ヨメとムスメが帰宅の模様。
我慢を美徳とし、我慢していることを誇らしげに言う人もいる。 しかし私は不快に感じることがあったときに、相手にその理由を聞かず単に我慢するのは寧ろ悪徳だと思う。 理由を聞けば納得し、それだけで不快の元が解消されることもある。 たとえば「○○を買うな」という命令をしたあと、いつの間にか○○が導入されていたとする。 その時に「買うなと言ったのに勝手に買った」と思い込むかもしれない。 聞かない人はそこで黙って我慢を貯め込む。 しかしその実態は、他所から貰って来るなど買う以外の方法で入手しており、相手の命令に反していないことがある。 一言聞けば誤解が解消されて双方幸せになれるのに、話をするのを面倒臭がるから我慢することになって自ら不幸に落ち込むことになる。
こちらから挨拶しても返事しない人には敬意を持てない。 気付かなかったという体裁を取り繕っているように見えるが、残念ながら演技力が足りない。 挨拶というものに相応の価値を認めていないのだな。
先々週の日曜夜の実家鍋のあと義兄と盛り上がり、「今度サシで飲みに行きましょう」ということになった、今日がその日。 なかなか面白かった。
先日撮った淀川の花火大会の写真をくれと姉に依頼された。 写真というものは撮った生の状態では完成していないので、綺麗な写真を得ようとするならばレタッチ(フィルムカメラの現像に当たる処理)を行う必要がある。 ということでその写真のなかで、最も綺麗に写っていたもの。 でかいがまあ今時は問題ないだろう。
撮った花火の軌跡の光が振動していた。 花火は普通震えるような軌跡を取らないので、これはカメラの本体が振動していることを示している。 途中から本体のシャッターボタンではなく、シャッターケーブルで切ったのだが、それでも揺れてる。 これは三脚の安定性の問題なんだろうなあ。 花火の撮影はシャッターを長時間解放するので、揺れが目立ち易い。
元々能力の高い人ほど、最適化の努力を行わない。 最初に思い付く素直な(=愚直な)方法であっても全力を出して事に当たれば解決できてしまうからだ。 しかし能力の低い人は愚直な方法では処理し切れないので、方法そのものを考え直さなければならない。 そうやって見つけ出したより良い方法は愚直にやるより遥かに少ない労力で処理できることもある。 往々にして最終的には能力の低い人の方が優れたパフォーマンスを示す。 また前者の人々は、努力の総量で評価することを要求しがちだ。 労力を省くための努力を軽視しがちで、寧ろ蔑んで見たりする。
プログラミングの世界では、「頭の良い人のコードは汚い」という意見もある。 頭の中で色々なことを同時に考えておけるので、他人から見てぐちゃぐちゃのコードでも動いてしまったりするため、コードの整理が不十分なままになってしまいがちだ、ということだ。 動けば良いという見方もあるが、そういうコードは誰も手の入れられない厄介者になったりする。
車の運転は、運転者が全責任を負うものだ。 例えば携帯が鳴る・子供が泣くといった突発的な事が起こったからといって、違反や事故の責任を他者に帰せられるものではない。 が、これはあくまで冷静で正常な状態での思考。 警察に違反を咎められるというのは一種の極限状態であり、普通は多少パニック状態に陥る。 不当な責任転嫁をしたとしても、その状態を差し引いて大目に見てやらなければならない。
研究室泊のあとそこそこ仕事。 早めに一度帰ってから英会話。
Ruby 勉強会。 サンプルコードを見ていても知らない文法が頻出する。 もう一度文法本をざっとさらっておこう。
私は自分の友人と家族とが仲良くなってくれると嬉しいと思う。 が、世間を見るにどうやらそういう能天気な性質を持たない人も少なからずいるようだ。 ネットで見るような意見では、自分を介さずにその人同士が仲良くなると自分のスペースが減る気がする、だとか。 中高生の恋愛とかで同性の友達と付き合うことすら制限しとにかく相手を独占しようとするようなパターンがあるが、それがそのまま大人になってしまったようなものだろう。 人見知りの強力版で、知人を連れて来たりして知り合いが増えるのを極度に嫌がるとかいう人もいるそうな。
