きづき(日記)

きづき、またかんがえたことをしるす (いっぺい)
Last modified : Thu May 03 19:35:13 +0900 2007

2007年05月01日(火)

体温が下がると覿面に酔うため、防寒はしっかりと。 また砕けた波の飛沫がかかるため、雨合羽かウィンドブレーカーの類も必須。 これは夏のクルーズでも言えることなのだが、5月の海はそれより寒い。 セーター持っていくべきだったなあ。

尾道水道を西進、佐木島と因島の間、佐木島と生口島の間、生口島と高根島の間を通って、少し戻って三原港。 船を停泊していたら、通りかかった付近の人と意気投合し、 そこの事務所でコーヒーとかお菓子とかをごちそうになった。

天才であるためには傲慢でなければならないのかもしれない。 他人に仕事を押し付けても屁とも思わぬような。 仕事してると色々な雑務が発生する。 グループ内でその雑務を分担したりとかしなければならないのだが、 それをやらなければ自分がやりたい仕事を進める時間を確保できたりする。 学問の道を極めたい場合ある程度の地位はあると便利だが、ある程度以上の地位は邪魔なだけのようにも感じる。 才能ある学者が学長になったら研究者としての成果が出せなくなったという話もある。


2007年05月02日(水)

GPS があれば自分のいる絶対座標が定まるし、 それにチャート(海図)があればどの海域にいるかも把握できる。 でもこの手順が面倒。 GPS に海図を示す機能があれば良さそうだが、GPS 自体は大抵携帯電話サイズなのでこれに海図データと高精細ディスプレイを搭載するのは現実的ではないだろう。 それよりは USB でデータを取り出せるようにして PC アプリを別に提供する方がより多くのことができるようになって嬉しいに違いない。 たとえば、その位置で東を向いたら島々がそれぞれどのように見えるか表示できるだろうし、その日の航海履歴(航路)を PC データとして保存することができるわけだ。 まあ誰か作ってるだろな。

香川丸亀に一度寄港してここまでの人を降ろし、さらに東進。 小豆島あたりまで行きたかったところだがちと遠いので香川県女木島まで。 どうやらここは桃太郎の話に出てくる鬼ヶ島とされているところらしい。 まだ日の残っているうちに着けたので少し島内を回るが、 100戸くらいの小さな町なのでそれほど時間はかからない。 鬼ヶ島大洞窟というものがあったらしいが、そこまで行くには時間が足りなかったのが残念。 まあなんかしょぼそうな気もするが。 鬼ヶ島おにの館という新しめの記念館みたいなのがあったけど、パッとしなさそう。 日本人なら誰もが知ってるとも言えるほど「鬼ヶ島」のネームバリューは利用価値があるので、もうちょっと売り出し方を工夫したら観光客も来そうな気がするんだけどな。 なお、鬼ヶ島が女木島のような瀬戸内の島だとすれば鬼の正体は村上水軍とかあの辺の海賊だろう、とのこと。 海賊を征伐する桃太郎が、川から流れてきた、という水繋がりは、少し穿ちすぎか。

川を流れてきた桃の中から生まれた桃太郎。 捨て子を川に流すというのは(日本でも?)伝説とかでよく聞く話だから、 ひょっとしたら捨て子を桃と一緒に流した、というのはありうるかもしれない。 あるいは、何処で誰が生んだかハッキリさせるわけにいかないワケアリの子を、川で拾ってきた、ということにしたとか。


2007年05月03日(木)

乗り物酔いは、視覚情報などから得られる肉体の姿勢や移動情報に対して、実際の肉体のそれとの間にある齟齬に起因する。 肉体の姿勢を把握する器官は三半規管。 酒に酔うとフラつくのは三半規管が正常に機能しなくなるからだろう。 そして、酒に酔うと車に酔いにくくなるのは、やはり三半規管が正常に機能しなくなるからではないだろうか。

