*****B'z SHOWCASE 2007 〜B'z In Your Town〜***** 〜7月9日 ふくやま芸術文化ホール(リーデンローズ)〜 |
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私のブログを読んでくださっている方はご記憶かもしれないが、6月から、あるのかないのか、潜伏しているのかいないのか、よくわからない感じでSHOWCASEが始まり、Zepp福岡やZepp大阪に行きたいのに行けなかったので、私は周囲に八つ当たりしたり、ライブ当日は時計を見ながら、今頃松っちゃんがカワイイ笑顔をふりまいている頃だと妄想したり、ライブに行ったつもりになろうとして失敗し、ウーウー唸ったりしながら毎日すごしていた。 チケットが手に入らないとか、平日だとか、遠くてその日のうちに帰れないとかいうのもあるが、ライブハウスというものに行ったことがない。正確に言うと、プロレスを見に行ったことならあるが、当然着座だった。なのでちょっと怖い。いつもお邪魔するサイトさんで、ライブハウスの心得を拝見したが、概略がつかめて安心するどころか、逆に不安が募る。行ったら生きて帰れないんじゃないかという気すらする。私もそんなに若くないし。B'z本人よりは若いけど。 が、6日(金曜)のこと、この福山の情報をキャッチ。友達が教えてくれた。これまで諦めていた理由が、そんなに解消されてないにしても、「これは何があっても行く」と決める瞬間というのはあるものだ。その日のうちに、月曜の午後お休みをもらい、広島行の船の便を調べ、お金をおろして帰る。ライブまで時間がなく、いろんな意味でギリギリの攻防になっているチケット争奪戦にやむなく参戦し、ようやく手に入れたのが土曜の深夜。これは本当に、いろんな意味で、いろんな人にごめんなさい。 楽しみにして待つ時間が、日曜一日しかなく、それが惜しい。 月曜は昼まで仕事をして、広島まで高速船で行き、福山まで新幹線に乗り、帰りは、福山発9時すぎの新幹線で岡山に出られれば、すんなり松山までJRで帰れるが、もしそれに乗れなかったら、山口の柳井港まで行き、深夜フェリーで帰ろうと思っていた。それだと、家に帰るのが朝の4時頃になるので、どうしても9時すぎの新幹線には乗りたい。行きは福山駅からリーデンローズまでタクシーで行くとして、その運転手さんに、「8時45分頃、ここで待っててください」と予約しとくしかないと思っていると、友達が一緒に行けると決定!!しかも車を出してくれる。これで安心だ!! Zeppに行けなくてやさぐれていたとき、「SHOWCASE行くヤツ全員雨に降られろ!」(たむけん)と書いたバチが当たって、当日は雨。が、テンションが上がっているので、「雨、そんなの関係ねぇー!」「仕事休んじゃったけどそんなの関係ねぇー!」(小島よしお)と叫びながら、B'zのCDをかけて、愛媛から、広島・尾道へと、しまなみ海道を渡る。ちなみにこの日私は、朝、出勤時からツアーTを着ていた。 霧で視界が悪く、海は無論、海にかかる橋を渡っているのに、橋の橋脚も見えない。夜、帰りもそうだったが、友達は運転していて怖かったと思う。私は免許がないので代わってあげられない。隣で、おっぱっぴー、おっぱっぴーと叫んでいたくらいで、何の役にも立たなかった。ごめんなさい。 霧の間から、汚い内海の漁港が見えただけで、名曲「OCEAN」を思い出してテンションが上がる。しかもおっぱっぴー(オーシャン・パシフィック・ピース)ともちょっと関係あるのでさらにテンションUP(何でだよ)。 途中、サービスエリアで「しまなみうどん」を食べる。高くてまずいことを覚悟していたが、銀行の食堂より、よっぽど安くておいしかった。山伏の集団みたいな方々がバスで到着し、サービスエリアに入ってきた。山伏なのにソフトクリーム食べながら入って来て違和感があった。ホラ貝でも吹きながら来たらよかったのに。 福山市にははじめて行くのだが、車で行くと、広島市よりよほど近い。松山から3時間半くらいで、4時半頃、リーデンローズに着く。近くにばら公園があるらしく、周囲には、名前に「ローズ」のつく施設が多い。リーデンローズは、なんかギリシャ的というのかフランス的というのか、文化的を狙って成功してない感じの建物。来る前に、リーデンローズのHPも見たが、外観が360度パノラマで見られるアイコン、あれは別に要らないと思う。 |
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■■リーデンローズ外観■■ リーデンローズはReed & Roseと書くらしいが、意味がわからない。 |
