きづき(日記)

last-modified: 2011/12/14 02:54:42. JST

2006年03月01日(水)

FreeBSD から複数の計算機に同時に ssh を投げるスクリプトを実行すると、 毎回必ず10個だけ実行できるが、それを越える分は 「ssh_exchange_identification: Connection closed by remote host」 と言われて止められる。 これはローカル側の sshd で ssh クライアントの起動数が制限されているため。 (man sshd_config の MaxStartup を見よ。) /etc/ssh/sshd_config で「MaxStartup 10」の数を増やして有効にし、sshd を再起動すると OK。 kill -HUP すると止まってしまうみたいなので、/usr/sbin/sshd で起動した。

こういうこと書いてもこの日記を定期的に見てる人には役に立たないだろうけれど、 将来俺と同じことで困った他人をググル姉さんが導いて来て、その助けとなるだろうと思う。

「あと1年で死ぬのなら何をするか?」という問いはよくあるが、これは我々が常に意識していることの類型であろう。 少なくとも私は、あと40〜50年で死ぬという条件の下で、最も大きなことを成せるようにしたいと考えている。 だからそのために自分は学ばねばならない。 これがもっと短い時間で死んでしまうならば教育後のメリットに対して教育のコストが引き合わないので学ぶことは選ばれないだろう。 生きる時間が長いほど、今やっておけば将来のメリットの総量が大きくなる。 ……もしも、もっともっと長い、永遠の時間を持つならば「今日やらずとも良い」となってしまうかもしれないが。 まあ、人間が「今何をするべきか」という決定をするときには大抵余命を量りながらなされているのだろう。


2006年03月02日(木)

自転車で携帯音楽端末を使うのは危険だが、歩くのだったら許容範囲内かもしれん。 ということで試してみた。 若干注意力は散漫になるが、まあ不可能ではない。

さて、駅から職場まで歩いて20分、自転車で10分間の距離。 自転車ならば10分時間を短縮できるが、残りの10分は何もできない時間だ。 歩きなら、自転車より10分長いが、その間ずっと音を聞ける。 ということでここ数日自転車を使わず駅から歩きで通勤してみた。 結果、自転車の方が良いということが分かった。 英語を聞くといっても効率良く進めるにはどうしてもテキストを読むことが必要だし、聞いて、読みながら歩くと周りに十分な注意を払えず、危険で迷惑。 どうしても効率が低下する。 それよりは自転車で10分節約して、その時間を部屋で落ち着いて勉強した方が良いだろう。 ということで明日からはまた自転車を使うことにする。

gnuplot の練習で半日ほど使ったが、分かり難かったところはキッチリとメモに残したので今後は問題なく使えるだろう。


2006年03月03日(金)

拘束性の仕事。

計算の入力ファイルで、数値であるべきところにアルファベットが混っていたというポカで半日消費。


2006年03月04日(土)

拘束性の仕事。 しかしなかなか面白かった。 機械系の学科で燃料電池やってるんだったら、俺が今の学科でエネルギー材料やるのは普通にアリだよな。


2006年03月05日(日)

別の店で、先週と同じ酒を買ってみたけれど、どうも違う。 あの感動がない。 そもそも酒の色が違う。 樽が違う、みたいなことになってるのだろうか。


2006年03月06日(月)

26:00、ようやく追いコン漫画完成。 この1週間ほどの懸案事項が片付いてホッと一息。 しかし、たかだか2ページに、しかもこんな完成度の漫画にこれだけの時間かかるようじゃ、やはり俺には適性がなかったんだな、という気がする。 まあともかく、明日は最悪休むつもりだったが、どうやら学校には行けそうだ。


2006年03月07日(火)

掲示板にスパム書き込みが多発している。 ベイジアンフィルタをかます、というのはアプローチとしてはありだと思うが、誰かそういうサービスを提供していないだろうか?

