2003_10月日記

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2003年10月1日(水) 「月曜日だと思って学校行ったら水曜だった」(某ノート)

一杯一杯。 過密スケージュール進行中。 とりあえず研究会の概要が上がった。 正確には「助教授に上げてもらった」。 いつまでも概要一つ満足に書けないようじゃいけないんだけど。

今の上司には多大な恩を受けている。 彼への最大の恩返しは自分が研究者として一人前になること、そしてそうなりたいところなんだが……。 その情熱がやや薄れ気味。

明日の学会リハーサルと、計算を10/5を目途に上げること。 この両者が別々の内容なのがたまらない。

借金は身を滅ぼす」。 嫌なもん読んだ。 欝。 俺だったら耐えられん。


2003年10月2日(木)

寝てないっちゅーねん。 まあ過密スケジュールは何とか山超えた。 あとはキチっと仕上げるだけ。 次の締切は 10/5(計算) と 10/10(学会出発)。 計算機をフル稼働させようと思ったら、寝る暇ないっちゅーねん。

不思議なことに、6時間以上睡眠不足(すなわち2日分くらいの睡眠が必要)な筈だが、一向に眠くならない。 なんか絶好調。 24時間ぶりくらいに飯食ったのが影響してるのかもしれない。 ま、とにかくやるか。


2003年10月3日(金)

研究室で寝て、人が来たので起きて、計算を軽く仕込み直して、机に突っ伏して寝る。 まあ次の締切りは精神的には楽だからまだマシだ。 でも帰って布団で眠りたいよぅ。

カナート地下の輸入品を売ってる店がとても良い。 デルモンテの食塩無添加の野菜ジュースが 200円以下ですよ。 マッカリも置いてますよ。 毎週金曜日にその近くでゼミがあるので、ついでに寄ることが習慣になりそう。

日韓対決10番勝負。 恣意的な(回答を誘導する)アンケートって不愉快だなあ。 他のアンケートでも普通に見えても私が気付かないだけ、ということもかなりありそうだ。 しかしこのアンケートは、ほぼ完全に誘導してる方向と逆の結果がでてるという点が愉快。


2003年10月4日(土)

「沈夫人の料理人」という漫画を寮生某に読ませてもらい、あまりに気に入ったので購入。 あれは漫研の奴に布教せなならん。

必要な計算を全てブチ込んで例会。 麻雀を一半荘だけ打って帰る。 久々に布団分を吸収して蓄える。


2003年10月5日(日)

気が急いてるせいかあまり眠れず。 仕方ないので研究室。

計算終了。 結果を上司に提出。 その後プレゼン資料を修正。

「計算に近似が入るように、実験には誤差が含まれる」。 まあ、そういうことなんだよな。 私の以前の理想、「完全を求める」という事は無理を求めるものだったのだが、それに至る道程としては計算機的手法はそう悪くない。 むしろ私の資質・能力は計算機を使って材料を研究するのに向いている。 奨学金を貰っている、国立大学の博士課程に在籍している、ということは、社会からそのように期待されている、そのために投資されているということを意味している。 金銭的な意味もあるが、成果でそれを返すのが義理というものだろう。

とはいえ途中でやめるかもしれないけれど。 そんときは一言謝って終わりだね。


2003年10月6日(月)

来て一番で修正済のプレゼン資料を見せたら大体 OK が出た。 あとは楽勝。 でも最後に図を白地に変更せんとな。 まあすぐだろうけど。

学会日程中に計算仕込んでいくための準備を進める。 でも眠いー。

例会後真っ直ぐ帰る。 寝酒ということでマッカリ1パック(900ml)を空ける。 23:00就寝。 今日こそはゆっくり眠れる。


2003年10月7日(火)

ガッデム! 蚊が出やがった。 2:00起床。 しかも眠気がふっ飛んだ。

2ch の zsh スレをまるまる落としてきて必要な情報を抜き出す。 漸く懸案事項だった「引数までマッチするヒストリサーチ」が出来るようになった。 ありがとう、ネットの偉い人。

眠いーー。


2003年10月8日(水)

俺の膝の上で、猫が寝ている。 彼と俺の間では、ある意味信頼関係が成立しているのだろう。

どうでも良いが、また眠れなかった。 -2:00に寝た筈で、6時間くらいは寝た感じだったのだが、起きてみると 0:30 だった。

zsh シェル関数 google()。 某掲示板に書かれていたものを FreeBSD でも動くように改造。 mimencode は Linux にしかないらしいので perl のモジュールを使ったワンライナーで対処。 使ってみると、便利というより「面白い」。

google () {
	      local google_opt=""
	      if [ $# != 0 ]
	      then
	              google_opt="search?num=50&hl=ja&ie=euc-jp&oe=euc-jp&lr=lang_ja&q=`echo $* | perl -MMIME::QuotedPrint -e 'while (<STDIN>) { print(encode_qp($_)); };' |sed -e 's/=/%/g;s/ /+/g'`"
	      fi
	      w3m -X "http://www.google.com/$google_opt"
}

