日記

last-modified: 2011/12/14 02:47:28. JST

2004年11月01日(月)

1:00起き。 1:30研究室。 公募書類の抱負(1000字)に4時間。 研究解析のための勉強に3時間。

9:00に一度下宿に帰る。 夕方ゼミがあるので 21:00 に提出できない可能性があるので誰かに渡しておこうという算段。 えすと氏に電話して手伝いいらぬか聞いたが、不要とのこと。 じゃあ宮崎に渡してそのまま学校行こうと自転車こいでると入電。 えすと「やっぱり手伝って」。 ……随分モチベーションは下がったけど、まあすることに。 手伝い現場の水崎邸にいたこーへーに俺の原稿を託したが、宮崎にその旨連絡入れるの忘れてた……。

12:00 過ぎまで手伝って、学校そして集中講義。 前半の講師はつまらなかった。 内容は悪くないんだけど、話の組み立てと喋り方が下手。 後半の教授の話は大変面白かった。 話のペースはゆっくりだったけど、強調すべき個所をキチンと強調した喋り方。 話し方をよく分かってる人だ。

18:00 前に終わって休みなしで研究室ゼミ。 20:00に終わって例会行くがこーへーいない。 水崎「こーへーさんなら俺んちで自分の原稿やってますよ。間に合わなさそうらしい」。 なぬー、俺の原稿はまだそこにあるのか! ということで水崎邸に行ってこーへー手伝い。 だけど仕事があまり発生しなかったのでダラダラ漫画を読んでいたり。 1時間ほどで水崎邸に人間が増えてキャパを超えそうだったので帰った。


2004年11月02日(火)

借りた『アイシールド21』に手を付けると止まらなくなった。 まもり姉ちゃんいいなあ。 何ていうか、丁度良いのですよ。 ……あ、俺が時間を手伝いに使わずに漫画読んでるわけないじゃないですか! で、11巻は何時出るのですか?

斜向かいのおうちが引っ越しちゃった。 たぶんあの猫はあのウチのだったから、もう会えないんだろうなあ。 俺が出ていく前にお別れになっちゃったよ。

「7時」といわれて、「午前7時か?」と聞いたら「そんなわけないじゃないですか」と返されて少しだけカチンと来た。 私は文の意味が一意になるように伝えるべきだと思うのだが。 こーゆー場合、私なら「19時」と伝える。 仮に午前だったら「午前7時」。 午後ならば、「19時」形式で言うだけで意味が一意になるのだが、午前は「午前」というのが面倒臭い。 だから単に7時と言われたらまず午前を疑うことにして、その上で確認するようにしている。 それだけのことなんだが。 いやまあ「今何時?」→「10時」とか「12時に役所に行く」みたいなのは、状況、文脈から自明だから別に良いのだけれど。 まあ「締切が午前である筈がない」というのが誰にとっても自明の事ならば、意味は一意なんだし、彼にとってはそうだっただけなんだろうけれど。

曖昧さを残した情報はその価値が半減するし、知らない場合よりタチが悪いことが往々にしてある。

下宿の扉の錠が何かの拍子に反転したらしい。 以前は左がロックだったのに、今は右がロックだ。 入居してすぐの頃にも一度これが反転した。 当時は気の所為だということにしたのだが、これで確定した。 ……でも変なの。


2004年11月03日(水)

何か熱っぽい。 ちょっと体に負荷かけすぎたか。

以前に比べると随分マシになったのだが、それでもメシを食う時間と寝る時間がイマイチ一定していない。 そういうわけで、多分一日で一番体重の振れが少ない筈ということで、寝起きに体重を量ることにしている。 で、最近 74kg 台に突入した。 半年前の瞬間最大が 81kg (寝起きにしたら80kg くらいだろう)なので、6ヶ月で 6kg 落としたことに。 なかなか良いペース、かな?

