第124回 夏の終わり (05.9.25)

 んなぁぁぁつのおほわぁぁり〜〜♪ んなぁぁぁつのおほわぁり〜〜ぃには〜♪
 ごぶさたいたしております。狂喜乱舞の二週間が終わりました。
 9月11日〜15日:台湾
 9月17日:大阪プロレス
 9月18日:奈良
 9月19日:B,z大阪ドームライブ
 でしたが、台湾のことは、旅日記番外台湾編で、大阪プロと奈良のことは、大阪プロ観戦記で書きますので、18日夜以降の一週間のことを。


 18日、奈良から、近鉄でなんばに帰ってきた。この夜のB,z大阪ドームライブを見終えて興奮状態の職場の友達二人と、Baseよしもとのお笑いライブを見終えて、若手芸人と写真が撮れて興奮状態の職場の友達一人と、なんばで会う。お好み焼き屋さんに行く。この四人は、B,z福岡ドームライブ旅行メンバーでもあるのだが、四人でいると、大阪にいる気がしない。愛媛にいるようだ。会ってはいないが、台湾に一緒に行った職場の友達一人も、この日、大阪に来ている。少し愛媛県人率の高い、この日の大阪だった。


 19日、ホテルをチェックアウトして、梅田で大阪の友達と会う。梅田で壮絶なまいごになってしまい、友達をずいぶん待たせてしまった。ゴメンナサイ・・・。一昨年連れて行ってもらった、梅田のマンゴー専門店「東方美人」に連れて行ってもらう。マンゴーかき氷ブラックタピオカ載せを食べた。おいしかった!
 それから大阪ドームに行く!!大阪ドームははじめてだ。この日が、今年のB,zのツアー最終日。ツアーTを買ってしまう。またガチャガチャをやる。稲葉コインケースと、稲葉リストバンドが出た。このツアー中、私はライブに四回行って、ガチャガチャを八回やっているのだが、三回も稲葉リストバンドが出ている。さすがにもう要らないだろう。それでも大事にとっておくだろう自分が悲しかった。
 それにしても、私はB,zファンになる前、演歌以外のコンサートに一度も行ったことがなく、感覚的には、ライブに行く娘を見守るオヤジ的で、「CD聞けばええやんか」「騒ぐだけで歌なんか聴いてないんやろ」「一回行ったらすむやんか」と思っていたのだが、今年は四回行ってしまった。美容師さんに、半笑いで、「歌う歌は同じなんですよね?」と言われた。
 一塁側の二階席で、ちょっと遠かったが、とても見やすかった。すごく傾斜が急なので、前にデカイ人が来ても大丈夫だ。私は背が小さいので、フラットな会場で前にデカイ人が来ると腹が立つ。私の後ろの人は喜んでいるだろうが。上記の、Baseよしもとを見に来た友達も、背は私と同じくらいなのだが、フラットな会場で、後ろの客に、大声で「ラッキー」と言われたことがあるそうだ。フラットな会場だと、少しでも見えるすきまを求めて頭を傾け、その後ろの客もそれにつれて頭を傾け、その後ろの客もそれにつれて、その後ろの客も、というように、その一列、ZOOかエグザイルみたいになってるかもしれない。

 イナバ氏は、銀紫のスーツに紫色のシャツ、赤いネクタイという、日本ではイナバ氏か梅沢富美男ぐらいしか着こなせないような衣装で入場してきた。曲順は、最終日だからといって変わりはなかったが、「ALONE」のときと、ハッピーバースディの歌のとき、泣きそうになった。特に、「ハッピーバースディ ありがとう 会えてよかったよ」の辺がヤバかった。「ALONE」が始まるときのカウントを、客が取るのだが、その指導のとき、イナバ氏が、「カウントと言えば徳永君です」と意味不明なことを言って、徳ちゃんが「1、2、3、4」と、お手本で叫んでくれた。マイクを使わないでもドームのすみずみまで声が届き、ビックリした。別に今まで見損なっていたわけではないが、徳ちゃんを見直した。ちなみに、職場のB,z友達で、とてもとてもイナバ氏が好きで、徳ちゃんを嫌っている子がいる。理由は、「ライブ中、稲葉さんより前に出てくるときがある」かららしい。
 福岡ドームで、「アクアブルー」のとき、イナバ氏がよろける、という小芝居があったのだが、今回それが進化して、イナバ氏はよろけた上にステージの下に落ち、松っちゃんに助けを求めるが、松っちゃんは、アメリカンな感じで両手のひらを上に向けて肩をすくめ、何もしてくれないので、しかたなく自力で上がってきた。それはカワイかったのだが、なぜこの小芝居が「アクアブルー」のときなのかが不思議だ。「マネキンビレッジ」のとき、イナバ氏は、飾られたマネキンの胸や、ちょっとここでは書きにくいような部分も触りまくっていた。イナバ氏のそういう姿はとてもセクシーだったが、もし、自分のお兄さんだったら、泣くほどイヤだろうなと思う。

