後まで走れてしまった。 今日は膝が痛くならなかった。 タイツをはかなかったせいかもしれない。 スポーツ用の短パンに履き替えずに走ったら、 股座が擦れて痛かった。 次からはちゃんと着替えよう。 先日作った 1km ごとのチェックポイントは、 GPS で計測すると ±100m くらい誤差があって ペーストレーニングとして使い物にならない事が明瞭に確認できた。 GPS は 10 m 刻みで走った距離が分かり、 走っていて進捗が見える化して楽しい。 また、道をかえて気分かえたり、 写真を取って遊びを入れたりすることが気軽にできそうだ。 1 km ごとに自動的に軽いビープ音を発して知らせてくれるのが 予想外に有り難い。

スポーツドリンク粉末が乏しくなってきたので 帰宅途上にある薬局で補充。 薬局では 400円が通常価格みたいだな。 たぶん大塚製薬から問屋を介さないルートがあるんだろう。 カロリーメイトもそうなんだろう。 また、薬局でプロテインが売られていることを確認した。 ここで買えるとラクになる。

24:00 帰宅。 食事前、水分補給前に体重計量で 75.9 kg。 減量は順調。 夕食はスーパーで買ったカツオのたたき、レタス。 炭水化物は忌避。 食事のあと洗濯物畳みなどして 26:00 就寝。 出張準備は明日起きてからでも間に合うだろう。


2011年09月06日(火)

6:00 頃に何か目が覚めたので出張準備を開始。 朝食は 豆腐とレタス。

飛行機に乗って GPS の動きを見てみたい気もするが、 それだけのために失くすリスクを冒すのもな。 俺は腕時計にまだ慣れていない。

関西空港駅で声をかけられ、振り向くと飲み友達の同僚だった。 聞けば、同じ学会に行き、同じ飛行機で行き、 同じ飛行機で帰ることになっていた。 飛行機の搭乗手続きをしたら、隣の席になった。 これはたぶん、違う窓口でほぼ同時に席をとったので、 順に埋められて近い席になったのではないかと。 札幌まで一緒に行って、そっからはホテルが違うので別れた。 彼は別の友人と飲むらしい。

部屋はエレベータ室横で窮屈だが、 却って穴蔵感がかきたてられて良いかもしれん。 ホテルに夕食カレーサービスがあったので 食うことにした。 有り難い。 夕食代が1回分浮いた。 まあサービスに文句つけたらあかん、という程度の味・量だったが。 でも量はカロリー摂取抑制してる身に丁度良かった。 部屋で数回発表練習した。 まあそんなに完璧にしなくてもいいや。


2011年09月07日(水)

ホテルは朝食サービス付き。 昨日の夕食もそうだが、有り難い。 安価な価格で食事サービスなし、 やや高くて食事サービスありの2通りの戦略があるとする。 安価な方は自分で適当に食うことになるが、 それには当然金がかかる。 結果的にどちらも同じくらいの価格になるとしよう。 前者の方は自分で好きなものを選べるというメリットがある。 後者のメリットは、出張旅費の中に一見見えない食事代が 含まれる事。 でも私の所属の出張旅費のホテル代は細かい額を出さず、 一泊いくらの一律料金だったような気もする。

北大構内をあてどなく、てくてく、キョロキョロ歩いていると、 道案内表示に恵迪寮への道を示すものがあった。 そうだ、北大には恵迪寮があるじゃないか。 ……と思って歩き回ったが辿りつけず。 また次の機会には地図を確認しよう。 北大構内の遺跡保存地区。 森に囲まれた空き地に獣道が繋がり、 脇に竪穴住居の名残りの窪みがあった。 そこに住居があって子供が遊んでいる姿を想像。 あと農場で牛を見た。 カラスが多い。 『動物のお医者さん』にも描かれていたなあ。

発表はまあつつがなく。 喋りが上手いと言われるし自分でもそこそこ自負しているのだが、 これが悪い方に慣れてしまって完全な喋り言葉になってしまうことがあるようだ。 注意しよう。

札幌の地下鉄の自動改札機には 「表に向けて入れてください」と書いてある。 「わざわざ書いてあるということは裏向きではダメなんだな」 と、実際に試して確認した。 大阪でも東京でも裏向きで通れない改札機の方が少ない。 これは裏向きだったら表に向け直す機構が 改札機に組み入れられているからだ。 海外だったら多分こんな機構は作られず、 札幌地下鉄方式に掲示がなされて終わりだったろう。 切符裏返し機構は、実に日本人的な仕事だと思う。 利用者も何となく表を上にして入れる人が大半だと思うが、 こういう性質も日本人以外は表裏気にせず入れる人が多そうな イメージ。 日本人は、日本人には少ない性質の人でもこぼさず対応するための 機構を一生懸命作ってる。 いいね。

駅のナンバリング。 大阪では 11 から始まる。 これは将来路線延伸があった時にそれ以下の数で滑らかに接続するためだろう。 札幌の地下鉄駅もナンバリングがなされているが、1 から始まる。 そういう配慮がなされなかったのだろうか。 あるいは終点が海などの何もない場所に面している可能性もあるかも。

飲み会。 一応、ダイエット中のつもり。 食うのは抑えた。 ビールは別腹。


2011年09月08日(木)

他大学に勤める先輩とたまたま会い、 そこの学生に進路について相談を受けた。 どう考えても俺は不適格。 まあこんな気軽で適当に進路を決めた奴もいるということは 一つの情報にはなるかもしれん。 彼らは場外市場という少し離れた場所まで行って昼食するらしい。 便乗してタクシー。 いくらうに丼、かに汁付き。 うまかった。 菓子の類は空港とかでも買えるだろうが、 酒や乾物はここの方が良さそうなので、お土産を幾つか見繕う。