原稿まだ出てないだってー! 安易に他人に頼むもんやないなあ。 「万一にも締切に間に合わないという事態を避ける」ための方策がここまで裏目に出るとは……。 ということで一度水崎邸に寄って、『アイシールド21』返却。 返す刀で『もっけ』、『苺ましまろ』、『復讐のように』を借りて行く。 水崎にくっついて編集の秋なすび邸に行って、そこで暫く手伝う。 しかしまたも人が増えて来たので退却。

体調があまり良ろしくないので、体に天一を投与。 それから研究室。


2004年11月04日(木)

「HDD を1個余分に持っておいて、それにクリーンインストールするようにする、失敗したら元の HDD に繋ぎ直す」ていう方針は、PC-UNIX ユーザにはかなり良い方策ではなかろうか。

FF2 再開。


2004年11月05日(金)

合計12時間くらい寝た。 まだ体調が回復しきってないのかな。

友人から不要漫画を引き取った。 幾つかを自分の物にして、残りを NF 漫研ブースで古本として出そうかと思っている。 俺自身の不要漫画も出そうと思っているのだが、こんだけ全部 NF に出すと量的に却って迷惑なような……。 まあ置けない分はバックヤードに置いといて、撤収の時に車出せば良いか。


2004年11月06日(土)

FF2 終了。 素振りなしプレイは結構楽しかった。 デジョン9(知性99)が凶悪。 フレア9も強い。

しかし戦闘システムの美しさ(バグもあるけど)に比べてシナリオ弱いなあ。 世界観は良いけれど、演出がアッサリしすぎ。 エンディングもフィン城の大広間に生存している(!)主要キャラが一言ずつ喋って終わりだし。

『検察官キソガワ』(鈴木あつむ)。 平沢たかゆきのニオイがする。 少し不愉快になれた。


2004年11月07日(日)

日没後に研究室行ってダラダラ作業。 そこで FreeBSD 5.3-RELEASE が出たらしいという情報を得たので、テキパキ作業を片付けて帰る。


2004年11月08日(月)

FreeBSD 5.3-RELEASE のインストール。 今まで Windows に使ってた HDD に入れるので、先ずそのためのバックアップ作業とか。 今回は試しに minimal install disk で入れてみた。 ports をインストールするシェルスクリプトを走らせながら3時間程寝て、それから研究室。

学科のサッカー大会。 もう足腰のバネがくにゃくにゃ。

ゼミ後、4回生歓迎の飲み会 at さとのや。 さとのやの一階の半分がお座敷になっててびっくりした。 成程、その方が客の収容数は上がるわな。

ビール飲み過ぎ。 やっぱタバコなしで飲む時は注意せんとなあ。


2004年11月09日(火)

二日酔い。 なのと FreeBSD との格闘で学校サボっちゃった。

FreeBSD が公式にサポートする X が XFree86 から xorg に変わってた。 あと幾つかの ports が、ライブラリの問題で動かない。

こんな感じ。 幾つかは ports でそれっぽいのをインストールすると通ったけど、それで通らないのが幾つか。 icewm と vim が動かんのは致命的ですじょ。


2004年11月10日(水)

やっぱ minimal install するのがあかんのかな、ということで通常のインストールディスクで Distribution → All でやってみる。 ports インストールスクリプトを走らせつつ研究室。

『南国少年パプワくん』。 柴田亜美はストーリー漫画が下手だなあ。 台詞のテンポ悪いし、キャラクターが急に増えるので誰が誰だか分かりにくいし。

なんか筋トレ飽きてきた。 こないだサッカーやって分かったのは、トレーニングするべきなのは上半身よりも下半身だということ。 方向転換のダッシュとかブレーキとか、兎に角くにゃくにゃで全然効かないし。 サッカーに限らず下半身は何するにも必要。 だけど、筋トレするのは上半身の方が楽しいんだよなあ。

なんだか大変なことになってきた。 大阪の某大学の公募に書類審査が通った。 20日に面接に来いということらしい。 30分発表らしい。 その発表には着任後の研究計画を含めなければならないらしい。 その研究室の分野は結構チンプンカンプンです。 ヤバいみたいです。 ガクブルです。


2004年11月11日(木)

「♪そだーちざかりは たーべざかーり」さて何のCM?

vim がなんかおかしいけどまあいいや。 samba も上手く動かないけどこれは以前のシステムでもそうだったし。 コンピュータが完全無欠の状態で稼働している状態の方がレアなんだからこの程度の不具合だったら十分及第点だろう。 ……ということで次の作業、以前のシステムで UNIX に使っていた 40GB HDD を Windows 機に乗せて Windows XP 再インストール。

例会には行くつもりだったんだけど、17:00頃に眠くて仕事にならなくなったのでもうサクッと帰って寝ることに。


2004年11月12日(金)

プレゼン資料作成は全然進まず。


2004年11月13日(土)

