2003_06月日記

last-modified: 2011/12/14 02:42:13. JST

2003年6月1日(日)

一日中月曜日のゼミのプレゼン作り。 結果が出たのが直前なので大変。

寮、某部屋で新採用発泡酒を決めるべく利き発泡酒大会。 まあ、分からんわ。 ビールてゴツゴツ飲むもんやし味を見ようとしたら余計分からん。


2003年6月2日(月)

発表はいつもギリギリ。 とりあえず今日は、感覚的な説明は避ける、結果と考察を明確に分けるということを覚えた。

まあ、大発見というのは大袈裟すぎたみたい。 概念としては既にあるものだった。 ともあれ、「ある特定の結晶系でそういう現象が起きている」というのは新しい知見であるはずだが。

徹夜38時間耐久後に例会。 フラフラしてたのであんまり覚えてない。


2003年6月3日(火)

ゼミ内容も含めたディスカッション。

あとどれくらいの時間が必要かは分からんが、学者になるべく鍛えられているんだなあ、と。 保留期間のつもりだったのだが、振り返ってみてみると学者になる道を選んだんだなあ。


2003年6月4日(水)

人間が思い付きうる解釈というか、説明は、既に通り一遍のものが提示されていると見るべきだろう。 ホンの一握りの天才を除いて、学者がやっていることは現象と説明を結び付けるということであって、全く新しい説明を見つけるということではない。


2003年6月5日(木)

ハッキングで凶暴化したオンラインゲーム『シャドウベイン』。 想像すると何かゾクゾクする。 「魔王の出現によって荒廃した世界」というのを忠実に再現したことになるんじゃなかろうか、とさえ思う。

悪夢、てゆーか自分が死ぬ夢。 修学旅行かな、団体行動で俺一人遅れてみんなに迷惑かけてしまう、というのは私がよく見る夢のパターンなのだが、そういう状況。 ある学校の正門くぐったあたりを歩いていたら、目の前で男が銃を乱射しだした。 こらかなわん、ということで頭をかばいながら走って逃げるのだが、そこでふと思うのだ。 「たとえば弾丸がこめかみから直撃したらどうなるのだろう? 自分が死んだということにも気付かないのかな。」 ふと、世界がブラックアウトし……自分の鼓動の音すらなくなった……静寂。

暫くしてから目がさめた。 本当に死んだと思った、というのは妙な表現ではあるがそんな感じ。


2003年6月6日(金)

免許試験場。 更新手続きならバイクで行けるのになあ。 だるいけど仕方がない。

英語ゼミ。 本当マズいなあ。


2003年6月7日(土)

悪夢、ハイライト。 スキー場で、リフトから飛び降りて遊んでる集団。 保安官風の格好のガードマン(?)がやめさせに来たが返り討ちにあう。 集団の一人がこっち来て、そのへんの群衆に話しかける。 なんか分からんが、あとあとの言い訳のために一発殴られておけ、とかそんなの。 汚い逃げ道だな、とか思いつつも弱いので殴られておく。 で、そいつ、俺に絡んで来る。 彼女はいるのか、とか、野球やってたのか、とか。 「死んだら自分はどこが良いと思うか」 「死んだ後のことは考えていない」 「そうかもしれんな、でも考えといた方がいいぞ」 このへんの経緯は忘れたが奴とケンカすることになった。 しかし俺のパンチ効かねえ! で、俺の腕を掴んで奴が仲間に言う。 「いっぺい君はやりあうつもりらしい、俺がつめるからやっちまえ」 俺は捕まれた腕を振りほどこうともがくが、そうしてる間に奴の仲間に、後ろから、頭から、ガブリといかれた。 意識のない体がビクビクッと痙攣した。 そうか、「死んだら自分はどこが良いと思うか」てーのは、何処が美味いか、てことか。

起きたら体が痙攣してんだもんなあ。 びっくりしたよ。 しかし1週間に2回も死ぬ夢見るてーのはちとしんどい。

麻雀。 トップと2万点差くらいのところから立直混一対々三暗刻、次局オーラス、トップ親に一本積まれた後メンタンピン即自模ウラ1 のコンボで逆転。 うーん、爽快。

次回の課題。 立直混一七対子ドラドラのときは「裏は関係ないな」と言い捨てる。


2003年6月8日(日)

漫研で「BLACK LAGOON」(広江礼威)を借りて来たわけですが、これがもうメチャクチャ面白くて。 いや、びっくりしました。 最初の10ページでものの見事に引き込まれました。 帯で伊藤明弘が絶賛していますが、ハッキリ言って伊藤明弘なんかメじゃないです。 今日は良い漫画が読めて幸せです。

風車小屋用ネタ。 カメラを題材にプロット練ってると、キチンと写真を撮れるようになりたいな、という衝動が。


2003年6月9日(月)

体調いまいち。

PD の人の送別会のあと、カラオケ。 今年からウチの研究室に来た人は結構カラオケ好きが多いみたい。 まあとりあえずジャブで無難なのと、中距離砲としてアクビ娘を歌って来ました。


2003年6月10日(火)