場外市場からは歩いて会場まで戻った。 北海道には煙突のある家が多い。 煖炉があるのかな。 後で知人に聞いたところ、煖炉というよりストーブらしい。 北大の西側に第一農場があり、 そこを横切った。 牛がいた。 農場っていいなあ。 札幌の町よりも、北大構内の方が古くて綺麗な建物が多くて楽しい。 またキャンパス内に土地が余っていて、 芝生の緑が広がっている。 草地のレクリエーションスペースでは 学生がバーベキューしても良いらしい。 すごいな。 構内で流し素麺やってるグループがいた。 楽しそうだな、おい。

北大構内は緑が多く、空気が気持ち良くて、本当うらやましい。 ここでランニングしたら気持ち良いだろうなあ。 シューズと短パンを持ってきたらランニングができるが、 短パンはともかくシューズが嵩張って 荷物が一回り大きくなってしまう。 夜の飲み会で話題にしたら、 どうやら 出張先に道具を持ってきてランニングしてる人もいるらしい。 ランニングを完全に趣味にすることができれば、それも楽しそうだ。 出張の度に日本中・世界中の色んな町を走る。 ついでに写真を撮る。 元々家から離れた土地を歩くのは趣味でもあるので、 靴くらいは持ってきても良いかもしれん。 しかしそれをするにはもう一回り大きな旅行鞄が必要になるなあ。 まあぼちぼち考えておこう。

興味のあるテーマの発表がない時間帯は、 招待講演や自信満々そうな発表者の発表を試しに見てみるのが 正解っぽい。


2011年09月09日(金)

朝出る前に恵迪寮の位置を確認しておき、 昼休みに恵迪寮まで行ってみた。 「元吉田寮生」と自己紹介し、 寮生と話をしながら見学させてもらった。 自治寮という点では同じだが、 いろいろシステムに違いがあった。

中央の管理棟から放射状に A〜F の 6棟があるが、 寮自治会の管理にあるのは A〜E の 5棟。 F棟は当局管理にあり、院生・留学生の専用棟となっているそうな。 なお、棟はそれぞれ 5階建。 郵便物の仕分けは自治会の係の仕事で、棟・階に分類する。 吉田寮より人数が多く、また細かいので大変みたい。 放射状の形状は網走刑務所と同じ発想らしい。 しかし中央からは 2階以上が見えないので、 監視という観点ではあんまり意味がない。 寮内に生協の購買があり、ジュースやパンを売っている。 ボイラー室があり、そこから各部屋に暖房の熱を供給する。 北海道だなあ。 中央の管理棟は吹き抜けで天井が高い。 そこの天井にビラを貼っていたり。 でも文字が見えずビラとして機能していない。 あれは単に高さを競っただけだな。 ネットワーク環境は受付っぽい部屋に集約ハブがあった。 「回線が遅いからシステム更新する」という話があるらしいが、 それは1つの口に全員がぶら下がっているので仕方ないことでは なかろうか。

部屋替えは半年ごと。 部屋替えのシーズンになるとコンセプトを提示して、 コンペティションのようにする。 そしてうまく賛同者が集まればめでたく部屋が開始される。 部屋は一つのサークルとして機能することになる。 聞き出せたコンセプトはたとえば「昼食を提供する」とか、 「旅・漫画に力を入れ、自治会誌に投稿する」だとか。 丁度 昼時で「つけめん部屋提供の油そばが出る」と放送が あった。 折角なので頂いてきた。250円。 1年生は先輩に奢ってもらうという習慣がある。 「奢ってもらった物は他の人に食われてはいけない。食われると大罪」 というルールがある。 それを面白がって、先輩は1年生が飯を食っているのを見ると 「ちょっと一口くれよ」と言う。 応じてしまうと大罪になる罠。 毎週日曜日にはスペシャルという食事を寮生が作って提供する。 300人くらい住んでいるらしいので、すごい量になる。

見学を受け入れているが、寮外生が寮内にいるときは 必ず寮生が傍で見ていなければならない。 ということは、宿泊パックのようなことはやってないと考えられる。 結局聞きそびれたが。 入退寮権は当局と分かち合っており、 入寮選考は当局の担当者と合同でやる。 入寮選考の方針は当局と合意が取れており、 特に意見が相違することはないそうだ。 寮費は毎月支払う。 吉田寮のように一年分まとめて、とはやらない。 これは人数と寮費の額の違いに因るのだろう。 寮費が 9000円/月くらいのようなので、 毎月 200万円くらいが動くことになる。 一年分まとめてしまうととんでもなく危険な額の現金が 寮に集まってしまう。 また、当局からも毎月請求が来るのかもしれない。

北大は広い。 土地が余っていて建物が点在しているということは、 目的の建物まで移動する距離が長いということだ。 出張中は走れなかったが、代わりにかなり歩いている。 ホテルから会場までが 1.5 kmくらいある。 それに加えて昼休みの散策で 1〜2時間歩くので 4〜5 km は歩いてる。 やっぱりランニングウォッチを持ってきて歩いた距離・時間を 測ってみても面白かったかもしれん。

学会でいつものようにモチベーションだだ上がり。 丁度『経営者の条件』(ドラッカー)も持っていったので、 これの影響もある。

帰阪。 お土産はヨメに六花亭のホワイトチョコ。 ムスメにまりもキティぬいぐるみ。 実家に日本酒と珍味いかすみ入りさきいか。 義実家に白い恋人(千歳空港で購入)と面白い恋人(関西空港で購入)。 是非食べ比べをして欲しい。


2011年09月10日(土)