2003年10月9日(木)

4時間くらいで目がさめたが酒飲んでもっぺん寝ることに成功。 俺は健康だ。

研究室でも机寝。


2003年10月10日(金)

勃起ってのは静脈を止めて血を溜めるので、血流がなくなっているらしい。 仮に24時間程勃起したままだったらちんこが壊死するとかなんとか。

学会行ってきます。 北へ。

伊丹空港発なので実家経由、ということで実家泊。 実家に向かう電車の中で風車小屋用のネタが大体固まる。


2003年10月11日(土)

学会一日目。 13:00着。 関連分野のセッションを聞いて、17:00にはホテルに帰って寝た。

DirectX使って、結晶構造を描画するツールって作れんかな、とか最近よく考えてる。 技術がないから作れないんだけど、考えてるだけでも結構面白い。


2003年10月12日(日)

12時間睡眠。

興味のあるセッションがなかったので、北大を見学。 とりあえず漫画好きとして獣医学部を見物する。

たまたまか常設かは分からないが、札幌農学校の施設を公開していたので見学した。 以下は推測です。 「なんで獣医学部なんて変わった学部があるんだろう」と思っていたが、これは北大が札幌農学校を前身としているからだと思った。 明治期はまだまだ畜力による耕作が盛んで、牛馬といった家畜の健康や管理が農家にとって重要な課題だった。 あるいは畜産(乳業含む)も課題の一つだったに違いない。 札幌農学校では畜力による耕作を教育・研究していた。 そこで家畜の健康や生産を管理する必要から獣医学部ができたんちゃうかな、と推察する。


2003年10月13日(月)

皆帰りの飛行機が夕方というのでレンタカーで登別まで行くことに。 で、ドライバーが私しかいなかった、と。 まあそれくらいはやりますが。

で、事故った時の運転者の責任を全て引き受けるかわりにレンタカー代分くらいは免除してくれ(レンタカー代1万円を俺以外の4人で割ってくれ」)、と言ったら「はあ?なんでやねん」とか言われた。 車を運転するということの労働やリスクを全く分かってないなあ、と思った。 まあ車を運転したことない人ばっかだから仕方ない話ではあるのだが。 ということで以下の項目についてちょっと考えてみて下さい。 車の運転のできない人は特に。

  1. 注意さえしていれば事故は100%防げると思いますか?
  2. 注意さえしていれば事故ったとしても 事故の責任は 10:0(自分が0)になると思いますか?
  3. 事故った場合、その全ての責任を運転者とそれ以外の人間で頭割りできると思いますか?

3. についてもうちょっと考えます。 事故の責任には「民事的責任」「刑事的責任」「法的責任」の3種類があります。 さて、運悪く事故ってしまい、自他の車両を損害してしまいました。

  1. 民事的責任:保険で90%がカバーされたとして、 それ以外の部分(例えば10万円)を気前良く頭割りで払ってやれますか? それが明らかに運転者の不注意であったとしても、 気前良く払ってやれますか?
  2. 刑事的責任:相手の身体に大きな障害が残ってしまいました。 人身事故(傷害事件)です。 刑事罰が発生し、1年の懲役が課せられました。 この処罰を頭割り、あるいは肩代わりできますか?
  3. 法的責任:事故の結果、18点減点で免許取り消し、 1年間の欠格期間が発生しました。 この処罰を頭割り、あるいは肩代わりできますか?

事故を起こさない最も簡単な方法は、「自分で運転しないこと」です。 「自分は運転できない」と運転してもらうという行為は、自分は安全なところから、一方的にリスクを背負わせる行為です。

移動中眠れないし、酒も飲めない。 ゆっくり景色も見れない。 リスクではなく労働としても、拘束/使役させられるのに他の人と全く同じ条件でそれをさせようというのは虫の良い話だと思います。