今週一杯、かなりバタバタする予定。
Adobe Acrobat に読み上げ機能が付いてることに気付く。 が、私が読むべき PDF は主に自炊したもので文字情報の精度が低いのでイマイチ使い道ないかも。
英会話の先生の一人に科学好きがいて、 実にアツイ。
木〜金が研究室合宿。 自転車で行く予定なので荷物は車で行く人にお願いする。 前日までに荷物を研究室に置いておかねばならない。 火〜水は普通に仕事で研究室泊になるので今日持って行かなければならない。 が、荷物が重たい。 麻雀牌とマットがなー。 そうか、大学の自動車入構手続きをしておいたら車で大学まで持って行けたんだな。 来年はそうしよう。
こないだ英会話のときに、 仏教とお盆を巡る日本人の死生観 (きづき 2010年08月21日) について、話すと英国人の講師は非常に興味深く聞いてくれた。 「キリスト教の僧侶は普通に肉を食う」とその英国人は言っていた。 『キートン動物記』(浦沢直樹)で、ヨーロッパのカワウソが僧侶に食われて絶滅したとかあったが、さてどうなんだろう。
音楽再生スクリプトを改造してテキストファイル(歌詞)があればそれを表示するようにした。 mp3 の再生は現状では mpg321 に投げているのだが、これを Ruby の中でやりたい。 どうやら SDL というライブラリを使えば出来るようなので、これに切り替えよう。 そして歌詞表示で、リアルタイムに色塗りテキストに変えて表示していきたい。 ここまでできると歌を聞くのに気持ち良いだけでなく、 英語の素材で勉強するときにもかなり便利になる。 歌詞の表示には今のところ文字端末となっているが、 ひょっとしたら SDL の描画機能を使うのが良いかもしれない。
良いミーティング。 テンションだだ上がり。
車の走行に使用されるエネルギーは、 転がり摩擦 + 空気抵抗 + 加速 + 斜面の上下 電気自動車ならば、このうち加速に使う分は回生エネルギーとして回収できるし、斜面の上下も経路が一定ならばニュートン力学的に決まった値となる。 問題となるのは転がり摩擦と空気抵抗だが、転がり摩擦は速度に比例する。 まあこれは高校の物理程度の話。 問題は空気抵抗は速度の3乗に比例する。 何故3乗なのか、というのはおそらく、 まず押し退けられる空気の量が速度に比例しており、 押し退けられた空気の分子に与えられるエネルギーが速度の2乗に比例するので、車体が空気に与えるエネルギーのトータルが 3乗になるという計算なのだと思う。
2日続けて晴れの予報。 ならば自転車で行くしかあるまい。
家から電車で通勤路に乗り、普段自転車をとめている駐輪場で自転車を取り、職場へ。 職場で自転車ウェアに着替え、荷物を少し詰め替えて、自転車に油を差して出発。 職場から現地までは約 50km。 4時間前に家を出て、3時間前に職場を出る感じ。 職場を出てからまずアップダウンのないほとんど平坦な道 40 km を休みを十分に確保しつつ 1.5時間で走破し、「これは余裕かな?」とか思った。 しかし残り 10km が、事前から予想はしていたが、やはりハードだった。 結局時間ギリギリになってしまった。
地図は、るーと MAP の簡単な地図をプリントアウトしたのしか持って来てなかった。 40km 地点付近で不安になり、「迷って2時間浪費のあげく遅刻して、その上山の上で昼飯を食いそびれるリスク」が 700円で回避できるのならその価値は十分にあるだろうし、また3年ほど前からツーリングマップは買っておこうと思っていたこともあり、本屋で大阪府下の文庫サイズ地図を購入。 やはり正解。 無駄な道程を避けられたし、目的地までの具体的な距離が測れるので、精神的にかなり楽になった。
運動後というスパイスが効いて、昼飯のカレーがやけに美味かった。 モノ自体は「普通の宿泊場のカレー」という感じだったのだが、 やけに肉の比率が高かった気がする。
