ほたるのページ 

   
2014年の夏、僕らの町にホタルが舞い始めた頃、

僕は真っ暗な夜を何日も彷徨い、ついに行き場を失ったんだ
 
   
ここに来た時にはもう

体を支えることも、食べることもできなくなっていたよ。

 
   

あまり覚えていないけれど、事故にあったのかな・・・

体と頭の神経に大きな障害を持ってしまったんだ

 
   
頭はいつも揺れていて、歩くこともできなくて、

不安な心がてんかんの発作を度々起こしたんだ。
 
     
   
心の中で、ずっとずっと涙が止まらなかったよ

 
   
でもね、僕は必死に耐えたんだ
 
   
手も足も、上も下も分からなかったけど
 
   

自分の体と向き合いながら
 
   
いっぱい、いっぱい歩く練習をしたよ
 
   
負けたくなかったんだ。生きたいって思ったんだよ。
 
     
   
夏を越えて
 
   

秋を越えて
 
   
僕なりの生き方を少しずつ見つけていったんだ。
 
   
今でも発作は起きるし、

毎日お薬も欠かせないけれど
 
   
こうして壁をつたいながら
 
   

がんばっている僕だよ。

春にむかって、もっともっと大きくなるからね。

どうか見守っていてください☆


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