サービスを受けているプロバイダの悪口を言うのは気が引けるが、zero はどうもこの手の防御サービスが弱い。 プロバイダのメールアドレスに届くスパムがうざったいからメールアドレスを変更しようとしたけれど、変更はできるけど前のアドレスは必ず残るらしい。 スパムぶっ通しじゃん! ……と俺の目的には全然適わなかったのだった。

悪口じゃないね。 欠点を指摘、だね。

学会発表資料を軽く作り直して、目途を付ける。 今日は比較的よく仕事が片付いた。

書類系の仕事をゴリゴリ。 複数人で1つの書類を作るときのバージョン管理の重要さを認識している人はそんなにいない。 こういう場合はバージョン管理に関する手間は一切省かずに全力で以って事に当たるのが労力を最小にするコツなのだが。 ……だが、誰がやるのか、というのが問題の一つ。 自分の労力が少し増えるのならば、全体の労力を下げるために進んで働こうとする人間はそうそうおらんだろう。 部分最善、全体最悪、という奴か。

ふと思ったが、「部分最善、全体最悪」というのは囚人のジレンマの構図そのものなんだな。

CVS とか Subversion というソリューションは一般人に扱えるモノではないのでここでは却下。 でもこういう技術をコンピュータリテラシーとして、教養として知っていて欲しいなあ、という気持ちはなくはない。

恒例、部屋の片付けと同時に風車小屋スキャン。 さすが300ページは伊達じゃない、今日やってもまだ50ページ残りました。 次はまた約2ヶ月後かなぁ。

Windows 機に電源を投入した時の挙動が怪しかったので手を入れてみた。 ホコリを取って、電源ファンに注油して……、すると全く起動しなくなった。 電源ケーブルを挿抜すると「チキ……ッ」と音がして何かスイッチが入るようになってたので、マザーよりは電源が怪しい。 明日 UNIX 機の電源を使ってテストしてみよう。

それはそうと、みやっちおめ。


2006年03月08日(水)

金曜日の京都日帰り出張の前にやっておかなならんことは粗方片付いた。 ということで木曜日は例会頃に京都に着くようにする予定。 追いコンには出られないので、追い出される人と一緒に酒飲みたいなぁ。 ……まあ予定だからどう転ぶかは分からんのだが。


2006年03月09日(木)

仕事で環境をもうちょっと良くしよう、ということでディスプレイの新調を検討中。 今は解像度 1280x1024 の液晶1台で UNIX と Windows で切替器経由で使っているのだけれど、環境を良くして快適に効率的に仕事をしていくにはそれくらいの投資は悪くなさそうだ。 候補としては 1600x1200 のディスプレイに置き換えるか、1280x1024 をもう1つ並べるか。 どっちが良いか迷っていたのだけれど、丁度卒業する学部生の PC が余ってたのでそのディスプレイを持って来て、2台並べるというのを試してみた。 とりあえずキーボードとマウスが2組、という状態にしてみたのだけれど、机の上という限られたリソースをそういう風に占有するのも嫌なので、随分昔に kinoka さんに聞いた Synergy(シナジー)というソフトウェアを試してみた。 ……これがすげえ便利。 クリップボードを共有できる、というのが素晴らしすぎる。 今迄はマルチアタッチした screen にペーストすることで文字列を共有して、3手間くらいかかってたんだけど、それが1手間に減った。 素晴らしい!

新しく教授として来られる方と初面談。 現状の説明と、当面する事、今後の方針などの打ち合わせ。

その方を交えて仕事後に飲み会が行われることは想定の範囲内のこと。 それが終わってから京都へゴー。 宮崎を含む数名と楽しく酒飲み、そして宮崎邸に泊めてもらう。


2006年03月10日(金)

京大で研究の打ち合わせと、理論についてちょっと教えてもらう、という仕事。 午後の約束だったが、まあ身内みたいなもんだし午前から研究室に入れてもらって雑誌読んだりメールチェックしたり。 昼食後に報告し、一通り教えてもらった。 キチンと消化できてなさそうな気もするが、消化には時間がかかるので一度持ち帰ってじっくり考え、また聞けば良いだろう。

晩は少人数で飲み会。 中身は雲泥の差だが立場的には近いということもあって、 向こうの助手の先生に仲間に近い感覚を持って貰ってるっぽい。 NPC 程度には。 ドラン以上トンヌラ以下程度には。