漫研NF企画のカレンダーにネタ思い付いたが、19日締切ってのがかなりキツい。 とりあえずプレゼン資料を完成させてからエントリーするかどうかを決めよう。

面接プレゼン用に自分の修論を読み直してるんだけど、これが滅法面白い。 なんかノリノリだし、実験手法も大胆でなんか怖い知らずな感じだし。

NFカレンダーのネタを脳内で回してるウチにもう俄然やる気になってしまった。 もう居ても立ってもいられない感じでエントリー。

12時間研究室。 でも3時間くらい研究室用に Ruby のチュートリアル文書を作成していた。 俺は基本的に知識をひけらかす文書を作るのが好きなんだなぁ、と思う。 研究室だと読む人の顔が見えるわけだし、役に立ってる、その成果が見えるのでなおさらやる気になる。 まあ助手の先生に「そんなことやってんと博士論文を書け」と言われるわけだけど。

たきぽん来襲。 ちょっと睡眠時間の調整が上手く行かなくて宮崎にちょっと迷惑をかけた感じ。 ……ダラダラ話するのは楽しかった。 ダラダラはしたけれど、同時にカレンダー作業を進めていたので時間の使い方にあまり無駄はなかった筈。


2004年11月14日(日)

カレンダーを仕上げる。 あとは実際にプリントアウトされる環境で微調整するだけ。 ……ウチのプリンタはもうダメだなあ。 元々の性能として発色が悪いというのがあるのだが、紙面に傷が走るし、ドライバもなんか変だし、メーカーが撤退したのでもうインクが手に入らないし(入ったとしても買わないが)。 これも年度末には廃棄処分だな。


2004年11月15日(月)

例会行って漫画を借りてみたけれど、暫くちょっと読めそうにない予感。

今期の風車小屋の俺漫画を読んだ人間の多くが「アンタ最低だ」と言う。 ありがとう、最高の褒め言葉だゼ。

カレンダーの表現が気に入らなかった部分を1時間くらいかけて修正する。 しかしプリンタのアテがちょっとまずい感じ。


2004年11月16日(火)

体調崩れ気味。 暫く摂生を緩めよう。 油を含めてカロリーを取った方が抵抗力が上がりそうな気がする。 卒業が確定するまでは体を甘やかしても良い状況だろう。


2004年11月17日(水)

夢で酒飲んでた。 「じんかっちゃ(○柿茶)」といかいってた酒が滅茶苦茶美味かった。 ワインとお茶の良いトコ取りしたような、甘酸っぱくてサワヤカでフルーティな大変良いお酒。 真横でマジ話やオカルト系怖い話をやってて何人か死んでたりするんだけど、俺の意識はもう酒の方に集中してしまっているのでそんなことはそっちのけ。 それでも横の話が進んで行くから面白い。 便所の中から死んだウェイターがカウントダウンするのが聞こえてくるが、「でもこの酒美味いよねー」という話をしていた。


2004年11月18日(木)

研究室対抗早朝サッカー。 5点を取る大活躍。

教授と助手の先生x2で、面接プレゼンテーションの予行練習を見てもらう。 →ダメダメ、そんなんで面接するつもりか、明日もっぺん見てやるから直して来い。

でも漫研カレンダーのプリントアウトしなきゃならんので、プリンタ難民として水崎邸へ。 実際にプリントアウトできるまではちょっと不安で精神的に不安定だったかなー、と。 水崎邸の PC & プリンタ不調で2時間ばかりかかる。 やきもき。


2004年11月19日(金)

まあ半徹した成果あって、そこそこ見られるものにはなったようだ。 で、直して、練習して、でやっぱりまた半徹。

NF 準備。 車を出す、といっても今年は学生部地下の倉庫に荷物を置いてあるので下宿巡りはなし。 さらに水没→処分されて、荷物がないので荷物運びも少なかったらしい。 そゆわけで、私物の漫研に電動ドリル含む工具を貸し出して、水崎プリンタを運んで、ウチから出る古本を持ってった。 そんだけサクサクやって、研究室に戻る。

寮で読んだ、『トニたけのガンダム漫画』が面白かった。


2004年11月20日(土)

面接。 ここ、通ったらいいなあ。 実家から通える場所というのは、実質給料を多く貰えるのと同じ効果がある。

ウチの教授とバカ話してる時に、浪人も留年してない「ピカピカの履歴書」と言われることがある。 ……履歴書では量れないんですよ、先生。


2004年11月21日(日)