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駐車場にB'zTシャツのブラザーが群れているのとか、「178」ナンバーの車とか見てまたテンションが上がる。来られることがあまりに急に決まったので、「ホントに今日、ライブが見れるんやろか?」と、まだ信じられない感もあったが、それも雲散霧消だ。具合が悪くなるぐらいだ(テンション上がりすぎ)。 さっそくグッズ売り場へ。 |
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■■物販バック■■ 手前の影はTシャツ着せてるボディ |
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Tシャツとタオル(リストバンドつき)があるが、ホールになって、Zeppとは違ったグッズになっているようだ。Tシャツを買うが、意外にすぐ買え、買ってしまうとやることがなくなる。建物の他の部分には、入口に鍵がかかっていて入れない。駐車券にスタンプをもらいたいが、それすら、どこでもらえるのかわからない。周囲には何もない。正面にショッピングモール的な建物が見えるが、何なのかよくわからず、雨なので動く気になれず、カフェ的なものを探す。ハードロックカフェがあればいいが、そんなものあるわけがない。 リーデンローズ二階に、「とまと」という喫茶店があった。障害のある方の作業所のような、ちょっとした不思議空間だ。そこに入ったが、当然B'zファンでいっぱいで、ハードロックカフェと違って静かなので、逆にB'zの話がしづらい。あまり妄想大暴走の話をしていても周囲の顰蹙をかうし、間違ったことを話していたら、周囲の方々に心の中でバカにされるし、今日歌う歌の話をしようにも、もし、セットリスト知らないで、ネットも見ないで楽しみにしてきた方が近くにいたら、ブチ壊しにしてしまう。 来られなかった友達に、イヤがらせのように、買ったTシャツの写真をメールで送る。 |
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■■友達に送った写真■■ とまとにて撮影 |
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■■Tシャツ図柄■■ 家にて撮影。この柄は、あと白があった |
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近くのテーブルで、グッズの話をしている方々がおられる。来られなかったお友達に買って帰ってあげるのかもしれない、Tシャツのデザインの説明に苦心しておられるようだ。デザインは二種類、色もそれぞれ数種類あるが、「マンガみたいな絵のがあった」と聞こえたので、私が買ったヤツだ!と思い、さりげなく、見えるように、テーブルに広げてさしあげると、「あれよ!」と声が聞こえ、しまいに「写真撮らせてください」と言われた。快く提供したが、上の写真のように、ビニールが光ってうまく撮れなかったんじゃないか、袋から出してあげればよかったなあと、今思っている。 もう一種類、ロゴだけのデザインのものについても聞かれたが、私もうまく口で説明できなかったので、近くのテーブルで着てる人を見つけて、「あの人が着てるヤツです」と指さしてしまう。 ここでは例によってミルクティーを頼んだが、とても安かった。変な客ばかりで、店員さん達はビックリされたんじゃないかと思うが、「人がいっぱい来てくれてウレシイ」と言っていた店員さんもいた。ありがとう。金曜には井上陽水コンサートがあったみたいだが、そのときにも変な客いっぱい来ましたか。 そんな喫茶店に、友達は、あろうことか本日のプラチナチケットを置き忘れ、店員さんが、「大事なものお忘れですよ!」と、走って追いかけてきて渡してくれる。周囲のブラザー達の失笑をかったことは言うまでもない。 開場後、グッズ売り場はホール外廊下に移動していたが、長蛇の列。さっき買っておいてよかった。 席は26列目。後ろの方だったが、それでもよく見える!右よりで、松っちゃんの正面だ。ウレシイーーー!! 私の右側の客が、ライブ前からすでに、ありえない汗臭さを発している。それは別に仕方ないが、うちわで、右からあおぐので、そのニオイが、右から左に受け流される。私の左にいる友達に、私のニオイだと思われたらどうしよう、ライブ終わったら、まず、真っ先に説明せんと、とずっと思っていた。 客層は、私も含めて、ドームよりやや平均年齢高めな気がする。マニアックな方々が集まってるだけあって、どんな古い曲が来ようが、アルバムに入ってない曲が来ようが、発売されてなくてネットで聴けただけの曲が来ようが、何が来ようが対応できる感じだ。そして、こころなしか、松っちゃんファン率高め。 ↓以下、書いてみましたが、記憶がおぼろです。特にトークがどこで入ったか、はっきり思い出せませんでした。時間の経過によるものというより、帰りのファミレスでも思い出せなかったので、テンション高すぎたためと思われます。