旅日記番外  台湾前編

 格闘技・プロレスファンの方々には、何の興味もない話だと思うが、台湾アイドルに、「F4」という男子四人組がいて、今、日本でもけっこう人気があるとか、ないとかいう話だ(あまり自信がない)。台湾版ドラマ「花より男子」=「流星花園」で、道明寺司を演っていたジェリー・イェン、あとヴィック・チョウ、ヴァネス・ウー、ケン・チュウの四人組で、役名と同じ「F4」というグループ名でデビューしたとか、しないとかいう話だ。ジェリーとかヴァネスというのは、よくわからないが、台湾や香港の芸能人は、英語の芸名もつけるらしいので、アンディ・ラウの「アンディ」みたいなものなのだろう。私はこの芸名の話をするとき、常にアンディ・ラウを例に引く。そういう世代だ。
 職場の友達の間で、このF4が流行っているので、私も毎日のように目にしたり、話を聞いたり、ケン・チュウが松平健に似ていると思って言ったら否定されたりした。そのうち、友達は、好きが高じて中国語を習いはじめたり、台湾旅行を計画しはじめた。台湾の話を聞いていると、楽しそうで、私も行ってみたくなり、一緒に連れて行ってもらうことになった!メンバーは四人だが、うち三人はF4のファンで、何の興味もないのは私だけだ。


 綿密なミーティング(台湾祭り)を何度も行い、「旅のしおり」を職場のパソコンで作った(職場かよ)。ツアー名を決めなければいけない。相談の結果、「『流星花園』ロケ地をめぐる 大好き!魅惑の台湾 癒しとときめきの五日間 台流とB級グルメ満喫ツアー」に決定した。F4のイラストを貼ったり、台湾観光のマスコットで頭が急須になってるキャラ・茶一服(ちゃー・いっぷく)さんの写真を貼ったりしてしあげ、持って行くのと留守宅用と、各自二部ずつ印刷した。職場で。
 ちなみに、うちの母に、「友達と台湾に行く!」と告げたとき、母が最初に言った言葉は、「ツアー名を決めないかんね」であった。
 私はスーツケースを持っていないので、普通のバッグで行くことにしたが、あまり大きなバッグもなく、母のを借りることにした。母は、大きな袋物では、アニエスが好きで、そればかり持っているので、それを借りた。ただ、母は、あのつづりを、「アニエス」ではなく、「アゲイン」と読んでいる。


 9月11日出発と決まり、楽しみで楽しみで、よるとさわると台湾の話ばかりしていたのに、天気予報で、11日は、台湾を台風15号が直撃するという。我々は心配のあまり、全く仕事が手につかなくなった。職場のネットで台風情報ばかり見ていた。台風15号は、カーヌンと命名されていたが、最終的にグダグダのフニャフニャになることを祈って、「アンガールズ台風」と呼ぶことにした。私は、申し込みの際、旅行保険に入らなかったのだが、どうなるかわからないので、出発二日前に申し込みに出かけた。我々の旅行の世話をしてくれた旅行会社の担当の男性は、少々顔が濃いめで、ただそれだけのために、我々はその男性を鹿児島出身と決めつけ、陰で「濃ゆい男」「鹿児島の男」と呼んでいたのだが、台風騒動に際して、鹿児島男の対応が頼りにならず、我々をイライラさせた。ミスタードーナツで、緊急ミーティングを開きながら、我々は、鹿児島男の悪口を言いまくったのだが、今にして思えば、八つ当たりだったのだろう。ごめんなさい、鹿児島男。どうでもいいけど。

*****9月11日*****

 「とりあえず、関空までは行った方がいいです」というのが、鹿児島男のくれた唯一のアドバイスだったので、関空まで行った。すると、何事もなかったかのように、台湾行きの飛行機は飛んでいたので、我々は狂喜した。緑とオレンジに塗られた、国体の愛媛県選手団のジャージみたいな飛行機に乗り、二時間後、台湾に上陸した!茶一服さんのパネルが出迎えてくれた。台湾人のガイドさんに拾ってもらい、バスでホテルに向かう。ガイドさんは「呉進泰」という人で、「私は『御神体』ですから、皆さんを守ってあげます」と言っていた。台風が逸れたのもこの人のおかげだ。呉さんは、「皆さんはヨン様好きですか?私は、ヨン様より一つ年上です、ゴ様だから」などと、台湾ジョークを炸裂させていた。私の前に座っていたおばさんは本気で笑っていたが、私も「とりあえず笑っとけ」と思って笑っていた。呉さんは、「中国語でケータイのメールするとき、どう変換するかわかりますか?」と、我々にクイズを出したが、なぜか答えを教えてくれず、おばさんが執拗に食い下がったのでようやく教えてくれた。答えは、「発音記号で変換する」だったのだが、なんで答えを教えようとしなかったんだろう。気になるじゃないか。それはそうと、台湾のケータイはちっちゃくてビックリした。
 街並みは、ビルが古くてあまりキレイじゃない。コンビニもある。呉さんによると、セブンイレブンやファミマはあるが、ローソンはないそうだ。職業柄、つい銀行に反応してしまう。呉さんによると、「銀行」は「インハン」と発音するそうだが、おぼえられず、何度も聞いて、あきれられる。それが悔しかったので、「インリン(オブ・ジョイトイ)が京都の銀行に行った」とおぼえることにした。インリンはん→インハン。これで一発でおぼえられたが、この後役に立つことはなかった。
 他の人達や、呉さんと別れ、ホテルにチェックインする。ホテルは、全体が香辛料みたいなニオイがした。なので窓を開けようとしたが、窓の外は外廊下で、掃除のおばさんの控え室があって、間近でおばさんが休んでるので開けられない。トイレに紙が流せるだけでもありがたいと思うことにした。空港のトイレでも、紙をごみ箱に捨てる方式だったのだが、あれはイヤだなあ。私は、ついクセで何度も流してしまったが、でも大丈夫だった。