勝海舟は咸臨丸でアメリカに渡ったとき、船酔いがひどかったらしい。 同じ船の福沢諭吉はなんともなかったらしい。 小学生のころ読んだ福沢諭吉の学研漫画では、このことを「勝海舟は頼りない人物であり、福沢諭吉は大物である」という描写をしていた。 それとは別に、学研本誌で勝海舟を主人公にした漫画があった。 そこでは勝海舟は船酔いしながらも「船の揺れってのはかなわねえな」と爽やかに笑っていた。 思えばこれらの漫画だった。 物の見方は一つではなく、描き方次第でポジティブにもネガティブにもどうとでも描けるということを私に教えてくれたのは。 それはそうと、たかが船酔いくらいで人としての器を計られるというのもどうだろうね。 本人の能力とは全く関係ないじゃん。

ということで、今日も船酔いだったわけです。

瀬戸大橋の美しさは異常。

帰宅。


2007年05月04日(金)

ニコニコ動画。 でんくら万能いすは爆笑、本当に売るのに必死だな。 sumotori dreams はすごかった。 亀田製菓では梅の香巻が一等好きだなあ。

指を使った測距法が使えると便利そうだということで計測してみた。 人差し指のつけ根から先までが7cm、右腕を真横に伸ばして人差し指を立てて右を向いた状態の目から人差し指までの距離が 70cm。 この状態で距離と長さ(視角)の比が 10:1 になる。 前もって1m の長さだと分かっているものがあったとすると、これが人差し指ぶんの視角と同じに見えたならば、それは 10m 先にあることになる。 長さ2m ならば 20m 先。 人差し指の半分の長さに見えたのならその倍の距離にあるのだろう。 逆に距離が先に分かっていると大きさが分かる。 船に乗っていると洋上の別の船や浮標がどれくらいの距離にあるのか分かりづらい場面があり、こういうときに多分便利。 陸の上で何に使えるかというと、たぶんゴルフ。


2007年05月05日(土)

夜の海では他の船の船体自体は見えないので、夜間灯をつけることになっている。 船体の右側には緑だけ、左側には赤だけが見えるような灯。 だから緑の灯が見えると向かって右方向に進行している船であり、赤の灯は左方向に進行している船ということになる。 だから船首方向より左に見える緑の灯と右に見える赤の灯は進行方向が交差するため注意を要する。 しかし陸に近いところでは、船の夜間灯と思ったものが実は信号だった、ということがあるらしい。


2007年05月06日(日)

全く芸術家ってやつは……。 彼は論理(ロジック)ではなく全てを感覚(センス)で決めているというけれど、 私に言わせれば彼が自らの意思決定プロセスを理解していないだけだ。 私は主張する、どこに線を引くべきか自分の中で定量化し、最適と考えられる線を引くのだと。 しかし彼は、そういう面倒なことは考えず、思い付いたところに線を引いている、と言う。 我々人間が持つ知性や知能という物の本質は、つまるところ複数の選択肢の中から最適と思われるものを選び出す能力と言える。 彼が言うように、本当に複数の可能性を考慮せず思い付いた単一の可能性のみを盲信するのならば、それは脳障害の一種だ。 本当に彼の言った通りならば、例えば、花に水をやるという行動を思い付いたならば、雨が降っていれば水をやる必要がないということを思い付けないことになる。 そこで「雨が降っているから水をやらなくてもいい」ということを思い付けるのならば、それは複数の可能性を頭の中で展開して最適と思われる選択肢を選ぶことができているということなのだ。


2007年05月07日(月)

死ぬほど忙しいんじゃボケー。 授業のレポートが帰ってきて、水曜の次回授業までに採点。 採点の結果浮かび上がる、学生の理解不足と思われる点を講義テキストに反映させる。 学生に対しての効果は見込めるかもしれないが、ちと完璧主義が過ぎるかもしれん。

どちらかというと私は仕事を美しく、完璧に仕上げようとする嫌いがある。 雑用であってもキチンと処理しようとしている。 しかしそのためには勿論時間がかかるし、他の本業にかけるべき時間がその度に失われているということを今一度考えなければならない。 巧遅は拙速に如かず、だ。 手持ちのリソースが一定ならば、仕事の精度を落としてでももっと速度を上げるように努力すべきだ。