3時間ほどで目覚めてしまったので、風車小屋用プロット。 8ページで確定。 あと余裕があれば別に2ページ描くかも。


2003年6月11日(水)

ああ、今日もソフトボールだ。 寝坊したけど。 ダイビングキャッチ失敗→鼻血。

やっぱりゼミは昼間の方が良いなあ。

マクドを3個入れると急に胃が重くなって来た。 学校行くつもりだったんだけどなあ。 おやすみ。


2003年6月12日(木)

夢を見る夢を見た。 夢中夢はロリエロ夢だった。 むう。

コンテ兼アタリ取り修了。 いつもの品質だと 4時間/P だが、もすこし品質上げたいので 5時間/P で見積って 40時間くらいかな。 あと1週間あるし土日もおそらくフルに使えるので普通に行けそうだな。

漫研の後輩某がPCを買いに行くのに付き合う。 というより、実質俺が選ぶ。

知識のない人間、すなわちコストと性能・機能のトレードオフに対して落とし処の分からない人間はもうちょっと予算を確保すべきだと思うのだが。 パーツ選びが非常にタイトでキツかった。

最初に「報酬は酒で良い」と言ったので、この点についてグジグジ言うのは筋違いではあるのだが、低予算で組むには他人の労働が前提になっているのだということ。 例えば俺の労力(購入、組み立て、インストールで約10時間)を時給に換算すると完全に赤字になる。 報酬の酒は俺にとっては2500円くらいの価値になり、俺が時間を金に替える時はだいたい1000円/時間くらいで計算している。 ボランティアを前提としない、健全な会計ではざっと7500円俺が支払っていることになる。 「だから7500円俺に支払うべきだ」などと言いたいわけではない。 何が言いたいかというと、ここで金をケチった分をPCを買う予算に組み入れてくれたらもうちょっと部品選びがラクだったのになあ、ということ。

2点ほど俺が条件を誤っているということを、依頼主の彼は目の当たりにした筈なのだが、その点について訂正してくれなかったこともなんか嫌。

変に善人ぶってボランティアやるより、時給1000円くらい提示して作業する方があとくされなくて良い、と思った。

ひょっとして、俺が余らせている K-6II 400MHz マシンを只で譲って、足りない部品(電源、HDD、光学ドライブ)だけ買いに行くのが正解だったのか? 今時 EDO-RAM はないと思うが、あの予算のタイトさから見るとそれくらい我慢せぇと言えんでもなさそうな。

ということをやっていたので今日は漫画描けず。 研究も押して来た。


2003年6月13日(金)

2ch て時々、芸術的と思えるレスがあるんだけど、こういうのってどう保存して良いものか分からない。 今日は、こんな。

【経済】日清食品、糸井重里氏とカップめん共同開発

64 :-..- :03/06/13 18:24 ID:K0i9uV6k
	  愛しさと
	 
	  切なさと
	 
	  糸井重里

疲労その他もろもろ。 週末までに仕込む筈だった作業ができなかった。 休日出勤やだなあ。


2003年6月14日(土)

一日中漫画描き。 半分は寝てた気もするが。

人間は大分パターン化できてきた気がする。 機械もそこそこ描ける気がする。 背景はもうちょっと頑張りたいなあ。 木がうまく描けない。


2003年6月15日(日)

10:45、下描き終了。 ざっと18時間。 人間を幾分パターンで描くことができるようになったため、同じ作業を短時間でできるようになった。 また、時間当たりの消耗度も減り背景なんかを描く気力を残し易くなった。 やっぱり描けば描くほど上手くなるもんですな。

気力回復のため寝ます。

枠線、フキダシで1時間半。

細かい背景は下描きだけでなくペン入れにも時間がかかるということに漸く気付いた。 仕上げにも時間かかるんだろうなあ。


2003年6月16日(月)

先週の木曜日、どうして俺は「締切前だから嫌だ」という答を思い付けなかった のだろう。 同じ10時間なら友達の PC 購入を手伝うより、仲間の漫画作業を手伝った方がよっぽど良い。


2003年6月17日(火)

「カルバニア物語」(TONO)が届く。

プチ修羅場。 行ったのが遅かったのもあって雰囲気を味わう程度。

毎度おなじみ流浪の長月氏、来訪。


2003年6月18日(水)

5時間睡眠で午前は原稿、午後は研究室。

人が少なくて半分休みみたいな雰囲気だったらサクっと帰ってやろうと思っていたのだが、院生にとっては創立記念日というのは休みじゃないらしい。 まあ覚悟はしていたが。 結局5時間半在室の17:00帰宅。

20:00就寝。


2003年6月19日(木)

1:00起床。 12:00 概ね完成。 あとは学校帰りにコピーを取ってする作業と作者紹介。 で、研究室。

17:00帰宅。 18:20本編完成。 作紹のネタ出し→下描き 終了時点で5分ほど休憩しようとしたら1時間ほど飛んだ。 結局1時間遅れ。

もりりん邸に手伝い。 というより手伝える状態の原稿が少ない。

その場に源次郎がいた。 丁寧なのは良いのだが、線を引くのが遅くて仕上げに到達できることが少なそうな気がした。 なんかいたたまれない気分になった。

黒エビスかっ喰らってブランデー引っかけて寝る。

結局下描き以降で50時間以上かけた。 そこそこキチンと背景描いたからな。

下描きの話。 とにかくアタリを取って、だんだん濃く線の精度を上げるように下描きを進めているのだが、コレあんまり良くないかもしれない。 紙面汚れるし、本番線付近が鉛筆で掘れて紙が痛むし、何より時間が掛かる。 アタリ取りする前に5分ほど時間を取って、最終的に描かれる画面を頭ん中で描画してみると良いかもしれない。 今度これでやってみよう。