-4:00から12:00まで16時間睡眠。

NFの漫研ブースにちょっと顔出すも目立った OB がいなかったのですぐに研究室。

研究室で FreeBSD 5.3-RELEASE のインストール開始。 Distribution → All で入れると doc で止められる。 doc を飛ばすと随分先の ssys で止められる。 HDD に穴があるとかではなさそうだし、CD-ROM ドライブが CD-R を読めてない可能性が高い。

焼肉行きたがってる友人の到着を待たずに友楽菜館。


2004年11月22日(月)

平日なので基本的には研究室。 コンボドライブを持って行ったらビンゴでした。 システムのインストールはつつがなく終了。 ということで ports のインストールスクリプトを走らせると5分くらいで急に再起動した。 もっぺんやっても同じことだったが、メッセージを見てるとどうやら CPU の温度が既定値を超えたのが原因のようだ。 マザーの CPU ファンを見てみると、ウンウン唸り、ぎこちなく回りながら……そして止まった。 とりあえずファンを外して注油しても改善せず。 ということで今日はここまで。 明日は CPU ファンを持って来よう。

今日こそは、ということで焼肉@さとのや。

漫研ブースで平山と樹山氏とダラダラ話。


2004年11月23日(火)

13:00から NF の他のサークルの出し物巡り。 写真部、書道部の出し物は毎年楽しみ。

17:00 、漫研の片付け。 それから NFコンパ。 会場に関してはすこぶる悪印象。

平山とダラダラした話の中で、「やっぱりパスワードをかけられるスレッド形式の掲示板が必要だなあ」、という話になった。 大変魅力的なのだが、どうしようかねえ。 上手く行けば俺は3月で引越し、すなわちサーバ立ててもネット上での位置が変わる可能性大。 まあ来年なってからダラダラ考えるか。

俺の尊敬する友人の一人である彼に、俺の漫画力はそこそこ買われているらしい。 嬉しいもんだね。


2004年11月24日(水)

5:30に起きて平山が出て行く前に一挨拶してまた寝る。 ……寝坊したー! ということで車をA号館裏に回して漫研グッズと個人PC & プリンタ配達。 売れ残りの古本を三条のブックオフに持って行く。 で、最後に漫研グッズを配達。

寝坊したけど、俺にしかできない技能(車を運転する)で貢献したし、ほぼ休みなくみっちり働いたし、30分ばかし他の人より長く仕事したから良いでしょう、と自己弁護してみるテスト。

車を寮に返して、発泡酒かっくらって、研究室。

人事に関することは、決まったのならあまり喋っちゃいかんのですよ。

書類仕事の為に、一所懸命 samba の設定。 どっちゃにしろその内必要になるしな。 ja-samba というのはなくなるらしい。 samba3 は日本語関係のを内包している、って昔 kinoka さんに聞いたやん、俺。 まあそんなことをゴタゴタと3時間ほど。


2004年11月25日(木)

自転車のパンク修理を今まで我流で適当にやってたのを、kinoka さんにちゃんと教わる。

apache2 はさっくり動いた。 あとパスワード設定して、hiki 入れたら良いだけだろ? 2〜3時間でできそうな気が……。 ハッ!いかんいかん。

NF とかそれまでとか、正直、遊びすぎたような気がしないでもない。 間に学会と実家引越しがあるから、正味あと3週間……?

若干小言っぽいけれど、まあ御意見番として、考えることを述べておく。 問題は、「漫研が NF で使用したプリンタを不注意で壊してしまったということをどう補償するべきか?」

まず、漫研という組織は彼のプリンタの全てを補償すべきだと思う。 彼が漫研に貸し出さなければプリンタは壊れなかったのだから。

漫研に貸すことで壊れて、それが補償されないということになったら、今後の NF 、或いはそれに限らず漫研に機材を貸そうと思う人間がいなくなる可能性もある。 それは大変困る。 少なくとも現状回復の保証をするべきだろう。 あるいは消耗品の補充で得をするぐらいが丁度良いと思う。

金で補償する場合、その金額の算定は「彼にとってそのプリンタがどの程度の価値があるものか」という申告を基準とする。 例えば現在の価格で1万円だとしても、暫く買い替えるつもりがなかったのならば「すぐに買い替えねばならない」という強制を働かせたことになるので、もう少し高めに見積るべきだ。 逆に「もうすぐ買い替えるつもりだった」ならば、もう少し少なめに見積っても良い。 ここで概算を一定外から提示してやる必要がある。 というのは彼が遠慮して少なめに申告することが考えられるから。 特定の個人が負担を被るのは極力避けるべきだと思う。 (もちろん申告が客観的に信用できる内容であることが必要である。 この辺は個人の信頼関係なんかとも結び付いてくる)