ムスメ「ミニーちゃん、おぼうし、かぶっと。」 主語、修飾語、動詞の組み合わせ。 文になってきた。

ムスメ「おとうさん」。 sh 音から s 音が分離されてきた。

けん玉に紐が括り付けられているのを見て、 ムスメ「ひっかかったよ」。 現在形と過去形の分離はまだらしい。

ムスメ「しんくうき」。 扇風機のこと。 真空機と考えれば惜しい間違いな気もする。 カマイタチ発生器っぽい恐ろしい機械の名前のようだが。 ……と思ってググってみたら、真空パックを作る機械のことを真空機と呼ぶらしい。

ムスメは背伸びして呼び鈴に指が届くようになった。 成長早いなー。

白い恋人はヨメの知り合いにあげることになった。 義実家で両方見て面白がって欲しかったが、 まあ世話になってる人なのでそれは仕方ない。 ともあれ義実家の方で、面白い恋人はウケてくれたようだ。 白い恋人は有名だからたぶん食ったことがあるだろう。 だから結果的に問題ない。 面白い恋人の方は美味かったらしいので、 どっかに行くときに持って行くのも面白いに違いかも。

ヨメが実家に向かったあと、 ランニングに出る。 4 km くらい。 途中ビックカメラとやまやに寄って DVD-R とミューズリーを購入。


2011年09月11日(日)

起きてから食事前にランニング。 マラソンコーススタート地点まで電車で行き、 そこからコースをなぞる。 走り始めはハーフマラソンくらいを目標にしていたが、 食事してないのでエネルギー切れ。 11 km くらいで帰宅。 途中、なんばのスポタカで買い物。 プロテイン、5本指ソックス。 プロテインなどのサプリメントは別にポイントが付き、 2万円ごとに 2千円相当のリターンらしい。 営業時間を調べてここで買うようにしよう。

ウォッチの GPS は座標表示ができないみたい。 「登山でも使える」と思っていたが、無理だったか。 GPS と一口に言っても、 絶対座標を算出するとは限らず、 おおまかな絶対座標と前後の時点の相対座標を算出するものがある。 カーナビでよく使われるのは後者で、 カーナビでは道路情報と組み合わせて絶対座標を推定しているらしい。 言われてみれば、 カーナビの GPS の精度が悪くて隣の道を走ってることがある。

持ち運び用のランニングシューズがあるらしい。 というか義兄が持ってたので見せてもらった。 クッションは弱いが、潰すと嵩がかなり減って荷物に入れ易い。 次の出張までに値段を見てこよう。


2011年09月12日(月)

ゆるめの仕事。 最寄り駅から現地までバスで行くのが正規の交通手段のようだが、 地図で確認してみると約 12 km。 走れない距離じゃない。 行くぜ。 ウォッチをつけてみると、電池が半分くらいに減っていた。 基本毎回充電すべきか。 ウォッチは PC と USB 接続でき、 データ管理用の Windows ユーティリティがあるようだ。 毎回これで記録するというのは トレーニング計画、 モチベーション維持、 充電習慣などの観点から好適っぽい。 充電器は持って来ていたので、 電車の中で PC を起動して USB から充電。 電車の中は電波が遮蔽され、GPS がきかなかった。 本を持ってくるのを忘れた。

道は主に上り坂。 峠を越え、10 km くらい走ったところで時間がタイトになってきた。 体力的には走れなくもないが、 その後は時刻の決まった仕事なのでリスクを避けて バスに乗ることにした。

夜は懇親会。 個人的には日本酒教育の場として位置付け、 例年一升瓶を持って行っている。 今年の酒は懇意の酒屋と相談して決めた手取川の吉田蔵。 店長曰く、「香りがあって味もあり、クセがなく、 とっつき易いスタンダードな感じ」。 学生に好評。 元々日本酒に悪印象を持っていた人に、 「本当に美味く、日本酒に対する認識を改めた」と言わせしめた。 甲斐があったというものだ。 是非立派な酒飲みに育って日本の酒文化・食文化を 消費者として支えていって欲しい。

銘柄を明示せず「日本酒」としてしか注文できない居酒屋で 日本酒を飲んだ人はだいたい日本酒が嫌いになる。 私は日本酒が最も好きな酒だが、 私はそういう店では日本酒を頼まない。 ビールの方がよほど美味く、品質が安定している。 つか銘柄の名前がないので注文名である 「日本酒」が「美味い・不味い」という風に評価せざるを得ない。 こんな酒が日本酒を代表しているわけでもないのに。 同様の理由で「ワイン」という注文も忌避している。 とはいえワインの銘柄が並んでいても、 醸造元とかよく知らないのでなかなか選べない。


2011年09月13日(火)

午前中は勉強会、 終了し次第片付けして解散。 同僚が京大近辺に用事があるのでそこまで同乗させてもらう。 そうせずに宿から最寄り駅までの帰途をランニングするという案もあったが、 途中のトンネルを走りたくない。 狭いし暗いし車が多いしで危険。 ドライバーも「何でこんなところを走っとるんや」と 思っていたことだろう。 東龍でラーメン食って、寮につれてってそこで時間調整。 そこで別れて、私は適当に帰った。

『ぴっぴら帳 完結編』(こうの史代)。 地味に絵が上手い。 躍動感のある絵とかもさらりとラクそうに描けている。 鳥を飼うのも面白そうだなあ。 でも小さい生き物は踏ん付けてしまいそう。

Garmin のユーティリティをダウンロードして試してみた。 めっさ楽しい。 データの保存先を自由に選べないのが不満だが、 実に楽しくデータ管理ができる。 心拍・距離をグラフにしてくれるし、 週ごと日ごとのまとめもやってくれるし、 地図で表示したり Google Earth と連動したり。 地図が表示されるということは GPS で地球上の座標を得られているということだよな。 ということはそのインターフェイスだけを持たないということか。


