きづき(日記)

きづき、またかんがえたことをしるす (いっぺい)
Last modified : Mon Mar 02 12:10:57 +0900 2009

2009年03月01日(日)

ヨメが実家に帰るのに、私は仕事が忙しゅうてついて行ってやれなんだので、 今家に私一人。 久々に寝るときに何か音を流そうと思った。 実家暮らしや個室・一人暮らしでよくやっていたが、 相部屋生活では当然していなかった。 私が就寝時に音を流すのは睡眠学習効果を意識していて、 寝入るまでの時間や眠りが浅いときに耳から入るものを取り入れることができる気が するからだった。 まず歌を流してみた。 私はカラオケが好きなので、 歌を覚えるのはカラオケでより楽しめるようになりたいという意識が強い。 しかしもうあんまり頻繁にはカラオケ行く機会ねーし、 そこまでコスト払うことないだろう。 なんか無駄な気がした。 ということで英語を流してみたが、疲労回復速度が鈍化する。 これでは意味がない。 きちんと寝て起きて時間効率を高め、節約された時間で勉強するのがベターだな、 やはり。


2009年03月02日(月)

報告書地獄で30:00 まで。 少しでも寝とかないと……。


2009年03月03日(火)

報告書地獄。 私は結構大変な量の計算をやっていたことのだなあ、と。


2009年03月04日(水)

報告書地獄はとりあえず見られる形までやって上役に渡した。

職場 PC の HDD 容量が逼迫。 新しい HDD に FreeBSD を入れ、諸設定を済ませてあったのだが、 換装しても IP アドレスとそれに絡む設定は新しく立ち上げてからやるべきだ。 だが忙しいときにはそれが作業コスト的にリスキーでなかなかできなかった。 今日ようやく時間が取れたのでその作業をした。 1時間でなんとか。

睡眠足りてねえ。 今日も終電間際。


2009年03月05日(木)

教育や研究は先に進むほど細分化されるべきだ。 学部より大学院の方が規模が大きいっておかしいだろ。 学部卒論と大学院修論のそれぞれの発表を比較すると、 後者の方がより専門的であるべきだ。 前者はより広く浅くで多くの教員が参加すべきで、 後者はそれより狭くても深く討論できる人員で行われるべきだ。

ファイル名などに日付を振ることがしばしばある。 20090305 のように、無意識に 西暦を4桁で入れていたが、これ4桁不要だよな。 私が PC を使い始めたは 1997年で、2000年をまたぐころにソートなどに不都合だったので 西暦を 4桁で入れるようになったのだと思う。 もう前世紀のファイルにアクセスする機会はほとんどないし、 2100年のことはたぶん考えなくても良いので西暦を下2桁で表記するようにしても 良いかもしれない。 ……とか思ったが、アクセスすることは少なくとも管理は同等にした方がラクなので、 やっぱり 19, 20 をつけるべきなんだろな。


2009年03月06日(金)

年度の学生業務があらかた終了。 長かったー。 毎年の事だが、この時期の忙しさはもう少しなんとかならんだろうか。 ならないよなあ。


2009年03月07日(土)

ひたすら寝る。

実家でボードゲームしてたらしんどくなってきた。 結構寝たけどまだ回復しきってないらしい。


2009年03月08日(日)

夢。 無理がたたって熱が出て、仕事から早退するという。 しんどかったからか、周囲の気遣いがうれしかったからか、涙が出た、そんな夢。


2009年03月09日(月)

なんぼ寝ても寝足りん。 つか1日寝て戻り切らん感じ。 よく年を取って変わったこととして 「一日寝ただけでは疲れが取れない」ということが言われるが、そういうことだろうか。 ねむい。 会議がなけりゃ有給取って家で仕事するんだけどなあ。


2009年03月10日(火)

私が求めていたことをズレて受け止められていた。 こういうのが気持ち悪く、誤解がない状態まで持って行きたいと私は思うのだが、 こういうのはエゴなのだろうか。 うん、エゴなんだろうな。 おおざっぱに生きるのがいいのだろう。 ああ、険しきかな、夫婦道。

手帳として使っている A6 バインダーを自作し、工夫を重ね、 かなり良い状態まで来たと思っている。 結局シンプルに切り落として表紙裏にクリアホルダを切り貼りするのが最適。 ……というところまで到達したのだが、 調べてみたらシステム手帳も A版系の紙サイズで、 6穴パンチという物も売られているらしい。 普通にシステム手帳買った方が良いかなあ。 まあゆっくり、機会があれば手に馴染むものを探してみよう。