私の場合、年500 kmくらい走行しています。 時間にしたらざっと30時間くらいでしょうか。 また、今年は保険料に 6万円くらい払ってます。 事故率は距離ではなく運転時間に比例すると思われるので、リスク評価を大体 2000円/h くらいとしていることになりますが、保険は重大事故における最大リスクを緩和する為に入っているので実際はもっと低く評価していることになります。 仮に私の平均的なリスクを 500円/h くらいとしましょう。 今回は 3時間程走ったので民事的責任については 1500円程度のリスクを負ったということになります。 (厳密には民事的責任はレンタカーの保険で大部分カバーできるので、民事責任1500円程度の事故における刑事罰、法的罰のリスクを私が被ってるということになります。)

単純に労働の話でも、他に替えの利かない技能には相応の価値があると思うのですが。 まあ「価値」については友人相手に主張する気にはなりませんが。 しかし、「替えの利かない」は逆に責任になります。 「ここ良いところやな。俺ここで別れてのんびり電車で帰るわ」と言うことは、唯一の運転者である私には不可能なこと。

実際のところ、リスクは定量化してしまえば大したことないと思ってますし、友人に対してそれくらいのリスクを負うことに吝かではないのですが、自分が負っているリスクを理解してくれない人間相手にリスクを負う程には私は人間できてません。

あ、ちなみにこの人達は私の主張を受け容れてくれました。


2003年10月14日(火)

登別ドライブ。 地獄谷行って、温泉。

ビールは水だとネタ半分でよく言うのだが、本当にそう思っているということが発覚した。 日常、毎日飮んでるので、あれを特に酒を飲んでいるんだと認識してなかった。

大阪に帰る。


2003年10月15日(水)

実家漫画。 「スキャンダル 8 1/2」(槙村さとる)分かり易くよく出来ている。 この人も駄作を描かない人だなあ。 「はじめちゃんが一番 番外編」(文庫)(渡辺多恵子)特に、「雨に似ている」「恋文」ゲロゲロに萌えた。 てゆーか、話上手いよ。 「きらきらひかる」(郷田マモラ)底に流れる人間観が甘っちょろくて好かん。 「ギャラリーフェイク(28)」(細野不二彦)目が慣れてしまっただけかもしれんが、今一。 最近富みに意外性に欠ける気がしてならない。

上洛。

速記というものがある。 かな1文字を1画の記号に置き替えて記述していくらしい。 大抵の単語は一筆で書けるようだ。 そこで思った。 頻出単語は単語単位でキーを決めて入力するようにすれば速度、変換効率の点で劇的な改善が見られるのではないかと。 だけどそんな特殊な入力方式に慣れたくないという気持ちが半分くらいあるのだけれど。


2003年10月16日(木)

北海道土産といえば白い恋人だろう、ということで白い恋人の空き缶を入手。 それにマルセイバターバームを入れてもっていく。 こういうつまらないフェイントのために一生懸命になれる自分が大好きです。


2003年10月17日(金)

計算を軽く仕込んでゼミ→やまやで飲料買い出し。 アルコールを買う時は財布の紐が緩いなあ。 漫画もそうだが。


2003年10月18日(土)

TOEIC IPテスト受けて、寮でパスタ。

emacs と skk がやはり不調。 色々と作業をする気が失せる。

「全てのことができる装置」は果たして便利なのだろうか? そんなことはない。 少なくない不要な機能のためにリソースが消費されるからだ (リソースとは、CPU パワーとか、メモリ空間とか、ウィンドウ上の面積とか)。 友達の家に初めて行くのに、日本地図が不便なのと同じこと。 結局のところ、ユーザが使い易いように上手に機能を制限してやることが肝要なんだろう。


2003年10月19日(日)

遺伝子差別の禁止法案可決、米上院。 マスターキートンによると、保険というのは元々賭博だったらしい。 「何歳までに病気にかかる」方に賭けておけば、泣きっ面のときに余裕ができる。 賭博なので、双方は対象の情報を得ようとするだろう。 被保険者は自分のことなので自分の遺伝情報を取得することに何の問題もなく、リスクを計算できる。 他方の胴元はその情報を得られないとしたら、賭けは不平等になると思うのだが。

でも被保険者の側からしたら先天的なもので他の被保険者と差がつくのは不平等な気がするよなあ。 この両方を満たす解はどこにもない気がする。

10/11(学会初日)、禁煙開始。 昨日、禁煙1週間ということで最後のシケモク。 これでまた吸いたい感じになってしまった。 今の吸いたい気持ちはだいたい禁煙3日目くらいな気がする。 禁煙3日目に戻るのか、3日戻るのか、禁煙期間が半分になる感じなのかは分からんが。


2003年10月20日(月)

可能な限り、見えるところで努力しようと。 先生が帰ったらあんまり残らずに帰るようにして、翌日午前から作業しようかと。 同じ作業量だったら他人に評価された方が得だと思った。


2003年10月21日(火)