2011年09月14日(水)

4日連続のランニングのために少し疲弊しているので、 今日はランニングはお休み。

整骨院。 まずムスメのダイビングアタックによって再度痛めた左肘。 関節が少し伸びてるだけだから大したことない。 今日のテーピングは、伸びると痛む部分が伸びないように制限していた。 動きを制限するテープ一本で可動域が広がる。 やはり上手なテーピングは魔法。 下半身が重たいのは単なる疲労でこれも大したことない。 マッサージで随分軽くなった。 やはり診てもらって良かった。 こんだけ施術を受けて、600円。 健康保険すげー。

走りが下手なうちは着地した足がぶれるため、 ふくらはぎの筋肉が大きくなるようだ。 上手い走りができる人は骨で支え、足がぶれないため、筋肉量も少なくてすむ。 私はふくらはぎが太い、すなわち走りが上手くないわけだ。

1週間分の業務メール処理。 至る所ツッコミポイントだらけのイチャモンが来た。 例によって瞬間沸騰した。 相手のおかしな点を冷静に分析し、全て書き出した。 それが俺のストレス解消メソッドとして機能してはいる。 まあ今すぐ返答せんならんことちゃうから今やることちゃうかったなあ。 反省。 そのアクションに対する効果を見積り、 効果を最大にするそれ以外のアクションがないかを考えるべき。 「沈黙は金」か。 良い言葉だな。 通常この言葉は「雄弁が銀」と対になっているが、 「言っても無駄な人への反論」という場合もあるのだな。


2011年09月15日(木)

文書系ファイルの置き場所を統廃合・再構成したい。 以下がこれまでのディレクトリ。

「doc(document)」の単語が異常に使い易いので、 どれにも doc を使いたくなる。 旧 ~/doc は一日に何度も辿るパスなのでタイプ感が結構大事。 ~/writing という候補もあったが、どうにもタイプ感が悪い。 残りの候補として info, misc, reading などが挙がったが、どれもしっくり来なかった。 library など計算機的に別の意味がある単語は避ける。 ~/work は subversion 管理の統合ディレクトリとして使用済み。 良い名前を付けるのはいつも本当難しい。 色々考えた結果、以下のようにすることにした。

今日はそこそこプログラミングに集中できた。

結婚記念日ということで花を贈る。 花屋の閉店時刻があるので、 帰宅してからランニング。 せっかくなので先日のマラソンコース確認の続きを走る。 3 つある折り返し地点の 1つを確認した。

いつも何となくタオル持って走っていたのだが、これいらんなあ。 途中から絞れるくらいボトボトになるし、 そうなったらただのウェイトだ。 服に吸わせ、乾くか地面に滴り落ちるのに任せたら良い。 左手にウォッチを付けて走ると左手だけ重い感じがする。 バランスを取るために、一度右手にリストバンドをつけてみよう。 5本指靴下はたしかに効果ある気がしたが、 足裏にすべり止め効果がないので靴の中で足が遊ぶ。 一度自転車用の靴下で走ってみよう。

体重計の測定で条件を振ってみた。

体重[kg]体脂肪率[%]計量時装備
(1) 74.415.1食事前体 + パンツ
(2) 76.017.1食事後体 + パンツ + パジャマ
(3) 75.717.1食事後体 + パンツ
(4) 75.616.3食事後

(2)-(3) より パジャマ 0.3 kg。 (3)-(4) より パンツ 0.1 kg。 (3)-(1) より 食事と給水で 1.3 kg。 全体から、体脂肪率の測定に定量性があまりないことが分かる。 走ってからの行動の流れは、

  1. 走る。
  2. 風呂に入る。
  3. パンツはく。
  4. 体重を量る。
  5. パジャマを着る。
  6. 食事。
のようにほぼ決まっているので、(1) の条件を基本とし、 それ以外の条件になった時は今日求めたこれらの定数を加減して記録すれば良さそうだ。

2011年09月16日(金)

朝、洗濯機から洗濯物を取り出す。 音が出てムスメが起きてしまわぬようにと閉めていた 洗面所の引き戸を、ムスメが開けた。 そうか、引き戸も開けられるようになったかー。 洗面所の引き戸閉めは、 ムスメが引き出しを登って落ちて怪我した経験から、 洗面所に入れなくすることでそれを防ぐために徹底していたのだが、 ムスメが自分で引き戸を開けられるようになったらもう無意味。 というか、ムスメは引き出しを登ろうとしなくなったので そういう意味でも徹底する必要がなくなった。 むしろ引き戸の下の隙間に指をつっこんだ状態で、 さらに反対側で気付かず引き戸を動かしてしまい、 指を巻き込む事故の方が怖いかも。

「バケツをかぶると背が伸びなくなる」というのか。 初めて聞いた気がする。

走って帰る。 今日は歯医者に行って親不知を抜くことになりそうなので、 帰って風呂入って夕食を食ってから 歯医者に行けるように時間調整。 昨日は 9.5 km を 60分と軽快に走り、 サブフォーの目安の 1キロ 5分40秒でも数 km 走れたが、 今日はその疲れがずっしり残り、7.7 km を 70分。 ずっしり荷物の有無という違いもあるが。 まあ LSD( Long, Slow, Distance ) というトレーニング法も あるしな。 今日はこれでいいだろう。 結局帰途を完走することができず、2駅電車に乗った。