ついでに言うと、この日記ももっと推敲を減らして速く書くように心掛けた方がいいんだろな。


2007年05月08日(火)

潮汐に伴う海水の摩擦で、月が地球を回っているエネルギーが失われていき、 そのため月の距離が遠くなっている? でもおかしくないか?地球と月の距離が遠い方が位置エネルギーは大きい筈だろう。 ということで wikipedia で調べてみたところ、私の勘違いということが分かった。 潮汐に伴う摩擦の影響で地球の自転が遅くなり、地球−月間の距離が離れるのは地球の角運動量が月に移動するためだった。


2007年05月09日(水)

ふいー、一番忙しい山は越えた。 3ヶ月前から準備しようとしつつ次々と湧いて来る雑用のために準備し切れなかったんだ。 辛かったぜ。

リチウムイオン電池は、使うほど劣化する。 ノートPC の電池は使わない方が長持ちする。 だから電源に繋いで使う場合には蓄電池は装着せず AC アダプタの電力だけ使って稼働すれば電池は殆ど劣化しないらしい。


2007年05月10日(木)

MAJOR の名門高校を出たあたりから読んだ。 得点のパターンがワンパターンで粗い野球だ。 野球漫画としては嫌い。

ヒロイックエイジ。 作業しながら流してたけど、ちっとも興味が引かれず。 ご縁がなかったということで。


2007年05月11日(金)

MS-Word 「文章は保存されましたが、音声認識データを保存する充分な空き領域がないためデータは失われました。録音してないときは必ずマイクをオフにしてください。」 上書き保存時に毎回言われてムカつく。 このメッセージを出さないようにファイル毎に指定することはできるが、Word 全体の設定としてはできない模様。 マイクを抜いておけだと? Word を使っている間は Skype とか ボイスチャットとかしてはいけないわけだな。 全く何というシングルタスク的思考なのだろう。


2007年05月12日(土)

漫研の新歓コンパにOBとして出席。 二次会は勿論カラオケ。 アニソンカラオケに飢えてたんじゃよー。 遊ぶより会話を楽しみたいという気持ちもあるのでまったりゲームとかすべきなのかもしれないが、 まあ歌うの好きだからねえ。 山本まさゆきは俺の為に作曲したのかと思う程、音域が完全に俺の声(質)にマッチ。 あと、キャシャーンOP(ささきいさお)が自分でも吃驚するほどいい声が出た。 絵夢氏とかに褒められた。

もし俺の歌声がいい声してるのならば、それは天性のものではなく、練習によるものだ。 歌声の中から変な響きを除くためにどう声を出したらいいのか考えながら毎回歌っているからだ。 どうすべきかを論理的に考えて追究した結果だ。

褒められるのは大好き。 褒められないとそれが良かったのか普通だったのか分からない。 また印象に残らず伸ばすべき特性なのかが判断つきかねるところがある。 褒めることは大事なのだなあ、やっぱり。


2007年05月13日(日)

早朝に帰宅して寝て、昼頃起き出してゴルフ道具屋に。 先週の練習でドライバーヘッドがもげたため、 新しく新調する必要があったから。 とりあえず15k円ほど出して俺用ドライバーを購入。 これで心おきなく叩けるぜ。

練習場。 アイアンは、そのアイアンで飛ばせる飛距離の7〜8割程度の距離に置いてくるつもりで スイングするといいショットが出易いようだ。 ドライバーは上手くいかなかったけれど、(脱力という)基本は変わらない筈だろう。

昨日のカラオケで知った『レッツゴー!陰陽師』をニコニコ動画で検索。 なるほど、としか言いようがない。 「ぷよぷよするなぁっ!」が頭から離れない。


2007年05月14日(月)