 「愛のバクダン」のときに落ちてくるハート形の風船は、今回も取れなかったが、帰り、持っている人がいたので見ると、それにも「FINAL」と書いてあった。「ウルトラソウル」のときに降りてくる垂れ幕にも、「千秋楽」と書いてあった。イナバ氏は、何度も、「大事な時間を割いてここに来てくれて、ありがとうございます」と言っていた。最後、松っちゃんとイナバ氏は、お互いの肩を抱いて、ラブラブ上等な感じで帰って行き、入場口で待っていたサポメンの方々とハグしていた。終わってしまったなあ、と思い、悲しくなる。
 一緒に行った友達は、昔のB,zしか知らないと言っていたが、嬉しいことに、最新のアルバムを聞いて予習してきてくれ、とても楽しんでくれていた。また行こうと言ってもらえ、本当にありがたく、嬉しかった。
 規制退場に従って出て、地下鉄の駅に行くと、すぐ乗れてビックリした。福岡ドームでは、バスに乗るまでに一時間以上かかったし、すんなり出られてウソみたいだった。やっぱり大阪って都会だなあ、と感じる。過去の私の少ないライブ経験で、一番キツかったのは、広島ビッグアーチで、山奥で交通手段が少ない上に、便数もそんなになかったので、真夏の夜、8時半にライブが終わって、アストラムラインに乗れたのは11時半だった。私の近くにいた女の子が、気を失って倒れていた。私は、フラフラになりながら、せっかく買った「一日乗車券」が、日付が変わったら使えなくなることを心配していた。

 友達と心斎橋で別れ、フェリーターミナルに向かう。いつも乗る関西汽船ではなく、今回はオレンジフェリーだ。関西汽船は9時出航なので、ライブが終わってからでは間に合わない(オレンジフェリーは10時40分出航)。「以前は、大阪プロレスのメインを見ずに途中で出て、むりやり関西汽船に乗ってたじゃないか、あのときもオレンジフェリーにすれば最後まで見れたじゃないか」と、チェックの厳しい方には言われるかもしれないが、オレンジフェリーは、私の住んでいる市ではなく、隣の隣の市に着くので、できれば乗りたくないのだ。
 夜行バスにすることも考えたが、汗まみれなので、フェリーでお風呂に入りたかった。久しぶりに、フェリーの大浴場に入ると、海が見える展望風呂だった。どうでもいいが、漁船から中が見えたりしないのか。大浴場の脱衣場にも、B,zのツアーTを着た女の子が何人もいた。ファン同士、裸のつきあいだ。私はツアーTを着てはいなかったが、B,zビニールバッグに、洗面道具やタオルを入れていたので、絶対バレていたと思う。

 翌朝、20日の早朝、フェリーは東予(とうよ)港に着き、そこから連絡バスで松山に帰る。一旦家に帰る時間はなかったので、職場近くのスタバに寄る。台湾旅行中、西門町のスタバで、ラテを頼み、昔の藤井隆のように、何回も「HOT!HOT!」と繰り返したのに、アイスが出てきたことがあるが、その恨みを晴らすため、ホットのラテを飲む。それから仕事に行く。さすがに疲れた。


 ツアーが終わってしまったので、我々職場のB,z仲間は、心にぽっかりと穴があいてしまった。寂しいので、何かやろう、それも早急に何かやろう、と考え、過去のライブDVDを見まくる会を催すことにした。場所は私の家、日取りは23日に決まった(早急すぎないか)。
 ところが奇しくも、23日はイナバ氏の誕生日なので、ケーキを買うことを思いついた。予約に行ったときは、多少挙動不審だったと思うが、当日受け取りに行くと、それはそれは素敵なケーキに仕上がっていた(写真参照。字は、「おたんじょうびおめでとう 浩志くん」)。全員が喜んでキーキーいったことは言うまでもない。全員ツアーTを着て、12時半から6時半頃まで、いろいろなDVDやビデオを見て、途中ケーキカットをし、ハッピーバースディの歌を歌った。祝われている当人はまったく知らない祭りだが、そんなことはどうでもいい。
 ケーキに乗っている板とか人形とかは、小学校高学年ぐらいから、別に欲しくないというか、むしろ避けるものだが、この「浩志くん」のチョコレートは、じゃんけんで勝った人が食べることにした。バカなことやってるなあと思われるだろうが、本人達が一番自覚しているので、そっとしておいてやってください。


 昨日は、母の実家にお墓参りに行った。風がさわやかで、すっかり秋らしく涼しかった。彼岸花が咲いていた。皆でしゃべっていて、叔母(母の妹)が、昔、神棚に、青銅の馬の人形があったような気がする、と言い出し、神棚の下の物入れをさがした。すると、馬の人形はなかったが、古い、漆塗りのはげかけた、蒔絵のおひなさまの箪笥が出てきた。母のものでも叔母のものでもない。
 母の実家は、祖父の伯父(祖父の父の兄)に子どもがなかったために、祖父が養子に来てあとを継いだ、と、皆思っていたのだが、祖母に聞くと、伯父には子どもがなかったのではなく、娘さんが一人いて、二十歳で結婚して、翌年、流感で亡くなったのだという。おひなさまの箪笥は、その娘さんのものだったのだ。娘さんと結婚していた人は、子どももなかったので、籍を抜いて実家に帰り、お嫁さんをもらって、そして生まれたのが○○家の○○さんだとか、はじめて聞く事実が次々に判明し、我々は興奮して、家系図を書いてみた。それでもよくわからないこともあったので、お墓参りに行き、お墓を見てまわった。山の木々の陰の、古い古いお墓達を、蚊の大群に襲われながらさがすと、祖父のひいじいさんとひいばあさん(順治さん&おこまさん)のお墓を発見した!
 今まで知らなかったことが、一気にたくさん判明して、不思議なお彼岸だった。詳しくは書けないが、横溝正史の世界だ。その娘さんが亡くならなければ、祖父と祖母が結婚して、我々がここにこうしていることもなかったのだと思うと、不思議な気がする。
 イナバ氏が、ライブで、ハッピーバースディの歌のとき、「生まれてくるだけでも大変なのに、ここにこうして集まっているのはスゴイこと」と言っていたが、ライブに一緒に行ってくれた友達と私は、パンクラスを通して知り合い、今は、友達はプライド、私は大阪プロレスと、見る物が分かれている。それなのに、一緒にB,zを見に行っているのが不思議だ。ましてや一緒の家族になっている人というのは、どれだけ縁の深い人なんだろう。やっぱり、遺伝子って残さないといけないなあと感じた、今年のお彼岸だった。