歯医者。 最後に残った右下奥の親不知。 まず CT を取って神経との干渉を調べ、行けるだろうと先生の判断。 しかしこれが難敵だった。 まず出ている部分が少ないので歯茎の奥の丘の部分を切開せなならん。 根っこが下膨れの形状で、手前の歯の下に潜り込んでいる形に なっており、奥方向のベクトルでしか抜けないが、そちらは 口の奥の壁にぶつかる為その方向にあまり力を入れられない。 神経に近いので荒っぽいことはできない。 普通の人だとぐいぐいやってるうちに緩んで抜けるところが、 私は顎の骨が硬くて全然ぐらぐらしなかったり。 少しトライしては抜く歯を削って、の繰り返しで 麻酔開始から 1時間くらい格闘しとった。 歯を抜くのが痛いというより、顎が疲れて痛いの方が勝った。 緊張で呼吸が浅くなり、酸欠気味で苦しくなる。 また口で呼吸ができないので鼻で呼吸するが、 鼻にタオルがかかって呼吸しにくくなってこれも苦しい。 でもまあ女性の出産に比べればこんなん軽いもんだろう。 いろいろゴリゴリしたので4日後くらいをピークに腫れるだろう、 とのこと。 切開した部分の縫合の糸を抜くためにまた来週。 家に帰って麻酔の効いている内に寝ようと思って横になるが、 緊張からくる興奮が残っていてなかなか寝付けない。


2011年09月17日(土)

ムスメと一緒にお留守番。 私が家事とか部屋の片付けで動いている間はあまり寄ってこない。 座って PC をいじっていたら「あそんでー」みたいに寄ってくるが。 なんか成猫に近いくらいの知能っぽい。

「たっぷり」の語感が楽しいのか、 「たっぷりー、えへ、たっぷりー、えへへ」。 「しゅっきりしゃっぱり」と同じく、 促音 + 破裂音が快感ポイントなのか。

ムスメ「おとうさん、ばーちゃん、かいもの、いった。」 助詞以外はほぼ完璧な日本語文じゃないか。 しかし助詞の獲得って遅いのな。

ムスメ「ボーペ」。 ボールペンのこと。

ムスメが食わねえ。 卵かけごはん、お好み焼き、梨と全滅。 バナナすらあかん。 まあ牛乳は飲んでるのでそれほど心配はしてないが。 しかし固形物で摂った方が良いのも確か。 卵かけごはんを炒めてみてもダメ。 ゆで卵を作ってみると少し食べた。

先日、「生卵はサルモネラ菌が怖い」と友人に言われて成程と 思った。 ムスメが飯を食わねえという話をその友人としたら、 そこの娘さんは冷房を効かせると食うようになることがある、 海苔が大好きで小さな海苔巻とか何でも青海苔かけとかするらしい。

エアロバイク。 60 min, 400 kcal.

夕食。 うどんは避け、豆腐と野菜と蒟蒻を食いまくり。 食い過ぎ感あり。

牛乳パック工作の椅子、 四角ベースで作ったものも耐久限度を越えた。 壊れるのは上の折り目のあたりで、 2重構造になっている一方の層の折り目のところで 他方の層が崩れる。 この折り目の部分を切り除き、高さは2段構造で補った方が強そうだ。 なお、次回作はは野菜ジュースのペットボトルを入れて作る予定。 ただし資材が集まるまで暫く時間がかかる。


2011年09月18日(日)

母、ヨメ、ムスメと大阪市内ドライブ。 住吉大社、四天王寺、父の眠る墓参り。 途中、私の職場も少し見学。 最後にファミレスで昼食。 その時点ではムスメは疲れて眠さの限界に近かったが、 帰宅してしまうと外出の興奮のためになかなか昼寝に寝付けなかったようだ。

実家で猫が書棚の上で休んでいた。 それを見たムスメが「ねこしゃんー、あそぼうよー」。 遊びの誘いをできるようになったか。すごいなぁ。


2011年09月19日(月)

駐輪場で、ムスメ「ばそこー」。 bicycle か。

公園でブランコの乗り方を教えてみた。 ブランコを背にして立ち、両手を伸ばして鎖を持ち、その腕に力をこめて体を引き上げ、 座面に尻を乗せる。 手順を教えるために手は添えたが、ムスメは自分の力で乗れた。

雲梯を軽々登り、すべり台をすべる。 「こんどこっち!」と言いながらまた雲梯へ。 これを10回以上飽きずに繰り返した。 階段の最後の1段と同じように、 すべり台から地面に下りるところで「じゃーんぷ」と言って下りる。

ムスメは靴よりもサンダルを履きたがる。 しかしサンダルで公園などに行くとすぐに砂が入る。 いつもは私やヨメにつかまらせている間にサンダルを脱がせ、 足の裏とサンダルを払って砂を落とすのだが、 今日は自分でサンダルを脱いで自分で砂を払って自分でまた履いた。

コース確認ランニング。 今日の全走行距離が 13.4 km で、100分くらい。 折り返し地点を2つ確認し、途中で見つけた今宮戎をお参りしてみた。 他にランニングしているグループがあったので話し掛けてみたら、 大阪マラソンの試走会でスタート地点からゴール地点まで 42 km 走る予定とのこと。

持って出た 500 ml ボトルでは足りなかったので 途中でスポーツドリンクを買った。 甘味があるのに 0 kcal。 ということは人工甘味料か何かを使ってるな。 良し。 成分を見てみると異性化液糖というのを使っているらしい。 後で wikipedia を見てみるとデンプンから酵素を反応させて作った糖のようだ。 てっきり光学異性体か何かを使ってるのかと思ったが。 しかし「異性化」とか、何だか妄想の膨らむ単語だな。

走る際にキャップをかぶるべき、とのことで実行していた。 たぶん日射しが目に入るのを防ぐのと、 汗が顔に流れ落ちるのを防ぐ効果を狙ったものだろう。 しかしキャップは洗濯しにくい。 タオルを頭に巻いて走ったら良い感じに汗は遮れた。 日射しはサングラスで何とかなるだろう。