こういう場合、基本的には利害関係のない人が決定しなけばならないことに注意して欲しい。 だけどこの場合は損害の算定に当事者の価値観が必要なので、一定仕方のないことだったりするけれど。

厳密には、壊れなくても彼に謝礼を出すべきかもしれないのだが。 NF期間中、彼は個人的にプリンタを使えないという不利益を被ったのだから。 だけど、組織が構成員にこういう形で金を出すというのは若干不自然な気がするので、この点はスマンが飲み込んで貰いたい。

ということで以上を纏めると、「漫研は、プリンタに対して彼が抱いている価値の客観値だけの補償をするべきだ」。

次の問題は、「漫研内でどこから金を出すべきか?」。 勿論漫研の財布は無限に湧く石臼じゃないんだから「何処から出すか」という点は明確にしなければならない。 私は、NF準備というのは物を動かすので「壊れやすい」、だから「機材の故障を補償する分の期待値分を毎年ストックする」というのが厳密には正しい在り方だと思う。 だけどそれは大変難しい処理なので、私ならば、現実的な処理として以下を提案する。

半分は漫研という組織の責任で、半分は実際に(不注意にも)壊してしまった個人の責任である、とする。 複数の個人の責任ならば、半分の責任(金額)をその実際の当事者で話し合って決定して貰う。

すなわち、「機材を壊して個人に補償する分だけ漫研という組織に損害を与えた」として扱う。 機材を壊した人間と実際の所有者が同一人物としても、別の問題として切り分けて考える。

なお、「半分ずつ」というのに定量的な根拠はない。 全体で会議が持てるのならば、「3:7」か「10:0」かを予め議論しておくべきだろう。

そこに今期の会計が黒字だったから、とかいう判断は混ぜるべきではない。 彼にどれだけ補償するかどうかというのは筋の通し方の問題であって、「今期は赤字だからお前には特に泥を被ってもらう」というのは筋が違うだろう。

今期がたまたま黒字だったのは、古本の売上げが結構あった、というのもあると思う。 あれはそれぞれの個人が古本屋に持っていって個人の利益としても良いものを漫研の会計になるなら、と持ち寄った物であって、特に今年である必要のない物だ。 去年だったかもしれないし、来年だったかもしれない。 そういうイレギュラーな会計を判断に混ぜると、他の年度にその皺寄せを与えることになりかねない。

プリンタのインクを漫研として使用していた、という問題も別に解決すべき問題であって、判断に組み入れるべきではない。 そしてそれは、それ程定量化の難しい問題ではない。

てゆーか、まあ、筋の通し方の問題なんですよ。

あんまり関係ないけれど、こういう話をしていていきなり「法学部の奴はいるかー」とか言い出す奴がいて大変ゲンナリした。 お前は自分の組織の在るべき在り方についても自分の頭で考えることができんのか、と。 まあ弁護士目指してる奴とかなら民事の判例とかを知識として一杯蓄えているかもしれんから参考にはなるのかもしれんけど。 でもまずは自分で考えるべきだろう。

↑ということを久々に酒かっくらって目を回しながら書いてたら、気持いー! やっぱ酒最高!


2004年11月26日(金)

『脂肪という名の服を着て』(安野モヨコ)。 なんか救いがないなー、やせて綺麗になることが幸せになることではない、というのが既に提示されているので仕方ないことかもしれないけれど。

『花とみつばち』(安野モヨコ)。 1巻は正直読むのが辛いのだけれど(そんなに格好に気を付けなきゃダメ?)、巻を追う毎に漫画として読めるようになってきた。 慣れただけかもしれんけど。 あの男共は惚れたい気はするけれど、結局惚れなかった。

南Q太。 他所にもありそうだけれど、何度でも読めるタイプだと思う。 南Q太というブランドは「どれを読んでも同じ」ではあるけれど、そういう意味でまあ何度でも読めるし何冊あっても普通に読める。 自分で所有するとなると躊躇するけれど。

まあ「PCやらを持って来ない」というのも一つの解だわな。 漫研ブースに PC を置いてある意味はあまりないのかもしれない。 物品の価格に対して望める効果はよく考えたら低いなあ。


2004年11月27日(土)