複数人で仕事を進める際に、10人全員が2の仕事量を負担するよりは 1人が4の仕事を背負い、他の9人が 1の仕事量を負担する方が良いと考え、そのための雑用を一手に引き受けようとする性質が私にはある。 これは理念としては崇高だが、現実には最悪に近い悪癖とさえ言えるだろう。 世の中はそんな善意だけで回るようにはできていない。 今回私がやったからと言って、次回他人がやることを強制するのは通すべき筋を違えた話だろう。 本来、私には余分な雑用をやっている余裕はない筈なのだ。 もっと研究ができるようにならないといけない。 私の理想は間違ってはいないが、それは捨てられなければならない。 コミュニティ全体のコストが上がるとしても、私はもっと不真面目に仕事をしなければならない。

飲み会後に向こうの学生とディスカッションをしてみたが、あまり役に立てず。 本当中身のない教員だなあと鬱になる。

その後漫研面子と麻雀。 2半荘打って、ちょい浮き。


2006年03月11日(土)

未明、雀荘から寮へ歩いていると、己の出来なさ加減に気分が悪くなった。 吐き気がした。

幾つか漫画を読んで、寝て。 なんぼか回復。

寮生と一緒に大阪は鶴橋へ、現地に集った7名で焼肉。 なかなか良い肉、注文通ってから出るまでも早くて良い店でした。 ちょっと高かったけど。 話も弾んで良い宴会でした。

昨夜のヘコみの後遺症というか、帰って寝ようと思っていたけれど、やっぱり思い直して京都に帰る面子にくっついて私も京都へ。 寮で漫画読んだりダベったり。


2006年03月12日(日)

2:00 頃、部屋に殆ど人がいなくなったので、そこからタクシーで漫研追いコン2次回会場へ。 ガンバ!Fly High を 4〜15巻まで読んでからカラオケ。 もうちょっと早くカラオケの方に行っときゃ良かったな。 ちょっと不完全燃焼。

数日振りの我が家、シャワー浴びて軽く腹に入れて、熟睡。

UNIX を Synergy サバにすると、Windows でホイールマウスを使うには UNIX でホイールマウスを使えるようにしなければならなさそう。 ということで、UNIX でホイールマウスを使えるようにする。 Logitech マウスではサクッと使えるようになった。 w3m が感動的に面白い。 ところで kterm なんだが、通常時はターミナル自体がスクロールして、画面を占有するアプリが実行中ならそのアプリに処理を渡すって、結構すごいことやってるなあ。

えええ、xterm で日本語が出せるようになってるー。 いつのまに……。

俺の理想とする形と社会の形が異なっていると言っても、別に社会が間違っているわけではない。 厳然としてそういうものなのだ。 アリの社会には怠け者が必ず一定の割合で含まれるという話もある。 善人ばかりの均質一様な社会というのはそれはそれでそら怖ろしいものを感じるし。 やはり私の理想の前提が現実からかけ離れたあまりに純度の高い理想だったと、その前提の取り方が間違っていたと捉えるべきだろう。


2006年03月13日(月)

仕事帰りに電源を買って来て、自宅用Windows機復活。 研究室で試してみてる Synergy があまりに良いので、自宅でもマルチディスプレイ環境いいなあ、とナナオのディスプレイを買ってしまいそうになった。 まあもうちょっと待とう。


2006年03月14日(火)

一昨日英会話スクールの体験授業の予約をしてみたけれど、PC の手応え的にどうも上手く行ってなさそう。 だけどまあ通ってなければその場で予約すれば良いし、ということで一応行ってみる。 ……やっぱり予約取れてなかった。 だけど、結構丁寧に話をしてくれた。 とりあえず明日の予約をして帰った。


2006年03月15日(水)

英会話スクールの体験授業。 結果、こういうのに通うのには金がかかるけど、自分のモチベーションを引き摺ってくれるならありだなあと思った。 あのレベルの学習は根性出して、料金分の時間をかければ独学でも不可能ではないと思うけれども、そこに精神力を消費すると他のことが何もできなくなってしまうとか、そんな感じ。 他のことに使う精神力を温存するために金使う、という感じかな。

返す刀というか、帰ってから別のスクールの体験授業も申し込んでみた。

今給料貰えていることが奇跡みたいなもんなので、その金はこういう事に使うべきな気もする。


2006年03月16日(木)

デュアルディスプレイで Synergy で、という体制は、現状の切替器でやってる体制より三長一短くらいな感じかな。 もう近いうちにサクッとディスプレイ買っちゃおう。


2006年03月17日(金)