 台湾の地下鉄、MRTに乗って出発!駅にも電車にも、日本の商品の広告がいっぱいだ(写真参照)。永康街に行く。超有名な小籠包のお店、鼎泰豊(ティンタイフォン)に行った。すごく混んでいて、一時間近く待った。この旅行の前、我々は、「それ食べCHINAよ」「買っCHINAよ」というフレーズを流行らせようとしたのだが、結局流行らず、かわりに急浮上したのが、ふかわりょうの一発ギャグ「ティン!!」だった。この、ティンタイフォンの、「ティン」の部分を、ふかわの「ティン!!」風に発音するのが爆発的に流行り、旅行中、毎日、ティンティンティンティン言っていた。ただでさえテンションが高く、「台湾に行きタイワン」レベルのダジャレでも笑っていたから、ふかわギャグでも大爆笑だ。ここでは、小籠包、えびシューマイ、野菜餃子、炒飯、サンラータンを食べた。おいしかったが、小籠包がちょっと冷めていて残念だった。

 永康街で、台湾に来てはじめての買い物をする。セブンイレブンだ。コンビニは、日本の商品でいっぱいで、「台湾っぽいくだらないものが欲しい」という、旅行者気分を盛り下げる。森永いちごミルクキャラメルを買った。これは、パッケージが全部漢字で、台湾ぽかったからだ。それが10元(約35円)。それと、肝油ドロップ。これは、缶に印刷された子どもの写真が、貴乃花そっくりだったので買ったのだ。台湾のコンビニでは、ビニール袋をくれないのに、レジで、袋に入れてくれるのをボーッと待っていた。

 鼎泰豊の近くにある、冰館(ピングァン)という、マンゴーかき氷のお店に行った。今回の旅行の目玉だ。日曜の夜なので、ここも、大行列ができていた。ようやくありつくと、ありえないぐらい大きなお皿に盛られたふわふわの氷の上に、氷が見えないぐらいマンゴーが載って、マンゴーソースがかけられ、マンゴーシャーベットが載っている(写真は、右がマンゴーオンリー、左が、マンゴーといちごとキウイ)。気を失いそうなぐらいおいしかった。夢中で写真を撮っていると、台湾人が不思議そうに見ていた。外国人は、本国人の思いもよらぬものが珍しいものだ。友達は、日本のスーパーのすみの花屋の前で写真を撮っている韓国人を目撃したことがあるという。
 大満足でホテルに帰る。ホテルでは、台湾のテレビもたくさん見たが、NHKのBSが映ったので、総選挙のニュースなど見ていた。ホリエモンが落選してちょっと残念だった。

*****9月12日***** 

 今日は、他のツアーの方々、二十人くらいと一緒に、バスで半日観光。今日のガイドさんは日本人のおじさんだった。シャツが黄色だったので、我々は勝手に、「イエローアンクル(略してイエアン)」と呼んでいた。
 ↓ここからは写真主体でお送りします。
 孔子廟は月曜定休のため、見られず。
 まずは「保安宮」へ。健康の神様だそうだ。友達は、これを「ほあんかん」と呼んでいたが、それでは西部劇だよ。

←保安宮近くにあった、「見ざる・聞かざる・言わざる」の石像。台湾でも、「〜ざる」と「猿」の語呂あわせは通じるのか??