整骨院で教えてもらった走り方は、「一線を跨ぐ」ということだった。 そこで自分の走り方に注目してみると、 跨ぐというより母指球のあたりで踏んでいた。 もうちょい外側に足を出すようにした方が良いのかな。

走って帰ってシャワー。 まずは水で脚や体の熱を取る簡易アイシング。 で、水をかけてたら昼寝していた筈のムスメが起きてきた。 「お父さんじゃないよー。おばけだよー。ねないこだれだー」と、 寝るようにガラス越しに言ってみたが、 ヨメによるとウンチが出たらしい。 ならば良し。 で、シャワーでお尻を洗ってやらなならんが、 水しか出してなかったのでお湯が出るまで時間がかかる。 水でお尻を洗うのも可哀想なので、 お湯が出るようになるまでムスメには洗面所で待ってもらった。

自分からは不可思議に見えても人の行動は全て理由があるものだ。 その理由を本人が自覚していないこともあるが、それはともかく。 しかしその理由があるということを想像できない人もいる。

健康な精子を作るために、 蛋白質や亜鉛は必要だとは思うが、 炭水化物や脂肪が必要だとは思えない。 グーグル先生によると、 ビタミンB, E, 亜鉛、幾つかのアミノ酸が必要で、 脂肪などのハイカロリー食品はダメという説が主流っぽい。 ネットの文章なので頭っから信じてはいけないが。 まあヨメが妊娠して安定するまでなら、 ヨメを安心させるためにヨメの言う食生活をしてもいいか。 男性側、女性側ともにストレスも悪影響になるだろうしな。 つか野菜たっぷり、豆たっぷりなら今でも腹一杯食べられるのだが。 油にしても動物性を避ければ少量は摂るべきだろうし。 葉物野菜をボウル一杯、あと豆腐と納豆というような食事は ヨメがいない時にたまにする。

親不知の抜歯痕が痛む。 それで食欲が出ない側面もある。 マラソンのためだけでなくても食事量は減少していただろう。 まあその痛みを食事制限に利用しているので、 全て自分の意思で量を減らしているとも言える。

『シュタインズゲート』(アニメ)、実に面白かった。 ゲームも面白かろうなあ。 やらないけど。

学部の研究室の同窓会。 メインの学会が違うのでいつもは参加できないのだが、 今回は会場が大阪なので同窓会だけの参加。 歴史の長い研究室なので、上から下までかなりの年齢幅。

予定より早く着くことになったときに「仕方ない」と言われると 私はあまり良い気分がしないが、 そういうことを言える人というのは、 自分が言われても気にならないということなんだろう。 色々な人がいるものだ。

帰るメールが無理な場合がある。 今日の場合は恩師の先生と一緒に地下鉄に乗り、 最寄り駅近くまで他の人とも話しながら電車に乗っていたので メールを打つ隙がなかった。 人と話しながらメールを打つという失礼な真似はしたくない。 そもそも二次会の具合で時間が読めないとは伝えていたので それほどメールは重要ではないと思っていたのだが。


2011年09月20日(火)

ムスメ「せんたくもの、ほし、ほし」。 洗濯物を干す姿を真似していたらしい。

帰宅ランニング。 ちょっと別の道を通ったりして 11 km を 90分。

何も考えずにただトレーニングするだけだと故障する。 故障しないように、最大の効果を得るようにスケジュールを立案し、 実行する。 マラソンにはこの種類の能力が試される。 完走し、最善の記録を出すことは身体能力だけでなく、 マネジメント能力に対する勲章でもあると思う。

人の振り見て我が振り直せ。 不快感に押されたが、自分がその不快感を与えている可能性もある。 もっとよく考えないと。


2011年09月21日(水)

走っているときに、骨盤を足の動きと連動させるのが、 なかなかリズムとして体に染み付かない。 『ランニングメソッド』を再読してみると、 肩甲骨と骨盤の回転が逆であることを意識すべき、とあった。 ふむ。

心拍トレーニングについて調べてみた。 34歳だと最大心拍数は大雑把に 190 くらい。 それに対するパーセンテージで幾つかのゾーンに分類するのだが、 ゾーンごとにトレーニング強度(負荷)が決まり、 メニューはこれらを組み合わせて行うとのこと。 ゾーニングの細かい数値は資料によってまちまちで、 そもそも個人差も大きい。 なので自分で覚え易いように、適当にアレンジした。 具体的には 110, 130, 150, 170 を区切りにすることにした。 LSD には 110-130 くらいの負荷を使うが、 今迄もっと強度の高いところでトレーニングしていた。 高強度寄りのトレーニングはちょっと走れるようになった初心者が 陥り易い罠で、故障率を上げてしまうらしい。 あと今のトレーニング密度はオーバーワーク気味かもしれん。 まあ忙しい現代人に合わせたトレーニングメニューばかり 見たのかもしれないが。

今日の仕事はよく進んだ。

朝、台風が近付いていたので今日の帰宅はランニングできない だろうと道具を持って来ていなかった。 しかし雨風がおさまっていたので、 結局帰宅時に 2駅分ほどウォーキングすることにした。 地下鉄駅まで歩きになるし、 今日のトレーニングはそれほど強度を上げないつもりだったので。 4km 弱を40分程度。 汗が染み出し、滴る程度。


2011年09月22日(木)

親不知を抜いた痕が痛い。 まあこれが最後の痛みで、今がピークだろう。 歯科医で処方されたとんぷく薬は、痛みを抑える飲み薬。 「寝てる間はどうせ痛みに気付かないんだから、 折角だから起きて仕事してる間に使おう」 などと考えていたが、 この方針だと痛みのために眠りが浅くなる様子。