写真を撮るときや絵を描くとき、人間の視点より低い位置に視点を置いた方が良い構図 を取り易い気がするんだが、これは何故だろう。大きさや広さを強調し易いからだろう か?遠近の差がつきやすいからだろうか?(きづき2007年03月31日)

このことについて、何となく分かった。 こないだの瀬戸内船旅で何箇所で狭い路地を撮ったのだが、 例えば狭い路地を立った視点で取ると、足元が見えず不安な、不安定な感覚を受ける。

考察。 動物にとって足元の情報は重要なので、上空と比較して足元の方を多く、無意識に情報を把握しているものではないだろうか。 だから情報空間としては足元の情報を多く含む映像にした方が、人間が把握する空間情報と合致する。 人間は今その時見える視界だけではなく、その前後に知り得た情報から空間を把握している。 写真は瞬間を切り取る物なので、人間に見えるままの世界では不安定に感じるのではないだろうか。


2007年05月15日(火)

学生がニコニコ動画で MAD 見てる……。 俺もまざりてえ。 でもまだ就業時間中……。


2007年05月16日(水)

仕事がようやく一段落。 しんどかったー。 手応え的にはいい教育したと思う。 まあ着いて来れなかった人もいたけれど。 でも全部を救うことは現実的には不可能だからこんなもんで十分だと思う。

クビキリサイクル(戯言シリーズ1)読了。 まあ格好良いからいいんじゃないかな。 豪華な洋館は月姫んときから自覚してたが、天才っていうのも俺の好きな要素なんだなあ。 とりあえず次も読んでみよう。

ここんところ日常的に日記が実日付に1〜数週間程度遅れている。 とりあえず1週間くらい前のところまでこの日頃にやった筈。


2007年05月17日(木)

エル・カザド第01話。 作業しながらの視聴だったのでこれで評価するのはアンフェアかもしれないが、 とりあえず要りそうなニオイがしない。

アイドルマスターのアニメ第03話。 笑顔を絶やさないということとアイドルの仕事をうまく絡めてる。 すげえ、この脚本はいいなあ。

第04話。応援してもらうということ。 アイドルの仕事は応援すること。 これまたいい脚本だなあ。


2007年05月18日(金)

キスダム第01話。 なんか一生懸命綺麗な風呂敷を広げようとしているけど、 能力が追いついてない感じ。 いらない。


2007年05月19日(土)

同時に複数のアイデアを思い付くことがある。 あるいは、持って行くのを忘れてはいけない物を3つ4つ同時に頭に浮かべることがある。 で、なんとかメモるんだけど、メモを書き出すにつれて残りの方がどんどんぼやけてくる。 これは多分、書くという作業の為にはある程度の集中が必要だからだろう。 適当にメモってたら後で思い出すために必要な情報が足りなかったということもたまにある。 ある事をあとでキチンと思い出すために最低限必要な情報を書き出すことが必要なのだが、 これをキチンと考えることにはそれなり以上の集中が必要で、そのためもう片方のメモリを適当にリフレッシュすることが困難になる。 私はメモの殆んどを PC および携帯メールで書くようにしているのだが、 譬えPCが使える状況でも、値千金なアイデアならばボイスメモの方が有用である場面はありうる。


2007年05月20日(日)

家の押入が丁度照明の死角になる位置にあり、押入を使う度に強いストレスを感じていた。 ということで抜本的解決のため、そこに電灯を設置した。 かなり綺麗な仕事と自分でもご満悦。 ただ、個人的にはもっと早くやりたかったんだよなあ。 私は2年近く前からこのことを主張していたのだが、 同居している母がこの家を傷つけることを忌避し、却下されていたのだ。 私は見た目よりも実際の作業性とかそういうことに重きを置くのだが、彼女はその逆なのだ。

結婚式のパーティゲームでなんと、Wii を引き当てた。 今迄こういう当て物とは無縁な人生だったんでかなり吃驚。 でもよく考えたら今迄の研究室遍歴とか今の職を引き当てたりとか、俺かなり当て物運が良いんだよな。