組合の仕事が嫌になってきた。 組合の言い分はよく分かるが、 それ以上に当局側の言い分もよく分かるのだ。 自分の給料が減らされるのは嫌だが、 でもどっかで節約せんとあかんというのもよく分かる。 というか私は基本的に競争原理でいいと思ってるしな。 もちろんそういう個人的な思想は、 組合の執行委員としての立場としては表明すべきではないので押し黙っているが。 そういう状態なので会議に出ても結局何も言えないことが多い。

パスタのトマトソースを作った。 就職してから一度も作ってなかったので実に4年ほど空いてる計算になるが、 結構美味く作れた。 私が自分で作ったものを美味そうにくってると、ヨメは拗ねたような顔をする。 私の短くない学生時代に、カレー・チャーハン・パスタのトマトソースについては 試行錯誤しつつ結構本気で鍛錬したので、これらについては素直に認めてほしい。 他のものはヨメの方がうまいんだし。 好みの差はあるかもしれんが。


2009年03月11日(水)

ドットファイルを ~/src に入れて、~/ 直下にはシムリンクを配置、 ~/src は subversion で管理している。 こうしていると ~/.mlterm/challenge というファイルが毎回更新されてしまう。 しかも何でか知らんが「svn propedit svn:ignore .」が効かない。 困ったのでとりあえず、「chmod 444 challenge」してみた。 自分で書き込めなかったら更新されないだろう。


2009年03月12日(木)

ミニチュアを接写で取った写真は、何となくそれと分かる。 この「何となく」が何なのだろうと思い注意深く見て、 1つにはピントの合い方だと気付いた。 ミニチュアを取った写真は被写界深度が浅く、 距離の違うところでのピントが合っていないことが多い。 現実に同じ構図で写真を取った場合にはもっと被写界深度が深く、 全体でピントがよく合っている。 カメラからピントを合わせた距離と周囲の距離の比が同じなのだから、 同様にピントが合わなければおかしいのではないかと思ったが、そうではないのだ。 現実サイズの撮影とミニチュアでの撮影とでは、 対象物のサイズに対する カメラ(とその絞り)のサイズが大きく異なる。 真に条件を合わせるのならば、 ミニチュアの撮影にミニチュアサイズのカメラを用いるか、 現実の撮影に巨大なカメラを用いるかをすべきだということになる。


2009年03月13日(金)

apm コマンドでバッテリーの残量が分かることを、 gnuplot+ について検索していて偶然知った。 今日電源を取れないところで作業する際に、 このおかげで大変心安らかに作業することができた。

風呂で本を読む人がいるという。 ものは試し、と教科書スキャンデータを50ページほどプリントアウトして まとめて冊子にし、クリアホルダに入れて風呂に持ち込んでみた。 入れるなりビショビショに濡れるようなイメージがあったけど、 キャスバル兄さんが言うように(水滴が直接)当たらなければどうということはない。 でも私の入浴は基本カラスの行水だからあまり読み進めない。 たまに半身浴で長めに入る習慣つけてもいいかなー、体に良いと言うし。


2009年03月14日(土)

結晶中の欠陥形成の電子論について再考。


2009年03月15日(日)

結晶中の欠陥形成の電子論について再考。 フェルミエネルギーを証券取引の相場に喩えると良さそうだ。


2009年03月16日(月)

女の子のようだ。 やばいね、間違いなく溺愛するね。

世界遺産の事務局はラリースタンプを作るべきだと思う。


2009年03月17日(火)

効率化にこだわりすぎてんじゃないか、という指摘。 私にとって効率化というのはたぶん趣味に近いものなんだろう。 まあ他人にそのやり方を押し付けなければそれでいいんじゃなかろうか。

論文書く。 テンションあがってきた。


2009年03月18日(水)

ここしばらく AUCTeX を使ってみたが、やっぱりいまいちこなれてない感じ。 AUCTeX の内部では platex ではなく latex を使うことを前提にしてるっぽく、 platex を使うように設定したら不都合が生じたりする。 すなわち日本語環境にもあまりマッチしていない。 AUCTeX にポテンシャルは感じる。 使えないわけではない。 が、現時点でまだ使い勝手が良いとは言い難い。 使うのやめよう、まだ先だ。


2009年03月19日(木)

仕事、超発生。 今年度その研究についてやったことをまとめて報告。 やってねー。 マズー。 論文作業はちょっと停止。

「比較」という単語について、 比は割り算してくらべる、 較は引き算してくらべる。 成程よくできた単語だな、と思った。


2009年03月20日(金)