自転車の整備。 ブレーキケーブルの交換。 シフトケーブルも交換せなならんが、そのついでにグリップシフトも交換してしまいたい。 しかしグリップシフトがどこにもない。 どこに売ってるのだろう? スポーツサイクル系の自転車屋を探さんとなあ。

google local で行動圏内の自転車店がすぐに出てきた。 すごいなあ google。

大手めの英会話スクールの説明を聞きに行ってみる。 無料体験スクールは今日はちょっと無理なんだと。 とりあえず体験スクールの前の説明をするというので聞きに行ってみたが、受付のねーちゃんの能力がちょっと低かった。 いや、英語という意味ではなく、事務的な意味で。 慣れた手順通りにしか説明できない、途中で相手に質問を振るがその内容が自分の言うことに反映されない。 最初にアンケートを書かせてるんだから、「ちょっと失礼しますね」とか言って全てに目を通してから話を進めようよ。 上から順に見ながら話を進めようとして「ご職業は何ですか?」、それもアンケートに書いてるよ。 本当マニュアルにある通りの喋り方しかできない感じだった。 今回も私は自分の要望を最初に伝えていて、彼らが用意できる最善の選択肢がほぼ一意に定まるのに、多くの受講生である旅行好きだとかビジネスに必要とかいう人向けの説明を延々やって、1時間の説明の後に私が「これだと私の目的には効率的ではないと思う」と言ったことを受けて初めてその選択肢が提示された。

まあ通うことになったらそんな部分はあまり関係ないからどうでも良いのだが。

入学するかは体験スクールのあとに決めるのだから、「入学するとしたら」の仮定の下での説明は体験スクールの後にして欲しかった、と思ったけど、普通に体験スクールしていたら「そのコース」を試すということにもならなかったろうからこれで良かったんだな、と思い直した。


2006年03月18日(土)

友の遠方より来たる。 京都に。 1〜2年ほど会ってなかった奴等なので、かつ会場に設定された居酒屋がお気に入りのところだったこともあって、とりあえず行くことにした。 楽しい酒だった。

『栄光なき天才たち』。 話自体は陳腐だが、メンデルが言った「人間は間違うものだ」という言葉は良かった。

『にこいち』 かわいいなあ。 YOUNG YOU あたりによくありそうな感じだが、なんか良かった。

『不思議な少年』 山下和美はすごい。 なんか知らんが変態的だ。 勿論、限りない賞賛の意味を込めて。


2006年03月19日(日)

京都から帰る。

アンテナのバージョンが上がってたのでそれを導入。 それに合わせて、今迄手元スクリプトで適当に対応していたアンテナ結果の FTP アップロードをアンテナプログラムのプラグインとして切り分けられるようにする。 数日様子を見てから rAntenna 本家に FTP アップロードプラグインとして投稿しよう。

アンテナの開発者が頑張ってくれたおかげで、宮崎んところは補足できるようになった模様。 だけどひらしょーんところがダメなんだよな。 むう。


2006年03月20日(月)

ローカルファイルをリモートに tar.gz 出力する方法を考えついた。

tar zcvf - LOCAL_DIR | ssh REMOTE 'cat - > LOCAL_backup.tar.gz'

あるいは、リモートのファイルをローカルに tar.gz 保存するには、

ssh LOCAL 'tar zcfp - LOCAL_DIR' > LOCAL_backup.tar.gz

大手の英会話学校の体験レッスンというのを受けてみた。 悪くない感じ。 そらまあ今の自分のレベルからすればどんな講師でも得るものはあるとかそういう言い方はできるが、まあそれは置いといて。 んでそこは、どうやら自分が書いた論文やプレゼンテーションを教材代わりに使用させてもらうこともできるとか。 それはかなり悪くないなあ。

学会へ、東京へ。 行って来ます。


2006年03月21日(火)

東京の電車が進んでいると思ったのは、山手線の椅子が収納式になっていることと、車両間の入り口が広いこと。

私は自分でプレゼンテーションが上手い方だと思っているが、それでもそれは10のものを10に見せているだけで、20の仕事をする人には敵わないんだよな、と思った。 ……いや、20の仕事を20に見せることも大事だし、見せる能力が十分にあることはかなり大事なことなのだが。

飲み会。


2006年03月22日(水)