第123回 取り急ぎお知らせ (05.9.10)

○ 八月末か、九月初めから、夜間、掲示板にアクセスしにくい状況になっているとかいないとか、ロケットBBSから通知が来ました。サーバーの障害のようですが、なかなか回復しないようなら、新しい掲示板を借りることも検討したいと思います。台湾から帰ったら考えます。

○ 悪気があるわけではないのに、今年に入ってからほったらかしていた、冨宅さんの年表を更新しました。ちょっとリニューアルしました。更新をためていたので、カツオの夏休みの宿題なみに大変でした。まだ台湾行きのしたくも何もしていないのにフラフラです。大阪プロレスからのメルマガと、パンクラスミッションの公式サイトと、結果が違っているところもあったりしたのでよりいっそう。

○ 明日から台湾に行ってきます。15日に帰ってきます。しかし、天気予報では、明日、台湾を台風15号(名前:カーヌン)が直撃する予定なので、どうなるかわかりません。三日前の予報では、11日は、あの台湾のサツマイモみたいな形の島が、すっぽり台風におおわれていたのですが、今日昼の予報では、ちょっとそれていたので、とりあえず希望を持って関空に行ってきます。皆様お元気で!

第122回 白い火花になれ (05.8.31)

 朝晩、ずいぶんすずしくなってきた。夏も終わりという感じだが、この日記を読んでくださっている方々にはおわかりの通り、私の夏はまだこれからだ。B,zの大阪ドームライブのチケットも無事届いた。e+の一般で取ったので、期待はしていなかったが、二階席だった。でも最後なので思う存分暴れようと思う。

 全く関係ないが、職場の銀行の裏に、古い小さな家があった。私は、小・中学校の通学路が、この銀行の裏を通っていたため、当時はその家を毎日見ていた。その家は、緑色の、とがった屋根をした、洋風建築で、当時はそれがめずらしく、私は、「赤毛のアン」に出てくる「グリーンゲイブルズ(緑の切妻屋根)」みたいだと思い、ひそかに心の中で、その家を「グリーンゲイブルズ」と名づけていた。
 この銀行に来るようになって、久しぶりに「グリーンゲイブルズ」を見たら、えらく汚くなっていた。職場に、私と同じ中学校だった女性がいて、その方も、当時、心の中で、その家を「グリーンゲイブルズ」と名づけていたことも判明した。そんな「グリーンゲイブルズ」だが、このほど取り壊された。家が壊される姿というのは、他のものと違って、もの悲しいものだ。
 取り壊される間、アスベスト出放題だったのではと心配になるが、アスベストの発がん性というのは、タバコよりも低いというのは本当なのか。タバコを吸いながら、アスベストの工場につとめていたりしたら、ありえないほど高くなるらしいが。私が小さい頃は、理科の実験でアルコールランプの上に載せるのは、今のようにセラミックつき金網ではなくて、石綿つき金網だったので、私達は、その石綿をむしったり、かけらを筆箱に入れて持って帰ったりしていた。
 三年くらい前、東急ハンズで、別に何に使うわけでもないのに、アルコールランプを買おうとしたことがある。


☆☆☆最近、気になっていること☆☆☆

○ ヨン様の日本語の上達ぶり

○ WWEのバティスタが、誰かに似ていると思うのに、それが誰だかわからないこと

○ 「ウォータリングガム」のCMで、須藤元気が、とうとう行き倒れになっていること

○ 若手芸人50人以上を動員した、資生堂「uno」のCMを、7、8人分だけ見ることができた。キングコング西野・マイケル・アンガールズの二人・カンニング竹山・スピードワゴンの、名前知らないけどどっちか、あとは忘れた。他に誰が出ているのか知りたくて、資生堂のサイトに行ってみたが、その日はこみあっていてつながらなかった。ふかわりょうが無造作ヘアにして、どんなふうに変身していたのか気になる。

○ 先週の「トリビアの種」で、「女性が酔っ払いにからまれていたら、アキバ系男性の何パーセントが、電車男のように助けてくれるのか」というのがあった。秋葉原で、「新しいメイドカフェがオープンした」という誘い文句にだまされて、路地に入ってきた男性の前で、仕掛け人の女性が酔っ払いにからまれる。その実験結果は約70パーセントで、母は、「まだまだ日本も捨てたもんやないねえ」と感心していたが、助けてくれた男性の中に一人、コスプレした人が映っていた。スカートにタイツ姿だった。まだまだ日本も捨てたもんだと思う。あの人は、コスプレしたまま街中を歩いているのだろうか。何のキャラなのかわからないのも気になる。

○ こないだの土曜、職場のB,z友達三人と、福岡ドームにライブを見に行き、日曜に帰ってきた。福岡のもようは、明日にでも、旅日記番外を書こうと思うが、ライブでちょっとしたサプライズがあり、イナバ氏の発する白い火花のようなオーラにやられてしまった私は、ライブ後、興奮のあまり呂律がまわらなかった。月曜に仕事に行くと、私が「松っちゃん派からイナバ派に鞍替えした」という噂が、朝のうちに銀行の津々浦々にまで広まっていた。その話の広まり方の速さも大いに気になるところ。

