ある動作が面倒だと感じるのは、「動作をしない」という選択肢があるからであって、その選択肢がそもそもなければ、大抵はそれが面倒だということに気付かない。 たとえば研究室に電話がかかって来たときに、私しか電話を取る人間がいなければ電話を取ることに何の迷いもいらない。 その時研究室に私の他に誰かがいてその人が電話を取ってくれれば、私は面倒な電話の応対をしなくて良い……ここで始めて電話の応対が面倒なものだと気付く。 ここでもう一度考えてみると、最初から電話を取るのは自分の仕事と決めてしまった方が自分にかかる精神への負荷が圧倒的に軽く済むことが分かる。 電話番というシステムはトータルコストを引き下げるのにとても有効だと思う。
ゲームのセーブロードもそうだろう。 やるかやらないかはともかく、セーブロードで有利な状況を選ぶという手段があったとき、プレイヤーがそれを行うかどうかという選択肢が発生する。 ローグとか不思議のダンジョンシリーズは、このような選択肢を根本的になくすことでユーザの快適さを図ったものと言えるだろう。
ある研究所で有機結晶の研究をしていた。 その分子からは結晶Aしか生成せず、世界複数箇所の研究所でも同様だった。 しかし、ある時クロマトグラフィをかけたら結晶Bが生成した。 結晶Aは薬として有用であるとして研究が進められて来たのだが、結晶Bは薬としては全く役に立たないことが分かった。 しかし不思議なことに、困ったことに、それ以来、以前と全く同じ条件を用いても結晶Aは全く取れず、結晶Bしか取れなくなってしまったのだ。 さらに他の研究所でも取れなくなってしまった。
……という話があるらしい。 仮説としては、空気中に結晶Bの微粒子が舞っていて、それが溶媒に混入して種結晶として機能するからだ、という話は一応考えられるが、今のところその原因は特定できてないらしい。
病気で休むことは仕方のないことだと思う。 そこから改めて考えを進めてみたところ、病気を予防するために時間を取ることも十分に認められるべきだという結論が得られた。 健康増進のためにソフトボール大会が強制になっている職場もあるらしいし。 そうだよ、健康維持は社会人にとっての仕事の一環だよ。
……と言ってみるテスト。 ということで1km/1時間泳いで来ました。 今日はプールの一般開放日だったのです。
金曜日のソフトボール打ち上げのあとにカラオケ行けなかったので、発声欲が発散できず。 ということでひらしょーに倣って河原で発声練習。 「あめんぼあかいなあいうえおー」 ……3箇所忘れてた。 丁度対岸にマンションが建っていて、反響で少し聞こえる。 「はひふへほ」が発音し難いので声が弱い。
その河原で Celeron 400MHz なパソコン拾った。 研究室 Web サーバを置き換えるのに丁度良さげなスペックだな。
科学の定義って何だろう、と気になったので Wikipedia 巡り。 シュレディンガーの猫のところで「解釈はあくまで解釈である。解釈を拡大解釈してはならない」という表現がツボに入った。
一度 LDAP サーバは立てたのだが、マスター LDAP サーバとなるものをもう一つ立てようとして上手くいかなかったのは、自分で取ったメモが不完全であることが原因だった……。 ともあれ、単純な LDAP は稼働した。 次は slurpdだ。 きっとあと一息。 これさえ終われば、論文執筆とか勉強にパワーを割ける筈。
5〜6年前くらいかな、サスペンション付きのマウンテンバイクに憧れてた時期がある。 だけど、サスがあればペダルを踏みこんだ力の一部がサスをたわめる仕事に使われるため、平地での巡航性能ではサスがない方が有利といえる。 ロードレーサーなんかが車体の剛性に気を使っているのもそういうことなんだろう。 だから私の乗っているサスのないクロスバイクも、サスがないからこそ良いという点があったということになる。
うーん、今の奴は乗り続けて10年目だし、新しい自転車を買ってみてもいいんだけどな。 でもそうなると問題は今の自転車をどう処分するかということ。 捨てるのも勿体ないし、何より奴が可哀想な気がする。 そういや最近タイヤ替えたばかりだよな。 今のタイヤを履き潰してからにしようか……。 そう考えると、この辺を整備してもらった3月あたりが買い替え時だったのかもしれない。
この二者の不整合が気になっていた。 そこで句点の定義(の自分ルール)を「文に従属するものであり、文末を意味する」とするのではなく、「文と文の境界を示す」と調整することでこの問題を回避することにした。
詩なんかでは通常句読点は打たないし、日本語には元々は句読点はなかったらしいので国語的にもそんなに変なわけでもないんじゃないかなあ。 ……そんなことないか。 まあ自分ルールということで。
研究室のPC、サーバ群の抜本的な改築を始める。 書くと一言なんだがなあ。 色々大変かつ大変気持ち良くなれそうな作業。