「30ページくらいひたすら漫画描きてえ」。 逃避なんだろうな、やっぱ。

でも漫画を描かないんだよな。 俺何やってるんだろう。


2003年10月22日(水)

米びつにコクゾウムシが繁殖している。 炊く前に入念に水で洗い流しているが、気持ち悪いことには変わりない。 現在のペースで行くと、米を駆逐するのにあと2ヶ月ほどかかる。


2003年10月23日(木)

夢の中で「煙草はもう吸いたない」と断ることに成功! 前に禁煙した時に見た夢は、「吸いたいけど……」と葛藤していたんだが……多分これは進歩だと思う。


2003年10月24日(金)

レトルトパウチの石狩鍋(北海道土産)。 大根を大きく切りすぎた。

日本シリーズ 阪神3:2ダイエー。 逆転、逆転で1点ゲームの勝利。 球場で見てたらたまらんやろな。


2003年10月25日(土)

最近何時に寝ても 9:00頃に一度目が覚める。 良い傾向ではあるのだが、何かしんどい。

禁煙、とりあえず山は越えた。 1本吸うとまたズルズル吸いかねんという恐怖が大きい。 願わくば、先週の1本が人生最後の1本とならんことを。

ケチンボだと思われるのが嫌なので、最近は何かと金離れが良いように振る舞っては来たけれど、俺が出すべきではないと思った事柄については俺は払わない方が正しいと考えるようにしよう。 筋ではない……何か気持ち悪いものが残ってしまうので。 本当に俺が払うべきだったら多分、彼に納得させられるだろう。

<*大 手 小 町*>。(要約すると、「婚約者が事故を起こし、彼はその時に逃げた。轢き逃げだ。彼を信頼できなくなり、婚約を解消した」)
提起者の判断・選択はそういうものだろう。 「結婚してやっていけない」と感じたのならば、それが当事者にとっての真実であり、周りからとやかく言うても意味がない。 しかし、周りの反応が今一釈然としない。 「事故った時点の彼の心情を考えると責める気になれない」という意見に対し、「被害者の感情を考えたことがあるのか?」というのは所謂感情論だよなあ。 ならば「お前は、事故を起こした瞬間の人間の心を理解できるのか?」と問いたい。 「事故で他人を傷つけてしまった」と「轢き逃げされた」は私にはほぼ同等の極限状態だと思うのだが。 人間は結局体験してない経験は理解できないものだろう? 轢き逃げを許せないという気持ちは何となく分かるし、それは許される行為ではないと思う。 だけど人間というのは、想像もしていなかった事態に直面した際、必ずしも理性的な行動を取れるものではないと思う。 殆どの人間はそういうものであり、「どんな人間でも理性的に振舞える筈」などと言う人間は想像力が足りないと私は思う。

(「想像力、か。 自分以外の価値観を考慮に入れずに話してしまうことはよくある(だろう)のであんまり偉そうに言いたくはないのだが。 私の発言は周りからはどのように見えているのだろうか?)

「被害者の感情を考えたことがあるのか?」論者は殆ど、対立意見を「彼がパニック状態だったことを理解できる」→「彼を許せる」→「提起者は間違ってる」と等号で結んでいるように見える。 第一項を発言しただけで、第二項、第三項の立場にあることにされてしまう。 なお、私の立場は「彼がパニック状態だったことを理解できる、それはある意味、(人間ならば)仕方のないことだと思う」、「かといって彼が許されるわけではない」「結婚というのは感情の問題なので当事者が思った事だけが正解だろう。当事者が決めたことに他人は口出しできない」。

皆こぞって「いざという時に人間性が出る」とか発言してるけど、その中に一人良いこと言う人がいた。

いざと言うときの判断に「人間性」は出ませんよ。 いざと言うときに「いつもと同じ判断ができるかどうか」の差は出ますけどね。 軍人の訓練や、宇宙飛行士の訓練。 普段と同じ判断をする為の訓練がなぜ行われるか? 訓練されてない一般の人間でいざと言う時同じ判断を下せる人は少数派です。 罪は罪で償う必要はありますが「とっさの時、平常と同じ判断を下せない」のは人間性ではなく、適正の違いですよ。 適正と人間性は違います。 事の是非は言えませんが、「人間性はいざという時に出ません」 これだけは言っておきます。