○ 職場のオヤジで、ガマガエルそっくりなキモイ方がいらっしゃるのだが、イナバ氏のかっこよさについて、福岡でたっぷり語りあった我々は、そのガマガエル某さんと、イナバ氏が、図鑑に載っていたとして、それを宇宙人が見たら、同じ生き物のオスだと判別できるのか、という難問に直面した。我々が、馬の顔の見分けがつかないように、馬から見たら、某さんもイナバ氏も同じ顔に見えるのでは、と私は危惧したのだが、「それは、ロバとサラブレッドぐらい違うから、歴然としているはず」という意見も出た。
 犬でも、同じ品種なら、ぱっと見、飼い主以外は判別できないかもしれないが、品種が違っていれば誰でもわかる。話はそれるが、私が昔から気になっているのは、「人間は、何歳ぐらいから、全ての品種の犬を犬として識別できるようになるのか」ということだ。チワワとセントバーナードなんか、知らなければ、同じ犬とは思えないのではないか。我々が、例えばウェストハイランド・ホワイトテリアを、過去一度も見たことがなくても、それが「犬」だとわかるのはなぜなのか。いろいろ考えたがわからない。鼻が黒いからか?
 話は戻るが、人間とチンパンジーでも、遺伝子は数パーセントしか違わないそうなのに、某さんとイナバ氏の、この違いは何なのか、皆で考えていくと、「人間って何なんだろう」というところにいきついてしまった。そこら辺になると、壮大すぎて、気になるというよりも、どうでもいい。

○ 福岡から帰ると、24時間テレビをやっていて、いつもは嫌だから見ないのだが、丸山弁護士がマラソンを走っていたのでついつい見てしまった。職場でも、「いつもは見ないけど今年は見た」という人も多かった。視聴率もよかったらしい。しかし、私にはわからないのだが、何で、あれってマラソンするんだろう。いつだったか、山田花子がマラソンしていたが、ゴールした場面をちらっと見たのだが、何言ってるのかさっぱりわからず、ものすごい天才のチンパンジーみたいだった。

○ 福岡に行くために、松山空港で待ち合わせたときにも思ったのだが、親というのは、なぜ、子を、空港に早く行かせたがるのだろう。30分くらい前に行っていれば十分なのに、一時間ぐらい前から行かせたがるのはなぜなのだろう。どこの親御さんもそうらしい。私の親世代は、「空港や駅に、異常に早く集合する世代」だ。そんなに早く行って何するんだ。気になる。

 

第121回 きょうはなんの日 (05.8.22)

 週プロによると、先週土曜の深夜、生放送で、橋本選手をしのぶ「リングの魂」があったらしかったが、愛媛朝日でも、広島ホームテレビでも放映されなかった。残念この上ない。


 前回の日記に書き忘れたが、13日は、冨宅さんのデビュー15周年記念日だった。おめでとうございます!書き忘れていて本当にゴメンナサイ・・。台湾のことばかり書いてるからだ。おわびに、台湾で、冨宅さんへのおみやげに、あつあつの肉汁たっぷりの小籠包をたくさん買って、クラフト封筒にぎゅうぎゅうつめて、残暑厳しい中、大阪道場に送りつけたいと思う(完全なイヤガラセか)。嘘です。パイナップルケーキかドライマンゴーにします。
 冨宅さんのデビュー15周年記念日にあわせて、このサイトに新コーナーを作ろうと思い、こつこついじっていたのだが、間に合わなかった上、新コーナーの内容は、冨宅さんには何の関係もない。申し訳ありません。どうおわびしていいかわかりません。

 とある方によると、平成17年8月3日は、「1783(イナバサン)の日」と読めるらしいが、我々職場のB,z仲間は、気づくのが遅れたため、何のお祝いもできなかった。明日、その仲間で焼肉に行くことになっている。明日は、17823(イナバニイサン)の日だ。ちょうどお祝いができてよかった。誰が何のためにどう祝うのか、稲葉氏は祝われて嬉しいのか、そこら辺は全くわからない。


 職場の男性が、スカパーで放映された、B,zのPV集を録画してくださった。新曲「OCEAN」も入っていてかっこよかった。松っちゃんが、「みずほ」という船のヘリポートみたいなとこでギターを弾いているのだが、当然周囲に手すりや柵はなく、即海だ。見ているだけで怖い。松っちゃんに会えるとしても、あんなとこには行きたくない。甲板が乾いていたら、それでも行くかもしれないが、濡れていたら絶対にイヤだ。
 関係ないが、こないだの新聞に、海上自衛隊の新巡洋艦の名前の候補に、「やまと」があったらしい、それはどうなのか、と批判がましく書いてあった。真偽は不明な記事内容なのだが、船乗りの人は、我々からは信じられないほど縁起をかつぐから、沈んだ船の名前なんか、候補に上げたりはしないんじゃないのか。「ながと」ならわかるが。

 PV集の中に、「BANZAI」があったが、私は、そのPVは何度も見たことがあったのに、それに出てくるパンクねえちゃんが、魔邪だということに全然気づかず、今回はじめてわかった。そう言われてみれば、あんな髪型と顔の女性、他にいるわけがない。B,zと共演した(同じ画面には映らないが)となると、ちょっと魔邪を尊敬してしまう。しかし、エンタで、いつも「今大人気」「超話題」と言っているが、本当なのか。エンタ以外で見たことないんだけど。

 PV集の最後に、スカパーの他番組のCMがあって、須藤元気が、音楽番組のジングルの監督・主演をやると言っていたが、何の番組だったのか忘れた。いろいろ出てるなあ、須藤元気。