 保安宮の門。

 こちらの神社やお寺は、皆きらびやかでキレイ。
←若い頃(「水戸黄門」で助さんを演っていた頃)の里見浩太朗





→こちらは、年とってから(「水戸黄門」で黄門様を演っている)里見浩太朗

 それからお茶セミナーへ。日本のテレビ(「ためしてガッテン」など)にも出演したという中国茶の先生が、日本語で教えてくれる。先生は、77歳だというが、とても若く、どう見ても75歳か76歳だ。これもウーロン茶効果なのか(ウソです。ホントは60代前半くらいに見えました)。
 ウーロン茶のいれ方を教えてもらったり、いいお茶と悪いお茶の見わけ方を教えてもらったり、ついでにお茶を売りつけられたりする。他のツアーの方々は、けっこう我先にと買っていたが、我々は何も買わず、出されたハスの実の砂糖づけをぽりぽり食べていた。しかし私は、ちょっと気になったので、セミナーが終わって先生が帰ってから、店員の女性に、「あの、さっき見せてた、四袋で千円のヤツ、欲しいんですけど」と言うと、「あれはマズイから買わない方がいい」と止められる。もっと高いお茶を買ってほしかったのか、途方もなく商売っ気がないのか、どちらだろう。
 そんなお茶屋さんだが、藤波選手が来たことがあるらしい。
 蒋介石を記念した「中正紀念堂」に行く。とにかくデカイ!庭が広い!!庭の花文字がキレイだった。蒋介石の座像↓の横に立った衛兵は、微動だにしない。本当に1ミリも動かない。友達が、遠近法を利用して「手乗り兵隊さん」写真を撮っていたので、私も撮った。
 暑いので、衛兵の後ろには扇風機がある。ときどき、係の人(軍服は着ていないが、多分兵士)が来て、汗を拭いてあげている。こんな写真撮ってたらバチが当たりそうだ。
 それから、マッサージ店とおみやげ屋さんへつれて行かれた。マッサージ店には、ここを訪れた有名人の写真がいっぱい飾ってあった。貴乃花も来ていた(写真は、笑瓶兄やんとくわまん)。友達はマッサージを受けたが、私はやらなかった。

 おみやげ屋さんでは、店員が、ピッタリ離れずにくっついてくるので弱った。帰国して、去年台湾に行った弟に、そのことを言うと、「ほうよ、それでワシは何万も買わされたんよ」。何万も使ったのかよ!姉ちゃんはそれ初耳だよ!!

 このあと、日本人向けっぽい料理店で昼食。あまりおいしくなかった。
 台湾の白飯は、湯のみみたいなちっちゃい茶碗で出てくる。中国人がスマートなのは、ウーロン茶を飲んでるからだ、とよく言うが、あまり炭水化物を摂らないせいもあるのか?と思った。中国人は、粉モノ(餃子とか)は、主食で、ご飯と一緒には食べないというし。
 それから、ずっと楽しみにしていた故宮博物院へ!!時間が一時間しかなく、駆け足で、主なものを案内してもらう。象牙の彫刻など、超精密で感動する。他の人はイヤかもしれないが、私はここに半日ぐらい居たかった。
 念願の、「豚の角煮そっくりの石」と、「翡翠の白菜」を見る!!本当はいけないのだが、写真を撮ってしまい、他のツアーを案内していた台湾人のガイドさんに注意される。二つとも、思ったより小さくてビックリした。白菜は、実物大の白菜くらいかと思っていたのに、女性の手のひらに載るくらいだった。
 ミュージアムショップで、絵はがきやマグネットやクリップなど買いまくる。どれも安く、おみやげとか自分用とか、好きなだけ買って870元(三千円くらい)。友達によると、故宮博物院での私は、「何かにとりつかれたようにワァァーッとなっていた」らしい。どうも「萌えの神」が降りてきていたようだ。
 観光の最後は忠烈祠。抗日戦争や内戦で亡くなった兵士の霊が祀られているそうだ。靖国神社みたいなものか。そこに、我々日本人が観光に行っているのも妙な感じだ。門の前と、奥の廟に、二人ずつ衛兵が立っていて、一時間ごとに、衛兵の交代式がある。ここの衛兵も1ミリも動かず、マネキンかと思うくらいだ。

 やはり、軍服は着ていないけれども兵士と思われる人が、汗を拭いてあげたりしていた。この日はすごく暑く、こんな服を着ていたら、背中なんか汗でびしょびしょだろう。話は前後するが、交代式が終わり、この門の奥にある、衛兵の控え室と思われる建物に向かう衛兵の足どりは、心なしかほんの少し安堵しているようだ。部屋に入ったら、もう軍服なんか全部脱いで、「っっかーーー!やってらんねえよ!水、水!!」と叫んだりは・・しないよな。
↑交代式のとき、衛兵は、銃剣を、バトンのように回したり、投げ渡しあったりするのだが、非番らしい兵士達が、庭の奥で、その練習をしている。 ↑毎日、一時間ごとに行進しているので、門から奥の廟まで、衛兵の歩いたあとがついている。
←衛兵の行進。一糸乱れぬ動き。背の高さや、ルックスまで揃えて採用しているように思われる。廟に向かって歩く後に、ぞろぞろついて行った。廟で日傘をさしていて、係の人に注意される。すみません。しかも、あとで気づいたのだが、ジーパンのファスナーが全開になっていた。ある意味、日傘よりも、英霊に対して失礼だ。
 衛兵は、廟に着いて交代すると、また、門に向かって帰っていく。