水崎氏のお誘いで京都へ遊びに行く。 美味い日本酒をお土産に持って行こうと思ったが、 残念なことに祝日のため酒屋が休み。

水崎、絵夢がプリキュアの映画見に行くというので それに合わせて行ってまず一緒に見た。 プリキュアの映画は初めて見たが、よく動いて面白かたーよ。 筋金入りのプリヲタの2人からプリキュアの歴史のレクチャーを受けた。 私はプリキュア5を 十数話とフレッシュプリキュア数話しか知らなかった。 一口に「プリキュア」と言ってしまうけど 肉弾戦主体とか、空を飛べるとか色々差があるんだな。 そんなプリキュアが一堂に会した今回の映画の正式なタイトルは 『映画プリキュア オールスターズ みんなともだちっ 奇跡の大集合』 なわけだが、もう『みんなはプリキュア』でいいじゃないかと思ったり。 数年後には私も娘と一緒に行って「お父さんもプリキュアです」とか 言ったりするのだろうかとか。

映画のあとはカラオケ屋に行こうということになったが、どこも混み混み。 少し早いけど空き空きの飲み屋に入って飲み飲みすることにした。 たのしかった。 京都に行けば、そこに友人がいる。

カラオケ。 やっぱり頻度・量ともに激減してて、声が伸びなくなってるな。

24:30 頃に四条河原町を出て、阪急で桂駅まで。 大阪市営地下鉄は 24:00 くらいで終わるのに、 阪急は遅くまで頑張ってるなあ。 なお桂には車庫があるので、京都線は桂行きが最終になるとのこと。

水崎邸で漫画読んでダラダラ。 あーこういうのたまんねーなー。 ビバ学生ライクライフ。 盾食う虫もライクライク。 俺は漫画をライクライク。 過去風車小屋のえすとの名札の漫画が実に良かった。 最近の風車小屋をもらうか買うか、しに行かんとなあ。


2009年03月21日(土)

ペヤングを初めて食してみた。 食えるが、ソースは半分で十分だな。

おもしろかった。 『CYNTHIA_THE_MISSION』『ミカるんX』(高遠るい)。 『きのう何食べた?』(よしながふみ)。

すすめられた。 『弱虫ペダル』(渡辺航)。

帰りの阪急京都線、走行中の車内の床を蟻が這っていた。 彼としてはかなり絶望的な状況のように思う。


2009年03月22日(日)

報告書作業をぷちぷちと。


2009年03月23日(月)

起きてみると喉がいたい。 「妊娠中は風邪をひくな」という厳命のもと、大事を取ると理由をつけて休んだ。

報告書はなんとか叩き台の形には乗せた。


2009年03月24日(火)

卒業式関連の仕事と報告書の打ち合わせで一杯一杯の一日。

卒業して出ていく学生と飲み。 なかなか良い飲み会だった。 そのあと報告書作成のために研究室泊。


2009年03月25日(水)

住宅関係のビラに風景の CG が描かれていた。 向こうに山が見えるのにその手前の住宅地があまりに平らな事に気がついた。 京都の御影通りや川端通りなどのように、山が向こうにある土地は通常勾配する。 でなければ川が流れない。 人間が住む前のそもそもの地形としてもそうだし、 人間が土地に手を加えて造成するときも完全には平らにはしないらしい。 下水道は排水口から圧力がかからず重力のみを駆動力にして流れていくため、 土地に勾配がないとうまく流れなくなるからだ。 昔住んでいた山手の住宅地は極端に言うと洗濯板を横に傾けたような地形になっていて、 登り方向には蛇腹の谷のところに道が(そして下水管が)走っていたな、と思い出した。


2009年03月26日(木)

京都で泊めてくれたときについつい漫画ばかり読んでしまったわけだが。 後から考えるとこれは反省点だなあ。 漫画を読むというのは一人でもできる行為なので、 できる限りお喋りしたりすべきだった。 そうだ、漫画は買おう。 小遣い制導入以後、なんとなく文無しな気分だったが決してそこまで 金がないわけではない。 ここんところずっとカードの明細とかチェックできてなかったけど、 暇を見つけて小遣いの出入りを整理しよう。

つわりの具合いは本当に人それぞれ。 ケロッとして仕事続けられるような人もいれば、 うちのヨメみたく毎日死にそうな顔で過ごしているのもいる。 また、産むのが1人目と2人目とかでつわりの具合いが違ったりするらしい。 とりあえずこの辺、父親由来の遺伝子がどのくらい表に出るかが問題ではないかという 仮説を思い付き、ここに投げっ放しておく。

今さらながら CLANNAD(第1期)など見ている。 18話、テニスコートの藤林姉妹すごくいい。 仕事・作業の BGV は、等速で流した方が却って見ようとしなくて良いかもしれん。


2009年03月27日(金)