目が回るような忙しさだった。 PC 群セッティングアップを進めるために泊まる覚悟は完了していたのだけれど、 丁度長時間タスクを投げるタイミングになったので無事帰ることができた。
カフェスタイルを売りにしている英会話レッスンの体験レッスン。 システムに萌え。 たしかに都会だとスクールの面積を確保するためにコストがかかるから、そういうハコモノを維持せずにどっか別のところでやればその分経費は浮くわな。 (一応)キチンと書類を確認すべきだからその場で契約はせずに持ち帰ったが、心はほぼ決まっている。 明日にでも投函しよう。
木曜日が忙しくて行けなかった分、プールに行って泳いだ。 900m 直前で右膝に違和感を感じたため、そこで止めた。
漫研の七夕コンパで京都まで。 漫画描きたくなってきたなあ。 なお、カラオケ分は十分に発散して参りました。
徹カラの後寮に行き、恒例の試験前の差し入れを行う。
寮生が試験勉強をする息抜きと、勉強しなければならない場面で読みすぎない鋼の意思を鍛えて欲しい。
犬大将の日記に出ていた『OS自作入門』が寮にあったのでさわりだけ読んでみたけど、面白そうだった。 「中身を知るために作ってみることはとても良い勉強法」というようなことが書いてあって感銘を受けた。 My 第一原理バンド計算プログラムも作ってみるべきかもな。 今あるタスクを幾つか消化できたら買ってみようかな。
あと「例外」という概念について始めてキチンと知ることができた。 あれって CPU の機能だったんだな。
ハルヒ(1)読了。 なるほど、面白かった。 んじゃアニメの残りも見るかな。
頼んでから2ヶ月経って、漸く自転車のギア到着→交換。 スベらないギアっていいなあ。 でも明らかにシーズンを逃がしたなあ……暑い。
「自転車屋で発注したのは後輪のギアなんだけど、寧ろ悪くなっているのは前輪のギアではないか?」と、昨日の自転車屋で私見を述べたところ、「どうしてそう思うのか?」と聞き返されたことが嬉しかった。 勿論私の意見は素人考えで間違いだったのだが、一歩引いて相手の考えを聞き、それから論理を進める。 議論のできる感じ。
ナメクジが元気に這っていた。 サラダの皿に。 まあ気にせんとナメクジ以外の部分を平らげたが。
で思ったのだが、ナメクジなんかを防ぐために農薬は使われるわけで、農薬を使わずに虫がつかずにしかも低価格というのはかなり無茶な相談なんだろうな、と。 勿論私も美味しんぼに毒されている面があるので、無農薬野菜なんかを有難がる傾向があるのだが、それなら価格を度外視しなくてはならないし、価格も重視するのならナメクジは甘受すべきではないか、という気がする。 無農薬栽培を声高に叫ぶのならば、農薬を使わずリーズナブルな値段でナメクジを遮断する手段の一つや二つは思い付いているべきだ。
生のナメクジには寄生虫とかいそうなのでそれが怖い。 農薬の方が幾分マシだぜ。 「食料を安価に大量に供給することが、食品の危険性を下げる効果がある」という意見を随分前にネットで見かけて全く尤もだと思った。 曰く、パン一片が1000円もすれば、多少カビてようがそのパンを食うだろう。 食品の金銭的な価値を下げることで、危険性の高い食料を捨てるという選択肢が選び易くなる。 ……ということで今の私は農薬萌えな立場。
マリア様がみてる(2)読了。 もうちょっと読み進めてみよう。 呵呵呵と笑うあのお方が少し気になるの。
(寝苦しくて)睡眠不順と喉の調子がおかしいのとで休んでしまった。 俺ぁ昔から寝付きは悪いんだよ。 普通の職場だったらやってけんなあ。 でも俺の持つ最大の能力は研究遂行能力ではなく事務処理能力ってんだから上手くいかんもんだね。
こないだ寮で噂のデトロイト・メタル・シティを読んだ。 自分の持つ才能と自分の求める方向が異なってしまった青年の悲しい物語でつね。
アニメ版ハルヒ完了。 面白かった。 文庫の1巻を読んで分かったのだが、順番をシャッフルした構成は分量的に1クール持たせるための工夫だったわけだな。
動画コレクションの消化と整理。
まさかハードリンクを使う場面があるとは思わなかった。
三重の若戎(わかえびす)という酒蔵の原酒を飲もうという会。 原酒は飲み慣れんので他の酒と比べてどうの、というのはよく分かんなかった。 たぶん美味かったと思う。
喉の痛みが治らない。
かみちゅ完了。 見るほどにこの世界が好きになっていくな。
そういや尾道は過去に10日ほど逗留したことがあるのだが、なかなか郷愁感のある良い町だったと記憶している。
咳が止まらん。 寝付きかけたときに咳が出るので眠れん。
ローゼンメイデン トロイメント完了。 やっぱりこいつら何やってんのかよく分からんな。
なんでプロテインって不味いんやろ。 体作るのに必要なんだったら美味く感じる回路があっても良さそうだが。 ……と思ったが、これは生命の歴史の中で、動物にとって常にカロリー不足が蛋白質不足よりも重要な問題だったからだろうな。 あるいは蛋白質は自然には単独で存在せず、旨味を感じる高カロリー食品に多く含まれていたから、というのもあるかもしれない。