発表自体はまあ、つつがなく終了。 しかし15分発表にしておけば良かった。 10分に縮めるのにかなり余分な労力を払ったからなあ。

ビジネスなんかでは目上の人でも身内には敬称を付けないらしいが、学者社会ではそうではないのかもしれない。

なんか知らんが、学会に行くとやる気がわいてくる。 なんだろうな、試験が終わったら鬼のように勉強するのぼる君@となりの山田くん(ののちゃん)みたいなもんかな。

飲み会。 かなりしこたまに飲んだ。 帰り道の記憶が途切れ途切れだ。


2006年03月23日(木)

他人の発表に上手く質問できないのは現時点で何も分かってないから。 何が分からないかが分かってないから。 でも暫くはこういうもんだという事で構わんだろ。 そのうち何とかなるさ。

やる気充電完了。 論文さっさと全部片付けて、勉強しまくってやる。

東大の某研究室にお邪魔して色々電子顕微鏡を見せてもらう。 日本最高峰の研究室の一つなんだろう。 「だろう」というのは、私自身が他の研究室というものをよく知らないからだが、間違いなくそうだろうと思う。 すごかった。 原子1個まであんなに綺麗に撮れるんやなー。

旧友と秋葉原でおちあって、ダラダラ電器屋巡り。 そうだ、神田の寿司屋だよ。 前に行ったの何年も前だし(日記をチェックすると 4年前だった)、忘れてたよ。 相変わらずすげー美味かったし、安かった。 酒好きの私をして、酒を飲んでいるのが勿体無いと言わせしめる店。 (ちなみに神田江戸ッ子寿司(西口店))

screen と zsh の布教活動。 そしてふと打ったコマンド「cd -」にいたく感動された。 そこでそれとなく UNIX 今日の技を薦めておいた。 いや、UNIX を初めてから次の一歩としてかなり自慢のコンテンツなのですよ。 勉強が軌道に乗って時間が余ったら、再開しても良いんだけどね……。


2006年03月24日(金)

横浜にいる祖母の見舞い。 認知症というのは、つらいなあ。 私の知っている祖母は、私を知っている祖母は、もういない。

ひらしょー宅の最寄り駅付近まで着いて、さあ漫画喫茶でも探すか、というところで連絡がつく。 どうも会社の引越しとかで早く上がれたそうだ。 で、ダラダラする。 中華屋で天津飯を頼んで大失敗する。 「とりあえず天津飯」ではなく、「とりあえずオススメ」を頼むのがより良い行動指針だと学習した。

酒屋、ケーキ屋。 部屋に戻って日本酒を幾つか味見させてもらい、そのあとガパガパ飲んでた。 酔ってこけて唇切った。 あほかおれは。

劇場版イデオンの前半を見る。 どうもサッパリだ。

『ゆびさきミルクティー(1)』 純然たるエロ漫画でそれ以上のものではない。

『わたしはアイ』 科学考証についてはつっこむべきではないだろうが、私はコンピュータにそこそこ詳しいのでそこでブレーキがかかってしまう。 それは置いておいても、全体に一本心が通っておらず散漫とした印象が残る。

『マンガ嫌韓流』 知識としては大体知っていることだった。 ま、こんなもんか。

FF12 を初めて見た。 俺はやらねーなー、あんな複雑そうなゲーム。 いや単純でもやらないが。


2006年03月25日(土)

ひらしょーについてって拳法に参加させてもらう。 予想通り足腰はくにゃくにゃだったが、思ったよりもパンチが出た。

帰りに足を延ばして立川にある陳健一の麻婆豆腐店というのに行ってみた。 食う前、ひらしょーの「何か明らかにヤバい麻婆豆腐」という説明を聞いて、「鼻田香作のブラックカレーみたいなものか?」と尋ねたら、「初めて食って最初に思ったのがそれだった」とのこと。

すごかった。 なんか、味覚って基本的に生命活動の維持のために必要なものをより多く確保して、危険なものは摂取しないようにする機能だと思うのだが、明らかに何かを破壊する感覚。 特に山椒がヤバい。 汗が出る。 水を飲む。 指先震える、ハイになる。 麻婆豆腐! 今風に言うと、「これ、ヤバくね?」。 米の消費が以上に早く、おかわり自由のライスM くらいの飯が次々空になる。 気がついたら3杯食ってたのだが、帰りに薬効が切れてくると満腹すぎてつらい。