2007年05月21日(月)

野球のグローブの紐が切れてしまったので修理が必要だったのだが、 ソフトボールやってた学生に相談すると「スポーツ用品店でグローブの紐売ってますよ」とのこと。 言われてみれば全く以てそのとおりだ。 ということでグローブレースを買ってきて修理してみた。 学生が言ってたように、紐を遠すための金属棒も付いてきてた。 簡単だったし、気持ちいい仕事をした感じ。

前の瀬戸内紀行で撮った写真の何枚か、水平線が写真の横軸に対して傾いていた。 水平線が傾くのはレタッチで直せんことはないが、 画像の回転は画質の劣化が気になるのでやはり撮影時点で十分な注意を払っておくべきだ。


2007年05月22日(火)

コピー取っているとチュンチュンという鳴き声が。 「あー、表で雀が遊んでるのかなー」と思ってたら、いたのはコピー室内だった。 1羽はかなりパニクっていたらしく、虫取り網で捕まえたときにグッタリしていた。 左足を骨折しているらしく、またゼエゼエと喘いでいた。 このままだったら明日の朝を待たずに死んじゃうかなー。 でも研究室内で買うだけの設備(鳥籠とか)はないしなあ、と迷うが、結局決心する。 飼う状態になるとしても一時的なもんだし、ダンボールとタオルとかで何とかなるだろう。 とりあえず近くの 99 に言って牛乳と炒りゴマを買ってくる。 看病のため再度捕まえようと窓を開けると、その休んでいた雀は左足を使えないながらも一応飛んで逃げていった。 さっきのはパニック時に運動しすぎて息切れが酷かったということだろう。 そして一応飛べるなら雀なら幾らかの不自由はあるだろうが食い物の調達は不可能でもあるまい。 ということで結局俺の手元には使い道のない炒りゴマが残った。


2007年05月23日(水)

助教授が准教授になったことの利点の一つは「教授に多い名前」が失くなることかと思った。 旧来、○○大学の助教授を「○○大助教授」と表記していたけれど、これは「大助」という名の教授とも読める。 「山形大助教授」だと山形大の助教授なのか、山形大助という教授なのか判然としない。 「准なんて普段使わない漢字なのに」という意見も聞くが、普段使わない文字からこそのメリットもあるんだと思った。

巻き舌というものは、今迄は適当に「rrrrra!」という感じに舌を震わせるものだと思っていた。 本当によく分かってないけれど、「巻く」とはその舌の巻きの方向を前後から上下に、その軸の方向を左右にするものだとも思っていた。 英語耳の本では簡単に「rの発音をするには舌を巻き舌にする方法もある」という程度で、巻き舌とは何ぞやというのは主眼ではなかったのでこれ以上は分からない、知らないままだった。 今日、英会話の講師に r と l の違いを聞いて舌の使い方を聞いてみたら、舌を左右に巻いてやがった。 すなわち、軸の方向を前後に向ける巻き方だ。 どうも私は巻き舌というものをかなり本質的に勘違いしていたのではないかと。 まあ実際よく分からんのでツッコミよろ。


2007年05月24日(木)

自転車のトゥークリップのネジが1本抜けてしまってた。 あと今月の尾道で買ったグラサンを今週のゴルフ練習で紛失してしまったので新しいのが欲しかった。 ということで通勤途上でスポーツ用品店に寄ってみたのだが、 そこに 野球のスイングを解析するためのケージが設置してあった。 こんな面白いものこの先ずっと常設的に設置されるわけがない。 ということで遊んでから出勤することに決定。 とりあえず記録としてスイングスピードは100km/h ちょい、バッティングボールスピードは 130km/h ちょいだった。 当然、同年代の平均よりはかなり速い方だった。 でなければ元高校球児の名が泣くぜ。

ひとひら第03話まで。 絵は可愛いけど、話がたるい。 もう少しさくさく進んでくれたらいいのに。 あと話が重い。


2007年05月25日(金)