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』試聴。 悪くはないとは思うけど、オトナ帝国ほどの破壊力はないと思う。
NHK アーカイブの皇居のやつ。 すげー世界だな。 構成が格好良かった。
NHK アーカイブの大和のやつ。 イマイチ。
「孝行したいときに親はない」、「もっと孝行しておけば良かった」という台詞はよく聞くが、これは「今亡くしたから今孝行したい」と思うものなのではなかろうか。 この言葉には普段生きている間の意識、「人がいつかは死ぬもの」という意識が足らんように思える。 まあ肉親が死ぬというのは一種の極限状態なので、今偉そうに語っている私がそんなことを言ってしまわないとは限らんのだが。
人は死ぬものと覚悟して生きていれば、今孝行するか否かは常に選択できるわけで、それでも私は今以上の労力をかけて明示的な孝行を示すつもりはない。 というか、自分がしっかり自立した人間になることが最大の孝行だと信じているので。 そりゃまあ旅行をプレゼントしたりしてもいいけどな、たまには。 でもそれは私の信じる本当の孝行ではない。
あー、でも嫁を見つけて子供こさえるというのは「しっかり自立した人間になること」かつ「親孝行」に当たるな。 これについては返す言葉がない。
optparse.rb の使い方を覚えた。 言われてみると getopt 系のオプション解析はオブジェクト指向っぽくなかったよな。
英会話のレッスン第1回。 最初なのでお互い方法やネタを探ってる感じ。 講師をこちらが望む方向に誘導していった方が面白そうだし、効率的だろう。 私が興味ない旅行の話なんかをネタにしても苦痛なだけだし。
『桜蘭高校ホスト部』 面白いね。
創作における夢オチのタブーは一周して、「主題や演出が目新しければ許容される」というあるべき姿に落ち着きあるように思う。
optparse.rb でスクリプトを書換えるとコード量が減っていい感じ。
英会話は毎回、自分で論文書いてるときにひっかかった点について尋ねるようにしたら効率的ではなかろうか。
家に転がってた犬夜叉を読んでみた。 今10巻くらい。 コンテが綺麗。 メリハリ効いたコマ割りで全然不自然なところがなくサクッと読めるところが凄い。
それはそうと、かごめはともかく珊瑚と七宝が可愛い。
昔友人が「亀田製菓のおかき類は白眉である」旨のことを言っていたのだが、最近とみにそう思うようになった。 梅の香巻がたまらない。
言い訳は美しくないという意識があるので「何故自分はそのように行動したのか」を詳細に言明することに軽い抵抗を感じる。 しかし、原因の追究と責任の帰せられるべき場所はキチンと明らかにしないと相手にとっても良くないし他者からの自分の評価を不当に貶めることにもつながる。 やはり、キチンと「言い訳」すべきだろう。
自分なりに再定義しようか。 言い訳とは自分の失敗を正当化することを目的としたもので、次の失敗を回避するための議論という性格は持っていないもの。 次の失敗を回避するという目的に沿ったものは言い訳ではなく、忌避すべきものではない。
仮想議論。 「言い訳をするな」 「これは言い訳ではない。私は今回の失敗は自分の責任として受け止める覚悟がある。だからこそ、次に同じ失敗をしないために、何が原因だったかを突き止める責任がある。」
議論のできる人とつき合うことを私は望んでいるが、議論のできない人間に議論を強要することは、私にとっても正義ではない。
「厳密なことに気を使わず気軽に喋らないと寛げない」と主張する人がいる。 しかし「キチンと論理に則って分かり易い話をしないと寛げない」と主張する人もいることを知って欲しい。 個人の要求という観点からは、両者は対等だ。
手持ちの動画再生アプリのうち、PowerDVD を用いれば倍速再生できることに気付いた。 mp3 でもできるし、低速再生もできるので英語の学習にも使えるぞ。
高校野球部 OB での野球の練習。 打てねえ。
家に酒がないので、コンビニ酒を買ってみた。 大関は美味くもないが、変な味もしないので飲めんでもない。 鬼ころしは変な味がしてまずい。
NHK 同時3点ドキュメント 第3回ツバルとCO2排出権の話。 話の作り方上手いなあ、NHK。 重慶での自動車社会化を見事な伏線にしている。
プラネット・アース。 特に素晴らしいのは、「どうやって撮影したか」ということを示してくれること。
研究室デスクトップPCのWindows再インストールとか、4回生用の液晶ディスプレイの初期不良チェックとか。 研究室PC の不調はメモリを挿し直したら直った。
帰ろうとしたところでチャリに跨るとパンクしてたので修理してから帰った。 初めて修理するチューブでポンプ口の仕組みが最初よく分からなかったけれど、まあなんとか。
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