 昨日の「ジャンクスポーツ」に、美濃輪選手が出ていた。天然というのとも、暴走というのとも違う感じで、頭上を飛んでゆくジャンボ機を走って追い抜こうとする特訓映像が流れたり、「タイで特訓したとき、ヤシの木に登ったら、その島の神様の声が聞こえて、こっから上に登っちゃいけないと感じた」と真顔で語ったりして、浜ちゃんに、「そのときヤシの木から落ちて頭打って、そんなになってしもたんやな」と言われ、リアルプロレスラーらしい生き様を垣間見せていた。
 ニックネームの話題になったとき、美濃輪選手の言うには、「本能のリアルプロレスラー」という、自分のそれはあまり好きじゃないそうで、「本能の」はいらないと言っていた。いずれは、「パーフェクト・リアルプロレスラー」と呼ばれるようになりたいそうだ。昔、パンクラス関係の集まりで、美濃輪選手もまじえて話していたとき、話が下ネタにかかると、美濃輪選手は私の顔をのぞいて、「大丈夫ですか、すみません」と言ったものだ。が、それは、美濃輪選手が、私のニックネームが「下ネタの女王」だということを知らないためだったろう。


 見た目、下ネタが大丈夫そうに見られたことがない。「見た目と違う」と言えば、私は暑がりで汗かきなのに、職場では、「いつも涼しげだ」と言われる。それが不思議だ。それと、私は何回も職場を変わっていて、そのたびに身も細る思いをしているのに、どの職場でも、「落ち着いている」と言われる。新しい職場に来たばかりでも、「ずっと前からいるような気がする」と言われる。不思議だ。


 前回書いた、私の職場の銀行の、スーパーカブでラリーに挑戦した方が、このほど元気に帰国して来、今日はその報告会だった。六ステージのうち、不眠不休で四ステージを走破したそうだが、一緒に行ったサポート行員の方によると、「一ステージでも、走れたことが奇跡」と言うほど、過酷な状況だったそうだ。
 サポート行員の方のおみやげの、兵馬俑の形の「兵馬俑チョコレート」をもらったが、チョコは、砂漠の暑さで完全に溶けて、まったく兵馬俑ではなくなっていた。小さな仕切りの中で、チョコが風呂に入ってくつろいでるみたいな形になっていた。以前、お茶の先生がモンゴルに行って、「モンゴルのチョコはまずいらしいけど、話のタネに」と買ってきてくれたチョコを食べたら、途方もなくまずかったことがあるが、今回のチョコは、クレヨンかパステルか、そんな画材みたいな味がした。職場の友達と、「クーピーチョコレート」と名づけることにした。

 先週、職場近くの郵便局に行くと、ガンダム切手が売り出されていた。「アニメシリーズ第二弾」だそうで、第一弾は何だろうと思ったら、ポケモンだそうだ。買おうとしたが、銀行の制服で、「ガンダム切手ください」と、声に出して言うのが恥ずかしかったので、「あの、ほら、あそこのコレ」などと示して買った。郵便局には、そもそも、来月の大阪プロレスのチケット代や、十月のパンクラスのチケット代を送るために行ったのだ。すると、大阪プロレスのチケットは、昨日もう送られてきた。早っ!!
 来月の旅行の準備が、着々と整いつつあるわけだが、となりの部の、若くて可愛らしいマリちゃんに、「遊びすぎです〜」と言われた。それなので、「もう、私の今年は、九月で終わりやから。あとはおとなしくする」と言っていたのだが、十月に横浜に行くことになり、十一月はUSJに行くことになった。ちっとも終わりじゃない。それなので、横浜には、マリちゃんに内緒で行こうかと思ったのだが、白状してしまった。
 来月、台湾に行って、帰ってすぐ大阪に行って、帰ってすぐ仕事なのだが、マリちゃんは、「大阪から帰った日は、(疲れてクマができるから)目の下にファンデーション厚めに塗らないといけないかも〜」と言う。私も「そうやね〜」と言ったのだが、ここだけの話、マリちゃん、私は、普段から、目の下には厚めに塗ってるんだよ・・。ごめんよババアで・・。

第120回 さらなる台湾祭り (05.8.14)

☆☆☆台湾祭りだワッショイ☆☆☆

 前回の日記以来、台湾ミーティング(台湾大祭)は行われていないが、職場の私の席の周囲で、「台湾ミニ祭り」は行われている。新聞にマンゴーかき氷が載っているのを見つけたとき、また何もないときでも、台湾メンバーが集まっては盛り上がっているのだが、ミニ祭りは、連日、日にニ、三回は行われているので、となりの部の人にまで怪しまれていた。あまりにテンションが上がっているので、来月11日の出発まで、このまま続くとは思えない。絶対、途中で、多分今月末くらいに萎えると思うので、それをまた上げていく努力が必要だ。

 台湾に一緒に行く友達三人は、皆、「F4」のファンなので、「流星花園」のロケ地をめぐることになると思う。「流星花園」は、「花より男子」を台湾でドラマ化したもので、私は、昔内田有紀主演でドラマか映画になってたな程度の記憶しかないのだが、「F4」というのは、「花より男子」に出てくるグループの名前で、それを演じてた四人が、そのままグループで活動してるのだそうだ。番組生まれのアイドルだ。「はっぱ隊」や「エキセントリック少年ボウイ」と同じだ(違う)。
 その友達のうち二人は、「F4」好きが高じて中国語を習っているので、何かと心強い。私は、大学で三年間中国語を学んだが、全て忘れてしまい、今おぼえているのは、「ウォーメンシー・ペイチンターシュエダ・シンション」(私達は北京大学の新入生です)という文だけだ。何の役にも立たないどころか、別に私は北京大学の新入生ではないので、口に出したとたんにウソつきになってしまう。あと、「ターメン・チータオマ」という文もおぼえているが、意味がわからない。