例年のごとく、火元番長。 学生が頼りない年だと包丁番長も兼ねることがあるが、今年は人数も多かったしちゃんとできる人が多かったのか、任せておいてもすぐに材料切りが終わってまったりモードになっていた。 その間私は火元番長に専念し、そこそこ美味く米を炊くことができた。 米は正直、少し固かった。 反省しつつ後で調べて気付いたのだが、米を研いですぐに火にかけてたので吸水が足りなかったのかもしれん。 炊飯器ではすぐにスタートボタンを押しても吸水時間を確保してくれてこの点を意識せずにすむのでつい忘れていた。 しばらくして冷えてしまったご飯に少し水を振り撒いて最弱の火加減で少し温める、というのはひそかにファインプレーだったと思ってる。 学生は「美味いですよ」と言ってくれたが、私はもっと上手に炊けた米を知っているので「上手だったらもっと美味く炊けるんだけどな」と言わざるを得ない。 一つずつ反省して、次はより良い調理を目指していく。 世の中には「美味い」と思わせることが目的ではなく、「美味い」と言わせることが目的の人もいるが、もし自分がそういう人だったら違う返答をするんだろうなあ、とか思った。
行きに使った道ではなく、少し山間の里を通るルートを選択して写真をポチポチ。 行きしに見かけた丸亀製麺のうどんを食いたかったのだが、ルートを変えたために行けなかったのはまあ仕方ない。 代わりに 26号線沿いのラーメン横綱で昼食を取ったのだが、 これが気持ちの良い店だった。 発生した仕事を店員がお互いに率先して行っている感じ。 私が自転車で移動していることに気付いて「暑いですのでお気を付けて」と声をかけてくれた。
せっかくなので仁徳天皇陵を通ってみた。 知り合いに「あんなんただの丘ですよ」と言われていたのだが、 まあついでだったら見ておいても悪くない。 そして私も「あんなんただの丘ですよ」と言える資格を得た。
北に向いているべきなのに、ふと気付くと東に向いて走っていた。 正しい位置に戻るまで10分ほどかかった。
『夫はタネなし人でなし:増田にゃんねるβ』。 言葉遣いも上品とは言い難く、読んで快くはないし、まあグダグダ長いだけの文章だが、凄いと思ったのはレス 17。 「言わないでも悟ってよとかどんだけお姫様なんだこいつ。」 すげー端的だ。
ムスメはハーモニカを吹けるようになった。
「プラスチックは無害だけど食べられない」ということはどういうことか? (cf. きづき 2009年03月31日) プラスチックは化学的に安定性が高く、変化しにくい。 だから胃酸や酵素によって化学的に変化せず、吸収されない。 吸収されないから無害なわけだ。 水銀だって元素のままでは吸収されないので危険性はそれほど高くないが、有機物と結合して有機水銀になると生体内に吸収されるので大変危険。 安定で変化しにくいから、自然界でもほとんど分解されない。
今日は出張で家を出るのが遅いので、朝はムスメとテレビを見たり。 NHK の『えいごであそぼ』でおにいさんとおねえさんが「HOT, COLD」を言い、子供に言わせる時間を取ったあとに「Good Job」と言った。 毎日やってるのだろう。 それに合わせてムスメが「ぐーじょー」と言った、気がする。
出張って何かワクワクする。 勿論任務遂行上 必要最小限の出張しかしないが、必要な出張というのがそれなりに生じて、そしてこれを楽しいと思える私は本当に恵まれていると思う。 うん、もっと頑張って仕事しよう。
以前花を買って帰ったときには「いらない」というようなことを言われたのでかなり迷った。 しかし「花の嫌いな人がいるはずない」とヨメが言って、花を贈ったことがあるのを思い出した。 そのようなことを言うという事は、少なくとも自分は、本当は花が好きなんだろう。 ということで注文してみた。
元々の能力の高い人ほど、理想と現実の擦り合わせがうまく出来ないものなのかもしれない。
自分が何かをしている間家族を家に入れたがらないという性質は美徳ではないので、自分が何をしている最中でも家族が家にいるのが普通の状態だと思えるようになった方が良いと思う。 ……って書くとスーパーサイヤ人の修行みたいだな。
