2002_02月日記

last-modified: 2011/12/14 02:33:03. JST

2002年2月1日(金) 更迭天使……

やたーゼミなくなったー! てゆーかですね、修論月曜日提出締切で、研究発表が18日というのに、発表準備なんかやってるわけないです。

またも人災発覚。 テキトーに IP 割り振っていておかしなことに。


2002年2月2日(土)

寮生大会なんですけどね、段取り悪くてね、80人だかの寮生を拘束して、30分も無駄な時間を使わせるな、と。

ムカついたけど、それはただの言葉尻。 理性に拠ると怒るに能わず。

ムカついたもう一件。 自分が納得できないからと責任を放棄するのか、貴様は。 具体的にはですね、「多数決による決定はおかしいと思う」という主張で以って、「全寮生が出席する権利と義務を有する会議」をボイコットすること。 別にその主張は意見の一つだから尊重されるべきだろうが、現時点であなたは責任を持っているわけです。 私には単なるムスケ放棄にしか見えません。

FreeBSD を使い始めてから初めてパスワードを変更してみた。 1年半も同じパスワードというのはあまり良くないんでしょうな。

なんか、論文書けば書くほど穴がぽこぽこ発覚するんですけど。 それを文章で埋めるというのは何如に。


2002年2月3日(日)

吉田の節分祭ですが、とりあえず残り火だけ見て来ました。

Mr.FULLSWING ダメダメダメダメ。 だから、野球をやったことのない人間に野球漫画を書かせるな。 トンボで素振りなんてバカです。 バットと重心が違うので実戦の役に立ちません。 重たいのが振りたきゃマスコットバットかウェイトを付けりゃいいでしょうに。 トンボの柄を四角く描いてたけど、それだったら手が痛くて振れません。 手をかばったりしながら素振りすると変な癖が付くからやめなさい。 てゆーかですね、柄が四角いトンボは大抵木製です。 そんなに重くありません。 500回素振りするのにどれくらい時間がかかるか分かりますか? 大体1時間です。 只の時間の浪費です。 もっと有効な練習しなさい。 昼間の時間はボール使って練習しなさい。 素振りは夜でもできるんです。 周りにも迷惑です。 半径が広いので占有面積がでかくて他の人の練習スペースを圧迫します。 てゆーかアレでしょ、ドカベンで竿を振ってたから真似してみたんでしょ。


2002年2月4日(月)

1:00。 補足実験開始。 実験時間の見積もりは1〜2時間。 修論締切まであと15時間。

2:40 実験中止。 思ったように進まなかった。 状態図と舌先三寸で何とかしよう。

5:40。 ちょっと疲れてきました。あと10時間。 ま、ギリギリまで頑張る必要ないんだけどね。 どうせ締切ってのは事務提出だから。 すぐ戻って来るんですよ。 本当の締切は、もうちょっと先らしいです。

でも早く終わらせたらその分早く漫画とか好きなことできるわけで。 とか夢想、逃避する暇があったら原稿書けということですな。

「結局修論もヒィヒィ言ってるに違いない」と昔某氏に言われたのだが、やはりそうなりましたね。 ハイ。

11:00。 とりあえず上司の先生に見せました。 にしても文章量が少ない。 足さんと。

14:00提出。 16:00締切なのでもうちょっと余裕はあるが、2部プリントアウトするのに1時間ほどかかるので提出してしまう。 どうせすぐ帰って来て直さなならんねやし。

帰って寝る。

起きたら21:00で中央も丸二も閉まってるよ。 ということで風呂→ビィヤント→酒屋。 出羽桜を購入。 ちびちび飲りながらメタスラ X 。


2002年2月5日(火)

死亡中。 7:00〜18:00。 カレー食わせてもらって、総会。

FreeBSD のリリースバージョンが 4.5 になったのでアップグレード。 コンピュータにバージョンアップさせてる間も作業できるっていーね。 ……あー、なんかネットワークインターフェイスがあきまへんな。 パーティションの切り直しが必要なのでそのうちクリーンインストールすることにして、とりあえず現状維持しよう。


2002年2月6日(水)

ネット巡回をラクにするために自前でアンテナを張ろうとしたけれど…… どうやら思っていたのと違うみたい。 てゆーか、HTTP デーモンにファイルの更新時刻を返す機能ってないんやろか。

D 試→研究発表の間が10分しかない。 気持ちの切り替えとか大丈夫かなあ、と思って boss に相談してみたら即答。 「何とかなる」。 そらまー確かにそーですが。

今週のジャンプ。 梅澤春人。 最低だ。 おまえ何年漫画描いてんだ?