☆☆☆戒(イマシメ)☆☆☆

 先月、ヤフーのトップページに、「ガンダム占い」というのがあったので、試しにやってみた。血液型と星座を入力したら、自分が、ガンダムのモビルスーツで言うと何なのかがわかるという、さしあたって何の役にも立たない占いだ。私(A型、やぎ座)は、「ガンタンク」だった。「後方で皆を援護する堅実派」と書かれていた。ちなみに冨宅さん(A型、みずがめ座)は、「グラブロ」(ズゴックを引っぱったりしてた、大きな爪がついた水中専用モビルアーマー)だった。「自由奔放だが、意外に他人の目を気にする」そうだ。

 A型でやぎ座というと、「堅実」という結果が出るのは目に見えている。お金については堅実だと自分でも思う。しかし最近、台湾やら何やらで出費が多く、頭を悩ませているうちに、わけがわからなくなってきた。10月2日の、パンクラス文体大会は、行かないつもりだったのだが、菊田近藤戦があるというので、行かなければと思う。それでまた出費が増えた。文体のための飛行機チケット等は、台湾に行く前に取っておかなければいけないだろう。
 そこへ持ってきて、このあいだ、先月の携帯料金の請求書が来たが、見てビックリした。PHSの三か月分以上だった。使いはじめは、着メロをダウンロードしたり等で、お金がかかるとは思ったが、まさかこれほどとは。はじめて携帯を持って、調子に乗ってパケ代を使いすぎるという、中学一年レベルだ。
 昨日、弟が、お盆で帰省してきたので、苦情を訴えると、弟はすでに、今月初めに私の携帯料金を把握しており、勝手にプランの変更をしてくれていた。なので今月は、先月と同じくらいパケを使っても、それほど高い料金にはならないそうだ。ホッとした。
 この携帯料金分を、何かで埋めあわせようと思い、再来週、B,z福岡ドームライブに行ったときに買うつもりだった、松っちゃんのソロ活動DVDを、あきらめることにした。もちろん無理すれば買えないことはないが、そこは戒(イマシメ)だ。

 一昨日、松山まつりの野球拳踊りの、「企業の部」があって、我が銀行の連も出るので、となりの部の女性達と待ちあわせて見に行った。が、待ちあわせまで時間があったので、ラフォーレによった。若い頃からラフォーレは好きじゃなかった上、最近は年齢的にもツラくなってきたのだが、表にすごくカワイイブーツが飾られていて、何週間も前から気になっていたので、ちょっと見てみようと思ったのだ。
 見るだけのはずが、意外に安く、私の気になったのはロングブーツだったのだが、同じデザインでショートブーツもあって、そっちの方はもっと安かった。予想していたのの半額くらいだ。しかし、いくら安くても買っちゃいけないはずだったのに、気づいたら買っていた。もう何だか、頭のどこかがやられてしまったとしか思えない。
 しかも、ショートブーツを買ったのに、まだ、「ロングの方も欲しかった」と思っている。本当に、ロングの方が好きで、どうしても欲しかったのだが、店員さんが、「ショートの方がお似合いですよ」と言ったし、自分でも客観的にそう思ったし、持っているスカートとの兼ね合いで、絶対にショートの方が出番が多いと思ったので、そうしたのだ。ショートの方は、ベージュ色で、やさしい感じなのだが、ロングの方は、シェンナがかった茶で、ちょっとハードな感じがする。買ってしまったブーツをかかえて、待ちあわせの場所に行って、となりの部の女性達に、苦情を訴えると、皆、「ロングの方も買っちゃえ」と言う。私も他人ならそう言うだろう。しかし、同じようなブーツを二足いっぺんに買う、というのは、いくら安くても、ある意味スゴイ贅沢ではないのか。そんなことになったら、もう、どうやって戒めていいのかわからない。台湾旅行のおこづかいを減らすしかない。好きなものが似合わないというのは、大きな不幸だな。


☆☆☆夏・点描☆☆☆

 先週、母の職場の方が、笹をくれたので、七夕飾りをつくった。眠くてたまらなかったので、やっつけでつくったが、母は気に入ってくれたようだ。短冊を書くことにし、私以外の家族の分は、母が推測で代筆した。父の分は、「商売繁盛」などと書いていたが、猫の分もちゃんとあって、「猫語をわかってほしい」と書いてあった。私は「無事台湾」と書いた。自分のことしか考えていない様子がよくわかる。

 先週の木曜、伯母が、自分で栽培した、超デカイゴーヤをくれた。直径が、普通のゴーヤの四倍くらいある。なので、緑色のダンボール紙を切って、ゴーヤに貼りつけ、「ゴーヤ怪獣」をつくってみた。
 気に入ったので、携帯で写真を撮り、翌日、職場の友達に見せると、このサイトを見てくれている友達が、「これ、あのフィギュアと戦わせたらええんやない」と言ってくれた。私は興奮し、船木・鈴木フィギュアに、昔買った「コンバットジョー」のヘルメットをかぶせたり、手投げ弾を持たせたりして、「ゴーヤザウルス」と戦わせよう!と思って家に帰った。すると、むし暑い室内に一日置かれたゴーヤは、まっ黄色になっていた。翌日には、自重でつぶれ、その翌日には、腹から水が出てきた。なのでフィギュアと写真は撮れず、母が外のごみ箱に捨てた。怪獣らしい末路だった。

 先週、我が銀行の、坂本さんという三十代後半の男性が、銀行のスーパーカブで、北京−ウランバートル間のラリーに出場した。エンジンは、50ccから90ccに改造したものの、後ろに乗せている、愛媛県警の「まもるくんシール」の貼られた黒い箱とかもそのままだ。銀行では、サポート行員を配置したり、壮行会をやったり、応援の横断幕をつくったり、「坂本さんTシャツ」をつくって女子行員が着たりして、バックアップしていたが、その後の情報によると、どうもリタイヤしたらしい。まあ、カブだからな・・。でもスゴイ!!
 どうも、この銀行の、昔からのモットーが、「野武士のような行員」というらしく、このチャレンジが、それにあてはまるというので、銀行を挙げてのバックアップになったらしい。しかし、「野武士のような男性」というのは素敵だが、「野武士のような銀行員」って、ちょっとイヤじゃないか。預けた金を勝手になんかに投資されたりしそうだ。私がお金を預けるなら、勘定奉行のような行員がいいんだが。