数週間(おそらく1ヶ月以上)ぶりに日記が実日付けに追い付いたのでここに記しておく。

先日の話だが、真空系の実験中、負圧でベルジャーが圧壊した。 事故発生時点では金属製の保護枠をかけていたが、その数秒前まで保護枠をかけておらず、 さらにその数秒前にはベルジャーが真空に引けているのか素手でベルジャーを引き上げようとしてみたりしていた。 タイミングによっては、そしてガラスの破片が当たる箇所によっては動脈切れたりしてマジで死んでたかもしれん。 というか、我々が居るのが多世界宇宙ならば、そのちょっと前の時点から派生した世界のうち1/100 くらいは俺が死んでいる世界じゃなかろうか。 俺は裸眼だし、保護メガネかけてなかったし、死んでなかったにせよ失明くらいはしていたかもしれん。

事故は怖い。 今回はヒヤリハットで済んだけど、重大事故になる危険性はかなり高かった。 研究室内では wiki で公開し、共有しているのだが、こういうのをもっと大きなくくりで共有したいと思う。 大学とか研究組織が連携してこういう情報を集めて欲しいとは思うけど、 難しいだろうな。 この手の情報は分類が難しいので最終的にはまとめようがなくなってしまう。 下手すりゃ PL法の下での取扱説明書のように、石の中から玉を拾い出すのが難しいものになってしまう。 人間自分が経験したことしか強くは覚えていられないものだし、現行のシステムはそういう意味ではそれほど悪くないのかもしれない。


2007年05月26日(土)

ゴルフの練習。 ショートアイアン大好き。 コントロールし易いし、高く上がってピタッと止まってくれるとスゲー気持ちいい。 しかしドライバーが全然ダメなのはつらいなあ。 半分以上のホールで使うことになるクラブだろうからもうちょっとミスショット率を下げたいところ。 次回はレッスンプロに見てもらおうかしら。

にしても、カーナビって素晴らしい。 姉夫婦の新車で使ってみるまであんなに良い物だとは思わなかった。 住所は勿論、電話番号でも目的地をセットできる、というのには驚いた。 確かにデータベースさえあれば可能だよな。 この先幾つかの交差点の進路レーンが表示される、というのが都市部の道路でよくある4車線以上の大通りでは涙が出るほど有難い。 おかげで初めて行く場所でもすげー気楽に出発、運転できる。 ラクができるということは、その余ったリソースを安全を確認、確保するために使えるわけで、ひょっとするとカーナビがより普及すれば事故が減るかもしれん。

早起きしてやるべきことをやり、そして昼寝。 素晴らしく充実した休日だ。

『ハヤテのごとく!』アニメ第03話まで。 まあ漫画で読みますよ。


2007年05月27日(日)

ヴィーナス・ヴァーサス・ヴァイアラス。 第07話目くらいまで耐えたが、 どうもなんか安っぽい。 読んでないけど、原作の方が面白い気がする。 これ以上耐えることに意味はないだろう。 中身には関係ないけど、タイトルは面白くていいと思う。

市立科学館というのに行ってみた。 プラネタリウムの設備は面白かったが、ナレーションが面白くなかった。 話にストーリーがない。 恒星とか惑星の物理なんてのは(個人的には全て知っていることだから)不要だし。 あれだったら設備はしょぼいが、京大天文同好会のプラネタリウムの方が面白いぜ。 プラネタリウム以外では私は一応物理のエキスパートなわけでほぼ全ての現象を説明できた。 しかし回転モーメント(とその保存則)を物理に親しみのない人に説明するのって難しい。 なお私が説明できなかったのは偏光による着色の仕組み。 物理や工学的なアプリケーションとして元々興味があった現象なのだが、勉強しきれてない領域だった。 二三、面白いアイデアがあったけれど、私の知識を増やす役に立ったかというと、時間効率が悪い気がする。 それはまあ、館のコンセプトが小中学生向けなので当たり前ではあるのだが。