2003年6月20日(金)

8:00起床。 4時間しか眠れてねえ。 今思い出した、今日講義だ。 忘れてたんならしゃあないが思い出したら行かんとな。

学校から帰り、寮で昼寝。 メロンを頂いて軽く酒飲んでから帰って寝酒→バタンキュー。


2003年6月21日(土)

いくら寝ても寝足りない感じ。 というより部屋にノンアルコール飲料を補給しておくの忘れた。 軽い宿酔い。

ちょっと真面目に英語の勉強。 want to see が one two three に聞こえました。

ロマサガ。 10年振りに三拠点制覇。

例会→麻雀→研究室。


2003年6月22日(日)

ゴージャスは今月も無理っぽいなあ。

阪神すごいなあ。 早く下宿でテレビ見れるようにしたいなあ。

ペットボトルで水出しコーヒー?
ということでやってみる。 面白いことは面白いけど、普通のコーヒーの方が好きかなあ。


2003年6月23日(月)

ゴージャスのコンテ兼アタリ取り終了。 4時間/ページで締切まで4日間使えるとして、1日 8時間か。 微妙なライン。

ダメっぽい。 風車小屋で先延ばしにしていた研究のツケを払わねばならない状況。 色々と手はあった筈だが今となってはしゃあないか。

で、やってない・できない子な気分で急速に鬱になる。 でも結局「やりたくない」とダダこねてるだけなんだよなあ。


2003年6月24日(火)

研究室お泊まり。 今年から机が変わって、組み立てベッドが置いてある部屋になったので、睡眠環境が改善されました。

研究が前段階で止まってる。 擬ポテンシャルのアルゴリズムが幾つか用意されているのだが、そのどれを選択 しても今迄計算していたものと合致しない。 どないせーちゅーねん。 ゴリゴリ計算するだけで良い状態になったらラクなのになあ。


2003年6月25日(水)

研究止まりストレス。

2枚だけ下描き。 ちょっと綺麗な紙面が想像できて楽しい。

漫画作業って要は原稿のレベル上げ作業だよな。


2003年6月26日(木)

例会後、絵夢邸でビッグオー上映会。 コンビニでブランデー買って行って即酔っぱらい。 ……色々迷惑を掛けたみたい。 とりあえず絵夢氏とまさひろにゴメンと言いたい。


2003年6月27日(金)

爽やかな二日酔い。 納豆ごはん食べて1時間ほどぼーっとしてると気力も上がってきた。 でも研究は進んでないの。 憂鬱。

とりあえず、最後の検算をしてこれでうまく説明できなかったら乗り換えはなかったことにする覚悟ができたので少し気が楽になった。 でもこれで良いのかな。


2003年6月28日(土)

0:00 に合わせて某の誕生日を祝いに襲撃する。 とりあえず「乙女心」(NYAN)をプレゼント。

下描きを数枚、そして例会。 風車小屋出来上がり。 やっぱ描いてる間は贔屓目に良く見えるけど、あとで見てみるといつものとあんまり変わりばえせんなあ。

麻雀。 2時間超で4万点オーバーのトップ争いを制する。 あーしんど。

とりあえず、今日生まれた名言っぽいの。


2003年6月29日(日)

検算した結果、新しい計算はたぶんうまく行かないと結論付けられました。 といことで前やってた計算に戻って入力ファイルをゴツゴツ作って投げる。 てゆーかそろそろ本気で勉強せんと。 英語もだが、科学分野の知識もかなり怪しいからな。

今月のゴージャスの編集中記に「今月の『君のいた景色』は作者取材の為休載します」とネタで書いたのですが、たまたま実家に用事が出来た為ついでにプラっと寄って来ます。 嘘から出た真。

計算の仕込みに少々手間取ったため、出発が夜明け頃になる。 ああ、明るいし、涼しいし、これなら一度帰らずそのままプラつこう。 で1平方キロ程度の住宅街縦横無尽に走ったり歩いたり。 ついでによく登ってた山に15分程度の山登り。 でも底の減ったバイク用ブーツで登るのは良くない。

休憩できる広場からちょっと抜け道を行くと誰も知らない展望台、だったんだが、 小学校からこっち14、5年間に木が育ち、眺望を遮られてしまっていた。


2003年6月30日(月)

未明出発、上洛。 天王町の Esso がセルフサービスになっていてびっくりした。 クレジットカード持ってるし、慣れると速くて良いかも。

研究室の新研究員の歓迎会でビールをしこたま。 ビールで酔っ払うとしんどい。

そのあと例会。 ビッグオーを見たような見てないような。


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