第119回 ひき続き台湾祭り (05.8.7)

☆☆☆最近の日記からこぼれ落ちた小ネタ☆☆☆

○ 以前、「民事介入暴力追放大会」に行ったとき、もらってきた資料を読んでいたら、広域指定暴力団の資料もあって、組長の名前や構成員の人数、代紋まで載っていたが、中には代紋のない組もあった。「代紋、作ろうよ」と、よけいな口出しをしたくなるが、またたく間に殺されそうだ。山口組は、ちっちゃな市くらいの人数がいた。怖い。怖いと言えば、本拠地にしている県の、人口比にしたら、広島県の組の多さが際立っている。さすがだ。
 愛媛県の、暴力追放推進センターのフリーダイヤルは、0120−893024(やくざを通報)だ。「4」を「ほう」と読ませるところが新しい。関係ないが、私は、今まで何年も使っていたPHSの番号を、最後までおぼえられなかったが、新しい携帯は、うまいごろあわせを思いついたため、すぐおぼえることができた。すごくうまいごろあわせで、皆にホメられたので、ここでも公開したいぐらいなのだが、すぐ番号がわかってしまうのでできない。

○ 先月、杉浦日向子さんが亡くなった。私は、描かれたものは読んだことがなくて、昔「お江戸でござる」で見たことがあるだけなのだが、職場の読書クラブの本棚に、「百物語」があったので借りて読んでみた。おもしろかった!最後に解説を読むまで、江戸時代の説話をマンガ化したものだと思っていたら、オリジナルだった。それだけリアリティがあったのだ。その解説を書いていた高橋克彦さんが、新聞に、杉浦日向子さんの追悼文を書いていた。その高橋克彦さんの書かれたものも、私は読んだことがない、と母に言ったら、母は、「高橋克彦って、トリビアに出とる人よね」と言っていた。違うよ。

○ 最近、蚊にくわれると、腫れが何日も残るようになった。体質が変わったのか、最近の蚊がタチが悪くなったのか、理由がわからない。「それ、蚊じゃないんじゃないの」と言われそうだが、現行犯で退治して、ちょっとした血が飛び散ったりしているので、確かに蚊だ。かまれ痕が何日も残っていたら、他人に、部屋にダニがいるんじゃないかと思われそうでイヤだ。なので積極的に、「痕が残るようになって・・」と言いふらすようにしている。ここにも書く。


☆☆☆台湾祭りだワッショイ☆☆☆

○ 一昨日の金曜日、仕事の帰りに、台湾旅行メンバーで、旅行の申し込みに行った。旅行メンバーが一人増えて、私を入れて四人になった。申し込みのあと、もんじゃ焼きを食べたりお茶を飲んだりしながら、「第一回台湾ミーティング」を行った。第一回なので、予想通り、興奮のあまりワアワア言うだけで、何の打ち合わせにもならなかった。絶対食べたいものを挙げていったのだが、明らかに、食事回数よりも、食べたいものの方が多いので、もうちょっと考えなくてはいけない。とりあえず、決まったことは、「マンゴーかき氷を食べる」ということだけだ。楽しみだ!!
 半日観光がついているので、故宮博物院とか孔子廟には連れて行ってもらえる。故宮博物院で、十本の指に入る珍宝と言われている、「豚の角煮そっくりの天然石」が、昔から見たかったので、絶対に本物が見たい!!
 勢いで変なものをいろいろ買ってしまいそうな予感がする。


 話は変わるが、昨日、坊ちゃんスタジアムに、阪神広島戦を見に行った。私が大阪に行くたびに阪神グッズを買って帰ってあげていた、阪神ファンの叔母が、どうしても行きたいと言い、母も、別に阪神ファンではないが、ジェット風船を飛ばしたくてうずうずしていたので、三人で行くことになった。私は広島ファンなのだが、叔母優先で、阪神側の席を申し込んだところ、ライト側と一塁側は満席で、結局、三塁側に座ることになった。

 昨年か一昨年、三越のバーゲンで見つけて、「これはカープの応援にぴったりじゃ!」と思って買った鯉のTシャツを着て行った。行ってみると、三塁側も、阪神ファンでうめつくされていた。非常に肩身が狭かった。見ると、レフト側も、半分くらい阪神ファンだった。横断幕がいくつもかかっていたが、ライト側に「広島猛虎会」、レフト側に「関西緋鯉会」の幕があった。なんでだ。普通逆だろう。

 ジャパハリネット(松山出身)が、始球式をやっていた。先発は阪神が下柳で広島が黒田だったのだが、黒田の調子が悪くて一方的な展開になってしまい、13対2だか12対2だかで阪神が勝った。私はがっかりしたが、叔母が喜んでいたので良かったと思う。

 帰りは、もより駅が混んでいてとても待った。試合終了にあわせて臨時電車は出るが、いつ出るのかわからない。それでも皆、おとなしく待っているのだが、ごく一部、大阪から来たらしい阪神の応援団が、「あれまだすいとるやないかい!乗せんかい!!」「そんなことしてたら、大阪で商売やっていかれへんで!!」などと騒いでいて怖かった。別に大阪で商売しようなんて、JR四国の人間は誰も思っていないのだから、他県のことはほうっておいてほしい。