 グランド・フォルモサ・リージェントホテルの免税店で解散。イエローアンクルと別れる。
 このホテルも、「流星花園」のロケ地だそうで、私以外の三人は写真を撮っていた。
 私は撮らなかったので、かわりに、台湾のポストの写真をご覧ください。
 緑色のと赤いのとがある。どうも、緑色の方が普通郵便、赤い方が速達とか、のようだったが、よくわからない。

 それからMRTで圓山へ。「流星花園」の有名なシーンが撮影された公園を見に行った。広々としてキレイで、結婚写真の前撮りらしいカップルが撮影していた。
 松山空港から飛び立つのか、薄暮の空を、ものすごい低空で飛行機が飛んでいく。怖いくらいだ。
 我々も松山空港から来たのに、台湾にも松山空港があるとは。

 右は、台湾の公園によく植えられていた木。枝が垂れ下がって、枯れたように見え、ツルが巻きついているように見える。何という木だろう。
 それから、タクシーで士林夜市に行く!台北最大の夜市だ。明星ショップ(アイドルグッズショップ)を発見した我々は、興奮して入ってみる。ジャニーズは、台湾でも人気があるらしく、明らかに雑誌から無断で取ってきたらしい写真を使ったグッズがたくさんあった。そして、F4グッズがたくさんあり、皆は喜んだが、なぜか私まで興奮し、ジェリーファンの友達にさかんにすすめて、ジェリーの写真のついた眼鏡ケースを買わせてしまう。F4は、台湾で、ペプシのCMをしているので、F4写真ラベルのペプシがあり、皆は買っていた。
 が、ジェリーの眼鏡ケースだが、ホテルで眼鏡を入れてみたら入らなかった。さらに、その店で買ったペプシは一本60元だったのに、翌日、同じものをスーパーで20元で売っているのを発見した。さらに、その友達は、ジェリーの出ている台湾ドラマのVCDを買って、日本に帰って見てみたところ、それが広東語バージョンで、共演しているアンディ・ラウとかは普通にしゃべっているのに、ジェリーただ一人が吹き替えされていたりと、ものすごく「ジェリー運」のない状態で、むしろ逆にうらやましくなるほどであった。
 夜市をうろつき、プロレスTシャツを発見したので、弟へのおみやげに、「破壊王」Tを買う。290元(千円足らず)。安い!と思ったが、今にして思えばもっと値切れたかもしれない。
 台湾では、どこでもけっこう日本語が通じ、このTシャツを買うときも、とても助かったが、こちらの日本語まで、だんだんつたなくなってくるのはなぜだろう。「サイズ、大きい、大きいね!」「色、黒ね!」みたいに。

 屋台で、胡椒餅を買って食べる。肉まんのようなものだが、その名の通り胡椒がきいていて、蒸してなくて焼いてある。かりっとしておいしかった。愛玉という植物のゼリーもおいしかった。ただ、楽しみにしていた魯肉飯(そぼろご飯)だけは期待はずれで、無論、我々の口にあわないだけだろうが、あまりおいしくなかった。肉の味が、どの方向を目指しているのかわからず、醤油か甘味噌がほしくなった。油っこいだけで、コクがないのにキレもない感じだ。
 水もお茶も出ないので、困っていたところ、隣の、飲み物の屋台のお兄さんと目が合った。すると、お兄さんは、メニューを持ってきてくれた。ご飯のときだから普通のお茶がいい、と思い、「ブラックティー」なら、ミルクも砂糖も入っていないだろう、と思って頼むと、ウーロン茶に砂糖を入れたような一品が来た。
 よくよく考えれば、「ブラックティー」というのは、単に「紅茶」のことだし、台湾では全ての飲み物が甘い、ということは予習してきたはずなのだが、一瞬忘れていた。なので私は逆ギレし、「だいたい、○○が○○国民だから、何でも甘くすりゃおいしいと思ってるんだろう」と口走った。
 まあ、その屋台では、ちょっとそんなことも言ってしまったが、台湾がとても好きになりはじめた。なぜかというに、人が皆、やさしいのだ。ニコニコしていて、いい人達ばかりだ。東京とかとは全然違う。こんなやさしい人達と、日本は戦争をしたんだなあ。

 この日も大満足でホテルに帰る。テレビでは、日本の演歌を、台湾の歌手が歌っていた。「きよしのズンドコ節」の、「ズン ズンズン ズンドコ」の部分は、「真 真真 快楽」となっていた。



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