「正義なき力に意味がないように、力なき正義にもまた意味がないのですよ」 とアバン先生(ドラゴンクエスト-ダイの大冒険-)は言っておられたが、最近とみに納得する。 彼の人は戦闘力として話していたが、それは現代の政治力にも直結する。 人として正しくとも、上に立つ者はそれだけじゃいけない。 能力がなければ結局何も成すことはできない。 この辺の描写はフィクション系では弱いことが多い。

面白いことを言った人がいるもので、「悪人の統治する街が、必ずしも治安の悪いわけではない」と。 無能な正義の人の統治では政治は成されず結果人々が不幸になるが、悪人であっても有能であれば不幸な人は減る。 「白川の 清き流れに 魚住まず 濁れる田沼 今は恋しき」。 江戸の狂歌を彷彿とさせる。


2002年2月7日(木)

論文の枚数が少ないと指摘されたとしたら、というあまり意味のないシミュレーション。 「情報の量が重要なのではなく、情報の密度こそが重要なのだ。 仮に宇宙の法則をたった一つの式で表すことができたとしよう。 あなた方はそれを 30ページに水増しして表現するのか?」

16:00就寝。 例会起きられず。


2002年2月8日(金)

来年退寮するかもしれぬ。 寮でウダウダしてるより漫画描きそうだから。

専攻の某教官の最終講義があり、それとゼミが真向からバッティングしていて、それが為にゼミ延期。


2002年2月9日(土)

いやたぶん退寮せず。 それほどに ADSL 回線は魅力的。 いや待て、ネット遊びしてる場合でもないだろう、と今思った。

大悪司。


2002年2月10日(日)

大悪司。 大体1週ごとに固まるのでしんどい。 こまったもんだ。 それ以外では調教フェイズがダルい、部下ソートの種類をもうちょっと増やして欲しい、キーボードショートカットを作って欲しい、といったところか。

ssg 卒業おめでとう焼肉 in さとのや。

宮崎吐夢 4部作 (ペリー、ピアノレッスン、マルコポーロ故郷に帰る、バスト占いの歌) が今、私的に大フィーバーです。 部屋に客人が来る度に聞かせております。


2002年2月11日(月)

半日だけのつもりが、全日大悪司。


2002年2月12日(火)

エレベータの使い方がなってない人が多い。 2つのエレベータが対面した形で配置されているのだが、その両方のボタンを押す輩がいる。 誰も乗降しないのに途中で止められて非常に不愉快だ。 エレベータ待ちをして2階で降りるくらいなら階段を使えば良いと思う。 だけどそれは個人の事情もあるだろうから 問題にすべきではないかもしれぬ。 あと、最後に出る人は「閉じる」ボタンを押しながら出るべきだろう。

研究室では 2台のマシンを使っている。 1つは備品の windows マシン。 1つは私物の FreeBSD マシン。 で windows マシンの DNS 管理か何かがおかしいのでネットサーフィンが軽快に行かない。 だから TeraTerm で FreeBSD マシンに接続し、テキストブラウザでネット。 やっぱり何だかなあ、と思います。

w3m や less は vi 系のキーバインドなんですが、これをついつい Emacs で入れてしまう。 「Emacs で vi のキーバインド(モード切替)を実現する」などという酔狂なことをやってる人はいないものか? いないだろうなぁ。

今月の「らいふすてーじ」の読者投稿特集は「あなたの安住の地は?」だった。 その中に「インターネットの掲示板」という投稿があった。 2ちゃんねらーハケーン。


2002年2月13日(水)

学問を志す者として(そのような自己規定に多少の疑問はあるが)、修士の間に学んだことというのはあまりに薄い。 中身はたぶん、学部卒業時とあまりかわってないだろう。 というのも上司の先生とあんまりディスカッションその他をこなしてなかったから。 そもそも研究自体実質やってたのは半年だ。 最初の一年は単位取得と FreeBSD に明け暮れた。

kinoka 氏の FreeBSD 修得の速度は驚異的だった。 己が1年かけた道を、彼はものの 2、3ヶ月で踏破した。 己程度の先人ではあるが、これが近くに先人がいることの効果なのだろう。 己ももっと遠慮せずにひらやまに聞いたりしていたらもっと効率が良かったのかもしれぬ。

冨樫を、ああいう絵しか描けない、絵の拙い漫画家だと思えばそれほど腹が立たない。

コンピュータを扱う上で、最も遅くかつ最も重要なデバイスは人間。 だからプログラムはいかに人間の介入を避けるかが重要になる。

こうやって発表資料を見ているとたくさん実験したような気がしてくるから不思議なものだ。


2002年2月14日(木) 「動力の発生を伴わない熱の高温から低温への移動は、正味の損失と見なさなければならない」(カルノー、1824)

↑何と簡潔にして正しい表現なのだろう!