『ストレッチマンが@home cafe にご帰宅』。 9/14 に遅出だったのでたまたま見たストレッチマンがこれだった。 こういう番組なのかと思ってしまったのだが、葦の髄から天井覗く、だったわけだ。
査読1本終了。 今回は集中して一気に終わらせた。
尖閣諸島問題にからんで、中国民間組織から日本の公的ウェブサイトにサイバー攻撃がかけられる可能性がある、という情報が正式に文科省から回ってきた。 なんつーかな、それテロだろ。 研究室のウェブサイトは攻撃されても大したことないので放置もありだが、気付かぬところが差し替えられたり乗っ取りされるとやばいので、やはり止めておくことにする。
先日の英会話の講師はアメリカ人のおばちゃんだった。 「日本のオバチャン連中がよく使う言葉に『亭主元気で留守がいい』という言葉がある」と言い、そのココロを説明したら、衝撃を受けたようだ。 曰く、「私は夫にいつでも家に居て欲しいと思っている」。 幸せそうで何よりです。
ストライクウィッチーズ2-5。 ローマの休日見たのは結構最近だったよなあ、とか思い出した。
玄米にコクゾウムシが湧いた。 そこそこ高層階に住んでいて蚊も上がってこないくらいなのに、どこから来たのだろう。 ともあれ捨てるのも勿体ないのでコクゾウムシを虱潰しに取り除いていった。 卵が残っているかもしれんのでそれを殺すために軽く電子レンジにかけ、ペットボトルに移していった。 炊く前に水に浸した状態で、プカプカよく浮く米が多数。 指で押すとくにゅっと潰れるので、コクゾウムシに食われた米だろう。 これらは上澄みと一緒に流した。 あとおそらくフンも含まれているだろう。 無害だろうが気にはなるので数回ザルで濾過洗浄した。
片付けしつつ調理を進めるスキルが私にはない。 私の脳味噌は集中型に特化しており、これがその一因かと思う。 でも片付けながらやった方が、調理にかかる時間は多少長びくかもしれんが、後片付けも含めた全体の時間は短くなるような気もする。 また、調理スペースの制限を根本的に解決できる筈だ。 今後は意識してみよう。
iPad を使えば液晶タブレットのように使えまいか。 まあファイルのやりとりが面倒か。
電車で飲料の使い捨てコップを座席に捨て置こうとした馬鹿がいた。 私は隣の席でそれが気になり、「そいつが降りるか私が降りるときに確認して持ち帰らせようか、でも馬鹿に絡まれる結果になったら嫌だなあ」とか悩んだり。 結局電車が混みだしてそのコップのせいで人が座れない状態になったので、自然にそいつに渡すことができた。
ブラックジャックの英語版が生協に置いてあったが、3000円という値段に打ち勝つことができなかった。 英会話のレッスンにこれを教材として挑んでみても面白かったかもしれんなあ。 そう考えると価値があったかもしれん。
先週まで滅茶苦茶暑かったのだが、「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものだ。
父が存命していた時分の古い金券を母が発掘してきたので、 その消化を兼ねてヨメ、ムスメと一緒にホテル日航でバイキング。 手頃で十分な質と量だった。
「ホテルへはせめて長ズボンで。半ズボンで行くのは常識知らず」と教えられたことがあるが、どうもケースバイケースのようだ。 ホテルの格とかそういうのが関係しているのかもな。 よく分からんが。
帰って母と茶をしばきながらクイズ番組。 最近は特にテレビ自体見ないのだけれど、漢字クイズばっかりだよなあ、とか思った。 いや面白いことは面白いのだが。 英語クイズ番組とか、できないかなあ。
気温はさほどでもないが、じめじめして汗がだらだら出たのでエアコンかけて寝た。
先人が Fortran で書いたプログラムをコンパイルは通したがリンクが通らない。 まだよく分かってないということだな。 どうせプログラムの中身もキチンと読まないといけないので、 Fortran 90 の勉強をしっかりすることにした。