中空の鉄でできたビリヤード球大の地球儀の位置を光センサーで把握し、 上方の電磁石を制御してその地球儀を浮かせるという装置。 そのものはフーンという感じなのけれど、浮いているというのはやはり中々面白い。 で浮かせて回転させて遊んでいたりしたところ、 「あの、次やらせてもらえませんか」と聞かれた。 小学生くらいの男の子がそんな丁寧な口調で話し掛けてくるというのは今迄の人生になかったし、そんなの二次元の世界だけのことだと思っていたので新鮮だった。 少し萌えた。 その装置自体はボール(地球儀)を然るべき位置にゆっくりと持っていかねばならないため、小学生には少し難しかったのかもしれない。 きっと自分がやったけど上手くいかず離れていたんだけれど、 そこに俺がひょっこり行ってサックリやったのでもう一度やってみたくなり、 しかし俺がなかなか離れないもんだから(w)、親と相談をした上で俺にそういうことを言ったんだろうと妄想する。

ロミオ×ジュリエット。 そうか、こういうネタ出しにすれば William Shakespear をスタッフロールに載せられるのか。

Wii スポーツはすごい。 ゲームをしない人間だった母を引き摺り込んだ。 任天堂のコンセプトそのままだ。 任天堂やっぱりすごい。

Wii スポーツのボウリングが何かいろいろ際立っている。 出来の良さとか、変さとかが。 ボウリングのピンを10本に限らずもっと増やして「なぎ倒し」たい、というのは確かに一度やってみたいことだった。 しかし現実のボウリングでそういうこと試せるわけもないし、まさにテレビゲームで実現すべきことだ。


2007年05月28日(月)

Wii スポーツのボウリングの球の回転がリアルでいい。 リリース時の回転が、球が進行するにつれて床面との摩擦で少しずつ回転が転がる向きに変わっていくとか。

ボウリングの投球は若干カーブをかけた方がストライクを取り易い。 ということで今迄真横に回転ををかけようとしてた。 (中心軸が前後方向。モーメントのベクトルが後方方向。) しかし考えてみると、このような回転の向きでなくても、野球のカーブのような左回転でも良い筈だということが分かった。 といっても野球のカーブと同じ理屈ではない。 野球のカーブは空気抵抗(というか流速が速い方が圧力が低くなるというベルヌーイの定理)によって曲がる。 ボウリングの玉が左回転(中心軸が上下方向。モーメントのベクトルが上方。)で放られた時、レーンとの摩擦でそれが次第に前方向への回転(中心軸が左右。モーメントのベクトルが左方向。)に変化していく。 このとき回転軸が変化するためジャイロ効果が働き、その結果左回転の力が生じる、という理屈。 左回転の力ということはすなわち、狙った通りのカーブの軌道を描くということ。


2007年05月29日(火)

招き猫って濃い顔の方がご利益ありそうな気がする。 まあ御利益を信じない現実主義者としては招き猫は要らんけど。 どちらかというと猫好きとして、猫招き(猫を招くもの)が欲しいかな。


2007年05月30日(水)

論文の査読やってると自分のことは棚に上げて「お前もっと英語頑張れよ」と言いたくなる。 全く以て「人の振り見て我が振り直せ」なんだが。 でも俺より酷い人もやっぱりいるもんだと思った。 まあ、自分が書く立場になったら全く逆なんだよなー。


2007年05月31日(木)

先日行った食堂街、 Nu 茶屋町の「OiCii」のロゴデザインが面白かった。

通勤路に「十六夜」という居酒屋がある。 いい名前だと思った。

2ヶ月程前からコツコツやっていた『るぷぷキューブ ルプ☆さらだ』をようやく完徹。 表裏会わせて全200面独力でクリアした。 やっぱり裏面の難しさは異常。 そして竹本泉の作詞もやっぱり異常。 これはやっぱり怪作というか、奇特な作品だと私は思うんだけど。 持ち主にディスクを返す前に全ステージのスナップショットを画像として保存して回る。 将来誰かがシミュレータを作らないとも限らないしな。


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