ごめんなさい。 未発表新曲 FRICTION ■稲「B'zのSHOWCASEにようこそ!!」(けっこうあっさりめに) HOT FASHION 愛のバクダン ultra soul ロンリースターズ ■稲「雨の中、こんなに集まっていただいて、ありがとうございます」(あまりに普通な挨拶に、客席からどよめきが漏れる) ■稲「福山に帰ってきました。久しぶりです。今回は、LIVE-GYMじゃなくて、SHOWCASEて形で。SHOWCASEというのは、いつもはLIVE-GYMの前に、お客さんの前でやったらどんな形になるだろうというのでやってるんですけど。ご存じのように、こないだまでZeppでやってました。でも、もうちょっとやりたいなと・・・急に思いついて(その割にTシャツちゃんとできてたな!我々のB'z萌えTでもけっこう時間かかったのに!)。皆様に多大なご迷惑をかけました。ごめんなさい(ホントだよ!)。いつものLIVE-GYMとは違う感じで、リラックスして楽しんでください。古い曲とか、知らない曲もあるかもしれませんけど、新曲のつもりで聴いてください。トクした!と思って」 (こうしてイナバ氏が喋ってる間、松っちゃんはソデに引っ込んでいたが、テンガロンハットをかぶって出て来た。今回、ギターの受け渡し、イナバ氏のトーク中等、松っちゃんは出入りが多く、私は気になって仕方なかった。体半分だけ出して、イナバ氏が喋るのを見てる場面もあり、山本・衣笠時代からのカープファンの私としては、「古葉監督か」と思わずにはいられなかった。) (ギターソロ) 泣いて泣いて泣きやんだら 永遠の翼 (友達が感動のあまり吐きそうになっていた) 太陽のKomachi Angel ■稲「どうですか、松本さん、福山は」 ■松「最高だね!福山最高!!」 ■稲「もっと何か喋ってくださいよ」(不明確) ■松「お互い、喋るのは得意じゃないよね」 (客席から「声が聞きたーーい!!」) ■稲「声?松っちゃんの??」 ■松「こんな松っちゃんの声でよければ、いくらでも!!」 (そして松っちゃんの前に譜面台だけでなくマイクが!曲は、私の大好きな「銀の翼」から変わっていたが、松っちゃんの歌が聴けて私はキーキーいった↓) あいかわらずなボクら(松本コーラス) Magnolia 春 (私が感動のあまり泣きそうになっていた) ながい愛 F・E・A・R (juiceのイントロから)アラクレ (なぜjuiceのイントロ?「おまえらもうセトリ調べて来てるんだろ?「Wild Wind」じゃなくて「泣いて泣いて」が来たから、Zepp仙台バージョンじゃなくて札幌バージョンだと思ったろ?でも違うよ!」ということか?) BANZAI ALL-OUT ATTACK ■稲「今日はどうもありがとうございました!でっかいことやりますんで、待っていてください」 Out Of Control (アンコール) (ウェーブが起こる。ホールでウェーブてやりにくい) ARIGATO (松っちゃんのギターが赤にゴールドの縁取り) ■稲「僕ら、今レコーディングやってて・・・でも、ずっと籠ってやってるとアレなんで、こうして、皆のパワーをもらいたいなと。そしてまた、いい曲を作っていきたいなと思います。いいレコードを(レコードて!!)作って、また福山に帰って来ます!!」 おでかけしましょ イナバ氏の衣装は、最初が胸にピンクの☆のついた黒シャツ、それから白T、最後が白のタンクトップだったような気がする。松っちゃんは黒ベスト。 あと、どこだか不明だが、イナバ氏が「・・・です」というのを噛んで、「・・・だす」と言ってしまい、サポメンの失笑をかっていたと、友達が言っていた。私の記憶にはないのだが、松っちゃんの動きに気を取られていたときだろうか。 終わってしまった悲しさに打ちひしがれながら、友達の車で松山へ帰る。途中の今治のファミレスで食事。ここも安かった。ファミレスてめったに来たことがないのだが、何でこんなに安いんだろう。今回、食事代は全て安く上がったが、チケット代とかにあれだけ払っておいて、今更100円200円節約してどうなるというのか。 それはともかく、ファミレスて、いろんなもの飲んでいいし、スゴイな(今頃何を言っているのか)!とりあえず締めはやっぱりミルクティーだ。あいかわらずベタなボクらだ。 今年はツアーがなくてとても悲しく、SHOWCASEが始まったときも、まさか自分が行けるとは思っていなかったので、来られて本当に嬉しかった。 古い曲も多かったが、昔の曲を演奏するのは恥ずかしくないのだろうか。ちょっと心境を考えてみた。 1.照れがあるが、ファンが喜ぶと思って我慢している 2.いつも悔いのない曲を作っているので、全く恥ずかしくはない 3.なんかもうどうでもいい 無論2だろうが、やっぱりスゴイな。私なんか、去年書いたライブレポでももう消したいんだけどな。ていうか、このコーナー全体消したいんだが。 |