第118回 脳内台湾祭り (05.8.2)

☆☆☆最近の日記からこぼれ落ちた小ネタ☆☆☆

○ 先週の「黄金伝説」で、南海キャンディーズが、全国人気ケーキベスト100を全部食べるという伝説に挑戦していたが、見ているだけで吐きそうになった。どれもおいしそうなのだが、人間というのは、なぜ「飽きる」のだろう。
 私が、いとこにもらってはじめて食べた、トップスのチョコレートケーキが四位に入っていたが、丸ごとだったので、山ちゃんもしずちゃんもツラそうだった。全国のベスト100といっても、ケーキはそんなに通販したりしないから、ほぼ東京と大阪だ。しかし、「似たのがある」のもケーキの特性で、トップスのチョコレートケーキは、松山の「GIV」という店で同じようなのが食べられる。

○ 以前、私の家で粘土細工をした友達のうち、一人の女の子が、中川晃教のファンで、中川晃教(アッキー)の似顔絵を、粘土にした。私は、その似顔絵を参考にして、色を塗ったわけだが、彼女は、アッキーのファンクラブイベントに行って、その粘土を、アッキーご本人にプレゼントしたらしい。本人の手に渡るのなら、もうちょっとていねいに色を塗ればよかった・・。私は、そのアッキーという人を全く知らないのだが、意味不明な恥ずかしさにさいなまれている。

○ 先月、美容師さんと話していたら、なぜかイタズラ電話の話になった。美容院にも、ときどきイタズラ電話があるそうで、ふざけたものでは、「カツオが海の中でダシが出ないのなんででしょう」と聞いてきたヤツがいるという。パクリな上におもしろくないが、カツオはまだカツオブシになってないんだから出るわけないだろう。
 それにしても、なぜ、昆布は海の中でダシが出ないんだろうな。それとも、「出ているが皆気づかない」だけなのか。

○ 玉木宏と、玉山鉄二を、間違っておぼえていたことに先日気づいた。二人とも、名前と顔のギャップがありすぎるのでおぼえづらいのだが、タマキヒロシとタマオキヒロシの違いは、ちゃんとわかっている。

○ 以前から、部屋のエアコンの調子が悪く、去年の夏も「壊れた」と日記に書いたような気がするが、修理の人を呼ぼうとすると動くので、そのままにしておいた。こないだの土曜日、職場の友達が遊びに来たが、最悪なことに、そんなときに限って、また調子が悪くなった。全くブッ壊れてしまったのなら、リビングに移動でもするが、「全く効いていない」というほど暑くはないし、「効いている」と言えるほど涼しくもない、なんか「生かさず殺さず」みたいな感じになっていた。本当に古いエアコンなので、もうあきらめて新しいのを買おうと思っている。


☆☆☆台湾祭りだワッショイ☆☆☆

 職場の友達二人が、台湾の男子四人組アイドル「F4」の大ファンで、それが高じて台湾旅行を計画している。私は、F4には何の興味もないが、友達の話をいつも聞いているので、顔と名前ぐらいはわかる。それでも、最初のうちは、なかなか顔もおぼえづらかったので、四人のうち、特にかっこよくて人気のありそうな二人を「男前兄弟」、髪の毛サラサラな二人を「キューティクル兄弟」と名づけておぼえた。ちなみに「キューティクル兄弟」の兄の方(ヴァネス)は、髪を切ってしまったので、今はキューティクルではない。

 そんなことはどうでもいいが、楽しそうなので、私も台湾に行ってみたくなり、一緒に行くことになった!ワ〜イ!!今は、よるとさわると台湾の話ばかりしている。私の弟も、去年台湾に行ったが、人がいいせいか、行く先々の土産物屋でいろんな物を売りつけられ、「酋長の村」という意味不明なところに連れて行かれ、「酋長の娘」(誰だよ)と一緒に撮った写真を買わされていた。そんなことだけはやるまいと思う。無事連続休暇も取ることができ、私の頭の中では、「2ちゃんねる」に出てくるあの変なネコが、「台湾キターーーーー!!!」「台湾祭りだワッショイ!ワッショイ!!」と騒いでいる。

 以前、鈴木・近藤両選手とロスに行ったときにとったパスポートは、期限が切れたので、取りなおさないといけない。このパスポートを使ったのは、他には、パンクラス後援会の旅行で、某選手二名と韓国に行ったときだけだ。もったいないことをした。期限十年のにしておけばよかった。あのとき受付の人に、「女性は、これから姓や住所が変わることもありますし」と言われて、「そうや!」と思って五年のにしたのだが、そんな心配はいらなかったのに。
 今回は十年のにしようかとも思うが、目先の五千円が惜しいので五年のにしそうだ。

 ちなみに、台湾行は、多分、9月11日から15日頃。15日は、関空から松山に帰るが、17日からはまた大阪だ。17日は大阪プロレス、18日は奈良、19日はB,zのライブで、20日の朝、松山に帰って仕事に行く。ハードだが楽しみだ。ある意味、この十日に、私の今年は集約されている。これが終われば私の今年は終わりだ(早すぎ)。

 台湾に行く友達との間で、以前から、ダウンタウン松本のやるジャニーさんの口マネ(「YOU、○○しちゃいなよ」「YOU、○○すればいいじゃん」)がはやっていたのだが、このほど台湾旅行にあたって、その改良版を開発した。台湾は中国ではないが元は一緒だから、台湾に行ったら、「YOU、それ買っCHINAよ」「YOU、それ食べCHINAよ」と言いまくろう、と決めた。が、浮かれて、二日ほど、そのフレーズを使っていると、早くも飽きてしまった。台湾に行けば、絶対にブーム復活するとは思うのだが。



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