報告書とりあえず終了。 あとは論文書くぞー。 そのあともやらなならんことは結構詰まってるけど。

論文作業で沢山の計算を行うが、これに vim と irb を使うことで 随分ラクになっている。 他の人はよく Windows, Word, Excel とかで仕事できるもんだと逆に感心する。 エディタ上での数値計算には少し前までは bc -l を使っていたけれど、 0.123 とか小数の整数部が 0 の場合に勝手に 0 を省略されたり、 数の指数表現を自在に制御できなかったりなので、irb を使うようになった。

授業はスケールメリットがあるので、 1人の教員でできるだけ沢山の学生を受講させた方が全体の効率は上がる。 しかし発表会のようなものは、 20人の教員が40人の学生を見るよりは 10人の教員が20人の学生を見るというように、 少数の教員と少数の学生でグループを切り分けた方が効率的だと思う。

組合の仕事で弁当が出た。 余った弁当も貰えた。 晩飯、次の朝飯が確保できたので、家に帰る理由が一つ減った。 ということで泊まりで仕事。


2009年03月28日(土)

現役小5時分に読んだまんがサイエンスに、 紙おむつには高吸水性樹脂が使われているという話があり興味があったのだが、 紙おむつなんて身近にない。 ところで最近気付いたのだが、冷凍食材とかについてくる保冷剤の多くは 高吸水性樹脂に水をまぜたジェルでできている。 家にゴロゴロ保冷剤が余ってたので、ペットボトルを開いて作った容器に それを絞り出してみた。 そのまま1週間ほど放置すると底に方にカラカラ固い塊が残ってた。 水をかけてしばらくするとまたジェルに戻った。 おもすれー。 乾燥固体を乳鉢で粉砕して粉体で保存してみようかな。 保冷剤って冷媒としての部分は結局水なんだから、 クーラーボックスとかで必要な時はペットボトル凍らせて入れれば同じだ。 でも熱出して火照るときとかにはジェルパックの方が便利だよな。

ジェル中に入った気泡の運動、消失など物理の話題としておもしろい。 ジェルを透明の瓶に入れると気泡が混入する。 その状態で1日ほど放置するとある程度以上のサイズの気泡はなくなってる。 さてそれは何故だろう? キーワードは浮力と粘性。 大学生くらいの問題。

さらに数日放置すると小さな気泡が消失していく。 特に表面近傍の浅い領域の気泡は早い段階で消失する。 これは何故だろう? キーワードは拡散と表面エネルギー。

一度やってみたいと思ってるのは、ジェルを透明な容器に入れて その上に種を置いて発芽させ、根の発達を見てみること。 今、季節は春だ。


2009年03月29日(日)

一般に「くん」というのは同輩もしくは目下の者に対して使う敬称だ。 親しい人が敬意を抱いている人に対しては、 私がその人から教えを受けていなくても敬意を表して「先生」を付ける。

怒ってるわけではないし、叱ってるわけではない。 常に指摘する前に誤りに気付くなんて超人のような真似は求めていない。 故意でない限り、誤りには寛容であるべきだ。 しかもそれは誤りではなく主義の違いかもしれないのだし。 そういう遠慮のもとで尋ねると改まった態度になってしまって強く責めているように 聞こえるらしい。 うーむ。 そんなつもりではなかったのだが、気をつけよう。


2009年03月30日(月)

CLANNAD 〜AFTER STORY〜。 父親が一番頑張った時、の台詞はやはり泣けるなあ。 ヨメがいて、ムスメができようとしている今見ると、 「もし愛するヨメやムスメがいなくなってしまったら、私はどうなってしまうだろう」 とか考えてしまう。

VPN を構築しようとするなら手持ちの作り売りのルータではたぶん役に不足だ。 マニュアルには VPN ができると書いてあるが、 よく読めばどうも「あたかも local network のように」はできないらしい。 手間が空いたときに FreeBSD で VPN を通すルータを作ってみるべきかもしれんが、 当面は VPN なしで行こう。 これでも将来 VPN を使うことを見越して、ネットワークを構築することは可能だ。 VPN はたぶんルータのように働くので、それだけ付け足せば良い形になるだろう。


2009年03月31日(火)

ゼラチンが水に溶けてゼリーになるという現象は高吸水性樹脂の挙動と近いのだと思う。 ゼラチンと高吸水性樹脂の主たる違いは腐るか否かという点だろう。 高吸水性樹脂は水溶性のプラスチックと言えるかもしれない。 保冷剤のパックには「無害だが食べられません」とあるが、 これはプラスチックが無害だが食べられないのと同じなのだろう。

咲きかけた桜の花も、 咲き誇って良いのか戸惑いそうな気候。 寒い。

ヨメがとりあえず今日で勤め上げ。 おつかれさま。

8:20-23:20 と 15時間労働。 今日はよく頑張ったが、明日も頑張ろう。


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