もりりんの HDD 換装は一苦労だったようだ。 彼の今回の知見は私にとっては既に通過した道なのだが、振り返ってみると、M1 だった2年前に初めて PC を組んだ時にはその辺は未知だった。 (初代 PC は組み立て済みの NEC PC98。) 一昨年の夏、ペンプロ君を8000円で引き取って、それ以降ですな。 PC/AT 互換機ってのは打ち捨てられているマシンのパーツを取って来て使うことができるので、ゴミ生活をしていると自然スキルが上がる。

よく弄ったもんです。 この辺は知識よりも経験が大事な気がせんでもない。

PC ゴミ生活といえば、今までで一番の大物は犬大将のタレコミで彼と拾いに行った EPSON LP-8300 プリンタ(A3まで出せる)。 バラしてゴミを除けば使えるようになったし。 あと、K-6 II 400MHz の CPU(現在活躍中)、EDO のメモリ(32x2, 16x4 など)、ケーブル各種。 大学にいると常時大型ゴミが置いてある定点みたいなものがあるのでそういう意味では便利。

最近の PC ゴミの主力は NEC PC-98 の 66〜133MHz クラス。 ただ、まめに見に行かないと CPU やメモリだけ抜かれてしまう。 己みたいな奴に。

チョコレートケーキを焼いて、男だけでムシャムシャ食べるというユカイな計画を思い付いたのだが、思い付いたのが残念ながら18:00だったので手の打ちようがなかった。 せめて6時間前に今日がバレンタインデーということに気づいていたら、もっと真面目にタスクを片付けていただろうに。


2002年2月15日(金)

私はどうやら、文書の論理構造を整えるだけで満足してしまう傾向にあるらしい。 OHP なんか作っていて、字下げなどを正しく構成することで満足し、見栄えを整えることをしてなかった。 ウェブページの HTML もそうだなあ。 見栄えというのも大切な要素だと分かってはいるのだが。

すーごーいー! 上司の助言一発で研究の完全性が一気に上がりました。

もりりん宅にケーブルもってく。 メシ食ってその場でねる。 ADSL はまだ開通しませんでした。

宅で何するでもなく ぼそぼそとラクガキしてました。 そもそも絵を描かないのは、ちょっと描くといつもと同じ絵になってしまうのが(誰に見せるわけでもないが)恥ずかしいのですぐ描けなくなっちゃうからなんだけど、 だからといって構図などに凝ろうとすると構図を決める前からダメダメになって描けなくなっちゃう、描いても変。 ここで一考。 似た絵でもガンガン描いてたらそこから幅が拡がることもあるんじゃないかと。

己の最大の弱点はペン線の汚さなんだから、ペンを使わんとね。


2002年2月16日(土)

ああ、そうか、近視の人が目を細めるのは、ありゃ光量を絞って被写界深度を深くしてるのか。

人参さんが 「(Emacs を vi っぽく使うには)viper-mode というのがあるで」と教えてくれたので試してみる。 Emacs に標準でついてきてた。 面白い。 なんか笑いがこみあげてくるんやけど。 だけど、普段 vi 使ってるわけやないので使いにくい。

でも慣れたら最強かも……。 vi 使ってる人からは馬鹿にされそうな気もしますが。 でも html-helper-mode が手放せない関係上、 Emacs 環境は手放せないのです。 preview-latex も(まだ使えてないけど)良さげだし。

「馬鹿にする」より「小馬鹿にする」方が酷い気がする。 「馬鹿にする」のは単に事象として行動を表現しているのだが、「小馬鹿にする」のは精神的なところも含めて表現しているからだろう。


2002年2月17日(日)

今日は panasonic のウェブサイトを見て松下が嫌いになりました。 ソニーと変わらんです。

「マウスでクリックするだけで操作できます」と、それだけで操作性が良いと勘違いしてるような広告が目につくが、 マウスというのは操作性のうち「感覚的に分かり易いという」部分が優れているだけにすぎない。 決して慣れたとしても作業効率が上がる訳ではない。 操作性というのは熟練したときの作業効率というパラメータも含んでいる。 いやまあ、バッチ処理があるならマウスでも良いのですがね。

PowerPoint。 何で今まさに編集している最中に、1秒前にキーを打ったのに、自動バックアップなんてするかなあ。 別にしてくれても構わんがな、人が入力してないスキを見計らってやってくれ。