なお杏仁豆腐は掛け値なしに絶品。

劇場版イデオンの後半。 人が死ぬときの描写があっけないのがいいな。 しかし、イデオンのデザインが直線的でロボットロボットしているのがあまり良くないと思う。 もうちょっと曲線的な、神話とか伝説とかっぽく、何で動いてるのか分からない感じにした方が良かったのではなかろうか? まあおもちゃ屋の戦略との兼ね合いで仕方がない部分もあったろうが。 テレビ版のダイジェストで急展開だし、常に殺伐した会話とかいうのも結局テレビ版を見なければちゃんと味わえないんだろうな。

寮時代の友人宅へ。 数人で転がってダラダラ漫画を読む。 なごむ。


2006年03月26日(日)

『とりぱん』 叙情的な、1ページ日記漫画が静かで好き。

『週刊石川雅之』 1回ひねったところから、さらに一息で2回ねじるような力強いオチの付け方。 面白いので帰ったら買おう。

『団地ともお』 死ぬほど面白いんだけど、なんで面白いのか分からない感じ。

『さくらの境』 かわいいですな。

『ダーリンは外国人』 いいですな。 トニー萌え。

家主が休日出勤するのに合わせて退出。 中華で昼食にした後、解散。 体力が半減しているので早めに帰ろう。 仕事の方も気になるし。

英会話学校に行く前に TOEIC を受けて現時点の力を測定しておくべきだろう。 この1年間の独習でどれだけ上がったか、英会話学校に行ってどれくらい上がるかは測定しておくと面白いデータに違いない。 それはそれとして、英会話学校があまり必要ない気も少ししてきた。 自己紹介とか研究の内容についての作文を前もってしておけば研究者として最低限の会話はできるわけで。 まあこんなことは比較的短期間にやってしまうことができるだろうから、それからの部分には英会話学校に行った方が効果的だとは思うが。 ただ、独習にしてももうちょっと頑張れるように思う。


2006年03月27日(月)

寮の便所に書いてあったピグモン(=PIGMON=ΠΙΓΜΟΝ)のマークは実はイデオンのマークだったと、こないだイデオンを見て気付いた。


2006年03月28日(火)

引越しで梱包を他人に任せるという考え方もあるんだな。 自分の常識の外にある考え方なのでびっくりした。


2006年03月29日(水)

研究室の引越し1日目。 初めて引越し先の状況を見たが、片付いてなくて大変そう。 やる気を根こそぎもってかれた。

一本芯の通った信条を持った、変な自転車屋を発見。 部品交換に預けた自転車を引き取りに行ったら焼酎を振る舞われた。 確かに美味かったけど。


2006年03月30日(木)

引越し2日目。 引越しというより引越し先の片付けというべきだが。 引越し先の片付けと荷物の移動を同時進行させる。 こういうところで最大効率を狙う際に私の所有スキル「人力手間の並列処理手順の組み立て」が活きているような気がする。

予定した通りの時間、5時間労働×3日間丁度で搬出は終わりそう。


2006年03月31日(金)

直接自分のためにならない余分な労力を、また一生懸命払ってる気がする。 でも3月末日までに荷物の搬出を完了させるということを最優先課題と設定したので、そのためには私がそうせざるを得なかった。 私が彼に合わせて仕事量を減らすと本日夕方時点では終わらなかっただろうから。 (→2006年04月02日に追記)

引越しを手伝ってくれた学生さんと打ち上げの軽い会食後、一人研究室に戻って自分が入ることになる部屋の片付け。 搬出、清掃で手一杯で自室の整理は殆どできなかったのだ。 ガムテーム、ゴミ袋、工具などの整理に必要な資材が手元になく、2時間ほどやったところで、それらなしには進まない状態になったので帰った。 週末も来た方が良いか、などと迷っていたのだが、鍵がないために別の部屋に置いてある資材を持ってこれないし、実験室に配置したPCクラスタの整備もできないなあ、と理由付け完了。 休みはキチンと休みます。

今日で働き始めて一年経ったわけだ。 今年一年でやったことの30倍程度しか達成できないと考えるとゾッとする。 0 には何を掛けても 0 なのだから。

バンダイチャネルというのを知ったので、無料お試しのアニメを垂れ流してみる。 とりあえず、『ぺとぺとさん』第1話、『舞乙Hime』第1話。


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