工学系の学科では学校の行事としてどこかの工場見学に行くというのが結構ある。 私の出身の学部学科ではなかったが、配属された研究室で製鉄所だとか、 就職してからセラミックス関係の工場だとか、何かとよくある。 今日行く ANA の整備工場見学の主催の学科は私の所属ではないのだけれど、知り合いに口利きをしたという関係もあって同行することにした。
伊丹空港まで行くのに電車を使ってもバスを使っても、料金・時間ともに大差ない。 普段電車ばかり使っているので、異なる手段も試しておこうということでバスを使ってみた。
今迄行った工場はどれも写真撮るのはダメだったんだけど、 今日の整備工場は OK だった。 開発・生産拠点な工場は写真ダメだが、 整備は部外秘な技術は少ないのかもしれん。 あー、デジイチ持って行けばよかった。
飛行機に積める燃料は 2万リットル(20 m^3, ざっと一辺 3m の立方体より少し小さいくらい)、 大型のジャンボだと 20万リットル(200 m^3, ざっと一辺 6m の立方体くらい)まで積めるのもあるらしい。 燃料タンクは基本的に中空構造となった翼の中とのこと。 燃費は 80M/L 程度らしい。 単純計算では自動車より悪いが、車体重量や人員当たりの燃費に直すと自動車より優良らしい。
小〜中学生の頃、ピアノ習っていたがあるが、私は死ぬほどダメだった。 今考えて最もダメだったのは、親指で鍵盤を叩いた音を全て脳内でドと呼んでいたこと。 あれで絶対音感が崩れた。
寝るときに股ぐらにまくらとか挟むと落ち着く感じは、 人類の祖先が樹上生活していた時代に母親に足でしがみついていたことからの名残りという説があるらしい。 すごい納得した。
すごいと思ったレス。
146 絶対に許さない(catv?):2010/09/23(木) 19:00:15.99 ID:Endulh/D0 領土問題として国際的にアピールするのが中国の一番の目的。 「領土問題は存在しない。」で突っぱねるのが良い対応。 「自分が指したい手を指すのがアマチュア。 相手の指したい手を指させないのがプロ。」って羽生名人が言ってた。
コクゾウムシの卵を殺すために電子レンジにかけた米は、水につけて2日ほどしても発芽しなかった。 そら米自体にもダメージがいくわな。
鳥の餌に大麻の種が入っているという話。 大麻の種が入っていると鳥が元気になるように見えるので、飼い主が喜んで買うという話を聞いたことがある。 しかしそれは、鳥がラリっているだけだ。 さて、この大麻の種は加熱されて発芽しないようになっている。 発芽能力のある大麻の種は違法なのでそのような処理がされているのだが、中には加熱が不十分で発芽能力が残っているものがあるという。 ここまでは何かの漫画にあった話。 税関では大麻の発芽能力の有無を検査しているが、今の試験方法は実際に発芽条件に1週間ほど置いて発芽するか否かを判定している。 しかしこれは時間がかかりすぎるので、もっと簡便な方法が求められている。 同僚の一人が種の発芽能力の有無を試験する方法を考えているらしい。 加熱による処理は、要は種が発芽するのに必要な部分の蛋白質が変性させることなので、この部分の蛋白質の状態を何らかの方法を用いて検知することができれば非破壊の短時間検査が可能になる筈、とのこと。
雪印のコーヒー牛乳が 1L 100 円だったので買ってみた。 甘ったるー。 牛乳で薄めて飲むと、口当たりが良すぎて飲みすぎる。 胸焼け。
『世紀末オカルト学園』。 総じて楽しんで見てはいるが、展開速度の調整はもうちょっとなんとかならんかったか。
カレーを作って毎食食べる。 毎回鍋ごと温める事しか知らない人はさぞ面倒に思うことだろうが、 実際は鍋を冷蔵庫に入れておけば鍋ごと加熱するのは1〜2日に1度で良く、基本的には食べる分だけ掬って電子レンジに任せれば良い。 定期的に鍋ごと加熱するのは菌の増殖を断ち切り腐敗を防ぐため。 冷凍ごはんと組み合わせれば電子レンジのボタン2回で 1食が完成する。 なお、私が一人暮らししてカレーを作ったときは以下のサイクルで回していた。