虹色ラーメン4巻。 いやもう加賀美先輩が可愛くって、もう。

度胸星2〜4巻。 息がつまる。 画面に迫力がある。 一見荒唐無稽なエピソードに見えるが、非常に納得のいくオチ。 良作。

修論の締切っちゅーのは2週間も前だった筈なのにねえ。 まだ上がってないよ。 てゆーか、それから分かったこと多すぎ。

流石に試験がヤバヤバな気がしてきた。 まあなるようにしかならないのだが。 英語、専門、面接なのだが、英語は一年で10ページも読んだかな、専門は実験以外やってません、面接は「博士に行ったらこんなことやる」ということなんだが博士行ったら分野がガラっと変わるので全然知りまへん。 さあどうなるんでしょうね。

人間ってのはどこかに所属してると安心する。 来年「プラプラ→とりあえず学籍」と安定する方向に心が流れたので、その手はなかなか離したくない感じがする。


2002年2月18日(月)

あー、ついに試験の日が来てしまいました。 今5:00。 修論の方はようやく終わって、修士研究発表の方の口頭説明の暗記作業に入っております。 で、D 試の方の発表が明日なんだけど、今まで漠然と「研究発表と同じでいいや」と思っていたんだけど(先生とかにもそう言われた)、よく考えたら諮問する先生方が私の研究発表を聞いてる可能性も高いワケで、それだったら修士で何やったかはサクっと行くべきなハズです。 やべえ。

「なるようにしかならん」とはいつも言うてることだけど、どうせだったら早く終わってほしいもんだと最近思う。 最近というより試験の昼休みである今現在。

試験を少し早く終わらせて発表会の方に行こうと。
「すいません、退出したいんですけどいいですか?」
「うーん、そういうこと聞いてないからなあ。あと6分やし、おってくれんか?」
次のスケジュールまで10分という環境で6分はデカい。 まあ何とかなりましたが。

去年の日記見てみたら、なんか今の己とあんま変わらんねんけど。 これは成長してないということ?

専攻の某教授からのメイル。

添付書類にあるような趣旨で、緊急アンケートを お願いすることになりました。 つきましては、アンケート用紙に回答のうえ、 ファイル名を”mm-nnnn.xls”(mm-nnnnは学籍番 号)として、 アンケート回収用アドレス xxxxx@xxxxx.ac.jpまで返送して下さい。

「イヤです開きたくありません。 テキストメイルで送ってください。」 と返信するわけにもいかんしなあ。 心の底からイヤだったけど、開きましたよ。ええ。 人はこうやって大人になるんですね。

試験が終わってから受験票取りに行きました。 「一番近い人が一番遅い」と言われました。


2002年2月19日(火)

とりあえず無難にやりすごしました。


2002年2月20日(水)

14時間睡眠。 やっぱりなんか疲れが溜まってたみたい。


2002年2月21日(木)

午後は学校行く予定だったけど結局大悪司で静養。


2002年2月22日(金)

また実験。 今度は学会誌に投稿する為に。

どうやら D 試は合格していたようです。


2002年2月23日(土)

ぼちぼちと近接格闘本のために動き始めちゃいるが、いろいろとあって自由に動けず。 てゆーか、微妙に空いた時間に大悪司やってるのが一番悪いんだが。

Elisp の勉強開始。 .emacs に書かれている意味くらい分かるようになろう。


2002年2月24日(日)

大悪司。 2周目クリア。 イハビーラの改造人間は強かった。


2002年2月25日(月)

日記をつけるのはどうやらするべきことをする合間らしい。 遊んでる間はめっきり減る。

どう足掻いても近接格闘は無理っぽいです。 どうしたものか。


2002年2月26日(火) 「聖闘士に一度見た技は通用しない」

近接格闘、予想20ページでコンテ中。 締切は 3月2日。 既にどこをザックリ切って妥協点を探すかが焦点となっています。

だいたい後ろ半分くらいのページがなくなって10ページです。 これならなんとか。


2002年2月27日(水)

私が寮を出たくないと思うのは、S-24を残したいと思っているからだ。 S-24 には 4, 5 人仲の良い奴等が遊びに来る。 彼等が来る場所を確保したいという思い。 私が寮を出たら、S-24 は全く様変わりしてしまうだろう。 自分が寮に遊びに来ても、そこに S-24 は已にない。

縁あって「HotShot」の最終巻を読んだのだが、これ、己が今までに読んだ漫画の中で最低レベルだ。 「ゲームクリエイター列伝」に匹敵する。 絵は綺麗なので、どこかで原作者を見つけて頑張ってください。 以上。


2002年2月28日(木)

まんが描いて、例会。 それから mol 宅でまんが描く。


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