昼ごろ起きて、ブランデーを軽くあおってまた眠る。

日頃自転車で学校を行き来し、その信号待ちでスタンディングの練習をしているので結構上手くなった。 研究室の友人がそれを見て、「本当のスタンディングはやりながらバックもできなあかんねんで」とちょっと見せてくれた。 上体を前に倒すと反動で自転車が後に下がる。 その時にペダルを逆回転させなければ自転車は下がらない。 ここで私が自転車でバックするためのロードマップを立ててみた。

  1. 左足を前にしてのスタンディングを出来るようにする (普段右足を前にしてしか練習してないから)
  2. スタンディングの状態でペダルを逆回転させ前後を入れ替えられるようにする
  3. 状態の重心移動と同時にペダルの逆回転、絶妙のタイミングでブレーキすれば、バック出来るようになる筈

自転車タイヤのスポークが3本折れていたので自転車屋に出したら、「見てみたら痛んでたのがようさんあったので、8本交換しときました」 32本のうちの1/4かよ!

久々にやまやで買物。 御蔭のとんかつ屋(おくだ)はそんなに美味い印象がなかったんだけど、今日は何かやたら美味かった。


2004年11月28日(日)

17インチの液晶ディスプレイ(1280x1024)とビデオカードを研究室で買って貰った。 いやー、デカい画面て無茶苦茶良いわ。 CRT と違って滲みもないし。 下宿でも論文書けるけど、研究室行ってやる方が気持ち良く作業できる。

CRTって Cathode Ray Tube で陰極管だよなー、ということを酔っ払いながら漫然と思い出したりしたのだが、ふと気付く。 「cathode って正極じゃん、オレ、Cathode を正極として何度も発表してるし間違いないYO!」。 ……ということで調べました。 私が普段研究対象としている電池では、正極が cathode、負極が anode。 対して電子管、電解槽では正極が anode、負極が cathode。 そーいや電池と電解槽では電子の流れに対しての呼び名が逆だったなあ、などと思い出す。

てことは、英語圏では電子の流れの向きに対する働きで極の名前が決まるのか。 偉いなあ、賢いなあ。 電池の正極に繋がるから電子管の正極なんて美意識に欠ける命名じゃないんだ。 導線から電子を受けとって装置に電子を放出するから cathode なんだ。 てゆーか誰だよ、電子管・電解槽の cathode を陰極なんて訳した奴。 ブッ殺すぞ。

ちなみに、正イオンは cation、負イオンは anion なので正極を cathode、負極を anode と呼ぶ方が妥当なんだろう、と思う。

出会い系メールがようけ飛び込む。 以前は「どうにかして騙してやろう」という感じで丁寧で知的な感じさえしたものだが、最近はバカでも良いからとにかく数を出せみたいな、なんかもーなぁ、みたいなのが多い。

いやでもバカはバカでも, 何とかバリエーションを出そうとしているのでそれなりに面白いか.


2004年11月29日(月)

うーれーしー! というのは漫研の某掲示板で俺の漫画について批評を貰ったから. ええ, 博士論文なんてそっちのけで考えてレス付けますよ. みんな, ありがとう.

今日も睡眠導入剤としてワイン一本.

やっぱり,批評するよりされる方が好きだなあ. 他の人もそう考えているのだと信じているから黙って批評する側に回っているけれども.

いや,「批評する/される」ではなく,新しい知見が得られるのが楽しいのだと思う.

vim で日本語を上手く扱えなかったのは、環境変数 LANG を japanese にしたら直った (今までは ja_JP.eucJP にしてた). 代わりに emacs を起動したときに locale がどうのとか言われるけど, 実害はないみたいだしまあ瑣末な問題だわな.


2004年11月30日(火)

やーばーいー! 薄々感じていたけれど,博士論文がかなり大ピンチです. 「ギリギリまで伸ばすのはよろしくない」というそういう美学の部分のみに依存するだけのピンチなんだとは思うけれど.

今週末までにそこそこ見られる形にするというのはかなり無謀な目標な気がする.

脳が随分論文態勢モードになっている. 論理的思考とかではなくって,ガリガリ仕事を片付けたい感じ. 外部律速ではない,結構な分量の仕事って久しぶりなんだな,考えたら.

だけど,計算を投げ直さなきゃならないのが沢山発生してそれどころじゃない時間が6時間ほど. くそう. 明日の学会も, 週末の実家引っ越しも面倒だ. 俺に論文を書かせろ.


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