「私の口に合わないから私は食べない」と一口も食わずに拒否することを私はしない。
いつまでも余らせとくのも良くないので、私は朝もカレーにすべきだろう。 それでも余ったので実家にお裾分けした。 「辛いと言っていたけれど、あまり辛くない。つか美味い。」と喜んで食ってくれた。
英会話で一通りのテキストが終わったあとの教材探し。 少し模索したが、Nature Digest という日本語ダイジェスト版 Nature の記事を使うことで安定した。 これには『英語で Nature』という連載記事があり、 1ページ程度の英語と解説がセットになっていて 40分の授業に丁度良い。
ローレンスブロック短編集(全3巻?)読了。 やっぱり「おかしなことを聞くね」が白眉。 途中で思ったが、これは英語のペーパーバックを買ってそれを読むべきだった。
学内シンポジウム。 「一人一人に合わせて学生対応すべき」と言うのは簡単だが、行うのは簡単ではない。 そうすべきだということは全員分かっている。 だからどうやってそうするかの方策・技術を模索・提案すべきなのに、それがない。 まあアリバイ作りのためのシンポだろうから仕方ないが。 別の講師はもっと酷かった。 「外的圧力がかかったときに、女性は虐げられている分 男性に柔軟に対処できる」とか自分の脳内設定を高らか言い放った。 どう考えてもそれより先に環境の差異を論じるべきだろう。 男性は仕事をやめるべきではないという旧態依然とした価値観で世間からも、家庭内からも縛られていることはよくあることだ。 彼女自身が被差別的世界観を持っていることは別に構わんが、講師として呼ばれたときにそれをナチュラルに出す姿が醜い。 あと聴衆の客層を考えていない。 先の脳内世界の吐露についても、聴衆が女性ならば「そうよ女性は虐げられていて、だけどしなやかなのよ」とヨイショされて気分良くなる効果があるだろうが、男性比率が 9割を越える理系学部教員相手にそれを宣うのは軽薄だろう。 配布プリントだけしか用意せずスライドなしの講演なので、数十人の聴衆は講演の間ずっと下を向いていた。 聴衆に前を向かせること、講演者の挙動を見せながら話すことはたぶん心理的にも重要だと思う。 論点があっちいったりこっちいったりで、どこがキーポイントなのか分からない話し方するし、話に使うデータがプリントに載ってなかったり。 本当この人これで教員やってるのかと愕然とした。 俺なら絶対に授業を受けたくないし、研究指導を受けたくない。
研究室泊のときによくいく中華。 今日は私以外に客がいなかったので店主と話を結構した。 中華料理店というのも体一つの商売なので、大変だそうだ。 腱鞘炎にも悩まされたと聞き、てっきり鍋を振る左手なのかと思ったらそうではなく右手らしい。 曰く、左手はそれほど関節を動かさず鍋を支える筋力が必要なだけ、 右手はオタマを扱って掬ったりする動作が関節を痛める、とのこと。
小中学生の頃 親がアメリカンコメディ映画をよく見ていたため、ダニーケイは知っていた。 ダニーケイのミルク配達とか、アンデルセンとか。 「谷啓はダニーケイにあやかって芸名を付けた」と親が言ったのを聞いた私は「谷啓がどういう人か知らないが、きっとダニーケイのようにほっそりした美形だろう」と勝手に頭に思い描いていた。 後年 谷啓を見てそのギャップに驚いた。
『有機化学美術館』。 私は化学者ではないのだが、実に面白い。 ここの 『糖の話(2)・食べるものと着るもの』とか読んで、セルロースを分解するシステムとかはやはり難しそうだと思った。 もしセルロースを効率よく分解してエタノールに変える酵母みたいなのができてしまってそれが漏れれば、それは紙や布や木造の家屋を侵食するものになってしまうかも。
Intel のプロファイラを試そう。
いろいろ締切が重なってきた。 頑張らないと。
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