親不知が完全に埋没してしまっていれば、 歯と歯茎の境界から菌が侵入して炎症を起こすということもない。 ヨメに聞いてみると、私の顎は大きい方と思う、とのこと。 中途半端に顎が大きくて親不知が顔を出してしまったため、 私は4本全ての親不知を抜くことになったのだろう。

親不知の抜歯痕が痛みとそれによる睡眠の質の低さ。 連日の6時間睡眠。 トレーニングの疲労。 肌寒いのに気付かず半袖一枚で出勤したので、体温を奪われる。 かなり疲弊している。 元々今日はトレーニング休養日のつもりだったので、 とにかくたっぷり寝る。 明日はハーフマラソン相当の距離を走る予定。

他人に興味を持つということ。 他人がどうしてそのような考え方をするのかということに、 比較的私は興味を持つ方だと思う。 その人と考え方が違うならば何故違うのか、 自分の立ち位置を変える試金石となりうるのではないかとも思う。 他人に興味を持たない人というのは、 自分の意見に絶対の自信があって譲るつもりがない人と、 けっこうかぶるのではないだろうか。

抜糸のため歯医者に行き、 受付に置いてあった体重計が高機能な奴で試させてもらった。 結果のプリントアウトを貰えるのが嬉しい。 それによると、胴体部分に削れる脂肪があるようだ。 筋肉の付き方は上半身が平均以下、下半身が平均以上。 ランナー向きの体型になってきたということだな。 半年ごととかに測ってみる、というのは定期検診に行くための良い インセンティブになりそうだ。


2011年09月23日(金)

同僚と長居公園でハーフマラソン相当距離を走るの会。 私以外の2人はそこまで走力がなさそうだったので、 2.5時間走の会ということにしておいた。 私は 7.5周 21.1 km を 2時間16分で走破。 このペースで走り切れればフルマラソンを 4.5時間で走破できる感じか。

「荷物預けて走りに行って、帰ってから入浴してくれてもいいよ」 と前回の銭湯では言ってくれていたので、 その銭湯に行ってみたら 8月末日で閉店していた。 走ったあと、同僚が携帯で調べた別の銭湯に行ってみると そこは金曜日定休日。 さらに大学近くの銭湯は営業日で午前は 06:00 からやっているが、 昼休みを挟んで午後は 14:30 からだった。 1.5時間も待つのもなあ。 こんだけ当たってダメだということは今日は銭湯に行くなという 天のお告げに違いない。 ということで帰ってシャワー浴びて寝た。


2011年09月24日(土)

いくら寝ても寝たりない。 先週の疲れもあったし、昨日のランニングの疲れもある。 予定通り、今日はダメージ回復のための休養日。

ムスメがエレベーターの操作パネルにある数字で分かるのを 「なな!はち!」とか言う。 少し前まで 1 と 7 の区別が難しかったのが、 だいぶ区別できるようになってきたみたい。

「せんたく、はさみ」と言いながら、手をキツネの形にした。 なるほど、似てる。


2011年09月25日(日)

姉夫婦と朝ランニング 11 km。

眠い。

足指にマメができ、爪の下で少し内出血しているようだ。 左足は人差し指、右足は中指。 私の足の親指はやや短いため、 これらの指に荷重が集中してしまうのだろう。 こればかりは仕方ない。 そのうち固まるだろう。

ホルモンは個体の中の器官同士の連絡に使われる物質。 フェロモンは個体同士の間の連絡に使われる物質。 なんか相似っぽい。

たとえばフェロモンは、異性が近くにいることを 無意識に知覚するシグナルとして作用して 精子とか卵子の製造に関わっていたりしないだろうか。 鶏は雌鳥だけで飼うと卵を産まないので、 雄鶏を1羽だけでも入れておくと聞く。 視覚情報から「雄鶏がいるから卵を作るようにしよう」という 判断をしているとは思えないので、 これはフェロモン的な物の仕業くさいな。 人間でも異性と生活空間を共有したり、 身体的な接触の頻度が高いと 異性フェロモンを知覚して卵子や精子の生産を 活発化させるとかあるかもしれん。

岩合光昭という人のねこの写真展。 構図がキマってる。

『経営者の条件』を一通り飛ばし読みのあと、 二度目に読んでるが、 一度目で勘所はおさえていたようだ。 というか、ひらしょーの日記が実に良くまとまっているので 二度目読むよりあれ読むのが良いかもしれん。 印象に残っているのは、 部下をどう配置してどう働かせるべきか、とその考え方。 一番重要なことに集中し、その集中するまとまった時間を取ることに 力を注ぐということ。 「自分がその組織にどういう貢献ができるか」という考え方は 長期的に重要な考え方でもあるし、 就職活動の面接とかではインスタントに効果的があるだろう。

一線を踏むように走ると蹴り足は軸足を避けてゆるやかな弧を描く。 一線を跨ぐ走り方というのは、 両足をそれぞれまっすぐ前に出すので距離を稼げるのかもしれない。


2011年09月26日(月)

ランニングシューズの踵がもうすり切れてきた。 今のシューズで本番に挑むかは少し悩ましいタイミング。

親不知がまだ痛み、付随してこめかみがズキズキする。 歯医者で親不知がなかなか抜けず キシキシ軋む感覚が脳裏に刻まれており、甦る。

帰宅後ランニングに出る。 8.7 km を 75 分で、ゆっくりと。


2011年09月27日(火)

左膝の裏がなんかつっぱる。 ちょっと休もうか。 3日走って1日休む、のペースは過剰か。

授業準備で工学関連の広いシリーズに一通り目を通す。 30冊くらい見たが、今日中に終わらなかった。 軽く頭痛がする(親不知の影響もあるだろう)。 まあ重要なのはあと1冊なので先が見えてる。 明日は原稿書きに入る。 授業とは関係ないが、 ヨーロッパの木の利用の歴史、その森林資源枯渇の話が面白かった。