私の論だと「悪くもない人間が罪を償わなければならない」ということになる。 それにしても「悪い」の意味が微妙だ。 人間の規範として悪であることを、性善とか性悪とかそいう善悪二元で語れるような観点ではなく人間はやってしまう。 支えから外れたボールが自由落下するように、そうなってしまう。 そういう物だと思う。 犯罪を犯す人間は、その人間性が必ずしも悪であるというわけではない。 人間性が悪である人間が、悪意を以って行う行動の全てが犯罪と見做されるわけではない。 私と全く同じ人間性を持つ人間でも、ある状況に置かれた場合は容易に犯罪を犯すだろう。 ある状況では、私は餓死するよりは犯罪を選ぶだろう (またある状況では犯罪より餓死を選ぶだろう)。 私が犯罪を犯さないのは、ただ恵まれているからというだけだ。 あるいは、たまたま目に見える形で誰かが不幸にならないだけだ。 あるいは、その誰かが訴えないだけだ。

分かってるか、お前ら。 漫画を書く人間はだな、複数のキャラクターを扱う必要性から、価値観の視点を多く持っておくことが必要なんだぞ。 あるいは「狭い価値観で良い」という人間は、このことを踏まえた上で狭い価値観で良いという基準や裏付けを持っておくべきなんだぞ。 と、私が漫研で価値観が狭いように見える人間を毛嫌うのはこういう観点に因る。


2003年10月26日(日) 「1+1が2であるのと同じくらい確からしい」

「1+1が2であるのと同じくらい確からしい」という表現を思いついて、これは面白い表現だと思ったのだが、人によって受け取り方が大きく違うだろうな、とも思った。 こういうのは漫画には使いにくい。 私にとっては「人間的尺度では正しいが、それ以上の厳密性を要求された際にそれを証明するのは困難である」に近い意味。

「Libretto30 に FreeBSD4.8 を入れてくれ」と頼んだら、「勝算はあるのか」と問われた。 そう、報酬だけの問題ではないのだ。 勝算はあるのだが、きちんと言葉にできていなかった。 頼む上ではこの辺もきちんと説明できるようになっておかんとな。


2003年10月27日(月)

プロバイダの HTTP サーバへ更新ファイルのみをアップロードするスクリプトが上手く動かなくなった。 何もいじってないのに。 手動 ftp コマンドで入ってみたら、 ls でファイルリスト表示ができないとか何か挙動が変。 Windows の FFFTP なら難無く操作できるのだが。

cron から呼んで日替わりで壁紙を変更するスクリプトを作る。 と思ったら cron から呼べてない。 ああ、X を動かすので何か特別にやらなあかんねんな。 とりあえず保留。

ウェブで意見を漁るという行為もひょっとすると自分に気持ち良い意見だけ見る行為かもしれん。 ……とかいうても人間結局自分の理解できる範囲内でしか理解できんからな。 まあ適当で良いか。


2003年10月28日(火)

ちょっと衆院選の各政党のマニフェストなんかの資料を iss が集めてくれてたのでそれを読んでみたり。

分かっちゃいたしそのように選択して来たのだが、俺今まで殆ど今の日本の政党の仕組みとか勉強して来なかったなあ、と。 で、つらつら読んでるウチに湧くのは「頭悪そうな表現やな」とかそんなんばっかで。 こういうのは感情だよなあ、理性じゃない。 文章の上っ面が馬鹿っぽくても良い事を書いてることもあるだろう。 そういうのを積極的に読み取ってくようにする、という姿勢が欠けている。 今後の課題。

綺麗な、まとまった文章が好き、という傾向がある。 だから「こういう表現は格好悪い」とか考えてしまう。 英文読んでてもなんかそういう性格が表に出る。 「日本語に訳すときはこういう文章が格好良いかな」とか考えてしまう。 だから俺はいつまでたっても英文を読み下すということができない。


2003年10月29日(水)

こないだ壁紙スクリプトのついでに壁紙の背景色を指定する方法を調べて設定してみた。 濃紺の背景色は結構美しい。

Emacs の背景色を黒にしてみた。 やはり機能・操作性の違うウィンドウ(ターミナルなど)とは一目で違いが把握できるようにするべきだと思うので。


2003年10月30日(木)

「一本吸ったら禁煙3日目に戻るのか、3日戻るのか、禁煙期間が半分になるのか」。 極東学園天国によると「アルコール中毒から回復する唯一の手段は一生酒を飲まないことだ」そうだ。 一口で中毒状態に戻るということは、「3日目に戻る」が一番近い気がする。 でも長く常習状態から離れていると中毒状態に戻りにくい気もする。 log で近似したら面白いのではなかろうか。 何の定量性もないし実験する気はないけれど。


2003年10月31日(金)

日本ブレイク工業社歌スゴく良いんですけど。 子門真人か串田アキラあたりが歌ったらすげーマッチしそう。


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