自主リーディング、自主報告。
「自主リーディング」とは、遊園地再生事業団を主宰する劇作家・宮沢章夫さんの「テキスト・リーディング・ワークショップ」を原点として、そのおもしろさに魅せられた人々により自主的に始められた戯曲の朗読会である。
第5回 松尾スズキ『ドライブインカリフォルニア』

参加者(敬称略):高森郁哉/ 相馬称/丸瀬健太郎/荒川泰久/北田弥恵子/竹村優子/上村聡/長谷川源秀/赤羽健太郎
日時:2004年10月31日(日)
場所:赤坂区民センター 4F第2会議室
テキスト:『
ドライブインカリフォルニア』松尾スズキ 著/2004年 白水社
配役:
我孫子アキオ/男1:高森
マリエ:北田
ショウゾウ/ト書き:赤羽
ユキヲ:上村
ケイスケ/男2:丸瀬
若松/ラジオ:相馬
クリコ/マリア:竹村
エミコ:長谷川
大辻/ヤマグチ:荒川
参照記事:
ヨミヒトシラズ 2004年10月31日の日記
web-conte.com Yellow 2004年10月31日
yAs'z Rainbow 2004年10月31日の日記
北。 2004年11月1日
■幹事は赤羽。戯曲は参加人数と登場人物数の兼ね合いから選んだ。ポリシーも何もない。
■今回より、ビデオカメラでリーディング風景を撮影するという趣向が加わった(赤羽が勝手に加えた)。
■初参加者が3人もいたにも関わらず、自己紹介の時間も設けずにいきなりリーディングを始めてしまったことを、複数の参加者から指摘された。面目ない。
■『トーキョー/不在/ハムレット』 で"島村幸森"役を演じた上村聡さんが初参加。自主リーディングに興味を持ち、相馬さんを通じて自発的に参加を申し出てくださった。
■同じく初参加となった竹村さんは当時、実業之日本社で宮沢章夫さんの連載『資本論を読む』の単行本化を担当されていた編集者の方。高森さんと親交があったことから、今回の参加となった。
■荒川さんのご友人であり、演劇経験もお持ちだという長谷川さんも、今回初参加。
■やはり参加者の特権として、リーディング終了後は上村さんから『トーキョー/不在/ハムレット』準備公演の興味深いエピソードをたくさん聴かせて頂いた。
第4回 山崎哲『うお傳説−立教大助教授教え子殺人事件−』
参加者(敬称略):高森郁哉/丸瀬健太郎/佐藤出/渡邊紀栄/北田弥恵子/赤羽健太郎
日時:2004年7月25日(日)
場所:旭丘地域集会所(江古田)
テキスト:『
現代日本戯曲大系 11』所収「うお傳説−立教大助教授教え子殺人事件−」三一書房編集部 編/1997年 三一書房
配役:
男:丸瀬
女:渡邉
若い男:赤羽
若い女:北田
老人:佐藤
医師:高森
看護婦:北田
ト書き:赤羽
参照記事:
ヨミヒトシラズ 2004年7月25日の日記
■今回の幹事は渡邉さん。彼女が新転位・21の舞台に参加していたこともあり、山崎哲氏の戯曲を読んでみるのはどうか、ということで今回のテキストが選定された。
■前回と異なり、当日初めて戯曲を読むという参加者が多かった。
■山崎哲氏率いる転移・21の旗揚げ公演として1980年に初演された『うお傳説』は、1973年に起きた「立教大助教授教え子殺人事件」という実際の事件をベースに描かれているが、戯曲そのものの内容は精神病院を舞台に繰り広げられる不条理劇である。登場人物は記号的でセクシャリティも曖昧。表現にも緩急の自在さが求められ、演者にとってはかなりハードルの高い作品と感じられた。
■リーディング終了後には、戯曲の内容について様々な意見交換がなされた。「ノンフィクションでドラマを描くとはどういうことか」「山崎氏の作品には、演出家の意図する"型"に役者をはめていこうとする傾向があるのではないか」など。
■今回初参加の北田さんは、
放送大学のアナウンサー。TRW受講者でもあった。
第3回 別役実『天才バカボンのパパなのだ』
参加者(敬称略):高森郁哉/相馬称/藤原ことり/佐藤出/渡邊紀栄/荒川泰久/赤羽健太郎
日時:2004年5月16日(日)
場所:阿佐ヶ谷地域区民センター 第一集会室
テキスト:『
天才バカボンのパパなのだ―別役実戯曲集』所収「天才バカボンのパパなのだ」別役実 著/1979年 三一書房
配役:
署長:佐藤
巡査(前半):藤原、(後半)相馬
バカボン:赤羽
ママ:渡邉
パパ:高森
レレレのおばさん:藤原
女:荒川
女2:渡邉
男:赤羽
ト書き:相馬
参照記事:
ヨミヒトシラズ 2004年5月16日の日記
yAs'z Rainbow 2004年5月16日の日記
■朝、早い時間に行われたことから"早朝リーディング"の異名で呼ばれる(?)第三回。幹事は相馬さん。
■今回は予め配役が決められ、テキストも全員に行き渡っていたため前回のような混乱もなく、滞りなくリーディングは進んだ。相馬さんによる配役もはまっており、更に別役氏の不条理喜劇ということもあって、時には笑いをこらえながらの楽しいリーディングとなった。
■この頃、相馬さんは遊園地再生事業団の舞台『トーキョー/不在/ハムレット』に演出助手として参加しており、リーディング終了後は歓談の席で、公演にまつわる様々なエピソードを聴かせて頂けるのが参加者の役得でもあった。
■今回初参加の荒川さんは、相馬さんの高校時代の同級生。同じ演劇部に所属し、漫才をしていたという。あれ?
第2回 宮沢章夫『ヒネミ』
参加者(敬称略):高森郁哉/相馬称/藤原ことり/佐藤出/渡邊紀栄/赤羽健太郎
日時:2004年4月18日(日)
場所:旭丘地域集会所(江古田)
テキスト:『
ヒネミ(新版)』宮沢章夫 著/1996年 白水社
配役:レポート本文を参照
参照記事:
Superman Yellow 2004年4月18日
■今回の幹事は藤原さん。自主リーディングでは主宰者を立てず、参加者が持ち回りで幹事を務めるという方法を採っている。幹事の主な仕事は、日時の設定・場所の確保・参加者への連絡および調整・テキストの選定および配役、等である。
■多くの参加者が事前にテキストを読んでおらず、ほとんどぶっつけ本番で行われたため、様々な混乱が生じることになった(それもまた一興ではあったが)。
■テキストは各自で持ち寄ったが、『ヒネミ』は初演時と再演時で2種類の戯曲が出版されており、両者では内容が微妙に異なるということに、読み始めるまで誰も気付かなかった。結局、再演時の戯曲を使用して読むことになった(初演時の戯曲は
岸田戯曲賞ライブラリーに収録)。
■配役については、参加者に比して戯曲の登場人物が多かったため、一人3役〜4役を演じた。そのため、場面によっては複数の人物による会話にも拘らず一人が連続して台詞を言うという、いわば一人芝居のような状態になってしまい、そのつど臨機応変に配役を変えるなどして対応せざるを得なかった。
■今回より参加の佐藤さん、渡邊さんもやはりTRW受講者。渡邊さんは
新転位・21などの舞台に参加する女優さんでもある。
第1回 宮沢章夫『14歳の国』
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