2011年09月28日(水)

蟻のコロニーの働き蟻のうち、 7割が働いていて 3割が怠けているという。 その 3割の怠け者を除いても働き者だけでできた社会はできず、 残った者のうち 7割が働いて3割が怠け出すという。 いくつか仮説を思い付いた。 働き蟻の勤怠は時間分割で働いたり怠けたりしているのではないかということ。 ある時点で働き者だったとしても、 一定時間が経過すれば怠けるフェーズに移行していき、 全体としては統計的に決まった割合になるという仮説。 もう一つの仮説は、勤怠の評価の妥当性について。 そのそもその「働き者」という評価はどのようにして行ったのだろうか。 獲物を巣に運ぶことを「仕事」だと定義すれば、 獲物を探すことは評価に入らない。 蟻が獲物を探す姿勢は、人間から見れば その辺をぶらぶらうろついてるようにしか見えないかもしれない。 その学者はどういう評価を行ったのだろうか?

日記管理用のスクリプトを作り直す必要性が高まってきた。 とりあえず今、更新っされたファイルのみアップロードする事に困ってる。 以前作ったスクリプトがなんか上手く動いてくれない。

6時間くらい会議で潰れた。

教育改善の取り組みの会で、今年外から呼んだ講師は非常に良かった。 中だるみしそうなところで、手を動かしたり演習っぽいことをして 楽しく緊張感が持続するような工夫をしていたり。 わざと曖昧な指示で工作させることで伝えることの難しさを実演したり。 その中で知った幾つかの具体的方策の案。 オフィスアワーのときにドアをあけておくというのは良いな。 学生同士の協力を喚起する仕組み、特に初回で少数名のグループディスカッションとか 有効そうだ。 テスト終了直後に解答例を示すのは良いな。 一番問題に対する理解が深まっている瞬間だからな。 理解が進んでいる学生はどうしても一定数生じるが、 授業は中くらいの学生に対してやらざるを得ない。 前者に待たせてイライラさせるより、高いレベルの自習用教材を用意しておくというのも良い。 授業のまとめのところで達成感を与えるというのもいいな。 プログラミング勉強会で使ってる speeqe みたいなのもやってみたい。 KPT なんかも授業に活用してみてもいいな。

	学習到達度 = 学習に費された時間 / 学習に必要な時間
	

という学習モデル( Carroll, 1963 )は興味深い。 学生に「いつまでやっても理解できない」ではなく、 「いつかは理解できる」という意識を与えられそう。

授業において「楽しい」と思うということはとても大切だと思う。 ではその「楽しい」をどうやって演出するか。 私が受けた授業で楽しいと思ったのは、 直接自分の役に立つことが想像できる内容をやっていたとき、 既に得ていた2つの知識が新しく得た知識によって1つのストーリーに統合されたとき。 だから私はこういう点に注意して授業を作るように意識している。 でもこれは「私の楽しい」だ。 他の人はどういう「楽しい」を持っているのだろう。 そういうパターンを幾つか知っておきたい。

帰宅ランニング 10 km を 80分。 走っていたら、親不知の位置ではなく右下5番目くらいの歯が痛んだ。 先月に検診してもらったし、元々虫歯になりにくい体質なので 歯が悪くなったとは考えにくい。 親不知の痛みの神経を、脳が取り違えているんじゃないかなぁ。


2011年09月29日(木)

幼少のころ、砂利に混ざっている白い石を暗いところで打ち付けると 火花が散って光を出すことを知ってさかんに打ち付けて遊んでいた。 今思うとあれは圧電性によって生じる電気的な火花だったんだな。 あの白い石は多結晶石英らしい。 なるほど、石英は圧電材料で時計の水晶振動子に使われるくらいだ。 知識がつながった。 でも圧電材料って結晶構造の異方性に起因すると 聞いた気がするんだが、 SiO2 ってダイヤモンド構造で等方的な構造だった気がする。 どういうことだろう。

加齢臭というのは、 年とったのより若いのの方が生殖に良いから 獲得されたフェロモンかもしれん。 精子も加齢によって劣化するというのは噂話程度にはよく聞く話。

某飲み会。 お互いに愚痴れる場があるって大事。


2011年09月30日(金)

左膝の裏が痛い。 走り始めるとどうって事ないのだが、 翌朝とかにずしっと来て、歩いている間は少し気になる。 寝る前の柔軟体操でも左だけ伸ばせない。 まずいなあ。 整骨院に行ってみたところ、 やはり左右の柔軟性の不均衡が原因のようだ。 このまま走っても、即故障するという程ではないようだが。

授業準備。 全体の大枠と、初回に喋る内容をあらかた固めた。 初回授業についての残りの作業は、 直前に喋ってみて調整すれば良いだろう、という感じ。 講義資料は文章とキーワード箇条書きの入り混じった テキトーテイスト溢れる作りだし、 喋る言葉もキチンとは決めていないが、 まあそこまで完璧を求めなくても良いだろう。 実験や演習で授業を持ったことはあるが、 キチンとした講義はこれが初めて。 残りの授業もできるだけ早く内容を決めるが、 これはまあ来週でも間に合う。

荷物が重いので、 一度帰宅してから走りに出てみる。 日曜日に同僚とランニングする約束になっているので、 その集合場所まで走って行くとどんくらいの感じか走ってみた。 走るだけなら余裕だけどそのあと 10 km も走ることを考えると 走るべき距離ではない。

膝がずっしり。 風呂で念入りにマッサージする。 体重はそろそろ目標体重に近付いているので、 安全係数を大きめにかけて無理はしない方向で行くべきか。 あくまで完走が最大の目的、時間的な記録は付随的なものだ。


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